80年代Cafe

80年代を中心に、70年代後半~90年代位の懐かしいもの置いてます。
あなたにとって80年代はどんな時代でしたか。

散財日記 in レトロアーケード マッピー・インフォレンズ株式会社/dreamGEAR

2019-06-23 23:51:33 | 散財日記・雑記

 はい、ということで久しぶりの更新&雑記です。ここのところレトロな雑貨やガジェットを全くといって良いほど買っておらず、時おりツイッターをする程度でした。あんまりにも間が空きすぎると忘れられてしまうということで。

レトロアーケード マッピー・(新品・インフォレンズ株式会社/dreamGEAR) 2,999円

 レトロアーケードは、中国のdreamGEAR社がアメリカ市場などでMICRO PLAYERシリーズとして売り出しているものを日本ではインフォレンズ株式会社が日本向けにローカライズして発売したという製品。昨年2018年の12月20日よりゲオで先行販売されており、今年の3月より本格的に売り出された。オープン価格だが大体4,000円前後で売られており、海外でも2,500円~3,000円くらい。


 いずれ買わなければと思いつつ手を出しかねていたのだけど、ゲオで2,999円という価格になっていたためようやく購入した。マッピーを選んだのは、筐体のデザインの良さとタイニーアーケードと被っていなかったため。


 日本版といってもところどころに日本語の注意書きとマニュアルが付いている程度。それよりボックスアートが雰囲気を高めていて素晴らしい。


 日本語版のマニュアル。リーズナブルに売っていれば特に海外版でもかまわないと思います。


 見慣れないデザインは米国版アップライト筐体を模したもの。日本国内では、ほとんどテーブル筐体か座って遊ぶ筐体だったと思います。


 動画等で確認すると、グラフィック関係はかなり忠実に米国版アップライト筐体を再現している。MICRO PLAYERシリーズは共通の筐体を使っているので、筐体の形そのものは異なるのだけど。


 パックマンとかアメリカオリジナルのイラストが付いていましたが、マッピーに関しては日本のキャラクターとそれほど違和感がない可愛らしい仕上がり。


 ということで、レトロアーケード マッピーでした。ネタとしてもう少し詳しく紹介します。他のシリーズもとりあえずぼちぼち買っていきましょうか。


80年代AVGガイドブック (G-MOOK)・(新品/ジーウォーク) 1,500円

 80年代AVGガイドブックは、今年の5月28日に発売されたレトロゲーム本。監修は、レトロゲーム本を出しまくっている前田尋之氏。近年出版されるものとしては、数少ないレトロパソコンゲームのAVGを扱っていたため購入。前田尋之氏の本は、セガ・マークⅢ本も出ていて、これも市場にある内に確保しておかなければならない一冊なのだが、いかんせん価格が高めなのでなかなか手が出ない。


 85年くらいまではパソコンのAVGが中心で、86年~くらいからは徐々にファミコンに軸が移っていく。


 薄い本なので、それほど詳しく書かれているわけではないけれど、オールカラーで近年発売されたレトロ本としては出色の出来だと思います。


 話題となったAVG全てが掲載されているわけではなく1年に3~5本程度と少なめ。


 とはいっても、この時代にサラダの国のトマト姫やは~りぃふぉっくすの記事が読めるというのは貴重なので、この時代のゲームに思い入れのある人は買っても損はない内容だと思います。


 ということで80年代AVGガイドブックでした。こちらもまた、もう少し詳しくネタとして紹介したいと思います。それではまた。

散財日記 in THEC64Mini

2019-02-04 20:54:35 | 散財日記・雑記

 ということで、久々の散財日記。体調を崩していたり、外せない用事もあったりと、なかなか更新できる機会が限られてます。特にレトロなものを買うことも最近では控えています。

THEC64Mini・(新品/Retro Games Ltd.) 約10,000円(送料込み)

 THEC64Miniは、Retro Games Ltd.より2018年に発売されたミニゲーム機、復刻タイプのミニパソコン。主に欧州で79,99€(約一万円)くらいで売られています。欧州以外では、北米でも売られており、これは元ネタとなったコモドール64がヒットした地域ということだと思います。同じ時期に日本では家電メーカーが参加して鳴り物入りで発売されたMSXがホビーパソコンの位置を占めており、コモドール64が普及する余地はありませんでした。


