今回は、「SCALEXTRIC CLUB ISSUE 72」のお話です。
私がスケーレクストリック・クラブに入っていることや、その会報誌が2008年以降は年4回送られてくるのも、以前の記事で何度も書いている通りです。そのスケーレクストリック・クラブの会報誌「SCALEXTRIC CLUB ISSUE 72」が到着していますので、その内容を簡単にご紹介しましょう。
A4版オールカラー20ページの本誌では、2-3ページで、「MICRO SCALEXTRIC」の「DISNEY・PIXAR TOY STORY 1: 64 SLOT RACING SET」が「TOY TALK AWARDS」の「TOY CAR」カテゴリーで最優秀賞を受賞したことを報告しています。
4-5ページは、「NON-DIGITAL USE OF A SIX CAR POWERBASE」です。スケーレクストリックから発売された「SIX CAR POWERBASE」をデジタルではなくアナログモードで使う方法を探っています。このパワーベースをアナログで使う場合、レーンごとにパワー(C7024/P9300)を供給し、デジタルハンドスロットル(C7002)も使う必要があります。
アナログモードでも、プラクティス(タイムアタック)、F1(周回レース)、エンデュランス(タイムレース)、パースート(追いかけっこ)の各モードが楽しめます。これらの結果は、LCDスクリーンに、ポジション、ファステストラップ、オーバーオールタイム、周回数、が表示されます。自ら施した設定は、パワーベースのスイッチを切っても保存することができます。 6-7ページは、「ON TRACK WITH MARK TILBURY'S FORD FIESTA!」です。メイドストーンでホビーストアーの「MODELWORLD」を経営するマーク・ティルバリーが、スケーレクストリックがスポンサードするフォード・フィエスタを駆って参戦するフォード・フィエスタ・チャンピオンシップの参戦リポートです。
8月22日にブランズハッチで行われたレースでは、プロドライバーに混じって5位でゴールしています。彼はまた、ブリティッシュナショナルヘリコプターチャンピオンシップでは7度もチャンピオンの座に輝いています。
8-9ページは、「NEW VISITOR CENTRE OPENS TO THE PUBLIC」です。マーゲートにあるホーンビー本社の新たなビジターセンターの紹介です。同センターは、ホーンビー本社の右側にあり、誰もが訪れることができます。
同センターでは、ホーンビー傘下のすべての企業が発売した製品が展示されており、ホーンビートレイン、エアフィックス、コーギー、もちろん、スケーレクストリックもあります。
スケーレクストリックのセクションでは、1950年代からのモデルが10年ごとに展示されており、デジタルのサーキットでクルマを走らせることもできます。
展示は、1957年から1960年にかけて作られたラバートラックと1963年に発売された青いブガッティ。1960年代のエリアでは、フォードGT40、ヴァンウォール、ベントレー。1970年代のエリアでは、6輪のロスマンズ・マーチ、JPSロータス、1980年代のエリアでは、TVスクリーンがレースとドライバーを映し出します。1990年代のエリアでは、ジャガーXJ220で、このモデルは50万台も販売されます。 21世紀に入ると、スケーレクストリックの生産は中国に移され、クオリティやタンポプリンティングのレベルは信じられないほどのディテールになります。そして、今日のデジタルにも至ります。別のウィンドウでは、ボックスアートやスロットカーの生産工程なども見られます。
同センターには、レストランやコーヒーショップ、ホーンビーショップなどもあります。スケーレクストリッククラブのメンバーなら、20%OFFで買うことができます。
同センターの入場料は、大人4ポンド、子供・シニア2ポンド、ファミリー(大人2人、子供4人まで)10ポンド、スケーレクストリッククラブのメンバーなら、それぞれ20%OFFになります。
10-11ページは、「BRITISH TOURING CAR CHAMPIONSHIP」で、スケーレクストリックがスポンサードするチームフォスターのBMW320SIの紹介です。
12-13ページは、「FEATURE」で、スケーレクストリックの最近のモデルと、これから発売されるモデルの紹介です。スケーレクストリック史上最速の1台であるプロパフォーマンスカーのアストンマーティンDBR9とシボレー・インパラSSも発売されます。
14ページは、「ASTON MARTIN」で、12月に発売されるジェームス・ボンドのアストンマーティンDB5のセットの紹介です。 15ページは、「FRED FRANCIS THE 'INVENTOR' OF SCALEXTRIC」です。フレッド・フランシスは、14歳の時に仕事のスキルを磨くためにロンドンの学校を去り、第2次世界大戦が始まる直前の20歳の時にエンジニアリングの会社を始めます。
彼は、戦争が終わると、クルマを含めたぜんまい仕掛けのおもちゃの会社を立ち上げます。会社は大きくなり、1954年には、ロンドンからハンプシャーに移転します。
当時、イギリスのクラブでは、ウッドベースにレールトラックを使ったエレクトリックレーシングカーが行われていましたが、フレッドはそれを大量生産して自宅に持ち込むのは難しいと考えていました。そこで彼は、金属製のプレートとスロットトラックによるレーシングカーを思いつきます。
スケーレクストリックも、同様のスロットカーを作っており、1958年にフレッドのシステムをスケーレクストリックが取り入れます。
