80年代Cafe

80年代を中心に、70年代後半~90年代位の懐かしいもの置いてます。
あなたにとって80年代はどんな時代でしたか。

POSH(ポッシュ) 71タイプ アルミウインカー・ポッシュ☆フェイス株式会社

2013-09-26 22:40:49 | 原付趣味&Bianchi

 とりあえずドリーム50用の新ネタが届きましたので、散財日記風に行きます。

POSH(ポッシュ) 71タイプ アルミウインカー・(中古/ポッシュ☆フェイス株式会社) 1,200円ほど

 純正品との交換用のクラシカルなアルミ製のウインカー。ウインカー交換は、バイクに手を入れる際にまず初めに手を付けることも多い定番の改造箇所。ドリーム50を買った時にも、最初から交換しようと思っていました。で、延び延びになっていたのは、面倒くさくなったのと、この部品は意外と値が張るため。南海部品に置いてある最も安いもので2個セットで2,500円ほど。ウインカーは4箇所ありますので5,000円、それに電球×4個や取り付け用のステーなど入れると7~8,000円はかかってしまいます。


 そうなるとオークションなのですが、これも意外と安くない。バイクから取り外した中古品が4個で1,000円~くらいで出ているのですが、たいてい錆錆。しかもショップが出品していることが多いので、宅急便は指定の業者だったりして、新品だと2個で2,500円~10,000円ほどと普通の値段がほとんど。アルミ製でないプラにメッキを施したものもあり、こちらだと4個で980円~からあるのですが、耐久性や質感を考えるとアルミ製が欲しい。そんな感じで、延び延びになっていました。


 こちらは、個人でしかもポッシュ製。アルミ製ということでマザーズで磨こうと思っていたのですが、その必要も無いくらい綺麗なものでした。どうも形が変わっていると調べてみたらアルミマシンドウインカーというステー一体型のタイプのよう。POSHのステーは2個セットで1,500円×2ほどしますので、願ったりかなったり。これは2個セットでフロント6,000円、リア5,000円くらいしますので、ウインカー交換は一見手頃そうに見えて結構かかります。


 バイクに興味ない方は、こんなもの変えても意味あるのか?という感じでしょうが、純正品は視認性をまず優先するため不恰好なまでに大きなものが付いていたり、コスト面で他車からの流用品や共通品が多かったりして、デザイン面にはあまり注意が払われてないことが結構多い。


 ただ中古のため端子が切られています。これは、ギボシ端子を買ってきて取り付ける必要があります。またウインカー球も付いていないため(これは新品でも同じ)、そのままポン付けというわけには行きません。なんらかの手を入れる必要はありますね。


 ということで、次に時間が空いた際に取り付けてみようと思います。


ハリケーン ミニウインカーKIT・(新品/ハリケーン) 800円くらい

 こちらは、ハリケーンのウインカーKIT。ずいぶん前に手に入れていたもの。新品がこれくらいの値段で手に入ることも、滅多にないと思います。2個セットなので、あと2個必要なのですが、なかなか綺麗なものが手に入らなかったため、そのままになっていました。


 こちらも金属製なのですが、メッキが施されています。KITなので、こちらにはウインカー球やステーは付属していますね。


 POSH(ポッシュ)と綺麗な方を入れ替えて使おうかとも思っていたのですが、メッキなので混ぜて使うのはちょっと難しそう。とりあえず予備ですな。


ショートタイプミニミラー・(中古/メーカー不明) 100円

 こちらもずいぶん前に手に入れていたもの。中古で手に入れたためメーカー不明となっていますが、キジマのミニスクエアミラーっぽい。だとすれば、1,200~1,500円程度の品になります。 


 クラシカルなバイクに合う、バレンタイプのミラーかハンドルのエンド部分に装着するバーエンドミラーが欲しくて探していたのですが、(値段も含めて)良さそうなものが見つからず、たまたま安くて綺麗だったので落としてみました。クラシカルでなかなか見た目は良いですな。


 残念ながらバーエンドに装着するタイプではなく、ハンドルの通常の位置に取り付けるタイプ。ただ、これを取り付ける場合スペースが足りないので、ハンドルに付いているパーツを一度取り外す必要があります。