 日本では正式販売されてないのですが、代理店みたいに名乗っているところはあって、昨年(2018年)の夏に注文して10月の予定が大幅にずれて2019年1月末にようやく届いた。日本語のマニュアルやベーシックの教本が付くという話だったのですが、どうやらそれも無い模様。


 コモドール64ということからか64種のゲームを収録。他のミニ復刻機と比べても格段に多い。ただし、日本ではあまり馴染みのないものが多いと思います。


 外箱の中には中箱が入っている。


 本体とジョイスティック。印象としては、想像しているよりそうとう小さい。


 外見のキーボードなどはダミー。背面にHDMI経由で720pのHD出力端子、電源用のマイクロUSBポート、側面にUSBキーボードまたはUSB ジョイスティック用の2つのUSBポートと電源スイッチが備わる。


 付属物は5言語のマニュアルと1、2メートルのHDMIケーブル&1、2メートルのUSB電源ケーブル(USB電源ハブはなし)。


 2017年にハル研究所より発売されたPasocomMini MZ-80C。このTHEC64MiniもUSBキーボードを繋いでプログラムを組めるようになっているため、どちらかというとこちらの方に近い。単に懐かしいゲームを収録したゲーム機というだけの作りではない。


 2016年11月に発売されたニンテンドークラッシックミニ、ニンテンドークラッシックミニスーパーファミコンがこのような復刻ミニゲーム機の火付け役だった。セガのメガドライブミニが控えているけれど、このミニゲーム機ブームもそろそろ落ち着いてきたように思う。


 こちらは、RaspberryPi用のミニチュアケース X68000 for RaspberryPi 2/3。RaspberryPiにはレトロパイというエミュレータのようなソフトが用意されており、その中にX68000も含まれている。つまり、これとRaspberryPiを用意すれば、自分でPasocomMini X68000が作れるということになる。復刻ミニゲーム機の次には、このようなミニパソコンの復刻が来る様な気がする。


 個人的には、PC-8801mkIISR以降、FM-77AV、X1turbo、X68000のミニが欲しい。ゲームまで収録したこれらが出たらかなりの話題になるでしょう。ということで、もう少し詳しく調べてまた紹介します。


昭和の中型バイクと青春時代、再び!(M.B.MOOK)・(新品/マガジンハウス) 880円

 昭和の中型バイクと青春時代、再び!は、2018年にマガジンハウスより発売されたムック本。原付スクーターや自動車など類似のシリーズみたいなムックも何冊か発売されています。基本的に雑誌類はほとんど買っておらず買う気はなかったのだけれど、この表紙とタイトルに負けて買ってしまった。


 価格が非常に安いムック本ということもあって、紙面の大半はカタログ本みたいな作り。特集で当時の単車を取り上げたり、レストアする企画ページもあるけどごくわずか。


 とはいっても、何年に何が発売されたという年代順、メーカー順に並べてくれている作りなので、懐かしがる資料としては十分にその役目を果たせる。


 ぺらぺらとめくって、ああこんなのあったなというライトな読み方がぴったりくる一冊だと思います。


 雑誌が売れないとかいわれていますが、出版社さん側もあれこれ策を練っているのでしょう。このようなレトロバイク本も一定の読者を獲得しており、レトロゲーム本の出版ラッシュとも共通する点があるように感じます。ということで、昭和の中型バイクと青春時代、再び!でした。

散財日記 in アタリ フラッシュバック ATARI Flashback

2018-12-31 10:42:36 | 散財日記・雑記

 ということで連続の散財日記。Twitterの更新が忙しくて、こちらのブログの方は新しいネタを投稿してなかった。アーケード1UPが金額的に大きいため散財もセーブはしていたのですが、散財ネタの方も少々溜まっています。Twitterは情報の伝達速度が早くて情報量も多い反面、つぶやきなのでブログのように記事をアーカイブ化するということには向いてない。なので、こちらもぼちぼち更新していきます。


