あっつい日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
僕は奥さんの実家に行って来たわけですが、西の方に行ったのにそっちの方が結果的に涼しかったという皮肉。
ようやく昨日、こちらへ戻って参りました。
今年は短かったけれども、夏休みらしい、夏休みを過ごしてしまいました。申し訳ない(何故)。
うちの奥さんの実家は、雛見沢とまではいかないですが、緑が綺麗な地方で、子供たちは大はしゃぎ。
僕も遅れて合流という、いつものパターンですが、合流してからみんなで浴衣着て盆踊りに行ったり(子燕。はハッピね)、プールに行って泳いだり、花火やったり、義理のお父さんとゴルフ行ったり、と夏らしい?イベントを満喫してきました。
社会人になってから、初めてくらいの夏らしい夏休みだったかも、などと思ってしまいました。
うちの奥さんの実家はもともと兼業で農業をやっていて、義理のお父さんが数年前に定年で実家に戻られてから専業になったんですね。
で、今年は僕も時間があったので、短い時間ではあるけれども、力仕事も多いので農業のお手伝いをしてきました。
もともと義父は寡黙なんだけれどもバリバリの技術職で、こっちにまだ居るときは同じ技術職ということで仕事の話なんかをよくしてたんですよ。
特に運用管理系をホストコンピュータ導入時から面倒見て来ている人なんで、日本の基幹系コンピュータの運用を立ち上げからやってきた人なんですよね。
で、今はバリバリの農業。
寡黙なのは相変わらずだけれども、相変わらずなのはそれだけじゃなかったんです。
もともとずっと農業やってたけれども、専業として本格的に始めたのは定年してから。
そこに日ごろの運用管理で培った文化というかノウハウというか気質?みたいなのを発揮してるんですよね。
広大な田んぼを相手に、水のあて方・水量調整、稲の状態の観察・見回り、害虫の駆除を黙々とこなしていく。
害虫の駆除なんかは極力農薬を使わないようにしていてもどうしても使わざるを得ないときもあるし、使う場合は残留濃度を考えて時期が決まっている。
例えば基幹系システムの入れ替えをゴールデンウィークに一気にやるように、ここぞと決めたタイミングで一気にこなさないといけない。
タイミングの見極めが難しく、毎日稲の状態をチェックしていないとできない。
システムの運用監視のように毎日稲の状態をチェックして、パフォーマンスを管理するように水の量を調整する。
#しかも下田にあたるから、水をきちんとあてるのは周囲の農家との調整も必要で非常に大変。
#ゆえに、近隣農家では若手にあたる義父は夜間にたっぷり水をあてている。つまり深夜作業もありなのだ。
これを毎日淡々と、そして黙々とこなしていく。
力作業も結構あって、若い僕が手伝っても実際結構しんどかったりする。
それを文句も言わずに、着実にこなしていく。
正直、そんな義父の姿に感動した。
世の中、色々とやることもたくさんあって、大切なこともたくさんあるけれども、この人の背中にも大事なことがしっかりと背負われている気がしたんです。
この時期になると決まって読み返す本があって、その一つが『神様のパズル』。
映画化もされることが決定しているけれども、初めてこの本を読んだときの感覚、それをこの夏、改めて思い出しました。
#『神様のパズル』感想
文庫化されたことだし、改めて買い直してみるかなぁ、なんて思っています。
ちなみに義理のお父さんとこの後ゴルフに行って、結局僅差で僕の負け(笑)。
まだまだ敵いません。
暑いのに付き合ってくれて、ありがとうございました(次は負けませんよ)。
■機本 伸司『神様のパズル』(文庫版)
僕は奥さんの実家に行って来たわけですが、西の方に行ったのにそっちの方が結果的に涼しかったという皮肉。
ようやく昨日、こちらへ戻って参りました。
今年は短かったけれども、夏休みらしい、夏休みを過ごしてしまいました。申し訳ない(何故)。
うちの奥さんの実家は、雛見沢とまではいかないですが、緑が綺麗な地方で、子供たちは大はしゃぎ。
僕も遅れて合流という、いつものパターンですが、合流してからみんなで浴衣着て盆踊りに行ったり(子燕。はハッピね)、プールに行って泳いだり、花火やったり、義理のお父さんとゴルフ行ったり、と夏らしい?イベントを満喫してきました。
社会人になってから、初めてくらいの夏らしい夏休みだったかも、などと思ってしまいました。
うちの奥さんの実家はもともと兼業で農業をやっていて、義理のお父さんが数年前に定年で実家に戻られてから専業になったんですね。
で、今年は僕も時間があったので、短い時間ではあるけれども、力仕事も多いので農業のお手伝いをしてきました。
もともと義父は寡黙なんだけれどもバリバリの技術職で、こっちにまだ居るときは同じ技術職ということで仕事の話なんかをよくしてたんですよ。
特に運用管理系をホストコンピュータ導入時から面倒見て来ている人なんで、日本の基幹系コンピュータの運用を立ち上げからやってきた人なんですよね。
で、今はバリバリの農業。
寡黙なのは相変わらずだけれども、相変わらずなのはそれだけじゃなかったんです。
もともとずっと農業やってたけれども、専業として本格的に始めたのは定年してから。
そこに日ごろの運用管理で培った文化というかノウハウというか気質?みたいなのを発揮してるんですよね。
広大な田んぼを相手に、水のあて方・水量調整、稲の状態の観察・見回り、害虫の駆除を黙々とこなしていく。
害虫の駆除なんかは極力農薬を使わないようにしていてもどうしても使わざるを得ないときもあるし、使う場合は残留濃度を考えて時期が決まっている。
例えば基幹系システムの入れ替えをゴールデンウィークに一気にやるように、ここぞと決めたタイミングで一気にこなさないといけない。
タイミングの見極めが難しく、毎日稲の状態をチェックしていないとできない。
システムの運用監視のように毎日稲の状態をチェックして、パフォーマンスを管理するように水の量を調整する。
#しかも下田にあたるから、水をきちんとあてるのは周囲の農家との調整も必要で非常に大変。
#ゆえに、近隣農家では若手にあたる義父は夜間にたっぷり水をあてている。つまり深夜作業もありなのだ。
これを毎日淡々と、そして黙々とこなしていく。
力作業も結構あって、若い僕が手伝っても実際結構しんどかったりする。
それを文句も言わずに、着実にこなしていく。
正直、そんな義父の姿に感動した。
世の中、色々とやることもたくさんあって、大切なこともたくさんあるけれども、この人の背中にも大事なことがしっかりと背負われている気がしたんです。
この時期になると決まって読み返す本があって、その一つが『神様のパズル』。
映画化もされることが決定しているけれども、初めてこの本を読んだときの感覚、それをこの夏、改めて思い出しました。
#『神様のパズル』感想
文庫化されたことだし、改めて買い直してみるかなぁ、なんて思っています。
ちなみに義理のお父さんとこの後ゴルフに行って、結局僅差で僕の負け(笑)。
まだまだ敵いません。
暑いのに付き合ってくれて、ありがとうございました(次は負けませんよ)。
■機本 伸司『神様のパズル』(文庫版)