今朝(10/21)の新聞に、観光口コミサイトで「黒部ダム」が2年連続1位とのニュースが載っていた。「50年前のダム建設に、人間の底力を感じた」、「放水が圧巻」、「駅員の対応」、「バリアフリー対策」などの感想が寄せられたそうだ。久しぶりに訪れた私も、まったく同感だった。
10/14(月)、連休最終日、MiTUアルト4人で立山アルペンルートで黒四ダムまで行った。紅葉はほとんど終わっていたが晴天に恵まれ、数々のハプニングを乗り越えて秋の立山・黒部を楽しんできた。
さて、↓の乗車券が無いことに、ダム展望台へ行く途中で気づいたことを昨日書いた。KIさん達がレストハウス横の警備(?)の人に聞いてくださった。そこには届いていない、黒部湖駅にも届いていない、でも帰る時駅の案内に寄るようにと親切に言われた。
私は9割諦めていた。せっかく半額で来たが、最初から全額払って来たと思えばいい。黒部平の紅葉がきれいと聞いていたから昼食はそこで食べることにしようと、駅へ戻った。駅で聞くと、なんとまあ、黒部平駅に届いていると言う。ロープウエイの中で落としたらしい。乗客か駅員が届けてくださったのだ。日本はやはり安全と言うべきか、山へ来る人は親切と言うべきか、本当にうれしかった。↓は、「黒部平公園」。手前の大きいベンチは団体客用撮影場所。雷鳥のぬいぐるみが置いてあり、赤いジャケットの女性が戯れている。
↓ ここもほとんど紅葉は終わり、ナナカマドの実が赤い。ここでおにぎりを食べ、しばしお喋り。室堂でゆっくりしようとロープウエイに乗る。
連休最終日の晴れた日で、人出は多いが、整理券が出たり臨時便が出ていたり、であまり混雑しない。少しは待つこともあるが大したことはない。杖をついた人や車椅子の人も来ておられる。すべて乗り物とは言うものの、駅のホームそのものが傾斜しているから、階段の上り下りは必須。しかもかなり急だ。すべての通路に手すりがあり、私も疲れがたまるにつれ、手すりにつかまらないと歩けなくなったのでとても助かった。杖と手すりでやっと上る人には、駅員さんが抱きかかえんばかりに手助けをしておられた。
↓は、室堂平。さすがにたくさんの人だ。草紅葉も終わり、足元はまっ茶色。
↓ 雄山頂上と月。
↓ 右は、雄山、大汝山、富士の折立。真中は、真砂岳。左は、剱と右手前が剱御前。室堂から剱はこれくらいしか見えない。3人の友人はみくりが池とみどりが池一周に。私は諦めて、ベンチに座ってお菓子を食べながら待っていた。
室堂駅でお土産を物色したり、試食コーナーで片っ端から立ち食いをしたり、待ち時間も苦にならない。最終便の前の臨時便に乗り、立山駅に着くと真っ暗だった。夕食を食べて帰ることにしていたが、帰りの道でまた迷い、小杉まで2時間もかかってしまった。遅くなったからか、月曜が定休日だったか、お目当ての店は閉まっている。
結局、「丸亀製麺」に入る。私はイオンの店しか知らないので興味津津。こんな店は初めての人もいて、それなりに面白かった。
秋晴れの一日、楽しく立山(登山ではないが)で過ごしました。来年は紅葉の時期を目がけて行きたいもの。