蒼穹のぺうげおっと

-PEUGEOT in the AZURE- マンガ・小説・アニメの感想を書き流すファフナーとエウレカ好きのサイトです

そう、それはよくある現象

2006-06-02 02:17:45 | コミックス 感想
シータさんにポロロッカ指定を受けた燕。です、こんにちは。

つか、僕の場合ポロロッカと言うと、

『交響詩篇エウレカセブン』の第42話「スターダンサー」で、ノルブとサクヤがレントンとエウレカをゾーンの先へ送り出すために引き起こしたトラパーの流れを大逆流させる現象

に他なりません(えー!!)。
#うん、あのシーンはほんとに良かった。

* * *

さて、今週の糸色望先生を読んで、「絶望した!!」というよりもむしろ「納得した!!」つか、自分にも起こってるよポロロッカ!!という感じです。

例えば、今シーズンでかなり好きな番組に『BLACK LAGOON』があるわけですが、TVシリーズがめっちゃ動いて面白いので、原作5巻まで買っちゃいました。

BLACK LAGOON 第1巻


凶悪なまでに魅せられますね~これ。
TV版はかなり原作に忠実に作られていると思うんですが、もともと動きがある絵だからTV版では相乗効果ですね。
ほんとよく動いてる&美しいと思います。

つか、声優さんが上手くて、レヴィ役の豊口さんやダッチ役の磯部さんなんかはまさにハマリ役って感じで、原作読みながら脳内吹き替えが違和感なく行われています(笑)。
これぞポロロッカ(違)。

あとはですね、今シーズンはこれもかなり個人的には大好きで、こっちも原作購入しちゃいました。

桜蘭高校ホスト部 第1巻


まだ原作は2巻までしか購入していないのですが、全巻購入する日も近いことは疑いようもありません。

つか、殿、最高!!
ハルヒ可愛い!!

こちらも声優さんがばっちりで、ハルヒの声もキングの声もしっかりと脳内で吹き替えが行われています。
ポロロッカ万歳。

TVシリーズもほんと良く出来てるなと感心しながら観てます。
#基本は原作に忠実だけど、アニメ版は構成とか上手くて、すっきりと見れる、そんな感じがしますね。

* * *

最近、のだめやハチクロのおかげで、少女コミックスを購入することにかなり抵抗がなくなっている僕ですが、これもポロロッカのおかげですね!!
#いや、ポロロッカ関係ないから!!

……いや、それより前に、マリみてを購入するようになってから全く抵抗が無いと言っても過言ではありませんね。
ポロロッカ万歳。
#いや、もう使い方違うから!!

既にやられていたんだ

2006-05-25 01:57:55 | コミックス 感想
丁度、風邪をひいてダウンする直前の出来事でした。

書店にて、何かの3巻を購入しないといけないな、と思っていたのですが、はっきりと何の3巻か思い出せず、はて何だったか?と思いつつ購入したのがこれ。

交響詩篇エウレカセブン コミックス第3巻


そのほか気になる何点かを購入して家に。

で、第3巻を一通り読み終わり、おお、コミックス版も展開違ってて面白いなぁとか思いながら、本棚にとりあえず置こうとしたそのとき。


あ、これ2冊目だった……。


ということに、読み終わってまだ気が付かず、現物を見て思い出す始末。

……既にこの時点で頭やられてたんだ……orz。

多分、ほんとに買おうと思っていたのはこっちだったんだ。

仮面のメイドガイ 第3巻


ああ、そうか、僕はコガラシさんに会いたかったのね。
そっか、そっか。

……やっぱりいつの間にか頭やられてたんだ、メイドガイボイスに(笑)。

* * *

エウレカセブンのコミックスを並べて気が付いたことはもう一つあって、第1巻は特装版と通常版とあわせて2冊持ってたんだということ。
これも忘れてた。

ということは第1巻2冊、第2巻1冊、第3巻2冊。

ああ、第2巻をもう1冊買えばいいんだ、とナチュラルに思ったのはナイショです。

交響詩篇エウレカセブン DVD 第11巻
こっちは忘れないように予約済み。
303「デビルフィッシュ」カッコよすぎ!!
第4クール突入のDVD11巻。
OP映像は何度見ても感動です。