フレッドのスロットレーシングに対する情熱が醒めることはなく、1964年にはビクトリーインダストリーズから「VIP RACEWAY」をリリースします。VIPは、1969年には廃業しますが、その精神はスケーレクストリックに受け継がれています。
16-17ページは、「A CHRISTMAS RECIPE...」で、マイクロスケーレクストリックの「PRO RALLY」の紹介です。
18-19ページは、「MEMBERS NEWS」で、今後のイベントの日程や、タイに住むクラブメンバーが紹介されています。
20ページは、「Competition Time」で、クイズが掲載されています。
私がスケーレクストリック・クラブに入っていることや、その会報誌が2008年以降は年4回送られてくるのも、以前の記事で何度も書いている通りです。そのスケーレクストリック・クラブの会報誌「SCALEXTRIC CLUB ISSUE 72」が到着していますので、その内容を簡単にご紹介しましょう。
A4版オールカラー20ページの本誌では、2-3ページで、「MICRO SCALEXTRIC」の「DISNEY・PIXAR TOY STORY 1: 64 SLOT RACING SET」が「TOY TALK AWARDS」の「TOY CAR」カテゴリーで最優秀賞を受賞したことを報告しています。
4-5ページは、「NON-DIGITAL USE OF A SIX CAR POWERBASE」です。スケーレクストリックから発売された「SIX CAR POWERBASE」をデジタルではなくアナログモードで使う方法を探っています。このパワーベースをアナログで使う場合、レーンごとにパワー(C7024/P9300)を供給し、デジタルハンドスロットル(C7002)も使う必要があります。
アナログモードでも、プラクティス(タイムアタック)、F1(周回レース)、エンデュランス(タイムレース)、パースート(追いかけっこ)の各モードが楽しめます。これらの結果は、LCDスクリーンに、ポジション、ファステストラップ、オーバーオールタイム、周回数、が表示されます。自ら施した設定は、パワーベースのスイッチを切っても保存することができます。
8月22日にブランズハッチで行われたレースでは、プロドライバーに混じって5位でゴールしています。彼はまた、ブリティッシュナショナルヘリコプターチャンピオンシップでは7度もチャンピオンの座に輝いています。
8-9ページは、「NEW VISITOR CENTRE OPENS TO THE PUBLIC」です。マーゲートにあるホーンビー本社の新たなビジターセンターの紹介です。同センターは、ホーンビー本社の右側にあり、誰もが訪れることができます。
同センターでは、ホーンビー傘下のすべての企業が発売した製品が展示されており、ホーンビートレイン、エアフィックス、コーギー、もちろん、スケーレクストリックもあります。
スケーレクストリックのセクションでは、1950年代からのモデルが10年ごとに展示されており、デジタルのサーキットでクルマを走らせることもできます。
展示は、1957年から1960年にかけて作られたラバートラックと1963年に発売された青いブガッティ。1960年代のエリアでは、フォードGT40、ヴァンウォール、ベントレー。1970年代のエリアでは、6輪のロスマンズ・マーチ、JPSロータス、1980年代のエリアでは、TVスクリーンがレースとドライバーを映し出します。1990年代のエリアでは、ジャガーXJ220で、このモデルは50万台も販売されます。
同センターには、レストランやコーヒーショップ、ホーンビーショップなどもあります。スケーレクストリッククラブのメンバーなら、20%OFFで買うことができます。
同センターの入場料は、大人4ポンド、子供・シニア2ポンド、ファミリー(大人2人、子供4人まで)10ポンド、スケーレクストリッククラブのメンバーなら、それぞれ20%OFFになります。
10-11ページは、「BRITISH TOURING CAR CHAMPIONSHIP」で、スケーレクストリックがスポンサードするチームフォスターのBMW320SIの紹介です。
12-13ページは、「FEATURE」で、スケーレクストリックの最近のモデルと、これから発売されるモデルの紹介です。スケーレクストリック史上最速の1台であるプロパフォーマンスカーのアストンマーティンDBR9とシボレー・インパラSSも発売されます。
14ページは、「ASTON MARTIN」で、12月に発売されるジェームス・ボンドのアストンマーティンDB5のセットの紹介です。
彼は、戦争が終わると、クルマを含めたぜんまい仕掛けのおもちゃの会社を立ち上げます。会社は大きくなり、1954年には、ロンドンからハンプシャーに移転します。
当時、イギリスのクラブでは、ウッドベースにレールトラックを使ったエレクトリックレーシングカーが行われていましたが、フレッドはそれを大量生産して自宅に持ち込むのは難しいと考えていました。そこで彼は、金属製のプレートとスロットトラックによるレーシングカーを思いつきます。
スケーレクストリックも、同様のスロットカーを作っており、1958年にフレッドのシステムをスケーレクストリックが取り入れます。
フレッドのスロットレーシングに対する情熱が醒めることはなく、1964年にはビクトリーインダストリーズから「VIP RACEWAY」をリリースします。VIPは、1969年には廃業しますが、その精神はスケーレクストリックに受け継がれています。
16-17ページは、「A CHRISTMAS RECIPE...」で、マイクロスケーレクストリックの「PRO RALLY」の紹介です。
18-19ページは、「MEMBERS NEWS」で、今後のイベントの日程や、タイに住むクラブメンバーが紹介されています。
20ページは、「Competition Time」で、クイズが掲載されています。