 また計って買ったわけではないので、ハンドルの太さと取り付けステーが適合しているかもわからない。そんなこんなで、面倒臭くなって放置してました。


 せっかくなので、ついでにこれも付けられるかどうか(バイクに似合っているかどうか)、試してみることにします。


ハーフヘルメット・(中古/OGKカブト) 200円

 125ccまでのバイクに使えるいわゆるお椀型のヘルメット。ゴーグルなどと合わせて使うタイプのやつです。バイクのメットはいわゆる消耗品で、一度衝撃を受けると再使用は不可で、内部の発泡スチロールが劣化するため古すぎるものも使えない。なので、中古を買うのは難しい面があります。しかも大陸性の安いものだと、安全基準にも適合していなかったりということもあります。


 ただこれはOGKカブト製。OGkカブトは、アライやショウエイほどはメジャーではありませんが、ジェットヘルやハーフタイプ、自転車用のメットなどを扱う有名どころ。衝撃は外観の傷を見ればわかりますし、なによりこの値段だったので落としてみました。


 メットはピンからキリまでありますので、意外と安く落ちてくる。今、ゴーグルを狙っているのですが、こちらのほうが落ちてこない。特に有名なハルシオンなどは、すぐ競争者が現れて、あっという間に値が上がってしまいます。


 内装もまあ綺麗。個人のものではなく、レンタルバイク用の備品として使われていたもの。


 左は、ドリーム50を買ったときに、南海部品で購入したもの。実は同じ型の色違いなのですね。確か6,800円くらいと、そこそこの値段だったように思います。何色か持っていると、着るものや気分に合わせて使い分けが出来るので、それなりに使い道はあるかと思います。ということで、バイク関連のオークションネタでした。

蔵出し散財日記

2013-09-23 09:50:37 | 散財日記・雑記

 というわけで、昨年末より約10ヶ月。久々の散財日記。さすがにレトロネタばかりでは飽きて、最近ではバイクネタばかりですが、それに伴い購入の方もレトロ関係は低調。けっこう量が多いようにも感じますが、10か月分ですから頻度は低いです。それでも10ヶ月も経過しますと、大分溜まってきているので一挙に放出。

LSIゲーム・スクランブル・(中古/トミー)
FLパックリモンスター・(中古/バンダイ) 2個で1,250円

 スクランブルは、コナミのスクランブルを移植した、トミーの傑作電子ゲーム。FLパックリモンスターは、ナムコのパックマンを(勝手に)移植したバンダイの電子ゲーム。この頃のパックマン亜流の中では、最も遊べた傑作の部類に入ると思います。どちらもオークションでは良く見かけるのですが、パックリモンスターはその知名度から懐かしいと思う人が多いのか、意外と値が上がってしまう。2個でこの値段は、ラッキーの部類だと思います。


 スクランブルはすでに所有していて、ここでも紹介済みなのですが、蛍光表示管でスクロールと全5エリアを再現しているなど、非常によくできた作品。


 FLパックリモンスターは、80年ごろの初期に発売されたFLゲーム。ナムコのパックマンを電子ゲームで再現しており、当時話題となりました。持っている人が結構多く、学校でやり込むほど遊んだ記憶があります。


 おばけとパックリモンスターって、自機もモンスターなのね。


 画面構成は、オリジナルと異なりますが、このフィールドの広さと餌の数、モンスターの数や速度が絶妙のバランスで保たれており、かなり遊べました。パックリモンスターが軽快に動いてくれたのも、ゲームのテンポを良くしていた理由のひとつ。


 バンダイの電子ゲームは、これ以降しばらく共通のフォーマットで展開されてます。


 取扱説明書。読まなくても感覚で遊べてしまうところが、この頃の電子ゲームの良いところ。


 バンダイの電子ゲームに共通していた、このバンダイステック(今、命名)が操作性がけっこう良かった。操作は4方向レバーのみと極めてシンプル。


BANDAI PACKRI MONSTER・(中古/バンダイ) 1,000円ほど

 FLパックリモンスターの海外版。違いはパッケージのみで、中身は国内版と同じ。国内版と比べると、大人びていて洒落たパッケージに。国内版がキャラを押し出してポップなのに対して、非常にクール。コレクター向けですな。


