XBOX ONE PLAY REPORT

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スロットカー・TRUSPEED MT I MOSFET/TRANSISTOR PWM CONTROLLER

2012-10-28 15:04:55 | スロットカー
今回は、コントローラー「TRUSPEED MT I MOSFET/TRANSISTOR PWM CONTROLLER」のお話です。

私は、コントローラーに万単位のお金をかけるぐらいならクルマを買った方がいいということで、長年、調整機能のないシンプルなコントローラーで通してきました。しかし、そのコントローラー2個は、それぞれに問題がありました。
プロフェッサーモーターのPMTR2122(写真2枚目右)は、12V~15V推奨なのに実質13V~で、最近の営業サーキットは12Vに設定しているところが多く、本来のパフォーマンスを発揮させることができません。
パーマのプラスコントローラー(写真2枚目左)は、15Ωのものを買ったのですが、レジスターが少し劣化してきたので、周囲の声も参考に25Ωのターボレジスターに交換したら、私にとっては少しマイルドでした。15Ωに戻せばいいのですが、まだ新しいのに新たに買い直すのも、もったいなく感じられます。
しかも、最近は、スロットカーを始めたばかりでも、いきなりスロット・イットのSCP01など1万円以上のコントローラーを買うことが当たり前になってきており、コントローラーの性能差を含めて肩身の狭い思いをしていました。
そんなわけで、10Ωの廉価なアナログのコントローラーを買って25Ωのコントローラーと使い分けるか、調整機能のあるコントローラーを買うか、3種類のコントローラーを候補に悩んでいました。
そんな中から選んだのが、このコントローラーです。トゥルースピードは、日本では、特に1/32スケールでは、ほとんど知られていませんが、ヨーロッパでは人気があり、日本でも1/24スケールなら知っている人もいるかと思います。
トゥルースピードでは、100ポンドを越えると送料無料になるとのことだったので、コントローラーだけだと89ポンドなので、「スプリングアジャスター/トリガーストップ」(取り付け無料、5ポンド)と、以前紹介した「スロットカーセットアップレート」(8ポンド)も合わせて注文し、102ポンドとしました。
そんなコントローラーは、6月22日に注文し、6月26日に発送され、7月1日に到着しました。大きさはパーマとプロフェッサーモーターの中間ぐらいと適度で、グリップも握りやすい形状をしています。
トリガーのテンションもちょうど良い感じですが、スプリングアジャスターを付けたので、しっくりと来なくなったら調節することができます。もちろん、レジスターを使っていないので、アームのガリガリとした引っ掛かり感もなくとても滑らかです。
また、交換用のトリガーも付属していて、1本指にも2本指にも対応します。私は、親指と小指と薬指でグリップを握り、中指でトリガーを握り、人差し指でコントローラーの上部を支えるので、1本指タイプのままです。
ただ、コードが剥き出しでワニ口クリップもバナナプラグも付いておらず、自分で取り付けるようになっていました。そこで、eBayでバナナプラグ10個セット(5色×2)を買い、海外サイトをあちこち調べて、白がなかったので、ブラウンに黄、ブルーに黒、グリーン/イエローに赤と取り付けました。
なお、現在は、サイトの写真を見る限り、最初からバナナプラグが取り付けられているようで、サイトにもブラウン、ブルー、グリーン/イエローの説明が出ています。また、青のLEDが光ると、正常にパワーが来ているとの説明も追加されています。
さて、このコントローラーの機能としては、ブレーキコントロール、センシティビティコントロール、キル/ローンチスイッチの3つがあります。
ブレーキコントロールは、ダイヤル式で、シームレスにブレーキの効きが強くなります。何台かのクルマで試してみると、今までコーナーで早めにブレーキングしないとスロットから外れてしまうクルマが、ブレーキの効きを強くすることでレイトブレーキできるようになりました。これなら、タイムの向上にも貢献できそうです。
センシティビティコントロールは、ダイヤル式で、シームレスにセンシティビティが強くなります。レジスターに換算すると、70Ωから15Ωまでの幅になります。こちらは、ブレーキコントロールに比べると、少し試したぐらいではあからさまには体感できないのですが、タイムアタックをすれば実感できるはずです。
キル/ローンチスイッチは、トリガーを引いていてもクルマにはパワーを伝えないというもので、レースのスタート時にこれを活用すればロケットスタートを決めることができます。
このように、かなり有用なコントローラーで、ほぼ同価格帯のスロット・イットのSCP01との優劣は分かりませんが、日本では希少なコントローラーでもあり、買って良かったと実感できます。
現在は、パーマのコントローラーをメインに、状況によってはこちらと使い分けています。設定が13V以上の営業サーキットが多ければ、プロフェッサーモーターも使いたいところです。

私のスロットカーの記事の索引は、メインサイトのSLOT CARにあります。


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