ファイブスター物語 第12巻

2006-04-11 01:02:53 | コミックス 感想
年内発売と聞けば、ファンはああ年度内か、とすぐに思い、そしてその年度内すら危ないのではないか、でも、それもいつものことだし、気にせず待つか、となるのが、この『ファイブスター物語』。

僕の場合、第1巻を購入してから既に20年近く経過しているのですが、ようやく12巻が発売されました。


ファイブスター物語 第12巻


いやー、今回も待っただけあって、読み応え十分でした。
流して読んだつもりでも、それでもしっかり1時間は持っていかれたかも。

それにしても20年かけて第1巻のネタやるのかよ(笑)。
#そりゃルース大統領(この場合ヴュラードと言った方が良いか?)の妹が出れば、ヒッチハイクネタをやりたくなるってもんでしょうね!
#妹設定でヒッチハイクとくれば、これしかない、と思ってニヤニヤしながら読んでてばっちりビンゴでしたよ。
#どっちかっていうと、第1巻と第2巻の複合ネタか。どっちもヴュラード絡みだけどね!

ファイブスター物語ってけっこう悲しいお話もあったりするじゃないですか。
でも、それも抒情詩みたいな感じなんで、ああ悲しいなぁで終わったりするんですが、今回はちょっと違った。


ヤーボのイヤリング。


。・゜・(ノД`)・゜・。


やばい、これは、やばかった。
こういう泣かせ方ってこのファイブスターであったかな?と思うほど。

また、このイヤリングつながりで、クリスティンのイヤリングにも繋がっているかと思うと、これもまた切ない。
うーん、またやられてしまった。

あとね、シアン婦人がカイエンを偲んで涙するシーンとか、この辺も良かったなぁ。

20年近くあって、こういう涙腺の刺激の仕方はあったかな?と思うくらいです。
#ウリクルの最期とか、ああいう悲しさはあったけれども、今回のは結構温かい感じなんですよね、珍しく。

さ・て・と、もう10回くらい読み直そうかな(笑)。

すでにコミックスというより、歴史書に近い感じがしてきたのは気のせいにあらず。

ファイブスター物語 第12巻は4月10日発売

2006-02-24 02:05:21 | コミックス 感想
ファイブスター物語の12巻はきっと年内(2005年)から年度内(たぶん3月末)に変更になるだろう、と予想していたのですが、良い意味で裏切られました。
いや、それでも来年度の発売なんですが(笑)。

F.S.Sの書籍案内を見るに、2006年4月10日で決定っぽいですね。

おおお、これは稀に見る誤差の範囲ですよ。
そっちに驚きですよ(実は物凄く喜んでる)。

まだ表紙は公開されていないみたいですけど、楽しみだな~。
#個人的には第4巻のバングと静の表紙が好きなんです。

つか、前の話がどんなだったか思い出さないといけないんですが(笑)、一回読み返し始めるとあっという間に一日過ぎてしまう罠。
しかも読み返すと、ああ、これってこういうことだったの!?というのを未だにやってしまうファイブスター物語歴もそろそろ20年な僕。

……えっ、そろそろ20年なの。
そっちに驚きですよ(実は物凄く凹んでる)。

うん、あれだ、自分の年齢のことはこの際色々忘れることにします。
いや、もう都合の悪いことは全部忘れます。
脳が拒否してます(京極堂の影響)。

ファイブスター物語 第12巻

最近購入したコミックス6冊 ショート感想

2005-11-30 00:38:14 | コミックス 感想
研修・試験と今まで通常業務に加えて重荷になっていた部分から解放されたけど、仕事の分量は変わってない、つか多くなってるけど、気持ち(だけ)は軽くなってる燕。です、こんにちは。
気が付けばもう11月も終わりなんですが、その11月っていうのが曲者で、欲しいコミックスがたくさん発売されておりました。
6冊ほど購入してきましたが、これらのマンガが常にカバンの中に常時5冊は入っているという状況は、どう考えても社会人としてかなり失格な気がしますが、気が付かなかったことにします(いや、したい)。

以下、購入順にショート感想です。

舞-乙HiME 第1巻


TVシリーズも大好きな『舞-乙HiME』ですが、コミックス版もTV版とは若干(というかかなり?)違う展開を見せていて面白いですね~。
コミックス版はこの方向性でTV版とは全く違うっていうくらい別物のストーリー展開をして欲しいっすね。
#そういう意味ではTV版のみ楽しまれている方にも別物として楽しめるんで、お勧めですよ。
どちらもマシロとアリカの関係性が鍵になっているんですが、基本的に超・ポジティブなアリカはTV版・コミックス版ともに応援体制です。


