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ということで、かなり久々の散財日記&雑記。他にも何かと入り用があるということもあるのですが、最近はあんまりレトロ関係の物は買ってません。ここを始めた頃の2007~2008年辺りだと、年間40回ほど散在日記をやっているのですが、昨年2014年ではわずか3回しかやってなかったり。
ELECTRONIC GAME デジコムベーダー・(展示品/エポック社) 1,150円
エポック社のデジコムベーダーは、1979年に発売された電子ゲーム。エポック社は、電子ゲーム初期の頃にデジコムというシリーズを展開しており、レシプロ機のドックファイトを題材としたデジコムファイターと同時期に出たものだと思います。数あるエポック社の電子ゲームでも、スーパーギャラクシアンと並んで有名なタイトルのひとつ。
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79年~80年にかけて、スペースインベーダーのブームを受けて、続々家庭用のインベーダーゲームが登場します。しかし、最初の頃は家庭用ではなかなかゲームの再現が難しかった。もっとも有名だと思われるバンダイのミサイルベーダーでは、3,980年とリーズナブルな価格で魅力だったのですが、インベーダーが一匹しか登場しないという仕様だった。またインベーダは降りてこないので、侵略されることもなかった。
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そんな時に、16匹ものインベーダーが隊列を作るところを再現。ちゃんとインベーダーが下に下りてきて、打ち漏らすと最後には侵略されてしまうという、当時としては画期的なゲームだった。ただし、蛍光表示菅を使ったゲームの出始めの頃だったので、お値段も7,800円とスーパー。当時の多くの子供にとっては、憧れの対象となった。
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カラー表示も、業務用と同じくカラーセロファンで再現。ジャンプとかチャンピオン誌などに、エポック社の誇らしげな広告が躍っていた。
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パワー、レベル、スタートと、シンプルだが完成された操作部。
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有名なだけあってかなり売れたのか希少品ではなく、オークションにも良く出てきます。ただ、思い入れのある人が多いのか、値もそれなりに上がっていく。エポック純正のACアダプター付きで、この価格というのは掘り出しものの部類に入るでしょう。ただ、展示品ということだったのですが、箱はボロ、包装のビニールも無し、本体にはうっすら汚れと、それなりのものでした。これは、またネタとしてやります。
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LSIゲーム ピコピコテン10・(未使用品/バンダイ) 1,000円
こちらは、1985年にバンダイより発売されたLSIゲーム ピコピコテン10。ネット上にもほとんど紹介がないという、かなりの珍品。簡単に言ってしまうと、光の点滅により10種類のゲームが遊べるという、バンダイ版のゲームロボット九。というか、そのまんま。ゲームロボット九は、ハナヤマの手により復刻されてゲームロボット21、そのバージョンアップのゲームロボット50として、現在でも売られていますが、こちらは人知れず歴史の隙間に消えていった。
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マイナーな理由としては、発売年がスーパーマリオが登場した1985年ということが大きい。この時点では、電子ゲームはもう古臭い玩具の部類に入っており、玩具店のショーケースの主役ではなくなっていた。ファミコンがまだ早い低年齢の子供を対象にした、知育玩具に近い位置になっていたと思います。
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箱はボロですが、未使用品ということで綺麗。ネットに情報がないマイナーなゲームですが、電子ゲーム70's & 80'sコレクションには、ちゃんと掲載されている。
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取扱説明書には英文付き。輸出も視野に入れた商品だったよう。
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ゲームロボット九と、トミーのオムニボットを足したようなイメージ。10種類のゲームが遊べる。しかし、それにしてもゲームロボットに似すぎだとは思います。
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かなり珍しい部類の電子ゲームだとは思いますが、ほとんど知られておらず全く人気はない。1,000円開始の入札で、誰も競争者無しといった具合だった。実物を見るのは今回が初めてなのですが、何よりも驚いたことはでかかったこと。1985年のものなので、勝手にゲームロボット5や10のようなコンパクトなものを想像していたのですが、ゲームロボット九並みにでかかった。手に入れてみると、かなりじゃま。
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ポケットクラブ LSIパワースポーツ どすこい熱血場所・(未使用品/バンダイ) 600円
どすこい熱血場所は、バンダイが電子ゲームブームも去った90年辺りから展開していたポケットクラブシリーズの中の一作。この90年以降になると、ファミコン、PC-エンジン、メガドライブ、ゲームボーイ辺りがゲームの中心となっていますので、リーズナブルな価格で手に入る、今でいうミニゲームに近い位置づけのものだっただろうと思います。バンダイの強みを生かして、ドラゴンボールなどのキャラ物が多く発売されていた。
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こちらは、箱こそ経年の劣化は感じますが、ほぼ未開封の新品といってよいもの。
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このポケットクラブというシリーズ、安価だったこともあって少しちゃちな感じもするシリーズなのですが、これはワイドスクリーンを謳っており、それなりにしっかりしている。
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ゲームは、2人の力士を選択できます。このような廉価なシリーズだと、新規の開発でなく、それまでバンダイが発売してきたゲームのクローンであることが多いのですが、これの元ネタはちょっとわかりませんでした。ゲームデジタルシリーズにスモウというのがあるが、パワーゲージがあるので、それでもなさそう。同じゲームデジタルシリーズのボクシングか、THE プロレスでしょうか?
