XBOX ONE PLAY REPORT

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スロットカー・GRANNY RACING

2010-08-01 16:00:12 | スロットカー
今回は、「GRANNY RACING」のお話しです。

「GRANNY RACING」は、スロットカーの一種で、車椅子に乗ったおばあさんたちが、オーバルトラックで白熱したレースを繰り広げます。私は、eBayでは「SLOT CAR」で検索をかけているため、車椅子に乗ったおばあさんのスロットカーがあること自体は知っていたのですが、単体で売られているものだとばかり思っていました。ところが、5月中旬過ぎのある日、偶然にも、Amazon.comでセット販売されているのを発見したのです。Amazon.comでは、$19.99ぐらいで売られていたのですが、おそらく、eBayならもっと安いのではと調べてみたところ、やはり、eBayの方が安く買うことができるようでした。
そこで、5月27日に、eBay UKの最安値のショップでBuy It Nowで落札しました。価格が6ポンド、送料が10ポンド、合計16ポンドで、日本円にするとわずか2140円で買うことができたのです。ただ、なかなか来ないので問い合わせたところ、6月15日に「先週、送ったよ」との返事。その数日後の6月18日に無事に到着しました。
セットは、緩衝材もなく紙に包まれただけで送られてきたので少し呆気にとられたのと、新品ということだったものの箱が経年変化か少し傷んで糊もはがれてすぐに展開図になるという状態で驚きました。それでも、グラニーレーサーそのものやトラックにはダメージが見受けられず、ひょっとして中古かもという疑念はあるものの、とりあえずはホッとしました。
さて、セット内容は、グラニーレーサーが2台、プレスボタンコントロールユニットが2個、パワーインテーククロスオーバートラックセクションが1本、クロスオーバートラックセクションが1本、カーブトラックセクションが8本、フェンスセクションが8本、という構成です。これを組み立てると、かなり小型のオーバルトラックができあがります。しかも、ストレートはクロスオーバートラックしかないため、180度のコーナーを抜けるとクロスオーバーを通り、すぐに180度のコーナーに入り、再び、クロスオーバーを通るという忙しいレイアウトになります。
プレスボタンコントロールユニットは、独自の形状をしており、ハンディサイズの箱の中に単3電池2本を入れ、ボタンを親指で前後させることにより、スピードを調整します。変わったコントローラーではありますが、手のひらによくなじみ、スピードの調整もしやすいです。ただ、このセットは、プレゼントとしてスロットカーにあまりなじみのない人に送る場合もあることを考えると、カーブ、クロスオーバー、カーブ、クロスオーバーの連続は、操作が難しいのではないかと感じました。うまく操作している映像がYouTubeにあったので、貼りつけておきます。グラニーレーサーは、HOスケールほどのオリジナルシャシーに、車椅子のおばあさんが乗せられています。シャシーは、小さなタイヤで走るようになっており、中央に四角い磁石が装着されていて、前側はガイドとブラシしかありません。ただ、車椅子の小さな前輪は、かすかに設置するようになっており、走行中はけっこう回転するようです。車椅子の大きな後輪は、よくは回りますが、コーナーで横Gがかかった際にアウト側が設置するかどうかといったところでしょう。小回りのオーバルで3V程度だと、磁力もあってコーナーでも安定します。
しかし、それでは物足りないのがスロッターというものでしょうか。ドイツでは、グラニーレーサーにオリジナルの装飾やカラーリングを施し、広大なカレラのサーキットでレースさせてしまうというつわものがいました。YouTubeに2007年に行われたレースの映像がありますが、察するところ、12V用のモーターに変更し、磁力も強めているようです。こういう映像を見ると、自分でもこのようなレースならやってみたく感じます。
私のグラニーレーサーは、モーターを軸の短いラビットモーターに換えてあり、磁力も少し強めています。タイヤは、それなりにグリップしそうなので、オリジナルのままです。