おおきく振りかぶって 第5巻


おお振り、最高。
ほんと素晴らしいです、このマンガ。
いやー、今回は手に汗握るというか、読んでるこっちが緊張してきちゃうというか、綱渡りをするかのような熱戦に読み手も一緒にドキドキしちゃいますね。
『のだめカンタービレ』もそうなんですが、このマンガも敵がいない、というか単純な敵役を出すことをしないという共通点があって、さらにその登場人物たちの情熱に感動して、その感動が読み終わった後も読者の心の中に何か大事なものを残してくれる感覚があって、こういう作品は本当に大事にしたいですね。
次巻が既に待ち遠しい!!
#巻末のおまけだけじゃなくって、表紙を外した本体のおまけの設定資料がまた細かい(笑)。
#こういうところも凄く好きです。
#西浦は私服の設定とか含めてやっぱり浦和西がモデルなんだろうなぁ。


鋼の錬金術師 第12巻


購入したのは初回限定版の方なんですが、この四コマが秀逸(笑)。
もともと荒川先生がおまけマンガとして書いている四コマはめっちゃ面白いんですが、今回はそれを別冊でまとめてくれてるあたりサービス精神が旺盛というか、とにかく本編そっちのけで?爆笑してしまいました。
#もちろんいつもの表紙外したおまけの1コママンガも爆笑した、つか、ほんとにそうなってもおかしくないと思った(笑)。

さて本編、もう今回はなんと言ってもランファン、ランファンでしょう。
ランファン最高れしゅ。
リザ・ホークアイ&ランファン、もうこれで十分だ(何が)。


天上天下 第14巻


もの凄くハイブロウな展開に唖然・呆然・驚愕と、またその美麗な画に嘆息と忙しいことこの上ないこの14巻。
この画に惚れた、いやもう中毒となった身としてはどんなことになろうとも最後までお付き合い致します、大暮先生。
惚れたもん負けです(何の勝負ですか)。

つか、コミックス派なんで、巻末のグレ吉君を読むまで全く気が付きませんでしたが、何とこの14巻、書き下ろし40P追加という物凄いことやってくれてます。
ひえ~、エア・ギアの連載持ちながら、なんつーことしてるんでしょうか(笑)。
#ゆえにエア・ギアの休載も多くなるってわけですが、惚れたもん負けです(だから何の勝負なのよ)。

それにしても第1巻の展開からはだーいぶ遠い所まで来てしまった(つか、もう別の話になってしまった)『天上天下』ですが、今巻でようやく落とし所らしきポイントが見えて来た感じがしますね。
真の武を巡って、宗魄が目指す世界と、真貴子が望んだ世界、その間に立つのが息子・宗一郎。
どちらに揺れるのか?はたまた違う道を選ぶのか?このあたりに収斂してくると見ているんですが、まあ、大暮先生だからどうなるか分かりません(笑)。
#正直、先の展開を予想するのは至難の業ですな。
つか、ほんとこの美麗なタッチはほんと中毒化しますよ(僕は手遅れですが)。


NHKにようこそ 第4巻


本屋でひとしきり悩みました。
特装版の岬ちゃんお出かけ脱衣パックを買うかどうか。
…で、結局買えませんでした…orz。
#心の中で「意気地なし」と罵られた気がします。
#つか、妻子持ちの場合、ほんと置き場所がね…orz。

こちらも原作とは大分エピソード的には違ってきてるんですが、しかしその雰囲気は素晴らしく(ってそれ褒めていいんだろうか)、岬ちゃんの壊れっぷりが大好きです。
ダウン傾向でこのマンガを読むと、そっち方向に流されそうになるのでご注意を(えっ、僕だけですか?そういう感じになるの)。
アップ傾向でこのマンガを読むと、はっちゃけそうになるのでご注意を(えっ、僕だk(しつこい))。
#注:おクスリを飲みながら読むということではありません。


真月譚 月姫 第3巻


『月姫』が正規ルートで手に入らない今の時代となっては、既に僕の中で『月姫』ワールドを知るための重要な要素となってしまっている『真月譚 月姫』。
つか、これ面白いわ~。
特に「間」の取り方が絶妙!!
#特に笑いのシーンでですが。

『月姫』が手に入らないから『真月譚 月姫』を読む。
『真月譚 月姫』を読むと余計に「月姫」が欲しくなる。

これぞ魔のバッドサイクル!!

