80年代Cafe

80年代を中心に、70年代後半~90年代位の懐かしいもの置いてます。
あなたにとって80年代はどんな時代でしたか。

しまむらxセガハードコラボシリーズTシャツ&スペースハリアー&ファンタジーゾーン・セガ/ファッションセンターしまむら

2018-09-30 20:36:17 | 玩具・雑貨

 こちらは、2016年にしまむらで展開されていたセガハードコラボシリーズのTシャツ。2017年にはコロコロコミックとのコラボが話題となりましたが、しまむらではセガ以外にもネオジオなどともコラボしている。このしもむらのコラボシリーズというのは有名なようで、ゲームに限らず初音ミクとコラボしたり、新日本プロレスとコラボしたり、さまざまな商品が展開されているよう。何処とコラボしているかは、ホームページ上でもはっきりと告知されないようで、店舗を定期的に巡回するしまパトという言葉もあるほど。


 これは数年前のものですが、セガハードにときめく層としまむらの客層とでは全く被らないようで、郊外や地方のしまむらでは結構このようなコラボものがそのまま売れ残っていたりします。ユニクロでもこのようなコラボはありますが、あちらと比べると穴場といえば穴場。


 なんというマニアックさ。これをしまむらに来るおばちゃん層に売ろうなんて実にシュール。ゲームギアのロゴとドリームキャストのロゴが泣けてくる。


 歴代ハードのロゴがプリントされた生地の上に、モノクロのセガハードのイラストがあしらわれている。
 

 セガ初の家庭用据置機SG-1000から、セガマークⅢ、ゲームギア、メガドライブ、セガサターン、ドリームキャストまで。セガガガのラストシューティングを思い出す。


 このようなセガハードのTシャツは、ゲームショーのセガの物販などでも売られていますが、こちらは1,500円とこのようなマニアックなものとしてはリーズナブル。気になる方は、お近くのしまむらをしまパトして見られれば、何かしら掘り出し物が残っているかもしれません。レトロゲーム部屋に飾りたいセガマニアに。


 こちらは、数ヶ月前に話題となったしまむら×セガコラボTシャツ。しまむらは、様々な企業とコラボして話題の商品を展開していますが、こちらはセガとコラボしたもの。このようなレトロゲームTシャツというのは、珍しくなくスペースハリアーのものは他にも売られていますが、何と言っても特筆すべきはしまむら安心の980円というその価格。ショップなどが企画して4,000円~くらいのものがほとんどの中で異彩を放っています。


 あのポスターやゲームソフトのパッケージになった精悍なイラストを持ってくるかと思いきや、ぱっと見、子供の落書きのような稚拙なタッチ。なんでこれを図案に選んだのと思いつつ、実はこれ筐体の側面に描かれていたイラストをTシャツ化したもの。それに気付いた時点で買わざる得ない。


 一面のボス敵スケイラ/SQUILLAを図案化したもの。オープニング画面やポスターにも登場したマンモス/MAMMOTHもちょびっとだけ登場している。


 自キャラのハリアー君。髪が長くて女性みたい。おまけに背中にロケット背負っているし。超能力者じゃなかったんかい。ポスターだとサングラスを掛けた短髪のいかつい白人のにーちゃんなんだけど。


 ということで、簡単なGIFアニメで動かしてみる。


 同時に発売されたしまむら×セガコラボシリーズのファンタジーゾーンはタイトルのみとちょっと残念な出来。この作品こそ可愛らしいキャラの宝庫なのに。


 商品タグに負けて購入してしまった。


 袖口にオパオパがデザインされている。背中にボスとかもうちょっと頑張ってほしかった。


 ということで、こちらも簡単なGIFアニメで動かしてみる。


 今の時点だとユニクロがナムコやタイトーとのコラボTシャツを発売している。ごく一般的に普通に80年代のゲーム関連のものが売られている。ほんとにレトロなゲームのブームということを実感します。

80年代Cafe twitterも始めてみました。こちらにいない時には、あちらにいるかも。

参考:NAVERまとめ  しまむら×●●コラボ商品?!しまむらがどんどん進化してると話題に【随時更新】、Jocee しまむら×懐かしのセガゲームコラボ『スペースハリアー』『ファンタジーゾーン』Tシャツが♪品番まとめ!、ユニクロHP

