XBOX ONE PLAY REPORT

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スロットカー・SCALEXTRIC CLUB ISSUE 71

2010-07-25 17:28:53 | スロットカー
今回は、「SCALEXTRIC CLUB ISSUE 71」のお話です。

私がスケーレクストリック・クラブに入っていることや、その会報誌が2008年以降は年4回送られてくるのも、以前の記事で何度も書いている通りです。そのスケーレクストリック・クラブの会報誌「SCALEXTRIC CLUB ISSUE 71」が到着していますので、その内容を簡単にご紹介しましょう。
A4版オールカラー20ページの本誌では、2-3ページでさまざまな報告をしています。5月23日にドニントンパークミュージアムで行われたスケーレクストリックのイベントが盛況のうちに終わったこと。スケーレクストリック・クラブのメンバーがスケーレクストリックのオンラインショップやメトロセンターにあるMODELSZONEで買い物をすると10%OFFになること。スケーレクストリックの姉妹会社であるコーギーから1/64スケールのスケーレクストリックのレーシングチームトラックのミニカーが発売になったこと。
4-5ページは、「Time to Start!...」で、スケーレクストリックの新たな「start」セットを紹介しています。このセットは、1/32スケールで、「GT ENDURANCE」、「GRAND PRIX」、「WORLD RALLY」があります。ここでは、ラリーを例に取り、解説しています。
トラックは、スポーツやクラシックよりも硬く丈夫です。幅はスポーツと同じで、90度コーナーはスポーツのR2よりもタイトでR1.75といったところです。ストレートは、長くてスポーツのスタンダードストレートの1.5倍はあります。スポーツトラックとのコンバーターも発売されるようです。
クルマは、スーパーレジスタンスで、フォード・フォーカスとスコダかシトロエンのようです。スポンサーデカールは、シートとして付属します。シャシーは路面に接近しており、磁石はモーターとリアアクスルの間にあります。タイヤのグリップは高く、ガイドとブレイドは一般的なスケーレクストリックのクルマと同じです。
パワーパックとコントローラーは、ブランニューです。スロットルは少し小さいものの、大人でも問題なく扱えます。マイクロスケーレクストリックと本格的な1/32スケールの間を埋めるものとしては最適だと考えられます。
6-7ページは、「A SIZZILING SUCCESS...」で、5月23日にドニントンパークで行われたスケーレクストリックのイベントをより詳しく紹介しています。同イベントは、ドニントンパーク・グランプリミュージアムで開催され、スケーレクストリック・クラブのメンバーと一般の観客が2000人以上、会場までの200台にも及ぶ新旧のグランプリカーの間を通り抜けて訪れました。
スケーレクストリック・ロードショーは、レイアウトの異なるスケーレクストリックのトラックが点在し、このスキルの異なるトラックを制覇するとスケーレクストリック・ドライビングライセンスが授与されました。
また、多くのバイヤーがスワップミートに訪れ、最近のモデルを買ったり、200ものレアなスケーレクストリックのクルマのオークションも行われました。
さらに、高校生を対象にしたスケーレクストリック4スクールチャンピオンシップも開催されています。
8-9ページは、「1955 Jaguar D Type and Mercedes-Benz 300 SLR」で、両車が一緒になったセットの紹介です。
また、「The Mini Mille Miglia」もあります。こちらは、イタリアで実際のミッレミリアのルートの途中に住むスケーレクストリック・ファンのグラハム・レネが作ったミニ・ミッレミリアの紹介です。このミニ・ミッレミリアは、道路と山と村が巧みに配されており、およそ100台のクルマがエントリーして、4~5台に分かれてタイムトライアルを行いました。ドライバーは、アメリカ、スイス、イタリア、イギリス、ドイツから集まり、おいしい食べ物とワインで、楽しいひと時を過ごしました。
10-11ページは、「FACTFILE」で、アウディR8LMS GT3とアストンマーティンDBR9の紹介です。
12-13ページは、「TEAM TALK」で、スケーレクストリックの最近のモデルとこれから発売されるモデルの紹介です。
14ページは、ロス・ブラウンがスケーレクストリックのブラウンGPの最初のバージョンを手にしたという話です。
15ページは、ケーターハムR500の紹介です。
16ページは、マイクロスケーレクストリックの「TOY STORY MICRO SET」の紹介です。このセットは、バズ・ライトイヤーとウッディが含まれており、49.99ポンドで発売されます。
17ページは、「The Scalextric Handbook」で、BBC2のシリーズ「JAMES MAY'S TOY STORIES」から発売されるハンドブックは、スケーレクストリックの歴史から、セットやクルマまでが紹介されています。発売は7月7日で、カバー付きのハードバックは96ページで、写真が100点も満載されています。サイズは196mm×130mmで、価格は12.50ポンドです。日本からも、送料込み16.00ポンドで買えます。
18ページは、「Scalextric in Canada and the USA.」で、アメリカとカナダにおけるスケーレクストリックの歴史です。1962年には、LIONELがカタログにUKのセットを掲載しましたが、税金が高く、売り上げは芳しくはありませんでした。1963年には、LIONELは、オリジナルモールドのクーパーT51とBRM P25を作り、また、独自のトラックシステムでフェラーリ、ジャガー、シボレー・コルベットをセットにしたものも作りましたが、こちらもあまり売れませんでした。
1971年にはTRI-ANGが、1980年代にはMILTON BRADLEYが、それぞれ関わります。1990年から1995年にかけては、IRWINが輸入に当たり、SUPER SCALEというブランドで発売します。1995年と1996年はインポーターが替わり、マルコム・ウォービーがA DAY AT THE RACESとして発売し、代表者がアラン・スミスに代わってからは売り上げが伸びます。
1999年には、スケーレクストリックU.S.A.が直接、販売に携わり、2002年まではアラン・スミスがマネージャーとなります。カナダも、ほぼ同様の道筋をたどります。
19ページは、「Member Profile」で、スケーレクストリック・クラブのメンバーであるクエンティン・チルコットの紹介です。彼は、8フィート×4フィートのボードを壁に立てかけ、使う時はフォールドダウンして使います。トラックのバリアは、白く塗ったMDFを用い、フォトペーパーにスポンサーロゴを印刷し、接着しています。クルマのコレクションは、162台に及びます。
20ページは、「Competition Time」で、クイズが掲載されています。