 ということで駿河屋箱の到着。駿河屋さん大変便利で、しかもオークションやAmazonよりも安いこともあるため大変重宝しているのですが、ここのところの運賃の値上げの影響を受けて送料の値上げ。それだけならまだよいのですが、通販手数料という謎の金額を取るようになった。以前のように気楽に買いにくくなった面は否めません。


 とはいいつつある程度の金額以上ならば送料は無料になるし梱包も丁寧。他の通販の多くより宅急便配送料がかなり低めに設定されているため、依然強いといえば強いのかな。


アタリ フラッシュバック8 ATARI Flashback8・(中古/AtGames) 約4,000円(送料無料)

 アタリ フラッシュバック8は、アタリ2600のゲームを収録した専用コンソール機。もともとは2004年から2011年まではアタリ社、それ以降はアタリからのライセンスの下でAtGames社が製造、販売を行っている。日本でいうところのファミコンミニとか、スーファミミニみたいなゲーム機ですが、歴史はずっと古く2004年から少しずつ異なるバージョンのものを販売し続けており、現時点ではフラッシュバック9まで来ている。


 大体1万円前後で売られているものですが、元々アタリ2600がヒットしていない日本では好きな人のみが買うハードなので中古は少なめ。オークションにもそれほど出ていません。一台欲しいとずっと思っていたのですが、丁度良いタイミングで半値ほどの中古が見つかったためようやく購入。


 開封時。本体、ACアダプター、アタリ2600のものを模したジョイスティックが2本、薄い説明書とシンプルな構成。


 本体のイメージもアタリ2600のものを模している。英語版Wikiを見るとアタリ7800の外観を模したバージョンもあるみたい。いかにも外国製という雰囲気を醸し出すアタリマークがイカす。


 ジョイスティックもアタリ2600風。アタリのコントローラーの端子は、アタリ規格ジョイスティックとしてMSXを始めとする他のコンシューマー、ホビーパソコンにも使用されて事実上の標準規格に。


 ACアダプターは、小型の今時のもの。これ並行輸入版か日本版かわかりませんが、日本の電圧に対応しているんでしょうか。


 収録するゲーム数はフラッシュバックのバージョンにより異なりますが、この8では105種類を内臓している。外観はほとんどどれも変わりませんので、違いはこの内臓ゲームによるところが大きい。そのため、これを集めようという気はなくて、ひとつで十分ですよ。わかって下さいよということになる。こちらもまた詳しくネタとしてやります。


 こちらは珍しく Yahoo!ショップよりの購入。これまでYahoo!ショップは利用したことがありませんでしたが、色々なショップを検討して宅配便ではなくゆうパケットで送ってくれるという対応をしてくれるところを選んだため。


ナムコミュージアム カセットピンズコレクション(全10種セット)・(新品/バンダイナムコ) 2,800円(送料297円)

 ナムコミュージアム カセットピンズコレクションは、2018年12月に発売されたバンダイのガシャポン用のピンズコレクション。1回300円で10種類出ているため、コンプリートセットでは約3,000円ということになる。個人的にガチャはしないため、イオンなどガチャを出来る場所を探して好みのものが出るまで回す事を考えると、このセット販売の方が時間と手間の節約になる。


 80年代に発売されたナムコのファミコン用ソフト、ナムコットのデザインを再現したピンバッチ(ピンズ)になります。ポイントのひとつとしてパッケージ(箱)までも再現しているという点。版権の関係でファミリーコンピュータの文字が入っていないということを除けば、ほぼ完璧に再現している。


 裏面はこのような感じ。ゴールドカートリッジは本体がゴールド、それ以外のカートリッジではブラックで塗装されているなど細かい。


 全10種を一気に見せます。横型の紙箱のもの、縦型のプラスチックケースのものまできちんと再現している。本物と並べるとより良さげな感じ。レトロゲームコレクションなどを持っている人が、コレクションケースに入れて飾ったりするのにも良さそう。


