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スロットカー・MBスロットがモジュールウッドトラックを発売

2012-06-10 17:00:55 | スロットカー
今回は、MBスロットがモジュールウッドトラックを発売するというお話です。

MBスロットは、スロットカーのパーツメーカーとして市場に参入し、その後、1/32スケールでパガーニ・ゾンダF2005の完成車やフェラーリF430チャレンジのキットなどもリリースしたため、スロットカーをやっている人なら名前ぐらいは知っているのではないかと思います。
そんなMBスロットが、モジュールウッドトラックの発売に乗り出すことになりました。MBスロットでは、既に製作に必要な場所や機器を確保しており、メラミン加工されたMDFでの加工に備えています。その路面はツルツルというわけではなく、適度にワックスがかかったような状態になっています。
ブレードは3通り。4mm×0.9mmの亜鉛製マグネットブレード(1/32と1/43のマグネット向き)、5.6mm×1mmの亜鉛製マグネットブレード(1/32と1/24のマグネット向き)、5.6mm×1mmのニッケル加工された銅製ブレード(ノーマグ向き)。これらのブレードは、ボルトの損失が少なく、アクセラレーション、スピード、ブレーキに優れています。
ボーダーとガードレールは3mmのフォレックスを使用しており、高さは自由に指定することができます。スロットは、幅3mm、深さ10mmで、幅広い車種に対応します。
トラックは、オーダーメイド制で、レーンの幅、ボーダーの幅、コーナーの角度、モジュール1枚あたりのサイズなど、フレキシブルに対応してくれます。コストも、プラスチックトラックに遜色なく、耐久性も申し分ありません。
クロスセクションは、1mもの長さがあり、プラスチックトラックの3倍にもなるため、高速のままでのレーンチェンジを可能としています。
SlotForum」では、実際の写真も公開されています。表面は美しく仕上がっていて、クロスセクションは確かに緩やかでスピードの減速も最小限に抑えられそうですが、コーナーのイン側は少し滑らかさに欠けるように見えます。このあたりは、今後、精度が上がってくることを期待したいところです。
モジュールウッドトラックというと、スロットファイヤーが有名ですが、価格が高い上、日本から注文する場合には送料も高く、あまり現実的ではありませんでした。
この記事を書いている時点では、MBスロットのオフィシャルサイトには何も書かれていないのですが、興味がある人は問い合わせてみてはいかがでしょうか。

私のスロットカーの記事の索引は、メインサイトのSLOT CARにあります。