蒼穹のぺうげおっと

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爆裂天使 第8話 感想

2004-05-27 01:05:43 | アニメ 感想
恐らく今までのエピソードでは一番満足度が高い回かも。
26話構成だとするならば、序盤でやってほしかった内容をきちんとやってくれたので個人的には満足。

第3話の感想の時にも書いたんだけど、恭平が4姉妹の「絆」の部分にさりげなく(もしくは巻き込まれて)絡むきっかけをつくって、各々がその意味(絆の)を問うみたいな展開を希望していたので、そのきっかけが見えたという点で結構満足。やっぱり恭平は4人の絆をつなぐ線に成り得るポジションなんだね。これで次のフリへの期待感が高まった。

■ジョーの視点で見てみると
今回は彼女にとっての最初のターニングポイントだったんだと思う。
余裕を失くして、1人でやることの限界までいって初めて見えた世界、そこに恭平が見せた強さを感じて少しずつ閉じた心が開いていく。そんな中でこの言葉
「ジョーでいい」
このあたりお約束だけど地味に良かった。
今回はセイなのかな、と思ってたところにジョーの変化が最初っていうのは良い意味で不意打ちをくらった感じ。エイミーもね。
序盤での変化の兆し、この前フリは結構後々利いてくるとみた。

■セイは意外と
冷静だった。もう少し組織に徹するか、もっと思い悩むかと思っていたら冷静に現実解を模索してたね。
そういう意味でセイにはまだ余裕がある。
このまま超越ポジションで通すとは思えないから、まだこの先セイに限界まで決断を迫る大きいイベントがありそう。
そのとき今回の余裕との対比があると面白い。
彼女の慌てる表情っていうのも個人的にはツボなので。

■エイミーが意外と
心配してた。もちろん食べ物の心配なんだけど。

■今回のツボ1
セイが板ばさみになるかなー、と踏んでたんだけどそれはまだ先みたい。それより、板ばさみになっていたのは実はエイミーでした。
セイもジョーもどっちも怖い。

■今回のツボ2
薬屋のバーレンのおばさん。怖ぇーー。

これで伏線がなくなったのがメグ。そろそろ恭平との絡みがあるとみた。
全体としては序盤は個人にスポットを当てながら、恭平を絡ませて変化の兆しをみせるって感じかな。その意向は賛成。

バーレンやRAPTの組織間構想、その種となっている生体兵器の話が逆にテンポを落としているような気がするので、思い切ってこの辺は序盤では捨ててしまってもいいのでは?などと思ったりもします。

第8話の前フリ(特にセイとジョー)が、後半パートに入ったときにオーバーラップされる、もしくは対比される構成だと嬉しいな。
そういう意味で今回は結構満足いく回でした。