80年代Cafe

80年代を中心に、70年代後半~90年代位の懐かしいもの置いてます。
あなたにとって80年代はどんな時代でしたか。

散財日記 in 若鷹軍団

2010-08-27 14:16:41 | 散財日記・雑記

 ということで、久々の散財日記(というよりは雑記)です。

お座りハリーSS・(新品/福岡ソフトバンクホークスマーケィング株式会社) 1,000円

 また少し間が空いてしまいました。この間何をしていたかといいますと、資格試験の検定のための準備やら、仕事やらでゴタゴタと。今週に入って出張で遠方へと行っていましたが、当然のように散財も探索もなし。それでも仕事の一環ということで、野球観戦をしてきました。実は、以前は球場より15分~程度の距離のところに住んでいて、10年以上いて一度も観戦をしたことがなかったくらい野球には興味なかったのですが(サッカー部でしたので、サッカー派なのです)、今回は仕事ということで行ってきました。よく目にする野球に関する一般のニュースといえば、TVの視聴率が落ちているとか、人気にかげりが見えているとかそういう感じのものが多いですが、実際に球場に足を運んで体験してみると、また違った感じを受けますね。この空間を知らないのは人生損をしているかなと思うくらい、お祭りの場所の賑やかさ、祝祭の空間の華やかさを、十分に感じ取ることができました。


 ちゃんと別素材でユニフォームを着ていたりと、値段の割にはあまりにも出来が良かったのでつい購入。食頑などのクオリティがあがっているということは、このようなものの質もとうぜんあがっているということですね。これ以外にもヌイグルミだけでLL、L、M、S、(他にユニフォーム色違い)、ハニーホーク(ガールフレンド)、ハーキュリーホーク(ライバル)などがあります。ホークスのマスコットは、総勢8名で球団最多なんだとか。


 他にもグッズ類はたくさんありましたが、帽子やTシャツなどだと3,000円~ほどと価格を考えれば、けっこう満足度は高いかな。何も買わないというのも味気ないですし。


仕事という事で、食事、宿泊、野球観戦費用、交通費ともかからず、自分の出費はヌイグルミ代金をいれて2,000円超くらいでした。(って全然散財日記じゃないですな)。
 


 最近、書籍が再販されるなど(一部で)横井軍平氏のブームみたいですが、次にやりたいネタはこれ。珍しいものではありませんし、ここで扱うには新しすぎるネタですが、(ある意味)もっとも横井氏の夢と理想が詰まったハードであるということはいえるかと思います。ただ時間の都合上、作成にあまり手間のかかるネタはやれませんので、しばらくは小ネタが多くなるでしょうか。


 こちらも少しずつ動かしていきたいのですが、まずは空気圧計付きのポンプの購入からかな。

アタックアニマル学園・ポニーキャニオン(PONY CANYON)

2010-08-18 21:48:45 | レトロゲームReview

 『アタックアニマル学園』は、1987年にファミコン用ソフトとしてポニーキャニオン(PONY CANYON)より発売されたシューティングゲームです。当時人気だったスペースハリアータイプの擬似3Dゲームで、同時期にスクエアより発売されていた『JJ とびだせ大作戦パート2』と同じく、立体画像が楽しめるファミコン3Dシステムにも対応していました。(開発元も同じスクエアとの情報がありますが、箱、取説には、開発/㈱ニュートピアプランニング、3D視覚効果アドバイス/㈱ライフチェッカーと記載されているのみでスクエアの名前はありません)。そのインパクトのあるタイトルとぶっ飛んだ世界観で、現在ではバカゲーとして紹介されることも多い作品です。 


 ストーリーは、アニマル学園連合に親友を誘拐されたノッコは、サブマシンガン片手に救出に向かった。親友は、双頭のオロチに捕らわれているが、(そこに到るには)5つのエリアを通り抜けていかなければならない・・・(アニマル学園マニュアルより抜粋)、というものです。アニマル連合とは?なぜにサブマシンガン?と疑問がわいてきますが、当時人気だったスペースハリアーのシステム+スケバン刑事(セーラー服と機関銃?)+(ファミコンなので)子供向けにアニマルということなのでしょう。またせっかくファミコン3Dシステムが発売された時期だったので、それに対応したものを出したいということもあったのかもしれません。ゲームは、ストーリー通りに5つのエリアを抜け、(双頭のオロチの待つ)ラストステージを目指します。それぞれ①草原スクール、②砂上学園、③火山学園、④海中高校、⑤暗闇高専、⑥空中大学となっていて、何か無理やり学園に関連付けている気もしますが、敵もアニマル学園のタイトル通りカンガルーやアルマジロ等の動物になっています。またこの時期のゲームらしく、各エリアの最後には巨大ボスも控えています。(それぞれ①マンモスコアラ、②大とかげ、③ひひ、④大ガメ、⑤大グモ。⑥双頭のオロチ)。