 Twitterでもちょっとした話題となっていました。この再現度の高さを見るとその理由もわかります。ということで、こちらもまた詳しくネタとしてやります。


コロコロアニキ 2019冬号・(新品/小学館) 720円

 コロコロアニキ 2019冬号は、今年の12月15日に発売されたばかりの最新号。コロコロアニキは、2014年10月15日に小学館より発刊された青年漫画雑誌。コロコロコミックを卒業した、かっての読者である大人を対象にしており、キャッチフレーズは「小学生お断り」。こちらもTwitter上で大変な話題となっていた。久々に実店舗の書店にて購入。


 話題となっていたのは、ゲームセンターあらしが久々に復活するということと、あらし復活記念としてあらしのトレードマークであるインベーダーのマーク付きの帽子を商品化して、それを応募者全員に購入プレゼントという企画が発表されたから。それ以外にもビックリマンシールが付録として付いたり、ミニ4駆の購入プレゼント企画があったりと盛りだくさん。


 中でも一番の話題はこちら。タイトー、すがや先生公認で、コロコロコミックが製作するというプレミア必至のインベーダーキャップ。プレゼントではなくお金を払って購入する権利なのですが、応募者のみという懸賞ものなので本誌を買わなければ手に入らない。


 オールパソコンで書かれたというあらしの新作も、まったくそれを感じさせない自然な仕上がり。絵柄も変わっていなくて、80年代連載当時を思い起こさせる。


 この年末は物を買いすぎなのですぐには購入できませんが、応募の締め切りは来年の4月末までなので、とりあえず権利は確保して置きます。ということで、本年度の更新はこれが最後になるかと思います。皆様、どうぞ良いお年をお迎え下さい。

散財日記 in レトロなミニアーケード筐体たち

2018-12-31 00:00:37 | 散財日記・雑記

 というわけで、久々の散財日記と雑記。買ったものに関しては、かなりTwitterでもつぶやいていますのでダブりもありますが、そもそもTwitterのネタや使用している写真はここから持っていっていますので、ここを更新しないとあちらのネタがなくなります。

TINY ARCADE Dig Dug・(新品/Superimpuls)
TINY ARCADE FROGGER・(新品/Superimpuls)
TINY ARCADE Galaga・(新品/Superimpuls) 各¥2,455(送料込み)

 こちらは以前に紹介したSuperimpuls社のTINY ARCADEの新作3種。これは発売以前から欲しいなあと考えていて、日本でも本国並みの定価で売っているショップを見つけて購入。その後、日本の会社ハピネットより正式に日本版が発表されました。ただ日本版は来年3月末発売予定で4種のみと全種ではないことから、どちらにしても待てなかった。


 だいたいAmazonや駿河屋さんが多いのですが、いち早く定価販売をしてくれた四国のロボットやITガジェットの販売を行っているメーカーさんより購入。さすが日本の会社。完璧な包装に傷ひとつない完璧な商品を届けてくれた。


 第一弾と比べると、ネタ元のゲームの発売時期が少し後のものが選択されているので、ちょっと華やかな感じに。ギャラガもフロッガーも米国では非常に人気が高かった一台で、ディグダグも人気、知名度ともに国内、海外とも抜群な作品。


 TRY MEの小窓から指を入れてデモを見ることができる。いっせいに鳴らすと当時のゲームセンターの空気感を醸し出してくれる。ファミコン版を思い出す人も多いかもしれません。ただ、これ企画は米国向けで開発元は香港の会社ですから、以前だったらこのようなガジェットは日本メーカーの得意とするところだった事を思うと、ちょっと残念な感じはします。


 ということで、日本国内でもちょっと話題となった香港Superimpuls社のTINY ARCADEでした。こちらは、もう少し詳しくネタとして紹介します。


RETRO ARCADE MICRO PLAYER KARATE CHAMP・(新品/MY ARCADE®) 3,860円(送料350円)

 こちらは、MY ARCADE®社のRETRO ARCADE MICRO PLAYERのKARATE CHAMP。ネタ元はデーターイーストの空手道になります。このMY ARCADE®社の製品もなかなか日本では売られてなくて、並行輸入もので本国では4,000円ほどのものが7~8,000円程していた。こちらもTINY ARCADEから少し遅れてハピネット社より3月末に正式に発売されることが発表された。今年の12月からはGEOですでに先行販売されています。届いたこちらは、日本では現時点ではまだ売られる予定がないデーターイースト社のもの。


