ある日突然世界が変わってしまったら?
そんな言葉が浮かぶような第1話。
大好きなエウレカセブンの続編だと言う事を差し引いても、やはりオリジナルアニメというのはこうであって欲しい、次に何が起こるんだろう、この先どうなってしまうのだろう、そう思わせるパワーがこのエウレカセブンAOにはちゃんとあって、静かだけど、これから何かが変わってしまう、そんな予感をさせるに十分なオープニングでした。
主人公アオの置かれた環境、状況、思春期に差し掛かって、少しずつ大人になろうとする丁度そんな端境期の瞬間。
少しだけ特殊な環境があって、差別や疎外感、遠慮なんかも併せ持つ。
そんなアオに母の面影を感じさせるトラパーカラーのブレスレットとの偶然の出会い。
その出会いを皮切りに、さなぎから蝶になるのか、ならないのか、そんな少年にどんな世界が待っているのか。
そんな繊細な感覚。
いやー、楽しみだよねぇ。
前作とはどうリンクしていくのか、そういうところを考えていくのも当然楽しみの一つであって、前作より1万年前なのか、はたまた1万年後なのか、とか観ているだけでも色々と妄想が楽しいわけですよ。
アオの母親がエウレカっぽい人だったのは、前作の初期設定にあったママは14歳みたいなところにひっかけたんだろうかとか、つまらないことも考えながら、第2話を待ちたいと思います。
まずはじっくり観ながら世界観とか環境とか、その辺理解しつつ、思春期に突入するアオたちの心の動きを追っていきたいですね。
何故あえて日本軍としたのか、何故沖縄を最初の舞台にしたのか、突然始まってしまう戦争、そういうところも骨太のバックボーンとしてちょっと考えてみたいですね。
後は、毎回のサブタイトル。
やっぱり音楽ネタでずっといくんだろうかw
※今回はUnderwoldだね。
さて、もう1回観ようかな。