カメレオンの独り言

当分は漫ろ言の漫ろ歩き、頭に浮かんだ事柄を挿絵と写真と下手な文で綴ります。色々と間違い多いですがご容赦を。

カメレオンの独り言-875 『滅私』

2013年08月24日 | 日記





 明日(8/24)の分です。








最近、忙しいよ。仕事が忙しいのに文句はないけど、遅まきながら、同じ大変なら大変なほどに儲かる仕事がいいねって思ったりする。

あまり、そういうことを考えなかったけどね。「ふつう、考えるで」 そうかねえ?

オレは、一番になりたいとか、天辺に上り詰めたいとかいう欲望がない。





それより、押し上げてやりたいとか、肩を貸してやりたいとか、そんな力のある男になりたかったね。でも、其れはそれで能力が要る。

悲しいかな、オレには、その能力がない。だから、一歩、二歩退いて、我が身を持たせるだけが精一杯の姿勢で生きて来たんだろうね。

昨日、新撰組を書いたけど、オレは、滅びてもいい、自分を貫くってのが好きだね。義を見てせざるは勇なきなり、根は臆病者だけれど、そのためなら死んでやる。





だから、逃げることなく自分を貫いて死んでいった彼らが好きなんだね。存在なんだね、存在する価値なんだね、それにこだわるところがあるね。

風雲急を告げる幕府に忠義を尽くす。一旦、そう決めたら揺るがない、それに命を懸ける。その生きざまに共感するところがある。

その思いが一つになって新撰組がある。諸藩から弾かれて流れて浪人暮らし、武州三多摩の試衛館道場に居候した男たちが夢に賭ける。















試衛館道場師範の近藤勇をはじめ、土方歳三、沖田総司、斉藤一、永倉新八、原田左之助、藤堂平八、井上源三郎、山南敬介、それぞれが己の意思で京を目指すんだね。





オレも、こうと決めたら譲らない。時代が時代なら、それなりの働きをみせる自信がある。滅私の奉公だよ。男気だね。好きだね。

なんの力もない、なんの取り立てて飾るものもない、でも、オレは、ここに居る。その誇りを胸にするところが好きなんだね。だから、自分を落とさないし崩さない。

常に脇に在って背後を守り、信じる者を押して行く、そんな役割が、オレには似合ってると思うんだよ。





出張って花と咲くか、陰で土として生きるか、己の立場に全力する、誇りの持ちようだと思うんだね、人は。 名など残そうなんてはなからない。生きて居るときが全てだよ。







 『 新撰組血風録 』








昨日の新撰組を思い出し、自分ならって考えてたら、明日の分が埋まったよ。





























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