つか、作中に浅神、巫浄、両儀なんて名前が出てきたら、うお『空の境界』だよ!!って思うし、『Fate/stay night』でも『月姫』、そして『空の境界』の世界観がリンクしてるんだから、この辺が奈須きのこワールドの妙味なんだろうなぁ。

ああ、ほんと『月姫』やりたい。
つか、その前に『Fate/hollow ataraxia』やらなきゃ!!
つか、その前に『Fate/stay night』の全ルートクリアが先だ…orz。


後は『ファウスト』を読みたいわけですが、何気に本屋で売り切れていたので、明日にでも違う書店で物色してきます。


・・・最近購入した書籍がマンガだけ(笑)。

では、みなさんごきげんよう。

『絶対可憐チルドレン』 第1巻・第2巻 感想

2005-10-26 23:58:09 | コミックス 感想
一時期遠ざかっていたサンデーですが、最近自分の中では復活傾向にあります。
やっぱりその一番の理由はこのマンガ、椎名高志先生の「絶対可憐チルドレン」が掲載されているところにあります。

もともと読み切りと短期集中連載(4回)を経て、本誌連載開始となった作品なのですが、短期集中連載の時は僕も単体記事で感想書いちゃうくらい面白くて、それでいてテーマ性なんかもしっかりしてる、めっちゃライトなんだけれど、スポット的にとても真剣で、このバランスが非常に面白いんですよ。

その「絶対可憐チルドレン」もめでたくコミックスも発売となりまして、なんと第1巻・第2巻同時発売となりました。
もちろん、僕は発売日に購入したわけですが、第1巻と第2巻を同時に発売した理由は読んでみるとすぐ分かりました。

■絶対可憐チルドレン 第1巻


第1巻は短期集中連載時の4話と、増刊の時の読み切りの計5話が収録された形になっています。
これがまた面白い。
とても面白いんですよ。

基本的にこの「絶対可憐チルドレン」という作品は超・超能力を持つ10歳の少女3人と、超能力者が徐々に生まれつつある世の中に反感・畏怖・差別の念を持つ「普通の人」、そしてその両者の間に立つキーマン皆本のお話しなんですが、これがまたライトな展開を見せつつも、テーマやそれに従った見せ場は熱くて、皆本が両者(超能力サイド、差別意識を持つ普通の人サイド)に対して啖呵をきる、叱り飛ばす、理解するシーンは感動的ですらあります。

そう、これってライトな展開を見せつつも、基本的には相互理解であったり自立のお話しであったりと、妙に僕の趣味にマッチしてしまうこともあって、大変お気に入りなお話しなのです。

短期集中連載ということもあって、その分テーマも展開もぎゅっと凝縮されているので、この第1巻もお勧めです。
参考までに当時の短期集中連載の時の感想です。
キーマンである皆本の名台詞が心に響きますよ。

短期集中連載第1話感想
短期集中連載第2話感想
短期集中連載第3話感想
短期集中連載第4話感想

■絶対可憐チルドレン第2巻


こちらは前述の読み切り、短期集中連載を経て、サンデー本誌に現在連載中のお話しになります。
基本的には短期集中連載の時の話からの続きになりますが、テーマ部分なんかは共通していて、長期連載用により細かいテーマ設定をしてきています。

何気にテーマ設定は緻密にできていると思っていて、椎名先生って基本はライトにギャグテイストで描くのに、こういうところはきちんとやる人なんだなぁと感心してしまいます。

超能力者と普通の人、持てる者と持たざる者の妬み・蔑み・畏怖から、相互理解であったり解決方法を探して暗中模索していく皆本という構図はそのままに、それを家族であったり、友人であったり、友人の中での関係性であったり、もちろん皆本との関係性であったりと各話ごとにきちんとしたテーマが設定されているので、それを考えながら読むと面白さも増すんじゃないかなと。

