あしたのタネをまく、アシタネブログ!

今日よりちょっといい、明日にしませんか

五代友厚公の像に会いに行く

2016年03月10日 05時16分00秒 | シニア産業カウンセラー




1月に実施された産業カウンセラー関西支部新春例会。その研修会場の近くに、大阪商工会議所があり、玄関前に五代友厚公の銅像があるとのことで訪ねた。

五代友厚といえば、NHKの朝ドラでディーン・フジオカ演じる五代才助、のちの五代友厚(1835~85)で一躍有名になった。この日も、道行く人がその像を携帯カメラに納めていた。ここで人となりを紹介したい。


薩摩藩(鹿児島県)出身の実業家。長崎の海軍伝習所で航海、砲術、測量などを学ぶ。その後、長崎で薩摩藩の船奉行副役を務め、蒸気船購入に奔走。

明治維新後、官僚から実業家に転じ、大阪株式取引所(現・大阪取引所)の設立に尽力するなどした。大阪商法会議所(現・大阪商工会議所)初代会頭。「東の渋沢(栄一)、西の五代」と称された。 (2016-01-30 朝日新聞 夕刊 社会面より転載)

その他にも、大阪商業講習所(現・大阪市立大学)、大阪製銅、関西貿易社、共同運輸会社、神戸桟橋、大阪商船、阪堺鉄道(現・南海電気鉄道)などを設立したことでも知られている。

50歳亡くなった彼。その時、ほとんど財産はなかったとのこと。彼は金に執着しなかったからこそ、おおきな事業ができたのではないだろうか、ふとそう思った。彼の生きた時間は50年と短かったが、普通人の数倍生きたのではなかろうか?いや、今も大阪の町で生きてるのだろう。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