散財日記 in タイニーアーケード TINY ARCADEその2

2018-09-18 11:39:42 | 散財日記・雑記


 ということで、前々回やったタイニーアーケードの続き。ギャラクシアン、パックマンに続いて直ぐに注文を入れていたが、待てど暮らせど発送されない。問い合わせたところ、“いやー在庫数より注文を多く受けちゃったよHA!HA!HA!”見たいなノリで、取り寄せるからちょっと待てとの返事。半月ほど待つと結局取り寄せられなかったのか、Ms. Pac-Manのみ送ってきて残りは返金された。

Tiny Arcade Space Invaders Miniature Arcade Game・(新品/Super Impulse) 2,480円(送料500円)
Tiny Arcade Ms. Pac-Man Miniature Arcade Game・(新品/Super Impulse) 2,065円(送料350円)

 とはいっても、中途半端に集めるのも気持ち悪いので、Space Invadersは別の販売業者に注文。2,480円と値は上がったが、定価が$21.99ほどなのでほぼ同じくらい。少し前だと米国のレトロゲーム関連の商品といえば、テレビにつないで遊べるプラグイン型が主流だったが、ここにきて急にアーケード筐体型のものが大流行となっている。中でもArcade1Upというシリーズ(日本でもタイトーが代理店となってる)は、3/4サイズで筐体を再現して399ドル(約4万5千円)と、ついにここまできたかというところまで来ている。


 まあ、それはさておきTiny ArcadeのSpace Invaders。パッケージ、取り説などは前回のパックマンやギャラクシアンと同じ。


 インベーダーは、筐体側面のグラフィックは海外(米国)版も国内版と同じだったのでしょうか。開発者の方のインタビューによると、このイラストは最初はインベーダーではなくモンスターをイメージして書かれたものらしい。


 しっかりとタイトーの許諾も取ってある。タイトルのデモもアーケードを再現。


 筐体自体は、他の3種と共通のもの。デカールを貼ることでイメージを変えている。


 ゲームをスタートするときちんと縦画面で、あのズッ、ズッという移動音も再現されている。ただし、本物は横11列、縦5列という配列が、10列×5列に変更されている。それでも横幅が狭いため、直ぐにインベーダーが一段降りてくる。アーケードを忠実再現というわけにはいかなかったか。個人的には、見難くてもいいのでアーケード版そのままを入れて欲しかったが、遊べないとクレームが来るんでしょうな。


 インベーダーとくればやっぱりあらし。いけ~!必殺UFO落とし つるぎの舞い、くらえ!炎のコマ!!。


 あらしの当時、こんなものが2,000円で手に入る時代が来るとは夢にも思わなかった。今ではアーケードゲーム自体廃れてますが、電子ゲームでもパソコンゲームでもコンシューマ機でも、アーケードゲームを家庭で遊びたいというのが行動の原動力であり、魅力の源泉だった。カツアゲに怯えながら、自転車漕いでどこまでも行ったものでした。


 続いてMs. Pac-Man。これはWikiによれば、マサチューセッツ工科大学の学生だった方が勝手に製作。その後にアメリカでのライセンス元であったミッドウェイ社が、事後的に許諾をして正式なパックマンシリーズとして発売された。本家パックマンを凌ぐほどのヒット作となったが、日本では発売されなかった。


 開封時。これは珍しくマニュアルの他にSuper Impulse社のミニちらしが付いてきた。
 

 マテルの電子ゲームとか、ホットウィールとかフィギュアとか、とにかく何でもミニチュアを発売している。


 日本だとプレイステーションのナムコミュージアムとか、あの辺りまで遊べなかったのであまり思いいれがある人は少ないのでは。アメリカだとえらいこれ好きな人が多いみたい。筐体のアートワークは、如何にもアメリカという感じでシリーズで一番洒落ていますな。


