XBOX ONE PLAY REPORT

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スロットカー・スケーレクストリックのホームサーキット・立体交差編

2009-04-19 21:19:53 | スロットカー
今回は、スケーレクストリックのホームサーキットのお話の続きです。

前回、前々回と、スケーレクストリックのホームサーキットができるまでの顛末をお話してきましたが、今回は、その別のレイアウトで走らせてみたので、そのお話をしましょう。私は、スロットカーに関しては、1月下旬から3月にかけては、このスケーレクストリックのホームサーキット作りに最も力を入れていました。そのため、カレラのホームサーキットも、しばらく組んでいませんでした。営業サーキットも、今年はまだ新車を買っていないこともあり、ボーダーレイヴァーズに2月20日に行って以来、出かけていません。クルマによっては2ヵ月近く走らせていなかったので走らせておきたかったのと、スケーレクストリックの立体交差のレイアウトを実際に試してみたかったので、組んでみたというわけです。
とはいえ、実際にサーキットを組んでクルマを走らせるとなると、50台近いクルマを置く場所も必要になるわけで、とりあえずクルマの駐車場として作ったシンプルなサンプライを置いてみました。ところが、そうなると欲が出てきて、ピットロードを置き、ピットを置き、駐車場を置き、コントロールタワーを置き、グランドスタンドも置きと、けっこう大掛かりになってしまいました。ただ、それによって確認できたこともあります。コーナーのスタンダードは、カレラは最小のR1、スケーレクストリックは2番目に小さいR2、となります。それでも、トラックの幅が広い分、カレラの方が大きく感じるのですが、インフィールドに関しては、スケーレクストリックの方が、わずかながら広くなります。ピットとピットロードはカレラのインフィールドに合わせてピッタリに作ったのですが、スケーレクストリックの方が2cmほどの余裕があるのです。これはちょっと意外でした。もちろん、スケーレクストリックの場合には、R1となるヘアピンがあり、これを使えばもっとインフィールドが狭くなります。ちなみに、カレラは、純正品ではありませんが、R0.5というR1の内側に入るコーナーを製造販売しているところがあります。
今回、初めて立体交差を組んで走らせてみたのですが、クルマによってはその立体交差で少し問題が起きます。まず、スケーレクストリックのレンジローバーは、立体交差の下をくぐることができません。わずかに屋根がこするため、手で持ち上げるか、橋げたにスペーサーをかます必要があります。スケーレクストリックがレンジローバーをスロットカー化する際に、車高をほんの少し下げておけば良かったのにと思うのですが、このあたりは最近のスロットカーらしく正確な縮尺で作っているのでしょう。また、カレラのF1は、トラックの継ぎ目でリバーススイッチが入ってしまいます。カレラのトラックは立体交差専用のものが売られているのですが、スケーレクストリックのトラックにはそれがないので、トラックの継ぎ目で引っかかってしまうのです。カレラのF1を走らせる際には、かなり緩やかな坂にしなければならないようです。
最後に、電圧ですが、イギリスのスケーレクストリックの純正に近い16Vだと少しオーバーパワーなので、9VのACアダプターを使ってみたのですが、マイカー全般だと、やはり、少しアンダーパワーに感じます。オフ会などで初心者に走らせる場合には、9VでSCXのノーマルカーあたりが合いそうですが、ホームサーキットとして楽しむには、12V近い電圧が最適かもしれません。12VのACアダプターを安く調達できる機会があれば、スケーレクストリック用に改造して試してみようと思います。