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映画「石榴坂の仇討ち」。ていねいな映画づくりはGOOD!

2014年11月03日 18時32分41秒 | ノンカテゴリー

先日、ハリウッド版「ゴジラ」を観に行った。前回の映画とは違い、どこからともなくやって来て悪を倒し、 静かに去って行く・・・という昔のゴジラが帰ってきた!という内容。なんだかとても、いい気分で帰ってきた。

そのゴジラ映画を観た際、予告編で「柘榴坂の仇打ち」が紹介され、ぜひ観に行きたいと思うようになり、先日映画館へ行ってきた。

【映画『柘榴坂の仇討』予告編】

ストーリーは、桜田門外の変で、支君の仇打ち相手を13年間探し求め、探し当てたその日に仇打ち禁止令が 出る。仇打ち側と追われる側の生き方、そして彼らを温か<見守る人たちを描<という物語。

主人公の時代と一緒に価値観も変わっていくなか、どう生きていくのかと問う内容、そしてこれまで悪く書か れていた井伊直弼を良い人物と設定されていたもも面白かった。事実彼は、まずは開国しその上で対応策を考えるという立場で、この間米国への随行団として咸臨丸を派遣、後の人材も輩出している。

全体的な感想としては、丁寧につくっているという印象。役者の後ろ姿で想いを表現している場面が多くあり、役者の力の素晴らしさと小説のような感じ方ができたのは、よかったと思う。あの時代の価値観の中で、どんな選択をしたのか、現代に通じるものは何かなどを考えていくと、さまざまな生きるヒントがあると思う。

今月には宮沢りえ主演の「紙の月」が上映される。こちらもぜひ観に行きたい一本である。

【『紙の月』予告編 】



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