学研LSIゲーム・ジェットファイター・(中古/学研) 980円

 こちらは、学研より発売されていたLSIゲーム・ジェットファイター。ミサイル発射台を上下に動かして、迫り来る敵戦闘機を撃墜します。ときおり空母が出現しますので、撃沈させるとボーナス得点が入ります。実は、学研のインベーダーをキャラ変えして横型にしただけという派生作品。知らなくて両方買ってしまった子は、どうしたのでしょうね。


 かっこいい学研LSIゲームのロゴ。


 何をモチーフにしたのか、見当も付きませんが、個性的で複雑な形をした筐体。学研ゲームの例にもれず、これもなかなかデザインが良いです。


 筐体左端についているファイアーボタン。


 筐体右端の移動レバー。アタリ・リンクスの様な大型の筐体を両手で持って遊ぶ形になります(床に置いても遊べるけど)。ON/OFFスイッチも筐体に溶け込むようデザインが施されています。


FLフリスキートム・(中古/バンダイ) 2,000円

 FLパックリモンスターと同時期に発売されたFLフリスキートム。日本物産のパズルアクションゲームの移植作品。この前のパックマンで版権が問題となってしまったためか、ここからはきちんと許諾を取った版権ものになっています。日物との関係は、この後の共同開発となったクレージークライミングで花開きます。


 この頃数多く作られた水道管ゲームを基にした作品。フリスキートムを操作して、水道管を外してしまう(かじってしまう?)ねずみを退治します。水道管には水が流れており、一定時間を過ぎると湯船にお湯がたまってシャワーシーンが見られます。蛍光表示管だけど。


 オリジナルは複雑で難しいゲームでしたが、簡略化されたことが効いたのか電子ゲーム版はなかなか遊べる作品に仕上がっていました。


 箱なしの裸品は持っていたのですが、箱説付をゲット。これも知名度があり、そこそこ競争者が多く値が上がります。これでバンダイの初期横型FLゲームは、FLアタックモグラのみ。当時、パックリモンスターばかりが売れたのか、これがなかなか希少で手に入らない。


デジコムルパン・(展示品/エポック社) 2,200円
 
 こちらは、変り種の電子ゲーム・エポック社のデジコムルパン。蛍光表示管のゲームではなく、LEDを使ったLEDゲームになります。あのデジコムベーダーとほぼ同じ時期のもの。価格が高いのは、展示品ということで未使用品だったから。アルセーヌ・ルパン(3世ではない)と探偵(ホームズ?)に分かれて、お互いの通行ルートを推理するという珍しい作品。


 このゲームが最も独創的なのは、相手の姿が見えず、通った道の色により音楽が流れるという点。流れた音楽の順番により、相手の通ったルート、現在位置を割り出して追いかけ(逃走し)ます。後にも先にも、このようなゲームは無かったと思います。


 デジコムベーダーと同時期ということもあって、広告等にはよく登場し知名度もあると思います。ただ持ってる人を見たことが無かった。この時期だと、同じ金額を払うならデジコムベーダー1択だったと思います。


 存在だけ知っていて、どんなゲームかずっと謎で遊んでみたかった一品でした。ウェブ上でフリーゲームとしても再現されています。


Nintendo カラーTV ゲーム6・(中古/任天堂) 1,000円

 世界一のTVゲーム開発会社、任天堂の最初のTVゲーム機・カラーTVゲーム6。6種類のポンゲームが遊べる。ライバル会社に差をつけるため一万円を切る価格(9,800円)で発売されたことで有名。この価格だと実は赤字であり、同時に発売した15種のゲームが遊べるTV ゲーム15(15,000円)を売るために、TVゲーム6で目を引いてTVゲーム15を売るという戦略でした。実はこの2つ全く中身は同じもので、当時2つ合わせて100万台を超える大ヒットとなりました。


 売れただけあってTVゲーム6、TVゲーム15とも、レトロTVゲーム機としては、よく見かけます。任天堂は、この頃から戦略的に計算されつくしたアイデアを売る会社だったんですね。