 スペースインベーダーもミズパックマンも、ちゃんとフロントパネルに明かりが灯るよう再現されている。


 マリリンモンローとかベティ・ブープとか、ああいうイメージなんでしょうか。日本だとパックランドの自宅で子供と待っている母ちゃんという姿で登場している。


 パックマンの続編というと、日本だと駄菓子屋のハングリーマンとかニューパック1とか、そういうイメージなんですよね。まあ、あれはあれでえらい楽しかった。スーパーパックマン(82)とか、パック&パル(83)とかは、周囲ではあんまり流行らずに次はパックランド(84)まで飛んでしまった。


 ということで、タイニーアーケード TINY ARCADEでした。気になる方は、Amazonだと2,000円くらいで手に入るので、在庫があるうちに。ただし、在庫数より注文を多く受けちゃったよ~というのが許せる心の広い方向け。


[特集 レトロゲーム、進化中。] DOS/V POWER REPORT 2018年4月号・(新品/インプレス) 1,380円

 [特集 レトロゲーム、進化中。] DOS/V POWER REPORT 2018年4月号は、DOS/V POWER REPORTという雑誌の4月号。前半の半分ほどが、レトロゲームの特集記事になっています。今年の3月に発売されて、その時にはちょっとした話題となっていました。発売と同時に手に入れているのですが、やっと今頃になって紹介します。


 このDOS/V POWER REPORTという雑誌はこれまで読んだことはなかったのですが、自作パソコンとかパソコンのパーツとかそういった関連の雑誌のよう。そのため、この特集は従来の読者からは不満も出たようです。レトロゲーム専門誌というわけではなさそうですが、実に丁寧に特集を組まれています。まずはコンシューマの歴史。


 ファミコン、スーパーファミコン、PCエンジン、メガドライブ、ゲームボーイなどのゲーム紹介。代表的なものが選ばれているというよりは、記事を書いたライターさんの選択により思い入れの深いものが選ばれているという感じ。どちらにしても90ページ足らずでは入りきるわけもないので、思い切った取捨選択がされてます。


 元がパソコン雑誌のため、レトロパソコンの記事も充実している。個人的にはこちらが目当て。


 NEC、富士通、シャープなどの代表的な機種やMSX、ぴゅう太などのホビーパソコン。MSXには松下、ソニー、三洋、東芝、日立などが参加していましたので、日本の家電メーカーが一番輝いていて良かった時期なのかも知れません。


 数は多くないですが、パソコンゲームも紹介している。


 ザナドゥ、ハイドライド、ウルティマ、ウィザードリィ、信長の野望、ダンジョンマスター、太陽の神殿など。今見ると、目が痛くなりそうな原色のMSXのゲームも紹介。この当時は、これが綺麗に思えて感激した。


 その他、アーケードゲーム。


 基盤など。


 1ページほどですが、アダルトゲームも。


 レトロハードの販売業者ということでBeep秋葉原店、レトロゲームが現役で遊べるゲームセンター、自宅をゲームセンターにされた方、駄菓子屋ゲーム、ピンボール、ゲーム音楽と盛りだくさん。


 レトロゲーム関連のイベントやイベントでのインタビュー記事なども、3本掲載されている。


 ムック本ではなく雑誌の特集記事なので90ページほどとそれほど多くはありません。深くマニアックな記事というよりは、広く浅く万遍なくレトロゲームの現在を取り上げているといった印象。よく出来た特集記事なので、バックナンバーやKindle版で現在も入手可能なようですから、まだ読んでいない方にはお勧め。

Coming Soon

2018-09-15 15:55:22 | レトロゲーム機1995-

 これらのものは、あちこちで紹介記事や動画があがっているため、紹介記事はまたそのうちにやります。こちらは、2016年11月に発売されたニンテンドークラッシックミニ。ながらく入手困難で転売価格で売られていたのは記憶に新しいところ。手に入れずらいまま製造中止になってしまってスーファミミニが発表されるなどひんしゅくものの展開も。2018年より製造が再開され、現在ではすっかり定価で買うことができます。30種のファミリーコンピュータのタイトルが収録されている。


 2017年10月17に発売されたニンテンドークラッシックミニスーパーファミコン。こちらも発売直後は入手困難で転売によるプレミア価格が付いていた。ニンテンドークラッシックミニの反省が生かされたのか、わりと早い時期に定価での入手が可能になりました。スーパーファミコンの21種類のタイトルが収録されている。