 このゲーム、パワーアップアイテムもあるのですが、何故だかそれがお地蔵様(地蔵守護霊)。その上、主人公のグラフィックがセーラー服姿から→スカートが短くなり→体操服→スクール水着へと変わっていくなど、どの辺りの層を狙ったのかよくわからない演出もあったりします。以前、知り合いの女性と話していてこのゲームの話になり(なるなよ)、子供の頃にこれを持っていたことが判明しました。おそらく“アニマル”だとか“学園”というタイトルに引かれて買ったのだと思いますが、しばらく遊んでいるうちにいきなり無敵になり、買った当日にそのまま終わってしまった思い出を語ってくれました。調べてみると、かなり特殊な無敵コマンド(無限増殖技)があるようです。現在ではバカゲー扱いされ、ネタとして紹介されることの多いこのゲームですが、この当時にはこのようにタイトルに引かれて買った、いたいけな子供も多かったのかもしれませんね。


 ということで、現在ではネタゲーだとかスペースハリアーの亜流として捉えられることの多いこのゲームですが、(当時の子供の財力から考えると)これを選んだというのは、それなりに真剣だったはず。買ったからには、元を取るために懸命に遊んだり、楽しもうとしたはずで、それらもいい思い出になっているのではないでしょうか。またハチャメチャな世界観でしかも底抜けに明るく楽しいゲームですから、ある意味この時代の空気を反映し、封じ込めている部分もあるのではと思います。

参考:アタックアニマル学園・取扱説明書/ポニーキャニオン、移植ゲーム研究所

自転車で痩せた人/高千穂遥・NHK出版

2010-08-14 22:00:31 | 原付趣味&Bianchi

自転車で痩せた人/高千穂遥・(古本/NHK出版) 350円

 お盆休みということで休みを満喫したいところですが、仕事でごたごたしていてイマイチそんな気になれなかったり、おまけに明日も仕事ということでちょこっとだけブックオフに。『自転車で痩せた人』(高千穂遥/NHK出版)は、2006年に出版されたSF作家高千穂遥氏の自転車本です。50歳で肥満と高脂血症、高血圧に悩まされていた筆者が、自転車を始めたことにより2年間で24キロ減量、血液検査でも全く異常なしとなった経緯を書いたエッセイです。まだ全部読んでいませんが、ダイエット本というよりは自転車と自転車のある生活の楽しさを書いたという感じの一冊。氏の変化に自転車が原動力になった事は間違いないと思いますが、自転車をきっかけとして氏は食生活や生活習慣そのものも変えていて、そのことがトータルで2年間で24キロ減量という結果に結びついたのだと思います。ダイエット本というよりは、“自転車をきっかけに生活習慣を変えた本”といった方が正確でしょうか。


 この『自転車で痩せた人』がきっかけとなって、より一般の初心者向けにと生まれた本が、一本木蛮氏と組んだ『じてんしゃ日記』です。こちらでは高千穂遥氏の劇的な変化が、他者である一本木蛮氏の目を通して描かれていますので、より客観的で(いくぶんコミカルに)わかりやすくなっています。これらの高千穂遥氏の自転車本は、一冊だけでなく一緒に読まれた方がより楽しめると思います。


折りたたみ自転車&スモールバイクを楽しむ!!・(古本/辰巳出版) 200円

 『折りたたみ自転車&スモールバイクを楽しむ!!』は、よくある“これ一冊で折りたたみ&ミニベロのことがわかります”的なムック本。2009年の出版ですから、まだ店頭に置いてあると思います。もとが1,000円ほどの本ですから、買って空いた時間に読もうかなと書店にてペラペラと立ち読みしていましたので、この値段ならということでゲット。このようなカタログ本は、写真が多くカラフルで気軽に読めるため好きです。


 ということで、個人的に自転車遊びを始めようと思ったきっかけは、メカニカルなグッズとしての面白さとともに、生活に変化をもたらそうということからでした。ダイエットというよりは、体を絞ってという健康志向の方向性で、体重の方は今年初めより~10㎏近くは落ちてます。それはただ単に生活習慣の変化と、食事の変化によるものなのですが、結局まだ全然自転車には乗ってないのでなんだかなあと思ったり。