 未使用品ではないが、なかなか綺麗なもの。


 取り説、保証書、接続方法を記載した用紙など、全部付いています。


 当時もののACアダプター、RFコンバーターなどの備品類。


 TVゲーム15とはスイッチ類が異なっており、中身は全く同じものであったにもかかわらず、スイッチの方で遊べなくしてゲーム数を意図的に減らしていた。他にTVゲーム15 では、操作スイッチが本体より独立して取り外し出来る様になっている。


 軽くも無く、重くも無くの適度な操作感のボリュームコントローラー。本体デザインも後のファミコンを思わせるまとまりが良くて、コンパクトなもの。


 1,000円でこれだったら良い買い物かなというところですが、これはなんとハウス・シャンメンバージョン。ハウス・シャンメンは70年代に発売されたインスタントラーメンで、それの景品としてプレゼントされたもの。といっても違いはステッカーが貼ってあるだけなのですが。チャルメラバージョンのゲーム電卓とか、ハム会社のインベーダーとかいろいろありました。狙ってもなかなかお目にかかれるものではないと思います。


ポケットデジコム・パクパクマンⅡ・(中古/エポック社) 1,000円

 任天堂のゲームウォッチやバンダイのゲームデジタルシリーズと並んで、人気を誇ったエポック社のポケットデジコムシリーズのパクパクマンⅡ。Ⅱというからには、当然Ⅰが合って、初代パクパクパン(6,000円)が発売された後に4,500円という低価格で再販された廉価版パクパクマン。初代とは、本体色(ホワイト)が異なります。


 パックマ亜流の中では、最も知名度があって、最も売れたものだと思います。パッケージデザインも洒落ていて、80年代的ポップに溢れています。当時人気だったウォークマンを連想させるロゴが秀逸。


 パクパクマンもこの可愛らしさ。餌の代わりにフルーツが用いられており、細部までデザインにこだわりが見られます。


 価格の安さもあって、当時人気だったと思います。パターン化のし易いゲームで誰でもカンスト(HHHH)までいけたのも、人気の秘密だったのかも。


 見つけやすいけれども、なかなか安い金額では落ちてきません。これが安かったのは、当時ものの名前攻撃がしてあったため。4,000円~6,000円もする玩具なのですから、そりゃ名前も書きますよね。


NEKO DON DON! ネコドンドン・(中古/タカトクトイズ) 1,000円ほど

 今は亡きタカトクの廉価版電子ゲーム、NEKO DON DON! ネコドンドン。当時、ロボットメーカー、ペンギンギンと並んで2,980円という低価格で販売されていました。この時期まで来ると、バンダイのゲームデジタルも3,980円と価格を下げ、エポック社からもポケットデジコムミニとして、低価格化が進んでいました。


 そこのタカトクがぶつけた本シリーズ。安いのだけど、そこそこ遊べてよくできていました。ドリフのコントのような世界観が繰り広げられています。このようなものでも、TVCM迄打っていたのですから、如何に当時子供が多かったかがうかがい知れます。


DVD・私の優しくない先輩・(中古/アニプレックス) 300円
DVD・69 sixtynine シックスティナイン・(中古/東映) 100円

 DVDもほとんど買っていないのですが、紹介する場が無いので一緒に行きます。私の優しくない先輩は、川島海荷さんとはんにゃの金田哲さんW主演の青春映画。2010年の作品ですから、ここで紹介するものとしてはかなり新しいものだと思います。69 sixtynine シックスティナインは、村上龍さんの同名小説を映画化した2004年度の作品。今話題の宮藤官九郎さんの脚本になっています。


 私の優しくない先輩は、2010年と最近の映画ですが、80年代の青春映画“台風クラブ”“時をかける少女”“アイコ十六歳”“バタアシ金魚”などをどこか思い起こさせる世界観を持っています。高田延彦、小川菜摘さんも出演されています。


 69 sixtynine シックスティナインは、60年代の高校生が学校でロックフェスティバルを成功させるという話。80年代当時に原作の村上龍さんの小説は読んだのですが、まだ未視聴です。