 Amazonで唯一プレミア価格ではなく本国標準の価格で販売されていたため購入。米国のショップより届いたは良いが、商品より小さな箱に入れて送ってくるというミラクルな展開。Amazonでの日本発送や駿河屋さんのものに慣れていると、あのでかくて過剰包装気味な箱が気になりますが、この商品より小さい箱というのは想像の域を超えています。


 気を取り直して、このRETRO ARCADE MICRO PLAYERシリーズ、筐体の出来は非常に良いです。パッケージも含めて、雰囲気抜群でいい感じ。日本での商品名はレトロアーケードとなるようです。ゲオでの先行販売分の3種をも含めて購入予定にしてる。


 このシリーズ、筐体の出来は非常に良いのですが、惜しむらく事に中身がNES(ファミコン)版。動画で外人さんが大概それで残念がっている。そのため、この空手道も日本ではディスクシステムより発売されたファミコン版のものになります。空手道には続編があって対戦空手道 美少女青春編というのですが、画面の雰囲気はそちらの雰囲気。


 個人的に思い入れがあるのは、道場で練習を積んだ後に体育館で行われる全国大会に出場し、牛と戦う最初の空手道なので、そこはちょっと残念。しかもアーケード版ではツインレバーを使って技を出していたものが、ファミコン版では十字キーとボタンへと変更されている。こちらも、またネタとして紹介します。


Arcade1Up ギャラガ・ギャラクシアン (日本仕様電源版)53,892円(送料2,000円)

 こちらはまだ届いたばかりのArcade1Up ギャラガ・ギャラクシアン。日本ではタイトーが販売元となって、Amazonで先行特別価格で販売していたもの。10月に注文して12月の始めにようやく届いた。でかいだろうなとは、想像していたが想像以上だった。運送屋のにーちゃんも苦労するほどの重さ(取っ手がなく持ちにくい形状のため)で、家庭内に入れるとでかかった。こういうものは、家族には内緒にしたいものだが、飲み会の日に届いたためなすすべがなかった。


 最初に発売された3種の中で自分が選んだのは、ギャラガ&ギャラクシアン。電波新聞社が8ビットパソコンへと移植しており、MSXやファミコン向けにナムコからナムコットとして販売されていた。個人的にも、駄菓子屋やデパートで遊んでいて一番思いいれが深かった。


 Arcade1Upは、米国の会社が本国向けに企画したものなので、筐体のデザインもすべて米国仕様となっている。TINY ARCADEもRETRO ARCADE MICRO PLAYERも、同じく米国仕様。最初の3種の中でもギャラガ&ギャラクシアンのものが、一番デザイン的に派手でそれもこれを選択した理由。アメリカには成功者が富の象徴として自宅にホームバーを作るという文化があり、そこにはアーケード筐体やピンボール筐体を置くことが多いそう。つまりこれはゲーム筐体でもあり、お洒落なインテリアの一種でもある。


 映画ピクセルでも敵母船がギャラガのボスだったり、スタートレックにも登場したりと、何故かアメリカ人はこのギャラガが好きみたい。個人的には、ギャラクシアン、ギャラガ、ギャプラスとシリーズをセットしてくれたら完璧だったと思う。


 重いだけでなく組み立てには広い空間が必要。ということで、2階に持ってあがるのも一人では一苦労。組み立てるための空間を空ける必要もあるということで、まだ手付かずでなにもやっていません。品質に疑問があるため動作確認やチェックは必要そうなので、近いうちに組み立てる予定。またネタとして紹介します。


懐かしの電子ゲーム大博覧会・(新品/主婦の友社) 1,728円(送料込み)

 懐かしの電子ゲーム大博覧会は、2018年4月に発売された電子ゲーム本。著者は、任天堂コレクターとして著名な山崎功氏。昨年くらいからレトロ本ブームで、ファミコンだけでは飽き足らずスーパーファミコンやPC-エンジン、メガドライブと数多くのレトロ本が出版された。電子ゲーム本というのは数少なかったのだが、この流れによって何冊も電子ゲーム本が出版されるという事態となった。中でも、これは決定版といえるようなもの。


