XBOX ONE PLAY REPORT

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Official Xbox Magazine ホリデー号 2

2005-12-21 18:04:52 | OfficialXboxMagazine
「Official Xbox Magazine ホリデー号」の「XBOX GAME DISC」をプレイしたインプレッションです。
「KING KONG」は、映画版「KING KONG」のピーター・ジャクソンが監修するアクションゲームです。デモ版では、ジャックとなってT-レックスの追撃から逃れるモードと、キングコングとなって最初のT-レックスと戦うモード、の2モードをプレイすることができます。また、画面は、4:3、4:3黒帯あり、16:9、から選ぶことが可能です。ジャックを選ぶモードでは、カールたちがゲートを開けるまで、翼竜を撃ち落すなどしてT-レックスを自分の方にひきつけます。ゲートが開いたら、彼らとともに安全なところに隠れます。ここで、コングを選ぶモードに自動的に切り替わります。手に持ったアンを地面に置いてT-レックスと戦います。Aボタンでパンチ、Bボタンでつかみ、Yボタンでフィニッシュ、といったところでしょうか。T-レックスを倒したら、アンを更なる恐竜たちの襲撃から救うため、ゲートを塞ぐ柱をどかしたり、木や壁を飛び移ったりしながら、彼女のところに向かい、恐竜たちと戦います。操作性、グラフィック、サウンドともに良好で、アクションゲームらしい爽快感が味わえそうなゲームです。
「SERIOUS SAM II」は、シリアス・サムを主人公とする、近未来を舞台にしたSFファーストパーソンシューター(FPS)です。デモ版では、近未来都市の超高層ビルを舞台に、各種ロボットとの派手な銃撃戦を楽しむことができます。基本的には突進型のFPSで、考えながら進むというよりは爽快感を得られるタイプのゲームです。操作性は良好ですし、サウンドもゲームらしい派手さがあります。しかし、グラフィックは、プレイステーション2でも、もう少し頑張れるかなといったレベルで、あまり美しいとは言えません。安く買って値段なりに楽しむゲームといった印象です。
「BATTLEFIELD 2 MODERN COMBAT(SINGLE-PLAYER)」は、現代戦のFPSで、シングルプレイヤーでは30のキャンペーンがあります。デモ版では、雪降る基地で、ジープに乗ったり、戦車に乗ったり、ヘリコプターに乗ったりして、派手な銃撃戦を繰り広げることができます。操作性はFPSとしては平均的なレベルですが、グラフィックはXboxの水準レベルに到達しているかどうか微妙なところです。PC版のアメリカでの評価は平均9.0と高いものの、デモ版をプレイした限りでは、Xboxで数あるFPSの中で本作を取り上げる必然性は感じません。
「EVIL DEAD REGENERATION」は、サム・ライミのホラー映画「死霊のはらわた II」をベースにした3人称視点のアクションゲームで、主人公のアッシュは映画と同じブルース・キャンプベルが声を当てています。デモ版では、墓場を主戦場に、骸骨やゾンビなどのアンデッドとショットガンやチェーンソーなどで戦います。また、身長90cmのパートナーを蹴飛ばすことで、先に進んだり、敵を倒す手助けをさせたりすることもできます。場所によっては、パートナーを操作することも可能です。視点は、通常は少し離れた後方からの追尾視点ですが、場所によっては固定視点になります。操作性、グラフィックともに、まずまずです。パートナーの存在が随所にユーモラスさを醸し出す要素となっており、ホラー映画がベースというほどの怖さはありません。$19.99のバジェットタイトルだけに、「死霊のはらわた」が好きだとか、何かのついでにもう1本という向きには、悪くはなさそうな感じです。