DVD・IMAGINE イマジン・(中古/ワーナーホームビデオ) 480円

 イマジンは、ジョンレノンの生い立ちから始まって、ビートルズ人気、アメリカでのソロ活動、1980年に凶弾に倒れるまでを描いたドキュメント作品。アンソロジーが発売されていた頃、一時期ビートルズとジョンレノンにはまっていた頃がありましたが、今見たらどのような感想を抱くのでしょうか。


DVD・クロ子とグレ子のどこまでやるの・(中古/テレビ朝日・ポニーキャニオン)
DVD・かまきり伝説/関根勤・(中古/フジテレビ・ポニーキャニオン) 各100円

 クロ子とグレ子のどこまでやるのは、欽ちゃんのバラエティ番組欽どこから、小堺一機さんと関根勤さんの登場シーンを集めたもの。わらべや見栄晴などの懐かしい顔ぶれも。かまきり伝説/関根勤は、関根さんの物まね芸を集めたもの。カックラキン大放送時のかまきりネタも公開してます。


 80年代は欽ちゃんの黄金期でレギュラー何本も放送されていましたが、この頃がTVが幸福だった最後の時期だったのかも。


ベストモータリング2004年5月号
ベストモータリング2007年2月号・(中古/2&4モータリング社)
WRC世界ラリー選手権2005総集編・(中古/株式会社スパイク) 各100円

 ベストモータリングは、惜しまれながら廃刊してしまいましたが、ブックオフなどいくと過去のDVDが100円で出ています。情報などは古いですが、車遊びの楽しさのようなもののエッセンスは古びておらず、(少なくとも値段分は)楽しめると思います。


 車関連のDVDなんかは、他にもちょこちょこと買っていたと思います。ということで久々の散財日記、蔵出しでした。

1/12スケール ネイキッド バイクシリーズ・ホンダ ドリーム50 HRCレーシング仕様・アオシマ

2013-09-22 21:05:58 | 原付趣味&Bianchi

 これは、かってアオシマ文化教材社より発売されていた、1/12スケール ネイキッド バイクシリーズホンダ ドリーム50 HRCレーシング仕様です。


 ドリーム50のオーナーであれば一つは持っていると思われるドリーム50のプラモデル。アオシマよりドリームのモデルは4種類出ていて、ノーマルバージョン以外にHRCのパーツを組み込んだカスタム仕様、赤のスペシャルエディション仕様があります。これは、HRCのレーシングパーツを組み込んだレーシング仕様。現在も販売中なのはカスタム仕様のみで、特にこのHRCレーシング仕様は再販がかからなかったのか、最も入手困難なものになっています。


 絶版ということで、現在のアマゾンの販売価格は21,800円。元値は1,800円ほどキットなんですね。


 箱横の説明によると、ドリーム50にHRCの開発したレースパーツを組み込んだレース仕様ということみたいです。HRCより出ていた純レーサーのドリーム50Rとは、また別物のよう。


 ドリーム50オーナーであれば違いがわかるのですが、オリジナルとは細部が微妙に変わっています。アルミのタンク、リアフェンダーの変わりにマッドガード、CRキャブレター、シングルのメガホンマフラー・・・。


 レース仕様ですからゼッケンプレート、当然スタンドもないためレーシングスタンド。


 アルミ製のフロントフェンダー。


 ライトやウインカー等の保安部品もなし。タコメーターのみで、スピードメーターもありません。こまかいところでは、フューエルフロータンクやオイルキャッチタンクも。


 説明書。どのようにキットが構成されているのかというと、ノーマルのキットにパーツが追加されており、ノーマルパーツと入れ替えるようなっています。網がかかっているのが使用しないパーツ。新規に金型を起こすわけではなく、追加パーツを加えることでバリエーションを増やす、プラモデルでは良く使われる手法です。


