今回は、スケーレクストリックの電圧別タイムテストのお話です。
私は、4月12日の記事にあるように、スケーレクストリックのトラック用にACアダプターを、純正と同じ16V1A、初心者でも安全な9V1.3A、を購入したわけですが、両者の中間もほしいということで、その後、秋葉原で12V1Aも入手しました。そこで、9V、12V、16Vで走りにどれぐらい違いがでるのか、試してみることにしました。私は、カレラに比べると、スケーレクストリックはそれほど長いレイアウトが組めないので、写真のような約7mほどのトラックを作り、テストの舞台としました。テスト車両は、アーティンのメルセデス・ベンツCLK DTM、スピリットのレイナード2KQ、スケーレクストリックのポルシェ962Cです。では、さっそく、テスト結果を挙げておきましょう。タイムは、順に、9V、12V、16Vです。
メルセデス・ベンツCLK DTM(アーティン): 6.6秒、3.8秒、3.4秒
レイナード2KQ(スピリット): 3.4秒、2.3秒、2.3秒
ポルシェ962C(スケーレクストリック): 3.1秒、2.3秒、2.1秒 メルセデス・ベンツCLK DTMは、アーティンのノーマルモーターのままなので、モーターがかなり弱いです。そのため、9Vだと、徐行と言っても差し支えないほどゆったりとした走りになります。磁力を少し強めてあるため、12Vだとソコソコの走りになり、16Vでも全開走行が可能です。ただ、ノーマルのネオジウムではない旧式の磁石のままだと、12Vでも全開走行は難しいかもしれません。
レイナード2KQは、ノーマルモーターで、磁力を少し強化してあります。9Vだと、それなりの走りにはなりますが、面白みはありません。12Vでも、全開走行できますが、スピード感はあります。16Vになると、全開走行は難しく、コーナー入口でトリガーを緩めなければなりません。12Vと16Vのタイムが同じになっていますが、磁力をもう少し強めれば、16Vのタイムの方が速くなるでしょう。
ポルシェ962Cは、スケーレクストリックの旧タイプで、モーターはノーマルでも戦闘力がありますが、磁石が旧式のためネオジウム磁石に交換してあります。レイナード2KQ同様に、9Vだと、それなりの走りにはなりますが、面白みはありません。12Vでも、全開走行できますが、スピード感はあります。16Vになると、全開走行は難しいのですが、レイナード2KQよりも少し速く走れます。 このように、9Vだと、全般にスピードは遅くなり、モーターが弱いクルマだと全く面白みがありませんが、それなりに速いクルマだと子供や初心者に遊ばせるには安心できます。
12Vだと、マグネットチューンが施してあるクルマなら、ほぼ全開走行できますが、ヘアピンやロングストレートエンドのR2コーナーではスロットルを緩める必要がありそうです。そうしたレイアウトを施しているサーキットなら楽しめると思います。
16Vだと、ほとんどのクルマで全開走行が不可能になり、速く走るなら最適なマグネットチューンが不可欠です。また、広大なサーキットや高速サーキットにも適したボルト数でしょう。
私は、4月12日の記事にあるように、スケーレクストリックのトラック用にACアダプターを、純正と同じ16V1A、初心者でも安全な9V1.3A、を購入したわけですが、両者の中間もほしいということで、その後、秋葉原で12V1Aも入手しました。そこで、9V、12V、16Vで走りにどれぐらい違いがでるのか、試してみることにしました。私は、カレラに比べると、スケーレクストリックはそれほど長いレイアウトが組めないので、写真のような約7mほどのトラックを作り、テストの舞台としました。テスト車両は、アーティンのメルセデス・ベンツCLK DTM、スピリットのレイナード2KQ、スケーレクストリックのポルシェ962Cです。では、さっそく、テスト結果を挙げておきましょう。タイムは、順に、9V、12V、16Vです。
メルセデス・ベンツCLK DTM(アーティン): 6.6秒、3.8秒、3.4秒
レイナード2KQ(スピリット): 3.4秒、2.3秒、2.3秒
ポルシェ962C(スケーレクストリック): 3.1秒、2.3秒、2.1秒
レイナード2KQは、ノーマルモーターで、磁力を少し強化してあります。9Vだと、それなりの走りにはなりますが、面白みはありません。12Vでも、全開走行できますが、スピード感はあります。16Vになると、全開走行は難しく、コーナー入口でトリガーを緩めなければなりません。12Vと16Vのタイムが同じになっていますが、磁力をもう少し強めれば、16Vのタイムの方が速くなるでしょう。
ポルシェ962Cは、スケーレクストリックの旧タイプで、モーターはノーマルでも戦闘力がありますが、磁石が旧式のためネオジウム磁石に交換してあります。レイナード2KQ同様に、9Vだと、それなりの走りにはなりますが、面白みはありません。12Vでも、全開走行できますが、スピード感はあります。16Vになると、全開走行は難しいのですが、レイナード2KQよりも少し速く走れます。
12Vだと、マグネットチューンが施してあるクルマなら、ほぼ全開走行できますが、ヘアピンやロングストレートエンドのR2コーナーではスロットルを緩める必要がありそうです。そうしたレイアウトを施しているサーキットなら楽しめると思います。
16Vだと、ほとんどのクルマで全開走行が不可能になり、速く走るなら最適なマグネットチューンが不可欠です。また、広大なサーキットや高速サーキットにも適したボルト数でしょう。