XBOX ONE PLAY REPORT

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スロットカー・PORSCHE CARRERA 6(FLY)

2011-11-27 16:58:52 | スロットカー
今回は、マイカーのお話です。

私の1/32スケールのスロットカーの108号車は、PORSCHE CARRERA 6(FLY)です。11月13日に横浜大さん橋で行われた「16thホビーフォーラム2011」に出店していた「ガレージハウス クゲヌマ」で1500円で購入した中古車です。
私は、年式が1990年前後以降の新しめのスポーツプロトタイプかGTを狙っていたのですが、今回は価格に見合う中古車ではクラシックカーの部類に入るクルマしかありませんでした。それでも、自分がなじみのあるクルマからチョイスした2台のうちの1台がこのクルマです。
ポルシェカレラ6(ポルシェ906)というと思い出されるのが、1967年の「日本グランプリ」です。生沢徹のポルシェカレラ6と高橋国光のニッサンR380A-2がデッドヒートを演じ、生沢のスピンにより両者が止まり、先にスタートした生沢が優勝。また、酒井正が30度バンクでガードレールを飛び出してクラッシュという壮絶なレースでした。
ただ、生で観戦したレースという意味では、1972年の「'72全日本鈴鹿自動車レース大会 シリーズII」です。ローラ、シェブロンが主流となる中、ピーター・G・ベラミがポルシェ906Kで参戦。彼は、リザルトではリタイアになっていますが、これは、田中弘が彼を周回遅れにする際に、邪魔だからとわざとコツンと当て、これに怒ったベラミがレースを止め、コントロールタワーに抗議に行ったというのが真相です。
このレースは、前日の台風でフルコースが土砂崩れになり、決勝は東コースで行われたため、周回遅れになりやすかったし、抜きどころも減っていたという理由もありました。
話がだいぶそれましたが、このクルマは、そのどちらでもありません。1968年にスペインのアルカニスサーキットで行われた「IV Premio Ciudad de Alcaniz」(第4回アルカニスシティカップ)で、スペインのベン・ハイドリッヒ(ワーナー・ベルンハルト・ハイドリッヒ)が優勝したモデルのようです。
このクルマは、2006年ごろにリリースしたと思われますが、フライらしくモデルの精度は申し分ありません。中古車ということで、フェンダーミラーが紛失し、磁石も外されてノーマグ仕様になっていましたが、それ以外はクリーニングしたら新品と遜色ないほどきれいになりました。新車が$100以上で売られていることを考えると、この状態で1500円ならまずまずでしょう。
サイドワインダーのモーターの前に当初あったのと同じサイズの磁石を装着し、さらに磁力の最適化を図ると、66gのボディで磁力が193gと、ノーマルカーでホームサーキットを走らせるには適度なバランスになりました。走りもなかなかで、タイムアタックでもソコソコのタイムは期待できそうです。

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