「あかね」のKAさんが「面白いよ」と言われたので、図書館で借りたことは以前書いた。久しぶりのミステリー、最初のとっつきが悪くて返却期間を過ぎてから読み始めた。そのうち、「ハリーポッター」の時のように、寝る前に必ず読み、先が気になり夜中まで放せなくなってきた。謎解きの面白さだ。続けて借りた下巻はあっと言う間に読み終わった。
「1Q84」の青豆と天吾のように、二人の主人公の物語が別々に並行して進む。二人とは、ミカエル・ブルムクヴィストとリスベット・サランデル。このカタカナ名前を見ただけで頭が痛くなる人もいるかも。私も何度も、最初のページの登場人物紹介に立ち戻った。
タイトルの「ドラゴンタトゥの女」とは、もちろんリスベットだ。体中に刺青があり、耳と鼻にピアスをつけている痩せた小柄な女性。フリーの調査員。だが、物語はミカエルの事件から始まる。ミカエルは、雑誌「ミレニアム」の発行責任者で記者。二人は別々のルート(実際は仕組まれて)で、大実業家 ヴァンゲル一家の秘密に係わることになる。元会長ヘンリック・ヴァンゲルの孫娘、ハリエットの失踪事件である。
舞台はスエーデン。ストックホルムの北、ヘーデビー島。(↓は、上巻の表紙と本の最初のページの地図)
3部作全部を英訳で読んだSAさんに、「あなたがあんな本を読むとは…」と驚いたように笑われたが、私はミステリーは大好き。だから、真実が明らかになって行くまでの謎解きの過程が面白い。ただ、この本は、変質者が犯人で異様な殺害場面もあり、後味はあまりよくない(今新聞を賑わせているニュースを見ると、こんな事件は異様ではないかもしれないが)。
過去の新聞や雑誌、犯罪記録などの資料を洗い出し、舐めるように読んで手がかりを発見する。資料のスキャン、メモのまとめなどすべてパソコンに保存、また相手のコンピューターへのハッキング行為もあり、で最先端の情報小説さながらである。
2008年に、各国で翻訳され、どの国でもベストセラーだったそうだが、著者は出版前に亡くなったのだそうだ。
スティーグ・ラーソン著 ヘレンハルメ美穂・岩澤雅利訳 早川書房
第2部を借りようかどうか目下思案中である。
お久しぶりです。お元気でしたか?私は会社の決算でバタバタ・・・そして腱鞘炎で思うように手を動かせずイライラだいぶん痛みも無くなりなんとかやってます。
清姫さんは芸術の秋してますね~能・音楽・読書・・・いいことですよ。うちの息子も大学から課題が出てるのか10枚ほど印刷された英語の長文を訳してます。息子が「高校の英語は嫌いだったけど大学になると英語も楽しい・・・」と言ってます。大学で洋画を見るそうなのですが最近は字幕無しも楽しいそうです。うらやましい話です。清姫さんも本を読んでおられると、楽しくて次も読みたくなってこられるのでしょうね。
お仕事が忙しかったのですね。腱鞘炎はつらいでしょう?少しはいいですか?
芸術の秋はまだまだ続くのですよ~。
私の英語は限りなく退歩していますが、同じ英語科のSAさんは英会話クラブの世話をして頑張っておられます。英訳で読むなんて感心しますよ。大学生の息子さんも生の英語で洋画を見るなど力をつけられましたね。
ところで、延び延びになっていましたが私も落ち着いたので今週、来週あたりに寄ってください預かっているバッグをお渡ししますよ。遅くなりごめんなさい。
カタカナの名前はどうも覚えられなくて、直に敬遠してしまいます。
時はまさに読書の秋、ではなく読書の夜長なのに、私はこの頃読みやすい「吉川新平家物語」もサボっています。私より先に読み始めた人が、まだずっと先だと言われたので、一休みしたのが間違い。この頃は新聞もろくに読まず、一体何をしているのでしょう。
このなんとかタトゥーの女は、謎解きが聞くだに面白そう!まるで映画をみているようです。
でも、読むと分からなくなりそうです。
次を読んだらまたアツプしてください。
スエーデンの名前なのでさらに覚えにくいのです。登場人物も多くて…。
でも、その世界に入ってしまえば「平家物語」も同じですよ。
平家も、似たような名前が多く、家族関係も複雑、古今東西同じですね。
コレ、映画にもなったのだそうです。SAさんは映画も見たそうだけど、あまり・・・だったようです。
しばらくしてから2部作を借りるつもり。
SAさん素晴らしいですね、全部英訳で読まれるなんて!
清姫さんもいろんな趣味をもってお忙しいのによく時間がありますね。
私はこの頃眼が活字を受け入れなくて、読んでいるとすぐ眠くなってしまいます。
原作がスエーデン語で、それの英訳なのでわかりやすい英語だったとか。
現役後も英会話塾の世話をしたり、忘れないように研修を続けて偉いですね。
風子さんも国際交流を続けておられますよね。
時々アップしてくださいね。私は、マークとの電話もままなりません。
映画になったことは知っていますよ。
TVで宣伝していましたから・・・。
日本のさえ名前を覚えられないのに、横文字の名前は敬遠してしまいます。
ごめん。 ぱす!
名前が長いだけで普通のミステリーですよ。
ミスマーブルやホームズと同じ。ただ、パソコンで情報が飛び交うのが現代的と言うか、今風かな。
でも読書に根気が要るようになりました。よほど惹きつけられるものがないとね。