あしたのタネをまく、アシタネブログ!

今日よりちょっといい、明日にしませんか

ライスワーク、ライフワーク、ライクワーク

2024年08月26日 04時53分24秒 | 自分を磨きましょう


先日、65歳となった。前期高齢者の仲間入りか・・・。定年により、リタイアする同級生や友人が増えて、改めてそんな年齢になったのだと実感する。

定年のない生き方を選んだ私は、ちょっと羨ましくもある。毎日好きな音楽を毎日続けたらスキルが上がるだろうななどと考えたりする。しかし、週末も仕事をしている私は、好きな音楽の練習も、なかなか時間が取れなかったり、疲れて、何となく練習をしていることも多く、思ったようにスキルが上がらない。

でも、私の父の場合で考えてみると、65歳で定年になり、することやいく場所がなくなり、好きな釣をするも、家にいることが多くなった。そして、身体の調子が悪くなり体調がすぐれない日が増えてきた。ある日、気分転換のため釣にでかけた折り、顔見知りの船渡しの方が海外にボランティアに数ヶ月でかけている話を聞き、働こうと思ったそうだ。

その後は、なんでも屋さんのような「お墓や駐車場の掃除、受付、片付け、ゴミ捨て」などを見習いから始め、その後、個人から請け負う仕事を85歳まで続けた。

そんな父は、自分より年齢が上の方や年下の方など、老若男女の方々と、お酒を飲んだり、カラオケにいったりと、楽しそうな生活をしており、世代を越えた知人友人がいることの大切さを身近に感じた。

改めて考えてみると、60歳を過ぎてからの1日、1週間、そして1年は瞬く間に過ぎていく感じだ。だからこそ毎日を大切に生きていくことが悔いのない1年を過ごすことになるのではないか。

人生には、ライスワーク(食べるため)、ライフワーク(生きるため)、ライクワーク(やりたいこと)があるといわれます。

ライスワークは、賃金に関わらず家族のお世話、ボランティア活動など、さまざまな活動があると思います。

年齢に関わらず、3つのワークを大切にしていく生き方がこれから求められるのではないかと感じます。