 こちらは、2018年3月23日に発売されたゲーム電卓。1980年8月に発売されたゲーム電卓の1号機「MG-880」のゲームを復刻(再現)したもの。型番はSL-880。こちらも大人気で発売直後に売り切れて、入手困難となった。外見や中身は当時の復刻ではなく現行のものを使っているため、製造はしやすかったと思われますが、今まで復刻がなされていなかったのが不思議な気がします。


 こちらは、2017年7月24日に発売されたNEOGEOミニ。ネオジオの40種のタイトルが収録されている。こちらの最大の特徴は、モニター付きでアーケードのミニ筐体を再現しているところ。海外(米国)でのミニアーケード筐体ブームを反映しているのかと思います。それらのミニアーケード筐体中でも、とびきりリーズナブルで出来がよいというところがポイントでしょうか。これらの紹介は、またそのうちに。

散財日記 in ドラゴンスレイヤークロニクル Dragon Slayer CHRONICLE

2018-09-02 10:28:50 | 散財日記・雑記

 ということで、2週間ぶりくらいの散財日記。例によって、最近購入したものではなく数ヶ月前に入手したもの。このような何かを買ったというネタならば、ツイッターの方が更新も楽で向いているかなとも思う。ブログの更新は結構手間がかかるため、更新も滞りがちになります。

ドラゴンスレイヤークロニクル Dragon Slayer CHRONICLE・(中古/日本ファルコム・D4エンタープライズ) 6,250円

 ドラゴンスレイヤークロニクルは、日本ファルコムより80年代から90年代にかけてパソコンで発売されていたゲームを、プロジェクトEGGがパッケージ版として復刻発売したもの。初めは2012年に発売され、すぐに品切れとなりプレミア的な価格で売られていたが、2014年に再発売された。今現時点でも在庫が残っており、アマゾンだと新品が9,980円で売られている。


 ドラゴンスレイヤーとは、日本ファルコムのゲームデザイナーだった木屋善夫氏が1984年に発売したRPGで、リアルタイムRPGの元祖とも言われている。プロジェクトEGGのパッケージ版は、廃盤になると急に価格が高騰して買いにくくなる傾向にあるが、これは今でも入手しやすい。とはいえあまり中古では見かけず、なかなか安くは買えなかった。こちらはショップで8,000円台で売られていたものが、価格見直しで7,000円を切る価格まで下がっていたものを、タイムセールでさらに安いときに購入した。


 1985年のドラゴンスレイヤー2“ザナドゥ”のヒットで、木屋氏はいちやく80年代のスタープログラマーとなった。その後、日本ファルコムで木屋氏が携わった作品にはドラゴンスレイヤーシリーズとして冠が付くようになった。その数12タイトル。ドラゴンスレイヤークロニクルには機種違いの3タイトルを加えて、15本のゲームが収録されている。


 パッケージ開封時。プロジェクトEGGのパッケージ販売がプレミア化しやすいのは、様々なおまけが付いているからということも理由のひとつにあるのかも。


 本編15本のゲームが収録されたCD-ROM。中古ですがなんと未開封だった。


 ドラゴンスレイヤーIV ドラスレファミリー(MSX版)のORIGINALSoundtrackCD付き。こちらも未開封。


 ドラゴンスレイヤークロニクルの売りのひとつ。ザナドゥのマニュアル復刻版。


 登場モンスターのパラメーターや詳細な解説が付いた豪華なもの。当時としては、スケールの大きな作品でなおかつかなり難しいゲームだったことから、巻末に初心者へのアドバイスとして袋とじが付く。


 もうひとつの特典。記念すべき第一作目ドラゴンスレイヤーのマニュアル復刻版。


 こちらは、わりと簡素な作り。この当時といえば、コピーして閉じたような簡単なものや一枚の紙を4つ折したものとか、そういう手作り感溢れるマニュアルもまだ多かった。


 それ以外にも豪華特典として当時のソフトのパッケージ画面をカード化したものと、ソーサリアンの基本シナリオカードが付属する。


 第一作目のドラゴンスレイヤーから始まって、ザナドゥ、ザナドゥシナリオⅡ、ロマンシア、ドラゴンスレイヤーIV ドラスレファミリー。パッケージの表面だけでなく、裏面も再現している。


