LOTUS BLUE DIARY

インテリアとリビングと手作りのお話

ブリキの缶と多肉植物

2015-09-11 13:37:08 | ガーデニング
缶が好きです。

かわいいと思うと、中身に関係なくジャケ買いしてしまいます。

何かに使おうと思っていた空き缶が貯まったので、おもむろに多肉植物を入れて育てることにしました。



この部屋は、キッチンの脇にある半外のスペースで、もともと電気温水器の大きなタンクが置かれていた場所です。
タンクを撤去した後は、ごみ箱や空き瓶などの置場として使っていました。

1年前、簡単なD.I.Y.で板を張ってレベルをキッチンにそろえ白く塗装し、ここで犬を飼うことにしました。
しばらくは大吉の部屋にしていましたが、冬は寒く夏は暑いので室内の別のスペースに大吉を移動。

そのあとは、またごみ箱を置くスペースに戻ってしまっていました。



多肉植物は、頻繁に水やりをしなくていいので、缶に仕立てるのに向いていると思います。

缶にぴったりの大きさのテラコッタの鉢を仕込んだり、缶の底に釘で穴を開けて直接用土と小石を入れたりします。

スープの缶、オリーブの缶。
S&Bのカレー粉の缶は、昔からデザインが変わっていないお気に入りです。
ペンギンの絵の缶は”白銀イスハタ”という商品名の膨張剤の入っていたものです。
タイのサーディンのトマト煮の缶は、印刷した紙が巻かれたものですが、紙が劣化するまでパッケージを楽しもうと思います。

こちらは、同じようにして前に使っていた缶です。



アンティークのようにラスティックな感じになって窓辺を飾っています。

ブリキに直接イラストや字を印刷した缶というのは、近年少なくなっています。

そのうち、紙のラベルになったり、プラスチックの入れ物に代わってしまうんじゃないかなと懸念しながら、印刷の入った缶をここで大切に使い、ひしめかせ、眺め、楽しみたいと思います。