 これが、追加されたFパーツ。アルミの質感を出すためか、メッキではなく鈍い銀色に塗装されている。


 レースパーツということで、実車ではスチール(鉄製)のパーツが、軽量化のためのアルミパーツで置き換えられていて、それを再現しています。


 ドリーム50のレース仕様を作る際に欠かせないアルミタンク。本物は、当時12、3万とかしていたと思います。


 HRCのロゴが入ったクランクケースカバー。


 アルミ製のフロントフェンダー。実車のノーマルでは鉄製にシルバー塗装のため、プラモの通常版パーツも灰色のパーツになっています。


 リアフェンダーの代わりに取り付けるマッドガード。こんなアルミを切り出しただけのような部品が、何万円もします。


 ハンドルは、ぱっと見違いがわからない。


 ノーマル版では、保安部品としてミラーが取り付けられます。またグリップエンドもメッキの装飾的なものが付いています。


 これも追加された、ハンドル周りの部品。


 チェーン。これもぱっと見違いがわからない。


 スプロケットが変更されています。穴が開いているのは、軽量化のためなんでしょうな。


 レーサーなのでサイドスタンド等はありませんので、レーシングスタンドが付属。HRCから出ていたものなのか、ホンダアクセス製の純正アクセサリーなのかは不明。


 以前紹介した、エトスデザイン製のものとも良く似ています。


 別パーツで追加されたゼッケンプレート。


 マフラーは、実車は一本出しの艶消し耐熱塗装のもののため、別パーツとして追加。


 ノーマルパーツは、メッキの2本出し。レーシーな艶消し耐熱塗装も良いが、こちらも捨て難い。


 デカールは、タコメーター、タンクのウイングマーク、HRCステッカー、ゼッケンと極めてシンプルに。


 説明書は、新規で起こされています。


 こちらが、追加されたFパーツ。


 こちらも追加されたG、H、Iパーツ。


 Aパーツでは、シートとタンクバンドくらいしか使用しません。


 Bパーツからは、フロント、リアのサスペンションのみ。これらは、メッキパーツです。贅沢な使い方ですな。


 Cパーツでは、チェーンとチェーンケース、エンジンのシリンダーヘッド、クランクケースカバーなどを入れ替え。


 Dパーツのフレーム、スイングアーム関係は、そのままノーマルパーツを使用。


 本物はいくら位するかわかりませんが、レース仕様ということでいい感じですな。


 ここからは余談ですが、アマゾンで約2万円ほどで出ているこのキットですが、オークションで700円でした。おまけにヤマハのXJRと2個セット。まあドリーム50のオーナーとバイク模型フアン以外には、まったく意味が無いものですからね。オークションでも手に入れにくいですが、3,000円~前後から出ていると思います。


 ということで、ちょっぴり希少なドリーム50グッズ、1/12スケール ネイキッド バイクシリーズホンダ ドリーム50 HRCレーシング仕様でした。



参考:1/12スケール ネイキッド バイクシリーズ・ホンダドリーム50 HRCレーシング仕様組み立て説明書・アオシマ文化教材

ドリーム50で街中散策

2013-09-19 20:05:49 | 原付趣味&Bianchi

 珍しくお昼より時間が取れましたため、ドリーム50にて街中散策を行いました。とは言っても特に用事はなく、ネタも特に決めていない単なる雑記です。


 正午頃、自宅に戻ってドリーム50を引っ張り出します。


 平日のお昼って、妙な開放感があって昔はわくわくしたものです。


 街中の自転車が止めてある駐輪場に駐車。車だと駐車場を探さなければならないし、料金はかかるしで、用も無く街を探索してみようという気にはなれないものです。


 大型バイクも止まってましたが、傷付けられることを嫌ってか端に止めてありました。原付だと、自転車と大きさが変わらないので全然いけます。


 小物やアメリカ雑貨を扱う雑貨店に行きました。ステッカーやキーホルダーなどを物色。オークションやアマゾンで、幾らでも安く買える様になりましたので、この手のお店もほんとうに行かなくなりました。


 そこからバイカーの聖地、南海部品へ。特に買うものは無かったのですが、バイク用ゴーグルや社外品ウインカー、モンキー用のパーツなどをチェックしてきました。左のフルカウルのものは、レプリカでしょうか。


 原付で自転車くらいの大きさしかないくせに、こういうところで大きなバイクに混じっても意外と目立ちます。製造から15年が経過し、あまり街で見ることも無くなったからでしょうね。