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85年以降は、電子ゲームはこのようなミニゲームに姿を変えて生き残りました。たまごっちやミニテトリス、デジモンなど、この後も定期的にヒットを出して行きます。これは1992年に発売されており、この辺りのものになるとレトロな電子ゲームの範疇に入るか微妙なところですが、新品をこの値段で、定形外で送ってもらったので、まあいいか。
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家庭用ゲーム機コンプリートガイド
携帯型ゲーム機コンプリートガイド・(古本/主婦の友社) 両方とも1,000円
こちらは、これまでに発売された家庭用のゲーム機と携帯型のゲーム機を網羅したガイド本。家庭用ゲーム機コンプリートガイドの方は、もうすでにネタとして紹介しました。新品でも1,300円ほどというリーズナブルな価格ながら、中身はかなり濃い一冊。同じ著者による、任天堂コンプリートガイド -玩具編-というのも出ていて、レトロゲーム好きなら必携のシリーズだと思います。
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日本懐かしの自動販売機大全・(新品/辰巳出版) 1,300円
お金を入れると全自動で調理してくれる、懐かしい自動販売機を扱った一冊。こちらももう紹介しました。ありそうでなかった本なので、失われゆく懐かしいドライブインやオートレストランの原風景を記録した、資料としては大変貴重な一冊だと思います。こちらもリーズナブル。
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懐かしのホビーパソコン ガイドブック(OAK MOOK)・(古本/オークラ出版) 1,000円
こちらもすでに紹介しましたが、80年代に花開いたホビーパソコンを網羅したガイド本。ファミコン関連の書籍は、数多いのですがホビーパソコン関連は数が少なく、当時の記憶を呼び起こす大変貴重な一冊。同じ筆者による、もう少し踏み込んだホビーパソコン興亡史という本も出ています。こちらは、読み物というよりはビジュアルに訴えるカタログ本といった作りになっている。
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アイ・アム・レジェンド(Iam Legend)・(中古/ワーナー・ホーム・ビデオ) 250円
アイ・アム・レジェンドは、ウイル・スミス主演の2008年のアメリカ映画。世界がゾンビに支配され、たった一人残った男がその状況に立ち向かうというゾンビ終末もの。アマゾンでの評価が、星★~★★★★★まで満遍なく付いているという面白い現象になっている。元ネタは、ジョージ・A・ロメロの ナイト・オブ・ザ・リビングデッドにも影響を与えたという、リチャード・マシスンの古典的SFだが、諸事情により結末が変えられている。DVDでは、その未公開の本当のラストシーンも追加され、それによって評価がまちまちという現象に繋がっている。ひとっ子一人いないNYが舞台のため、当然CGを多用しているが、それだけでなく実際にNYの5番街を封鎖して撮影を行っており、人がいない都市という特異な映像を作り上げている。個人的には、面白かった。
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スーパーマン ディレクターズカット版・(中古/ワーナー・ホーム・ビデオ) 250円
ローマの休日・(中古/アートステーション) 100円
スーパーマン ディレクターズカット版は、1978年のクリストファー・リーヴ主演のリチャード・ドナー版スーパーマン。最近でも、リメイクされたりリブートされたりしていますが、これ以上のスーパーマンはないだろうと思います。DVD化された時に、デジタル処理されたのか、映像がかなり綺麗だったのが驚き。CGを全く使っていない特撮にもあらが見えないし、全然今どきの映画としてもいけます。ローマの休日は、オードリーヘップバーン主演のお洒落映画の原点にして、永遠の名作。ずっとイタリア映画だとばかり思っていたのですが、これってアメリカ映画なんですな。イタリアは、観光地や工業製品のPRのために協力したそう。だから、ベスパやトッポリーノ(初代フィアット500)が登場しているんですね。
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ちなみにゲームはオークション、書籍はアマゾン、中古DVDはブックオフという構成になっています。ということで、とりとめのない久々の散在日記でした。