本誌では兵部少佐というチルドレン3人のIFストーリーというか、過去というか、暗部を描くキャラが登場して少し雰囲気が変わって来ました。
個人的には「普通の人」と称するテロリスト(ガンダムで言えばブルコス)と、それを相手に自分たちの立ち位置を考えるチルドレン3人、そしてその両方を叱り飛ばす皆本、という構図が好きなのですが、もし兵部少佐についてもかつての兵部少佐を超えていける、そんな展開を見せてくれたらやっぱりギャグテイストでやってるにも関わらず感動してしまいそうです。

そのためにはやっぱり皆本というキャラが本当にキーマンになってるんで、彼の描かれ方にはとっても期待しております。

ライトにギャグテイストで読めて、しっかり押さえるところは押さえる、そういうのがお好きな方にお勧めでございます。

■もっと楽しむために?
超能力者バトルというお話しは古今東西たくさんあるわけですが、その中でもシリアスにやったのは『幻魔大戦』だったかな。
でも今回それは置いておいて(えー)、絶対可憐チルドレンとセットで読むと面白いんじゃないかと僕が思う小説を少しだけ紹介いたします。

筒井康隆さんの『家族八景』とその続編である『七瀬ふたたび』がお勧めです。
#実際は3部作ですが、3作目の『エディプスの恋人』はかなり趣向が異なるので、興が乗ったら(&他にも筒井作品を読んだことがあるなら)読んでみるのが宜しいかと。

1作目と2作目でも大分作風が違うんですが、絶対可憐チルドレン的に考えてみるならば、全く逆のアプローチ(七瀬たちは超能力を隠そうとするけれど、薫たちはそういうことは無くむしろ超能力があることが普通という前提の世の中になっているから)なんだけど、その状況に対する「普通の人(この場合反超能力者集団)」が超能力者を敵視しているという点では同じです。

ためしにこういうのを読んでみるのも面白いかもです。

F.S.S. DESIGNS 1 EASTER ; A.K.D.

2005-09-27 00:33:17 | コミックス 感想
F.S.S. DESIGNS 1 EASTER ; A.K.D.


やっと画像が出てました(嬉)。

ということで「ファイブスター物語」のオールカラー設定集をゲットしてきました。

つか、これファンなら絶対買って損はしないんではなかろうか?

ざっと流し読みしましたが、それだけで既におなかいっぱい、これを熟読したら一体何日かかるんでしょうか(笑)。
ていうか流し読みだけで圧倒されたっすよ。

それにしても相変わらず美しすぎるデザインです、永野護先生。
(全てを追いかけているわけではないので何とも言えませんが恐らく)新規カットがかなりあったと思いますよ。

何か既に買ったことに満足してしまった自分がいる(笑)。

というわけで、(一応)年内に出ると言われている第12巻、こちらも楽しみでございますね。
#ファンとしては「年度内」くらいで期待しておりますよ。

最近の傾向として

2005-09-09 01:14:29 | コミックス 感想
少し前の話ですが、「ひぐらしのく頃に解 -罪滅編-」を綿流祭まで読了しました。
まだ折り返し地点?ですが、演出の仕方とか洗練されてきて益々のめりこんでおります。
つか、音楽がいつにも増して非常に良いですね。
音楽と文章、この相乗効果はひぐらしの雰囲気を素晴らしく、そして切なく盛り上げてるなと実感。
#しかしながら諸事情により、生き死にのかかった展開を現在の心境で乗り切る自信がなく、少し間を空けようかと思っているので、区切りが良くなったら再開する予定です。

ということで「Fate/stay night」も凛ルートに入る前に一時中断です。
それにしてもこの「Fate/stay night」もか・な・り・良くて、暇があったらデモムービーとか流して楽しんでます。
またあわせて「空の境界」も4度目の読了。
読むたびに「ああ、なるほど」と思う仕掛けに気付いてしまうわけで、これだけ読み返すのも珍しいくらい読んでます。
きっとこれからも読み返すでしょう。

さて、この1ヶ月で上記2点以外にも色々と散財しております(哀)。

■のだめカンタービレ Selection CD-BOOK


最近我が家で一番かかっているCDと言えばこれ。
うちの奥さんも「のだめカンタービレ」大好きなんで、休日家にいるときはよく聴いてます。
内容は、本編で演奏された曲が収録されているわけですが、演奏当時のイラストやその曲に関する解説、書き下ろしイラストなど内容としてはかなりお得になっていると思います。