 モンキーはお洒落だし、フルカウルのバイクはかっこよいですな。バスは歩かなきゃならないし、車は小回りきかないしで、街中の移動だとバイクが一番便利。


 そのまま、いわゆる昔でいうところの百貨店内にある街中の大型書店へ。


 昔は、学校帰りの土曜日に立ち読みに来てました。今は、情報はネットで済んでしまうし、買うにしてもアマゾンで十分間に合います。本屋に行くにしても、郊外型の大型のショッピングモールに車で乗り付けて行きますので、街中の書店に行く機会(必要性)もめっきり少なくなりました。


 とりあえず車とバイクのコーナーへ。大型書店ならではの、少しマニアックな専門書が並んでいます。スーパーカブやベスパの洒落た本が置いてありましたが、2,000円とか3,000円とか出せないなあ。


 携帯とネットと郊外型ショッピングモールの時代。街中なのにどこか時代に取り残されてていて、懐かしい感じがしました。昔の職場が街中にあったので、そういう意味でも懐かしかったのかな。


 帰宅経路途中で休憩。日差しは強いですが、蝉の声は聞こえず、もう汗もかきません。


 ちょこっと乗って、さっと出かけられて、駐輪場にすっと止められる。その足代わりの感覚が原付の良さです。このような街中の散策では、それが実感できます。街中にある模型専門店にも立ち寄ろうかと思っていたのですが、日が高いうちに帰りたかったので、今回は見送り。


 綺麗には見えますが、日中乗ってあらためて見てみると、プラスチックパーツなど細かなところがあちこち痛んでいる。中古で買った15年前のバイクで、2年間実用の足として毎日酷使してきたから。いっぺんにフルレストアできたら良いのだけれど、ちょっとずつ直していくしかないかな。


 ネットでパーツを物色するのが楽しくはあるけれども、なかなか思うようには進まない。今やりたいと考えているのは、タンクの再塗装、ウインカーの交換、ヘッドライトの交換、エンジンカバーガスケット交換、チェーンの交換など。中古部品を探したり、ネットで格安のものを探したり、自分で取り付けをやれば、かなり費用は抑えられてるとは思いますが。


 エイプなど新めのバイクを買って、がんがん日常の足に使うという付き合い方も、当然ありだとは思います。中古も安いし見つけやすいし、パーツも豊富でファッション的なアイテムとしても、レースでも使える。原付の楽しさ、メリットを全て併せ持っています。


 少し日が傾いた、午後の日差しがまぶしい。


 ということで、少し早めに帰宅。15:00を少し回ったくらい。


 学生の頃は、どこへ行くにもバイクで、書店には毎日立ち読みに行っていたり、レンタルビデオ店やバイト先など、夜中まで走り回っていました。ちょっとだけ、その気分を感じれたでしょうか。


 というわけで、特に何の目的もない雑記、ドリーム50での街中散策でした。

エトスデザイン(ETHOS Design) ドリーム50用リアスタンド

2013-09-16 14:25:23 | 原付趣味&Bianchi

 前回に引き続き、新たに到着した新ネタ・エトスデザイン(ETHOS Design)のドリーム50用リアスタンドです。


 大きなバイクと異なり、ドリーム50にはサイドスタンドのみでセンタースタンドが装着されていません。コストの問題や重量増の問題があるのだと思います。特に必要は無いのですが、メンテナンスをする際にはあったほうが何かと便利。そこで社外品として、このようなメンテナンス・スタンドが売られています。この手のタイプのものはレーシング・スタンドとも言い、レーシーさを演出する小道具としても使われます。


 ドリーム50は、車体が細いことと純正2本出しのマフラーということもあって、汎用品が使えません。発売当時には、ホンダアクセス製の純正アクセサリーも出ていたのですが、それもすでに廃盤。こちらは、ドリーム50用リアスタンドの定番としてエトスデザイン(ETHOS Design)から出ているもの。ホンダアクセス製のものを復刻したようなデザインになっています。


 定価は7,800円で、アマゾンだと約7,000円。中古パーツショップにて3,980円と約半額で見つけたため購入してみました。レーシングスタンドは赤や白に塗装されたものが多く、車体を持ち上げやすいようキャスターが付いているのですが、こちらはキャスターなしでメッキ加工が施されています。フレーム自体も細く、ディスプレイスタンド的な性格も強いように思います。