缶と多肉植物で、もとゴミ置き場だったスペースが私の心のオアシスになってしまいました。








ガーデニングする日々

2015-09-01 20:50:42 | ガーデニング
日々ガーデニングを楽しんでいます。

私の場合は、90パーセント食用、10パーセント観賞用です。

去年、数株買って楽しんだバジルから種を採取し、5月に種を蒔きました。


種まき成功。

プラスチックのプランターが嫌だったので、木製のプランターを手作りしました。



真っ先に作るのはカプレーゼ。



オリーブオイルと酢と塩でシンプルなドレッシグを作って合わせます。

次にパスタ。



グリーンカレーにも添えます。



バジルリーフ50枚と、松の実、アンチョビーペースト、オリーブオイルでジェノベーゼソースを作ります。



さんざん食べ、やがて花が咲いたころ。



花が咲いたリーフは固くなるんだとか。

それならと、刻んでドライバジルを作ります。



これはまたこれで、違った味わい。
保存して冬にも食べられます。

花の穂を残しておいて、種を採取します。



大切に瓶に入れます。

こうして取った種は、バジル、パセリ、イタリアンパセリ、コリアンダー(パクチー)、ロケット(ルッコラ)など。



8月の終わり、秋蒔きに適したルッコラの種を蒔きました。



プレートに種の名前を書くのも楽しい仕事です。



早く大きくならないかな(早く食べたいな)と思いながら、毎日ガーデニングにいそしむ日々を送っています。



三軒長屋とグリーンカーテン

2011-08-22 08:15:16 | ガーデニング
実家の裏通りに、昔ながらの三軒長屋が残っています。



三軒とも、表の連格子に上手くあさがおの蔓を這わせて
素敵にグリーンカーテンになっています。

右端のおうちは一番見事です。



入り口の間口にもあさがおを、そして二階までもびっしりと
蔓を絡ますのに成功していらっしゃいます。



真ん中のおうちは、こじんまりとですがチラホラと花が咲いています。

左端は、他の二軒より少し間口が狭いおうちです。



こちらのおうちも格子の端から端まで、あさがおが仕立ててあります。

三軒が揃って連携プレーに成功している様子には、
昔ながらの長屋的なお付き合いが感じられます。

高山には、重要文化財に指定されている町屋をはじめ、
古いおうちが数多く残っています。

宮川べりのあじさい

2011-07-16 08:34:51 | ガーデニング
陣屋前広場のお旅所の裏の宮川べりのあじさいが
今真っ盛りです。

こちらの赤い橋が「中橋」。
橋の右の社が「お旅所」です。



松の木の奥にある灯篭の周りにはあじさいがいっぱいです。



石垣づたいにも、このようにあじさいが。



「宮川」の向こう岸の「お化け柳」の手前あたりにも
あじさいの咲いているのが見えたので、「中橋」を渡って行ってみると、



川べりはあじさいの小路になっていました。



あじさいの花の色って、なんて清々しいんでしょう。



青からピンクへのグラデーションがほんとに奇麗です。



気持ちいい朝の散歩でした。


畑の花

2011-05-23 04:46:39 | ガーデニング
うちから歩いてすぐの距離にある、母の畑に
「花がたくさん咲いてきたよ。」というので、
花を摘みに行きました。

母の畑は、それは小さい猫の額のような畑です。



「さやえんどう」の花が咲いていました。



見るとさやがいくつかありました。



この日は摘みませんでした。(今回の目的はお花なので。)

こちらは「つるむらさき」です。



花の名前も、その姿も和風です。

こちらは「十二単」。



これも、風情のある花です。

「菜の花」がチラチラと。



こちらは「てっせん」(クレマチス)です。



「オニソガラム」の白い花。



「ルッコラ」の花。



そして「カモミール」。



母が摘んだ黄色い花。
名前のわからない雑草ですが
なんという可憐さでしょう。



色々摘み取った花を、窓辺に生けました。



部屋に花があるだけで、幸せな気分になります。



にんじんの葉っぱ

2011-05-20 08:47:42 | ガーデニング
にんじんを切った時に、へたをすてないで
なんとなく水につけていたら、葉っぱがどんどん大きくなりました。



最初は2㎝もないほどのわずかの葉っぱが、一週間もしないうちにこの伸びようです。



にんじんの後ろの葉っぱは、母の畑で採れたパクチーと、
朝市で買った行者にんにくです。
(行者ニンニクの右の紫色の花は、飾っているだけ、
食用ではありません。)

いろんな葉っぱでキッチンのシンクの脇はにぎやかです。

母はいつもこんな風に、水をいれたコップに葉っぱを入れています。
冷蔵庫にしまっておくより、こちらの方が持ちがいいようです。
これらの葉っぱを飾りつつ、「早く食べなきゃ。」と思います。

ところで大きくなったにんじんの葉っぱですが、
どうやって食べようかな~。
刻んでスープにでも入れようかなと思うのですが、
もう少し育てて、眺めていようと思います。

9坪の畑

2010-11-23 09:47:06 | ガーデニング
家から歩いてすぐの場所に、母の畑があります。
9坪ほどの小さなこの畑で、母は野菜やハーブを栽培しています。