うちの奥さんとは2つ同じ感想があって、1つ目は「ガーシュインのラプソディー・イン・ブルーはピアニカ演奏で聞きたい(笑)」でしたね。
#もちろんマングースセットで。

もうひとつは、おまけのしおりなんですが夫婦揃って、
「何故黒木くんなんだ(笑)」
です。
#夫婦で千秋が良かったと言ってます。

のだめファンなら購入して損はしないかなと思います。

■ハチクロ 第8巻


これまで漫画喫茶で読んでいたのですが、今回どうしても限定版についている「カルタ」が欲しくて8巻から購入。
つか、全て購入する日も遠くないと思います。

つか、ハチクロ面白い~。
8巻はいつにも増して切なさ満載だったような気がします。
今の心情でいくとハチクロとかのだめとか、そういうのが読みたい気分でし。
#そういえばもうすぐのだめは13巻発売だ。

■エア・ギア 第11巻


個人的にめっちゃ好きなエア・ギア。
表紙のリンゴ、めっちゃ可愛い。
つか、これマガジンの36・37合併号のときのカラー扉絵ですね。
#そのときもめっちゃ可愛いと言っていた気がします。
心なしか、シムカは描きなおされているような気もするのですが、古いマガジン手元に無いから確認できませんでした。

今週のマガジンでも既に週刊誌のクオリティーを色んな意味で超えてしまってるんじゃないかと思う大暮先生ですが、柩たちが出てきてまた面白くなりそうです。
つか、新展開面白いっす。

■涼宮ハルヒの陰謀


偶然立ち寄った書店で見つけてそのまま購入し、その勢いで読了。
みくるファンの僕としては表紙で既にノックアウト気味でしたが、内容そっちのけでみくるオンパレードに意味もなく満足な感じです。
個人的には涼宮ハルヒシリーズは、長編でこねくり回すより、短編を3つくらい入れてもらった方が面白いんじゃないかと思ったり。
ただそろそろ各キャラが「自立」傾向を見せ始めているので、「役割」を超えたところにたどり着けるか?みたいな展開が描かれてくるとかなり面白くなってくるかも。
#ってそれはデスティ○ー・プランか?

■Thanks / you


「ひぐらしのく頃に」の音楽を担当されているdaiさんが手がけられたCDです。
中でも「you」については、僕もそうなんですが「目明編」を読了された方からは絶賛に近い感想が寄せられていたように思います。

切ないです。

すこししんみりしたいときには「you」あたりが脳内エンドレスリピートされております。
「ひぐらしのく頃に」にはまった方には是非お勧めの1枚です。

■他には・・・
ガンダムSEED DESTNYのDVDやら交響詩篇エウレカセブンのDVDなんかも購入してたりして、散財に拍車をかけているのですが、エウレカセブンDVD2巻のライナーノーツが結構面白く、シリーズ構成の佐藤大さんのコメントが掲載されていました。
これも別記事で特集しようと思っているくせに、なかなか時間の確保が上手くいってない・・・orz。
やっぱりシリーズ構成や監督なんかのオフィシャルコメントは作品の理解を助けてくれるので面白いですね。

最近ではほんと時間の確保が難しくって、記事もそうなんですが取り溜めたアニメなんかもう何週間分(いや何ヶ月分?)あるんだろう?という状態です(泣)。
そして明日から急遽旅立たなくてはならない所用があるので、恐らくDESTINYの感想は早くて日曜深夜、遅くて月曜以降になりそうです。

ちょっと今は落ち着きたい心境でもあるんで、おとなしめな本を詮索中。
「さおだけ屋はなぜつぶれないか」でも読もうかな。
#って何の脈絡もないよ!!

もう一人の「如月行」

2005-07-29 00:37:01 | コミックス 感想
僕の好きな作家さんの一人に「終戦のローレライ」や「亡国のイージス」で有名な福井晴敏さんがいるのですが、このお方はですね、熱いストーリーラインを構成してくれるところがとても凄いのですが、その他にもこういうのを描かせたら天下一品というものがあります。

1.昔は切れ者だったけど、今は色んなしがらみに囚われて落ちぶれちゃったおじさま。

2.無口で人付き合いが極端に苦手で頭が良くてやたら強くて自分はいつ死んでも良いと思っている美少年。

基本的に福井さんの作品はこの二者と、こういう世の中だけどどうなのよ?という問いかけを含めた3つのストーリーラインを交差させて描いていて、最終的には人間の持つ熱さ・情熱に収斂してくるところがまた素敵に面白いわけです。

