80年代Cafe

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LSI GAME ジェットファイター Jet Fighter・学研

2013-10-20 18:46:43 | 電子ゲーム


 これは、学研より79~80年頃発売されたLSI GAME ジェットファイター Jet Fighter。平安京エイリアンなどと同時期のものだと思います。


 学研の電子ゲームは、アーケードからの移植であるインベーダー、インベーダー1000、インベーダー2000、平安京エイリアン、パックモンスター、フロッガーあたりが有名だと思いますが、こちらは学研のオリジナル。80年代に入ると、学研LSIゲームもラインナップがそろってきて、クリスマスや年末が近くなると科学と学習の巻末をこれらの折り込み広告が飾っていました。


 学研作品の例にもれず、これもなかなかデザインがよい。


 GAKKEN LSI ゲームロゴがかっこいい。丸いものは、攻撃をするためのファイアボタン。次のものは、自機操作のためのレバーとレベルセレクトスイッチ。レベルは、初級、中級、上級の3段階。最後は、裏面。裏にまで模様がデザインしてある凝り様。


 ゲーム画面はこのような感じ。画面左側より迫り来るジェット戦闘機を、右端のミサイル発射基地で迎え撃ちます。


 ジェット戦闘機とミサイル発射基地。キャラのデザインもなかなか良い。


 ミサイルは結構軽快に連射できますが、ミサイル発射基地は上下にしか移動できません。右側のミサイル発射基地まで進行されてしまうか、ミサイル発射基地が3機破壊されてしまうとゲームオーバーと、電子ゲームとしてもかなり単純。


 時折、戦艦が出現。高得点のチャンス。


 ということで、これは学研最初のLSIゲーム・インベーダーのキャラ換えバージョン。ジェット戦闘機がインベーダー、戦艦がUFOなわけです。最初期のもののため、内容はひどく単純で、最スタートも電源を入れなおす必要があったりします。写真は、インベーダーに改良を施されたインベーダー1000。


 80年代初頭は、このような電子ゲーム全盛の時代から、やがてFCが登場してTVゲームの時代へと移り変わります。トップガンなどの映画のヒットもあり、戦闘機のドッグファイトを題材にしたものも数多く作られました。


 こちらは、コナミが版権を取って出したトップガンのゲーム化。


 PCの方では、16ビット機を中心にフライトシミュレーターが登場してきます。


 80年代中盤になると、MSXやセガ・マークⅢのようなホビー機でも、本格的なドッグファイト・シミュレーターが登場。


 そうして80年代後半には、アーケードでスプライト3Dゲームの極限ともいえるアフターバーナーが登場してきます。セガ・マークⅢにも移植され、メガドライブやPC-エンジン、SFCなど、ホビー機も16ビット(16ビット級)の時代へ。


 80年代の初頭には電子ゲームでピコピコやっていたことを思うと、この頃のゲーム(ゲーム機)の進化は、凄まじいものがあります。次々と新しいものが登場してきて、次は何だろうと期待に満ちていました。


 個人的には、ジェットファイターは当時遊んだことはありません。織り込みチラシでみていて存在は知っていた程度。これを買うならば、まず平安京エイリアンなど、アーケードよりの移植作品を買っただろうと思います。昔は情報が限られていたので、なかなか同じものだとは知る術が無かった。知らずにインベーダーとジェットファイターを2つとも買ってしまった子供は、どうしたのでしょうね。


 ということで、学研のLSI GAME ジェットファイター Jet Fighterでした。


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