ガンダムダブルオーは2ndシーズンの方が面白いです、と素直に思ってしまった第3話。
いやいや、結構侮れず、昔の仲間が集まって、そして昔の仲間を救出っていうのは、演出的にも単純ゆえにストレートに面白いですよね。
何も変わっていないな、と言っている(&言われた)ティエリアが一番変わっているところが、個人的に好きです。
というか、そういう人間っぽい感じとか、刹那にしても以前より感情が表に出てきてるところが、ダブルオー的には面白くなる予感をさせているところなんじゃない?とか僕は思ってきました。
ティエリアが新ロックオンを認められないのも、やっぱり旧ロックオンが開いたティエリアの心という意味で凄く重要だったわけで、そのおかげで今の人間っぽいティエリアがあるわけだから、(本当は嬉しいくせに)顔が似てるくらいじゃあ認められないぜ、みたいな。
でも、今週のティエリアの「テコでも動かん!」とか「残りの2分で~」とか「おかえり」とか、1st時代と比べると観てるこっちの頬が緩んでしまいますね。
#神谷ボイスもばっちりだなと改めて思うところ。
さて、本編ですが、個人的にはティエリアの変わりっぷりが微笑ましかった、というのが一番なんですが、ストーリー的には色々と興味深かったです。
特にリボンズ。
リボンズが何を考えているのか?というのはこれまで殆ど明らかにされず、イノベイターと言う言葉だけが1stのラストに残された、という状態だったわけですが、今週の一言は非常に興味深いですよね。
リボンズは人工生命体として生み出されたというのは(ティエリアを含めて)明らかなんですが、これもひとつイオリアの計画の中から生まれたものだったのかもしれないですね。
#たぶんそうなんだろうな。ヴェーダへのヒューマンインターフェースとして生まれたのかもね。
そのリボンズが、イオリアの計画を実行できるのは自分たちイノベイターだけだ、というじゃないですか。
1stではその辺、全く個人的感情を表に出さなかったのに、ここにきて、トランザム、そして何よりツインドライヴシステムの登場という、レベル7にも無い情報が相次いだため、リボンズが(少し)焦ったというか、ひがんだというか、人工生命体なのに、そこにプライドであったり、自分だけだ遂行できるはずなのに、というひがみであったり、予測不可能なことに対する人間っぽさみたいなのが見え隠れして、こういう感情の発露っていうのがやはり物語を盛り上げてくれるんだろう、と期待しちゃうわけです。
でも、それに巻き込まれてしまったのがマリナさん。
これもまた面白くて、この人どんだけ不運なんだ(というかヒロインとしての扱いが酷すぎるんじゃないですか・・・)、と言う感じで、逮捕されただけじゃなく、今度はソレスタル・ビーイングに連れてかれちゃう、という連れてかれても、戻っても大変、みたいな状況に。
それにしても刹那、いろんな人を拾ってきちゃってます。
#それがまた面白いわけですが。
あなたが泣かないから、という一言は刹那には何かしら届いたかも?しれないので、今まできちんと話すことの無かった二人がようやく(捕虜という立場とはいえ)揃ったのだから、1stから引っ張ってきた流れをここでひとつ面白くして欲しいところです。
#でもこの流れを作ったティエリア、いい仕事してます(笑)。
#ひょっとして旧ロックオンが死んで、彼が本当に残したものは今のティエリアなのかもね。
そしてそんなティエリアが認める女性、それがスメラギさん。
今回も無茶なプランでしたが、エンタメ的には僕は凄く面白かったですね。
やっぱりノリノリでやって欲しいですよ、そりゃ。
ガンダムが4機揃うっていうのは、やっぱり良いですよね。
1stでは4機が最初からオーバースペック気味に暴れまわっていたところに、ラストではボロボロにされ、2ndの最初では稼動するガンダムは1機だけ、という状況。
そこから、一気にツインドライヴが起動して、さらにパイロット二人まで加わって、ソレスタルビーイング復活、みたいな。
やっぱりガンダムっていうのは逆境から少数精鋭で切り抜けて逆転していくところにまたひとつの面白さがあると思うので、エンタメ的にも今回は純粋に燃えましたよ。
まだスメラギさん本人はソレスタルビーイングじゃない、と言って制服を着ていないんだけれども(そういえば1stのときは制服って無かったんだね)、刹那は今回、仲間集めでは結構重要な役割を担ってる感じで、というか感情を出すようになってきたからだと思うんだけれども、そういうところがスメラギさんに届いて渋々引き受けちゃう、みたいな。
彼女にも後悔があって、やりきれない思いがあって、本心では忸怩たる思いがあるんだけれども、それを面と向かって(作戦だけじゃなく本人含めて)肯定してくれたっていうのが大きかったんだろうね。
まあ、スメラギさん抜きのソレスタル・ビーイングはありえないので、早いところ観念して制服を着て欲しいものです。
そして新ロックオン。
兄弟は兄弟でやはり狙撃の名手なのか?