数ある福井作品の中でも、構成・長さ・ストーリーラインの完成度から考えて僕が個人的にお勧めなのは「亡国のイージス」なんですが、その「亡国のイージス」も明日7月30日(土)から公開ですね。

*  *  *

もし「亡国のイージス」を読んだよ、という方でその次の「6ステイン」をまだ読んでいない方がいらっしゃいましたら、これもまた非常に面白いのでお勧めです。
短編集なのですが、「亡国のイージス」の主人公の一人、「如月 行」も登場しますよ。
個人的には「6ステイン」を読むにあたって、「川の深さは」と「Twelve Y.O.」を読んでおくとなお楽しめるかなと思います。

*  *  *

さてここで「6ステイン」を既に読まれた方に質問です。

「6ステイン」の「920を待ちながら」に続きがあることをご存知ですか?

しかも如月 行だけでなく、渥美さんなんかも登場しちゃうし、つか、登場人物全員美形だよ!みたいな、そんなマンガがあることをご存知か?

つか、渥美さんがカッコいいんだよ、これがまた(笑)。

そんなコミックスはこれ。

■C-blossom


福井晴敏 × 少女漫画

こんな絶妙な帯が入っているわけですが(笑)、ご覧の通り、少女マンガに連載されております。
内容は「920を待ちながら」の続編という形を取っていて、なんとあの松宮課長の娘を守る、それが「任務だ」な如月行が登場しちゃいますよ。

福井作品はですね、僕の個人的「勘」で申し上げますと、ハードな作風なのに、女性ファンが非常に多いのが特徴だと思います、たぶん。

・・・で、普段仲良くして頂いているお姉さんがいるのですが、その方も福井作品のファンでして、今回も何も言わずすちゃっと貸してくれたわけです。
#ちなみに「6ステイン」を始め、福井作品の多くをそのお姉さんから借りおります。いつもありがとうございます。
#もっとちなみに、そのお姉さんはコバルトを購入すると、これまた阿吽の呼吸で「あるもの」を切り取って封筒に入れて渡してくれます。
#いつもありがとうございます(平身低頭、そして心から)。

・・・と、話題がそれそうになりましたが、本編の方は「920を待ちながら」のボーナストラックというような感じで楽しむといいかも、と僕は思っているんですが。
というのも、福井作品のあのボリューム、熱量を他の媒体で表現するのは結構難しいと思うので。

しかしながら、この作品侮る無かれ。
最近、至るところで福井作品がコミックス化されていますが、僕は個人的にこの作品が一番雰囲気があって面白いと思いました。

つか、作者の霜月 かよ子さん、絵上手いっす。
これでこの人21歳です。
若いです。
凄いです。
絵が綺麗です。
つか、雰囲気あるんだよなぁ。

個人的にはストーリーラインを楽しむよりは、如月行や渥美さん(笑)というキャラ視点で楽しむべきなのかなと。
#もちろん原作には福井さんが入っているんで、十分面白いと思いますが。
#キャラ視点で楽しむ、という点で僕はボーナストラックかなという風に感じているのかもしれませんね。

巻末コメントで福井さんも霜月かよ子さんの描くキャラが一番肌が合うみたいな表現されているんで、原作者も一押しというわけですね。
ということで、コアな如月行ファンな方にお勧めです。

*  *  *

さて、映画版「亡国のイージス」はどんな感じでしょうね?
つか、真田さんが先任伍長な時点で「別物か?」と思ってしまうんですが(笑)。
時間と機会があれば行って見たいと思います。

*  *  *
(おまけ)
前述のお姉さんがコバルトを購入するといつも「あるもの」を封筒に入れて持ってきてくれるのですが、そのときの会話。
#事前に僕はコバルトがいつ出たかを偶然知っていた&あるものの短編が掲載されていることも知っているんだけど、お姉さんは僕がそれを知っているかどうかは知らないという前提で会話が始まります。

