LOTUS BLUE DIARY

インテリアとリビングと手作りのお話

和室にクリスマスの飾り

2010-12-22 08:47:21 | インテリア
仕事部屋が和室なので、今年はクリスマスの飾りを
どうしようかと思っていました。

蔵の掃除をした時に、衣裳缶からクリスマスにちょうどいい布が出てきたので、
裏打ちしてランナーに仕立てて、床の間に飾ることにしました。



この布は、インド製のシルクのサリーです。
金が入って、えらくゴージャスだなと思ったのですが、
インドの花嫁さんの婚礼用のサリーだと聞いて納得しました。

中国式の花台を置き、インドのタンブラーにバラの実、庭で摘んだひいらぎ、朝市で買ったトウガラシを生けました。



ぶら下がっているのは、「ザリ」といって、インド製のクリスマスオーナメントです。

しずくの様な形は「涙」を表わしているんだそうです。

どうしてインドなのにキリスト教のクリスマス飾りが存在するんだろうと不思議に思って調べたら、
インドには、ヒンズー教、仏教のほかにキリスト教の分布があると知りました。

東洋と西洋の文化が混じり合った独特の文化を持った印度は、
宗教においても、東と西の出会う地点だったのかもしれません。

インドの布と小物でもって、不思議に和室にしっくりくる飾りができました。