カタロンで訓練は実際相当やってたとみるべきか?
カタロンサイドからの参戦、ということなんだろうけど、この辺が兄ロックオンと違っている部分なんで、声も顔もそっくり、という二人なんだけれども・・・、というドラマを展開して欲しいところです。
ぶっちゃけ全然違う人じゃないの!?という展開があって、でも根っこは同じだった、みたいな展開が個人的には好みかも。
しばらくはカタロンの人っぽいので、その辺も様子見ですね。
で、声も顔もそっくり、というと、いや、声は違ったか、ティエリアとリジェネ。
感想の冒頭から性格が変わったティエリアが良い良い言ってる僕ですが、密かに期待しているのが、リジェネとかリボンズみたいなイノベイターとの対決。
これはねー、今週見てて、凄く楽しみになってきましたよ。
同じ人工生命体同士なんだけれども、兄ロックオンの死によって大きく変わったティエリアと、かたやイノベイターとしての自負(人間ではないことにプライドを持つ)を持つ集団との対決ってのはこれは面白いですよ、きっと。
楽しみ、楽しみ。
後は、ソーマとマリー。
これは1stからの規定路線なんだけれども、予想外だったのはソーマとセルゲイさんが予想以上に仲が良かったこと(養子にしたい、くらいのことを言っていたんじゃないかと思うんだけど(さすがに結婚してくれ、はないと思うので))。
ソーマとマリーの間で苦しむのは本人、という感じ?
#アレルヤはマリーだし、セルゲイさんはソーマでしょ。このハザマで悩む、というのが今後の展開では面白そう。
他にも色々とあるけれども、やはり今週は(というか今後も含めて)僕はティエリアが非常に面白かったです。
多分、こういう変化がダブルオー2ndの面白さにつながっていくんじゃないか、という予感がしました。
■機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン 1 (Blu-ray Disc)
■機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン 1
いやいや、結構侮れず、昔の仲間が集まって、そして昔の仲間を救出っていうのは、演出的にも単純ゆえにストレートに面白いですよね。
何も変わっていないな、と言っている(&言われた)ティエリアが一番変わっているところが、個人的に好きです。
というか、そういう人間っぽい感じとか、刹那にしても以前より感情が表に出てきてるところが、ダブルオー的には面白くなる予感をさせているところなんじゃない?とか僕は思ってきました。
ティエリアが新ロックオンを認められないのも、やっぱり旧ロックオンが開いたティエリアの心という意味で凄く重要だったわけで、そのおかげで今の人間っぽいティエリアがあるわけだから、(本当は嬉しいくせに)顔が似てるくらいじゃあ認められないぜ、みたいな。
でも、今週のティエリアの「テコでも動かん!」とか「残りの2分で~」とか「おかえり」とか、1st時代と比べると観てるこっちの頬が緩んでしまいますね。
#神谷ボイスもばっちりだなと改めて思うところ。
さて、本編ですが、個人的にはティエリアの変わりっぷりが微笑ましかった、というのが一番なんですが、ストーリー的には色々と興味深かったです。
特にリボンズ。
リボンズが何を考えているのか?というのはこれまで殆ど明らかにされず、イノベイターと言う言葉だけが1stのラストに残された、という状態だったわけですが、今週の一言は非常に興味深いですよね。
リボンズは人工生命体として生み出されたというのは(ティエリアを含めて)明らかなんですが、これもひとつイオリアの計画の中から生まれたものだったのかもしれないですね。
#たぶんそうなんだろうな。ヴェーダへのヒューマンインターフェースとして生まれたのかもね。
そのリボンズが、イオリアの計画を実行できるのは自分たちイノベイターだけだ、というじゃないですか。
1stではその辺、全く個人的感情を表に出さなかったのに、ここにきて、トランザム、そして何よりツインドライヴシステムの登場という、レベル7にも無い情報が相次いだため、リボンズが(少し)焦ったというか、ひがんだというか、人工生命体なのに、そこにプライドであったり、自分だけだ遂行できるはずなのに、というひがみであったり、予測不可能なことに対する人間っぽさみたいなのが見え隠れして、こういう感情の発露っていうのがやはり物語を盛り上げてくれるんだろう、と期待しちゃうわけです。