 それにしても仕事の関係でうだうだしている間に、夏が終わりそうです。


WM.アイアンギア・(中古/バンダイ) 300円

 全く脈絡のない買い物をしてますが、こちらは2007年頃に再販された“戦闘メカザブングル”からウォーカーマシン・アイアンギアのプラモ。これ再販時に買い逃していて、定価は800円程しますのでせっかくなのでゲットしました。2007年頃には、ランドシップからウォーカーマシンへと変形する“超合金魂版アイアンギア”(17,000円位した)を買っていますが、これもまだ一度も開けていなかったり。バイクや、自転車だけでなく、(ゲームでも本でも)買っただけで積読というのは、筋金入りなのかも。

私的RPGベスト5 ~その4

2010-08-09 18:39:20 | RPGゲームReview

 ということで、ごく私的なベストRPGを5本選ぶという企画の4本目に『ダンジョンマスター』を挙げたいと思います。『ダンジョンマスター』(Dungeon Master/87)は、1987年に米FTL GAMES社により開発されたリアルタイム3D型のRPGで、日本ではビクター音楽産業によって国内のPC(98、FM-TOWNS)やSFCに移植されました。その後、難易度の上がった続編『カオスの逆襲』(Chaos Strikes Back/90)や、ダンジョンマスター2として三部作の予定だった『スカルキープ』(The Legend of Skullkeep/93)等が発売されています。他に外伝としてPC-E版『セロンズクエスト』、SS版『ダンジョンマスターネクサス』も発売されました。


 このゲームの一番の特徴としては、(コマンド入力型のRPGにもかかわらず)ゲーム内の全てがリアルタイムであったという点が挙げられます。3D表示されたダンジョン内を実際にモンスターが動き回り、ドアが開き、トラップが作動し、冒険者達は時間の経過によってのどが渇きや空腹を訴えます。またアイテムなどは捨てても消えたりせず、ダンジョン内の床に残り、それらを拾って武器代わりに投げつけることもできます。冒険者達は、キャンプを張って休息することによって体力等を回復するのですが、休息中でも普通にモンスターに襲われたりもします。ポリゴンやオンラインのゲームによって、今ではごく当たり前となったことばかりですが、この当時はPCの性能の限界によって、ワイヤーフレーム(やそれに色を付けたもの)で作られた迷路を移動し、モンスターの一枚絵が表示された後、文字で“モンスターと出会った”と示されるだけだったのです。ゲームが発売された当時には、PCゲームの賞を総なめにし、RPGの古典である『ウルティマ』(Ultima Underworld)や、『ウィザードリィ』(Wizardry6 Bane of the Cosmic Forge)にも影響を与えるなど、RPGのエポックメイキングな作品のひとつになっています。


 もうひとつの特徴としてダンジョンマスター(Dungeon Master)のタイトルどおり、ダンジョン内(のリアルさ)に徹底的にこだわった作りになっています。リアルタイム性の導入も、このリアルさの追及のためにあったのだと思います。基本的にBGMはなく、水滴の滴る音や、モンスターが近くにいる場合には足音(移動音)が聞こえてきます。これらの事が、プレイヤーに実際にダンジョン内にて冒険(または生活)しているような錯覚を感じさせていました。またダンジョンの前半部分はパズルのような作りになっており、扉の前にある床(スイッチ)を踏むと扉が閉まって通れなかったり、落とし穴の向こう側に扉や宝箱があるなど、(リアルタイム性を上手く使った)頭をひねらないと進めない謎も見事でした。第1作目の地下8階は、左右から火炎弾が飛び交う広大なフロアになっているのですが、実はこのフロア内に火炎弾の発射口は一箇所だけ。そこから発射された火炎弾が、幾つものフォースフィールド(方向を変化させるターンテーブル)を通って広間中を駆けまわる仕組みになっています。しかも火炎弾を発射させるスイッチは床にあって、そのスイッチのある部屋に配置されたモンスターがリアルタイムに動き回ることで(モンスターに床のスイッチを踏ませることで)、火炎弾が発射される仕組みになっていました。当時はこのダンジョン内の凝った仕掛けを知って、とても感心したものでした。


 このようにエポックメイキングな作品だったため、当時のPC誌でも大きく取り上げられていました。『ザ・ブラックオニキス』や『ウィザードリィ』を遊んでいた頃に夢想していたリアルタイムなダンジョンが登場したわけですから、当時はひどく期待して遊んでみたいと思ったものでした。ただ時代は8ビットPCから、16ビットPCの時代へと変わっており(だからこそリアルタイムなRPGが実現したわけですが)、自分の関心の方もPC以外のものへと移っていたためなかなかその機会はありませんでした。ビクターの手によりSFCに移植され、SFC自体も中古で安く手に入るようになっていた時期(92~93頃)に、ようやく遊ぶことができました。冷房のガンガン効いた部屋で、一週間近くダンジョン内での生活に没頭したような覚えがあります。ゲームブック“火吹き山の魔法使い”“死の罠の地下迷宮”で想像により描いていたダンジョンが、やっと実現したといった感想でした。(食料になる)モンスターが無限に発生する部屋に、ダンジョン内で拾ったアイテムを運び込み自分の部屋を作ってみたり、(最終目的であるアイテムを入手した後で)ラスボスのいるフロア内に居座って自分がダンジョン内に君臨してみたりと、自由な遊び方ができるところが魅力だったように思います。