 価格は税抜き1,600円と他の書籍と比べてもお高め。ただ内容は山崎氏が関わっているだけあってしっかりしており、ブームに便乗して発売されたものを寄せ付けない。


 嬉しいことに参考にしたサイトとして、オデッセイさんや帰電さんと並んで80年代Cafeが掲載された。こういう出版やマスコミ関連のものに取り上げられたのは初めてなのでこれは嬉しい。Twitterでも著者の山崎功氏からコメント頂いた。ハイドライドの内藤さんや安田均先生からもコメントをもらえたりしたためTwitterを始めた甲斐があった。


 こちらももう少し詳しくネタとして紹介したいと思います。それにしてもミニアーケード筐体がブームともいえるほど花盛りになってますね。ということで、レトロなアーケード筐体3種でした。

散財日記 in タイニーアーケード TINY ARCADEその2

2018-09-18 11:39:42 | 散財日記・雑記


 ということで、前々回やったタイニーアーケードの続き。ギャラクシアン、パックマンに続いて直ぐに注文を入れていたが、待てど暮らせど発送されない。問い合わせたところ、“いやー在庫数より注文を多く受けちゃったよHA!HA!HA!”見たいなノリで、取り寄せるからちょっと待てとの返事。半月ほど待つと結局取り寄せられなかったのか、Ms. Pac-Manのみ送ってきて残りは返金された。

Tiny Arcade Space Invaders Miniature Arcade Game・(新品/Super Impulse) 2,480円(送料500円)
Tiny Arcade Ms. Pac-Man Miniature Arcade Game・(新品/Super Impulse) 2,065円(送料350円)

 とはいっても、中途半端に集めるのも気持ち悪いので、Space Invadersは別の販売業者に注文。2,480円と値は上がったが、定価が$21.99ほどなのでほぼ同じくらい。少し前だと米国のレトロゲーム関連の商品といえば、テレビにつないで遊べるプラグイン型が主流だったが、ここにきて急にアーケード筐体型のものが大流行となっている。中でもArcade1Upというシリーズ(日本でもタイトーが代理店となってる)は、3/4サイズで筐体を再現して399ドル(約4万5千円)と、ついにここまできたかというところまで来ている。


 まあ、それはさておきTiny ArcadeのSpace Invaders。パッケージ、取り説などは前回のパックマンやギャラクシアンと同じ。


 インベーダーは、筐体側面のグラフィックは海外(米国)版も国内版と同じだったのでしょうか。開発者の方のインタビューによると、このイラストは最初はインベーダーではなくモンスターをイメージして書かれたものらしい。


 しっかりとタイトーの許諾も取ってある。タイトルのデモもアーケードを再現。


 筐体自体は、他の3種と共通のもの。デカールを貼ることでイメージを変えている。


 ゲームをスタートするときちんと縦画面で、あのズッ、ズッという移動音も再現されている。ただし、本物は横11列、縦5列という配列が、10列×5列に変更されている。それでも横幅が狭いため、直ぐにインベーダーが一段降りてくる。アーケードを忠実再現というわけにはいかなかったか。個人的には、見難くてもいいのでアーケード版そのままを入れて欲しかったが、遊べないとクレームが来るんでしょうな。


 インベーダーとくればやっぱりあらし。いけ~!必殺UFO落とし つるぎの舞い、くらえ!炎のコマ!!。


 あらしの当時、こんなものが2,000円で手に入る時代が来るとは夢にも思わなかった。今ではアーケードゲーム自体廃れてますが、電子ゲームでもパソコンゲームでもコンシューマ機でも、アーケードゲームを家庭で遊びたいというのが行動の原動力であり、魅力の源泉だった。カツアゲに怯えながら、自転車漕いでどこまでも行ったものでした。


 続いてMs. Pac-Man。これはWikiによれば、マサチューセッツ工科大学の学生だった方が勝手に製作。その後にアメリカでのライセンス元であったミッドウェイ社が、事後的に許諾をして正式なパックマンシリーズとして発売された。本家パックマンを凌ぐほどのヒット作となったが、日本では発売されなかった。