でも、それに巻き込まれてしまったのがマリナさん。
これもまた面白くて、この人どんだけ不運なんだ(というかヒロインとしての扱いが酷すぎるんじゃないですか・・・)、と言う感じで、逮捕されただけじゃなく、今度はソレスタル・ビーイングに連れてかれちゃう、という連れてかれても、戻っても大変、みたいな状況に。
それにしても刹那、いろんな人を拾ってきちゃってます。
#それがまた面白いわけですが。
あなたが泣かないから、という一言は刹那には何かしら届いたかも?しれないので、今まできちんと話すことの無かった二人がようやく(捕虜という立場とはいえ)揃ったのだから、1stから引っ張ってきた流れをここでひとつ面白くして欲しいところです。
#でもこの流れを作ったティエリア、いい仕事してます(笑)。
#ひょっとして旧ロックオンが死んで、彼が本当に残したものは今のティエリアなのかもね。
そしてそんなティエリアが認める女性、それがスメラギさん。
今回も無茶なプランでしたが、エンタメ的には僕は凄く面白かったですね。
やっぱりノリノリでやって欲しいですよ、そりゃ。
ガンダムが4機揃うっていうのは、やっぱり良いですよね。
1stでは4機が最初からオーバースペック気味に暴れまわっていたところに、ラストではボロボロにされ、2ndの最初では稼動するガンダムは1機だけ、という状況。
そこから、一気にツインドライヴが起動して、さらにパイロット二人まで加わって、ソレスタルビーイング復活、みたいな。
やっぱりガンダムっていうのは逆境から少数精鋭で切り抜けて逆転していくところにまたひとつの面白さがあると思うので、エンタメ的にも今回は純粋に燃えましたよ。
まだスメラギさん本人はソレスタルビーイングじゃない、と言って制服を着ていないんだけれども(そういえば1stのときは制服って無かったんだね)、刹那は今回、仲間集めでは結構重要な役割を担ってる感じで、というか感情を出すようになってきたからだと思うんだけれども、そういうところがスメラギさんに届いて渋々引き受けちゃう、みたいな。
彼女にも後悔があって、やりきれない思いがあって、本心では忸怩たる思いがあるんだけれども、それを面と向かって(作戦だけじゃなく本人含めて)肯定してくれたっていうのが大きかったんだろうね。
まあ、スメラギさん抜きのソレスタル・ビーイングはありえないので、早いところ観念して制服を着て欲しいものです。
そして新ロックオン。
兄弟は兄弟でやはり狙撃の名手なのか?
カタロンで訓練は実際相当やってたとみるべきか?
カタロンサイドからの参戦、ということなんだろうけど、この辺が兄ロックオンと違っている部分なんで、声も顔もそっくり、という二人なんだけれども・・・、というドラマを展開して欲しいところです。
ぶっちゃけ全然違う人じゃないの!?という展開があって、でも根っこは同じだった、みたいな展開が個人的には好みかも。
しばらくはカタロンの人っぽいので、その辺も様子見ですね。
で、声も顔もそっくり、というと、いや、声は違ったか、ティエリアとリジェネ。
感想の冒頭から性格が変わったティエリアが良い良い言ってる僕ですが、密かに期待しているのが、リジェネとかリボンズみたいなイノベイターとの対決。
これはねー、今週見てて、凄く楽しみになってきましたよ。
同じ人工生命体同士なんだけれども、兄ロックオンの死によって大きく変わったティエリアと、かたやイノベイターとしての自負(人間ではないことにプライドを持つ)を持つ集団との対決ってのはこれは面白いですよ、きっと。
楽しみ、楽しみ。
後は、ソーマとマリー。
これは1stからの規定路線なんだけれども、予想外だったのはソーマとセルゲイさんが予想以上に仲が良かったこと(養子にしたい、くらいのことを言っていたんじゃないかと思うんだけど(さすがに結婚してくれ、はないと思うので))。
ソーマとマリーの間で苦しむのは本人、という感じ?
#アレルヤはマリーだし、セルゲイさんはソーマでしょ。このハザマで悩む、というのが今後の展開では面白そう。
他にも色々とあるけれども、やはり今週は(というか今後も含めて)僕はティエリアが非常に面白かったです。
多分、こういう変化がダブルオー2ndの面白さにつながっていくんじゃないか、という予感がしました。
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