お姉さん「よ、元気?あれ、いる?」
燕。  「いります。ください、是非!」

すっと渡される封筒。
中身など見なくても分かっています。

お姉さん「全プレいる?」
燕。  「いります。ください、是非!!」
お姉さん「うむ、考えておこう」
燕。  「ははー(平身低頭)」

相変わらず暗号のように短い会話です。
しかしながら会話は並以上に成立しています。
相互理解の賜物ですね(えー)。

そうして手に入れた「マリア様がみてる 温室の妖精」、実はまだ読めていない(泣)。
時間プリーズ、一人の空間プリーズ。

日本の夏 おお振りの夏

2005-07-22 18:10:00 | コミックス 感想
日本の夏、と問われれば、おお振りの夏!と答える燕。です、こんにちは、今日も暑いですね。

さて、昨日は仕事で神保町に寄る用事があった(否無理やリ作った)ので、新刊のチェック、つか、待ってたのが沢山あったんで、むしろ狙い撃ちみたいな感じで本屋に行ってきました。

昨日購入したのはこの3冊。

おおきく振りかぶって 第4巻

鋼の錬金術師 第11巻

交響詩篇エウレカセブン 第1巻

いやー、待っていただけあってどれも満足でした。

■おおきく振りかぶって 第4巻



日本の夏 おお振りの夏
アンダンテの瑞希さん考案のキャッチフレーズ
#今年の夏はこれで乗り切ろう!!

去年から個人的にイチオシの野球マンガ「おおきく振りかぶって」の第4巻。
表紙はモモカンでしたね、イイ感じです。
もうすぐ夏の甲子園も始まるというタイミングで第4巻発売、いや、これ読んだら甲子園いつもより真剣に見ちゃうかもしれんね。
いや、間違いなく見る目が変わるね。

今回もおおいにワクワクさせて頂き、そして熱くさせて頂きました(僕はこのマンガ読むとすぐ感動してしまう)。
しかも、開会式も終わり、これから試合だぁ!!ってとこで次巻へ。
くぅぅ、既に第5巻が待ち遠しいです。

うちのブログではこの「おお振り」、去年の「超個人的お勧めマンガ」の第3位として推薦しております。
お勧めであります!!
参考:超個人的お勧めマンガ 第3位『おおきく振りかぶって』感想


■鋼の錬金術師 第11巻

劇場版「鋼の錬金術師 シャンバラを征く者」の公開も明日に迫り、再び鋼熱が盛り上がってきましたね。
アニメ版と原作はもうほぼ別のストーリー展開を見せていると言ってよいと思うのですが、本編の方もまだまだ熱いですね。
こちらも展開が超気になっていたところですが、第11巻は予想以上の展開を見せてくれました。
#相変わらず表紙裏のオマケも面白いです(笑)。

第10巻が展開としては若干停滞した感があったのですが、それをタメとして第11巻、かなり面白くしてくれましたね。
内容については是非、本編を読んで頂きたいので今はまだ感想等書きませんが、ひとつ分かったこととしては、

僕が仕事中も眠たくなるのは、きっとどこかに別の僕がいるからに違いない

・・・確信しましたね。
#いやこの場合、単に夜更かしし過ぎなだけだから(駄目じゃん)。

■交響詩篇エウレカセブン 第1巻



あれー、先月第1巻買ってなかったっけ?
その通り、先月購入したのはDVD付きの限定版。
今回購入したのは通常版。
迷わず2冊買ってます。

表紙のエウレカ、可愛い!!
基本的には先行発売した限定版と内容は同じなんですが、表紙が違っていたり、おまけページが付いていたりと限定版を購入した人にも(多少)良いことが。

ストーリー展開はアニメを原作としているから、基本は原作に忠実に、味付けはマンガ用にという感じでしょうか。
台詞回しなんかも微妙に違うんで、アニメ版と両方楽しんで欲しいところです。

ということで、コミックス版からエウレカの一言を拾うと、

「計算合ってるかな?」

ココ、この台詞良かったなぁ(可愛かったなぁ)。
信じる→信じる→信じるの連鎖、ここがアニメ版との違いで一番良かったかな。
あと、おまけページの寝袋で寝てるレントンがイイです(笑)。
#ゲッコーステートでは「あれ」以来、ジャージが流行ってるらしいですよ。

* * *

こんな感じで読んでるから寝不足になるんだな、自分。

今日帰ったら丁度DESTINYのDVD第6巻と、エウレカセブンのDVD第1巻が届いているかな?
って散財しすぎだ・・・orz。