 ソーサリアン、ドラゴンスレイヤー英雄伝説、ドラゴンスレイヤー英雄伝説Ⅱ、ロードモナーク(アドバンスドロードモナーク)、風の伝説ザナドゥⅠ、Ⅱ。


 ソーサリアンの基本シナリオカードは、完全新規作成ということなのだけど、イラストはなんか見たことがあるような気がする。イラストは当時のものを流用しているのかも。


 日本ファルコムは、当時から存続している数少ないソフトハウスのひとつで、過去の作品の復刻版やリニューアル版にも積極的なことから、意外と過去作は入手しやすい。ザナドゥ完全復刻版(Windows)、リバイバルザナドゥ復刻版(Windows)、ファルコムクラッシックス(セガサターン)、ソーサリアンForever(Windows)などを所有。ドラゴンスレイヤーIV ドラスレファミリーは、ゲームが収められたCD-ROMが特典として付いた楽しい!!MSXエミュレータ&ゲームス(秀和システム)を持っている。


 当時もののドラゴンスレイヤー(MSX版)、ロマンシア(MSX版)も所有。そういった理由もあって、このドラゴンスレイヤークロニクル、欲しいと思っていたのだけれどもなかなか手が出なかった。安い中古が見つかってようやく入手できた。プロジェクトEGG関連の情報としては、数年前に発売されてプレ値が付いていたソーサリアン コンプリートが、Windows10対応版として2018年冬発売予定で復刻されるよう。このEGG関連のパッケージ版は新品で売られているときに入手しておかないと、後々入手困難になることがほとんどなので悩ましいところ。


 ということで、ドラゴンスレイヤークロニクルでした。またネタとしてもう少し詳しく紹介します。


PC88ゲームの世界・(新品/Y.ROMI) 1,620円(+送料)

 PC88ゲームの世界とは、Y.ROMI氏という方が中心となって纏められた同人ソフト。NECのパソコンPC-88のゲームを網羅したデータベースになります。かなり前の2000年頃に発売されて、品切れとなりプレミア価格で流通していた作品ですが、BEEP通販でBEEP専売品として再販されていたため購入。


 WEB上でPC88ゲームライブラリーとして公開されているもののいわば完全版。ネット上で見られるものをわざわざ買うまでもないかとも思ったが、ネット上に公開されているものはいつまでもあるわけでもないし、そもそもPC-88のゲームデータベースなんてこれから先も作られる可能性は低いだろうということで、手に入れておきたかった。


 ネット上で公開されているのは、一部であり検索機能にも制限がかかっている。ゲームライブラリーではタイトルによる検索と年代別による検索しか選べないが、PC88ゲームの世界ではこれにメーカー別の検索が加わる。データベースはそれほど詳しいゲームの解説はないが、PC88ゲームの世界の方では、レビューPC-88の歴史という項目が加わり、年代ごとのPC8801とゲームの動向、AVG、RPGなど当時の代表的なゲームレビュー、その他裏技やらクイズ、ゲーム音楽、インタビューなど盛りだくさんの内容となっている。いわば別物といってもよいくらい追加要素が多い。2000年頃には、WEB上にレトロパソコンの紹介記事もたくさんあったが、無料ホームページのサービス終了に伴って随分減ってしまった。このCD-ROM内には、ボリューム的にはチャレアベに匹敵するほどの情報と熱量が込められている。


 中でも個人的にツボだったのが、ログインやポプコムに紹介されたムーンストーンの画面が収録されていたこと。ムーンストーンとは、日本初(と言われる)のRPGザ・ブラックオニキスの第三弾で、散々待たされ期待もされたのだが、遂に発売されることなく終わった幻の作品。当時のログインやポプコムで製作過程の記事が紹介されており、ゲーム画面も掲載されていた。これがまた見れただけでも満足。


 ということで同人ソフトPC88ゲームの世界でした。PC88、X1、FM-7などのレトロ8ビットパソコンゲームが好きなら買って損はない内容。こちらももう少し調べてからネタとしてまた紹介します。