 開封時。これは珍しくマニュアルの他にSuper Impulse社のミニちらしが付いてきた。
 

 マテルの電子ゲームとか、ホットウィールとかフィギュアとか、とにかく何でもミニチュアを発売している。


 日本だとプレイステーションのナムコミュージアムとか、あの辺りまで遊べなかったのであまり思いいれがある人は少ないのでは。アメリカだとえらいこれ好きな人が多いみたい。筐体のアートワークは、如何にもアメリカという感じでシリーズで一番洒落ていますな。


 スペースインベーダーもミズパックマンも、ちゃんとフロントパネルに明かりが灯るよう再現されている。


 マリリンモンローとかベティ・ブープとか、ああいうイメージなんでしょうか。日本だとパックランドの自宅で子供と待っている母ちゃんという姿で登場している。


 パックマンの続編というと、日本だと駄菓子屋のハングリーマンとかニューパック1とか、そういうイメージなんですよね。まあ、あれはあれでえらい楽しかった。スーパーパックマン(82)とか、パック&パル(83)とかは、周囲ではあんまり流行らずに次はパックランド(84)まで飛んでしまった。


 ということで、タイニーアーケード TINY ARCADEでした。気になる方は、Amazonだと2,000円くらいで手に入るので、在庫があるうちに。ただし、在庫数より注文を多く受けちゃったよ~というのが許せる心の広い方向け。


[特集 レトロゲーム、進化中。] DOS/V POWER REPORT 2018年4月号・(新品/インプレス) 1,380円

 [特集 レトロゲーム、進化中。] DOS/V POWER REPORT 2018年4月号は、DOS/V POWER REPORTという雑誌の4月号。前半の半分ほどが、レトロゲームの特集記事になっています。今年の3月に発売されて、その時にはちょっとした話題となっていました。発売と同時に手に入れているのですが、やっと今頃になって紹介します。


 このDOS/V POWER REPORTという雑誌はこれまで読んだことはなかったのですが、自作パソコンとかパソコンのパーツとかそういった関連の雑誌のよう。そのため、この特集は従来の読者からは不満も出たようです。レトロゲーム専門誌というわけではなさそうですが、実に丁寧に特集を組まれています。まずはコンシューマの歴史。


 ファミコン、スーパーファミコン、PCエンジン、メガドライブ、ゲームボーイなどのゲーム紹介。代表的なものが選ばれているというよりは、記事を書いたライターさんの選択により思い入れの深いものが選ばれているという感じ。どちらにしても90ページ足らずでは入りきるわけもないので、思い切った取捨選択がされてます。


 元がパソコン雑誌のため、レトロパソコンの記事も充実している。個人的にはこちらが目当て。


 NEC、富士通、シャープなどの代表的な機種やMSX、ぴゅう太などのホビーパソコン。MSXには松下、ソニー、三洋、東芝、日立などが参加していましたので、日本の家電メーカーが一番輝いていて良かった時期なのかも知れません。


 数は多くないですが、パソコンゲームも紹介している。


 ザナドゥ、ハイドライド、ウルティマ、ウィザードリィ、信長の野望、ダンジョンマスター、太陽の神殿など。今見ると、目が痛くなりそうな原色のMSXのゲームも紹介。この当時は、これが綺麗に思えて感激した。


 その他、アーケードゲーム。


 基盤など。


 1ページほどですが、アダルトゲームも。


 レトロハードの販売業者ということでBeep秋葉原店、レトロゲームが現役で遊べるゲームセンター、自宅をゲームセンターにされた方、駄菓子屋ゲーム、ピンボール、ゲーム音楽と盛りだくさん。


 レトロゲーム関連のイベントやイベントでのインタビュー記事なども、3本掲載されている。


 ムック本ではなく雑誌の特集記事なので90ページほどとそれほど多くはありません。深くマニアックな記事というよりは、広く浅く万遍なくレトロゲームの現在を取り上げているといった印象。よく出来た特集記事なので、バックナンバーやKindle版で現在も入手可能なようですから、まだ読んでいない方にはお勧め。