 このスタンド、評判はいまひとつ。その理由が受け部のゴムが薄く、両面テープで加工されていて剥がれ易いこと。これは中古品なので、見事に破れていました。またメッキがボロボロ剥けてきます。この辺りは、もう少し頑張って欲しいとこ。普通の塗装でキャスター付のもので良いと思います。メッキだと地面に直接置けないし。


 とりあえず仮の配置。レーシングスタンドの受け方は色々なタイプがありますが、これは特殊受け部がスイングアームを乗っけて持ち上げるタイプ。後部のフレームを踏みながらてこの原理で持ち上げます。


 デザイン的には、かっこよいです。盆栽が多いドリームに合わせて、ディスプレイした場合に映えるよう設計されているのだと思います。


 とりえあえず、このままでは使えないので加工を行います。


 郵便局に行く用事があるので、バッテリーレスKITのテストを兼ねてドリーム50を引っ張り出します。


 郵便局にて。正午の澄んだ日差しがいい感じ。バッテリーレスKITは、タコメーターも動き、ウインカーも問題なく点滅していました。


 ホンダの原付なので、カブやスクーターに混じって自転車置き場に置いてあっても良く似合う。大きさもそう変わらないし。このままホムセンに向かいます。


 ホムセンは混んでました。写真も取ったのですが、ブレていて使えず。とりあえず補修用品を物色した後、スーパーへ寄り道します。ちなみにここは、経路途中の博物館の駐車場。


 やはり休日スペシャルとして、近場の移動に使うのが一番楽しい。或いはバイク好きな人とバイク談義して見せ合うとか。


 南海部品も行きたかったのですが、しなればならない用事もあるため早々に帰宅。


 そのままスタンドの加工に取り掛かります。


 購入してきたものは、生ゴムのシート180円。両面テープは、手持ちの車用の強力タイプを使用します。


 受け部に合わせてカット。両面テープとほぼ同じ幅でした。
 

 生ゴムシートに両面テープを接着して、特殊受け部に貼り付けます。ちなみに製品版でもほぼ同じ仕様になっています。生ゴムは製品版より厚いもの、両面テープも厚みのある強力なもので、製品版より強化されています。


 実際に車体を載せて感じたのですが、この受け部2点でリアを支えますので、かなりの重量がかかります。ここは消耗品と考えて、取り替えること前提でも良いのかも。


 実際に車体を載せると、このような感じ。車体側にレーシングスタンドフックボルトを取り付け、そこに載せるタイプもありますが、それと比べると安定感は少し頼りない感じ。


 レーシングスタンドフックボルト自体が2~3千円ほどしますので、お手軽と言えばお手軽ですが。


 問題はコンクリート地面に直接は置けないこと。メッキ加工されたものを地面にてこの原理で押し付けるのは、精神衛生上あまりよろしくは無い。とりあえず、ダンボールを敷いていますが、ゴムマットが必要。時間が無かったこともあって、今回は軸受け部のみ買ってきました。時間がある時にじっくり良さそうなものを探します。


 これでチェーン掃除も楽々に。というか実用的なメリットは、これしか思いつかない。


 全体像。これは立てる時が結構大変で、一人で立てる場合にはフロントブレーキを固定した状態でバイクを垂直に立て、特殊受け部を車体に当てて、てこの原理で後ろに引っ張りあげます。


 結構リアが上がるので、バイク自体がでかくなったような錯覚も。かっこは良いのですが、重心位置がかなり上がるため、人が入らない屋内保管でない場合には、このままの状態で止めておくのは少し勇気がいるかも。慣れの問題もあるかもしれませんが。


 実用性うんぬんの前に、レーサーレプリカであるドリーム50を飾るためのディスプレイスタンドと考えれば、良く出来ていると思います。軸受け部は、どちらにしてもかなりの圧がかかりますし、見てきたように簡単に補修できますので、消耗品と捉えれば良いですし。


 問題は、地面に置くシートですな。こちらもホムセン行けばゴムシートが1,000円/メートルくらいで売っています。


 ということで、エトスデザイン(ETHOS Design) ドリーム50用リアスタンドでした。