 その後も3D型のダンジョンRPGがでるたびに期待して遊んだのですが、この作品を超える“リアルさ”を感じさせてくれるものには出会えなかったよう思います。PCの基本性能の進歩によってリアルな表現が可能になっていますが、ゲーム(仮想空間)内の“リアルさ”というものは、ただそれだけでは表現できるものでもないのかなと思ったりもします。



参考:Wiki ダンジョンマスターの項、ダンジョンマスター百科/小学館、ダンジョンマスターガイドブック/秀和システムトレーディング

チャンピオンbikeコレクション・ixo(イクソ)/DeAGOSTINI

2010-08-04 23:32:24 | 原付趣味&Bianchi

1/24 Honda RC162 MIKE HAILWOOD 1961・(中古・ixo(イクソ)/DeAGOSTINI) 300円
1/24 MV AGUSTA 500 GIACOMO AGOSTINI 1967・(中古・ixo(イクソ)/DeAGOSTINI) 300円

 今日は日曜代わりの代休で、久々にちょこちょことまわってきました。ただ来年は生活上の大きな変化を予定してたりしていて、節約モードのため散財はなし。リサイクルショップでこんなものを見つけたのでつまんできました。これは2004年8月にDeAGOSTINI社より発売された“隔週刊チャンピオン・バイク・コレクション”に付属のモデルです。これ世界最高峰の二輪レースで活躍したレーシングバイクをテーマにした企画で、全60号が発行されたようです。リサイクルショップなどでは、わりとよく見かけるケース入りの小さなバイクモデルで、ミニチュアの方は、ixo(イクソ)製です。ixo(イクソ)とは、わりと新めのミニカーブランドのようで、マカオに本社を置く“プレミアム・コレクタブルズ・トレーディング社”が企画、中国の“ソニック社”が製造を行なっているブランドのようです。DeAGOSTINIのような雑誌の付録のみならず、高価なダイキャストミニカーも作っており、ミニカーファンにはわりと評価や認知度の高いブランドのようです。そうはいっても雑誌の付録ですから、できの方は単体売りは厳しいかなという感じでしょうか。


 ただレーシングバイクのみに特化した企画ですから、ラインナップはなかなかで、普通ではモデル化されないようなもの含まれていて、そういった意味ではコレクション性は高いと思います。全60種揃ってるといえそうなくらい置いてありましたが、300円とはいっても60台いっちゃうと18,000円という額になってしまいますので(雑誌の方は、定価1,790円で全60冊で10万超だったようですが)、とりあえずこの2つをつまんできました。


“1/24 Honda RC162 MIKE HAILWOOD 1961”は、ホンダが1961年に世界GP250ccクラスに登場させた4気筒レーサー。それまでMVアグスタが保持していた各コースのラップレコードを大幅に更新させたほか、マイク・ヘイルウッドが世界タイトルを獲得したという記念すべきモデル。対する“1/24 MV AGUSTA 500 GIACOMO AGOSTINI 1967”の方は、往年の名ライダーであるアゴスティーニがアグスタをワールドチャンピオンに導いた1967年のモデル。500cc空冷4ストローク3気筒のエンジン。


 ホンダの快進撃はこのRC162以降も続き、このホンダ250は6気筒にまで発展します。対するMV AGUSTAの方は、数々の記録を打ち立てた伝説のメーカーでしたが、親会社の意向により1976年にレースより撤退、翌77年にはオートバイの生産ラインを停止して、完全撤退をしてしまいます。


 その後ホンダは、名実ともに世界一のバイクメーカーになり、MV AGUSTAのほうはカジバによりブランド名が取得され20年後の1999年に復活を遂げています。バイクの世界の光と影、盛者必衰を見るようですが、日本でのバイクの販売台数が、全盛期の1/10にまで落ち込んだというニュースを見ると複雑な気持ちになります。


 ということでドリーム50は、この時代の50ccレーサー(RC110/市販レーサーであるCR110)のレプリカということになります。ホンダ創立50周年の時期に、原点ともいうべき初めて世界に打って出たころのレーサーのレプリカを作るなんて、夢があっていい企画だったと思います。ただこれからは、このようなモデルも出にくくなるのでしょうかね。