XBOX ONE PLAY REPORT

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スロットカー・KREMMER PORSCHE K8(CARTRONIC)

2010-11-14 14:48:16 | スロットカー
今回は、マイカーのお話です。

私の1/32スケールのスロットカーの83号車は、KREMMER PORSCHE K8(CARTRONIC)です。
アーティンのスロットカーが比較的充実している(ということが分かった)eBayドイツを眺めていたところ、このクレマーポルシェK8が目につきました。私は、もちろん、「ル・マン24時間レース」が大好きで、そこに参戦するクルマは好きですし、クレマーポルシェの中でもオープンタイプのスロットカーは見たことがありませんでしたし、カートロニックのスロットカーはまだ持っていませんでした。折しも、「ボーダーレイヴァーズ」ではル・マンのレースを行っている真っ最中でした。そうしたさまざまな条件がそろって、これはぜひとも手に入れねばと思うようになったのです。
価格は、eBayドイツでBuy It Nowで18.50ユーロ、7月10日に送料を問い合わせたところ11.50ユーロとの返事で、合計30.00ユーロになり、日本円で3447円でした。そこで、誰かに買われる前にとすぐに注文を入れると、7月12日に発送され、7月17日には到着しました。5日で着くのですから、ドイツからの郵便も速いものです。
このクルマの発売自体、少し古くなるのですが、ケースも一昔前のスケーレクストリックなどと同様、コンパクトなプラスチックのケースに紙製のカバーをしたようなシンプルなものでした。クルマも、少し古いこともあって、ややプラスチック感が強く、ディテールはソコソコなものの、ゼッケンなどはデカールやタンポなどではなく、シールが貼られています。それもあってクリアも吹かれていないため、よりプラスチック感が強調されるわけです。それでも、雰囲気は十分に感じられます。
シャシーの構造はシンプルですが、インラインに配されたモーターのモーターポッドは独立タイプになっており僅かながらに動きます。また、磁石は、なぜかフロントアクスルのすぐ後方に装着されているのですが、ネオジウム磁石ではなく、磁力はたった15gしかありません。タイヤは、細い溝が10本近く彫られたタイプで、グリップもあまり高くはありません。つまり、このままの状態では、コーナーでのグリップはほとんど期待できないというわけです。
そこで、まずはボーダーレイヴァーズでテストするために、ノーマグ状態にして、リアタイヤをインディグリップスに交換しました。どれぐらいの走りをしてくれるか期待したのですが、シャシー性能自体はそれほど悪くはないものの、モーターが非力で、タイムも6.813秒が限界でした。ボーダーレイヴァーズでは、スケーレクストリックでも6秒台前半は軽くマークできるので、これではお話になりません。タイムを大幅にアップさせるには、モーター交換しかないでしょう。
そこで、このチャレンジは断念し、マグネットチューンを施すことにしました。ホームサーキットでのタイムトライアルでは、4.57秒と81台中54位のタイムでした。このあたりは、ラリーカーやSCXのツーリングカーがいるところで、それほど速いというわけでもありません。このモーターのままでも、もう少しタイムが上がることを期待したいものです。