こちらが畑の様子。



奥が白菜、手前が蕪です。



今まさに、お漬物のシーズンなので、
収穫してすぐに漬けて、3日後には食卓に出てくる旬野菜です。

ねぎは小さいけれど甘みたっぷりです。



こちらは、ニンニク。
来年の6月に収穫します。



サニーレタスも、いい感じに色付いていました。



ハーブも育てています。

こちらは、コリアンダー(パクチー)です。



エスニック料理に大活躍しています。

大好きなルッコラは、こぼれ種で増えてこのとうり。
食べ放題です。



パセリもどんどん増えました。



こちらは、さやえんどうを越冬させるのに
マルチングしたところです。



来年の春には、可愛い花が咲き美味しいさやが採れるのが楽しみです。

こちらは、アスパラです。



やはり、春が待ちどうしい野菜です。

ルッコラを食べる分だけ摘みました。



生ハムといっしょに、サラダにして食べようと思います。

私の庭に、さよなら

2010-09-24 12:08:28 | ガーデニング
引っ越しをするとなると、家の中よりも先に
私の場合、庭を何とかしなくてはなりません。
基本的に、すべてを元の状態して戻すというのが
ほんとうは原則なんですよね。

とはいっても、結構広い庭なので
勝手に生えてきてどんどん大きくなってしまった木もあり
後で植えたものあり、
何を刈って、何を残そうか、迷います。

ブルーベリーは引っ越してきた時にもってきたもの。
今年で9年目になります。



プランターごと、お隣のniwa-coyaさんにもらってもらえることになりました。
毎年10数粒は、実が成ります。
対にもう一本ブルーベリーがあればもっと成るんだろうけど。

オリーブは、現在niwa-coyaさんにお願いして、嫁入り先を探してもらってます。



このオリーブは、前お仕事でお世話になった斎藤林業さんの奥様にいただいたものです。
今年で3年になるでしょうか。

こちらは、南天とゆきやなぎ。
お正月飾りやフラワーアレンジに大活躍してくれました。

この水連鉢も何とかしなくては・・・。
どなたかほしい方いらっしゃいませんかね。



マルバシャリンバイは毎年白い花を咲かせます。
勝手に生えてきたのに、よく大きくなったもんだなあ。



万両は、お隣さんにいただいたもの。
赤い実をつけるので、捨てられないで残します。



もともとあったグミと、後で植えたコデマリです。

結構楽しませてもらったなあ。



ラズベリーと、ジャスミン、セージ、ミントそれからみょうがもありましたが、
ことごとく刈ってしまわなくてはいけませんでした。

それから、屋根を超すほどになってしまったニセアカシヤは
実は去年切り倒したんですが、木の皮をチップにして
大いに染めものの染料となってくれました。
かわいいベージュピンクの布になって、
わたしの手元に残りました。

とうとう一度も実のならなかった柿の木は、
大家さんの要望により切り倒す羽目になりました。

最初に、この家に引っ越してきた時、
私はこの庭を、「庭」ではなく「空き地」だと認識していました。

「庭」とは、人の手によってできるものなのですね。

庭に関して、門外漢だった私が、ガーデニングのまねごとをするようになったのは
お隣のniwa-coyaさんの影響大です。
だんだんと、「植物が好き。」「庭をよくしたい。」と思うようになりました。

それから、この庭が無かったら、森のテラスで仕事することも
山田先生とお会いすることもなかっただろうと思います。

なかなか片手間ではできない、手のかかる庭でしたが
いつも私自身を反映したような存在だったのかもしれません。

スッキリ、何もなくなって、次の住人の方に可愛がって頂ければ、と思っています。

ああ、楽しかったな!
ありがとう、私の庭。さよなら、私の庭。




実の成る木 その5

2009-06-09 20:58:22 | ガーデニング
出張から帰ってきて、家で一息ついていたら
お隣りから悲痛な泣き声が聞こえてきました。

聞きなれた声の主は、お隣りの”白山くん”です。
「ははーん、また“ひなたちゃん”とけんかしたんだな。」
よくあるいつものことです。

しばらくすると、うちの庭先で“ひなたちゃん”の声がします。
どうやら、うちの庭の“楮の実”を食べに来たようです。

「たくさん実がなったから、採るの手伝ってくれない。」
「いいよ。」というわけで、
”楮の実”の収穫が始まりました。



”niwa-coya”さんから梯子を借りてきて
高い枝に成った実もどんどん採っていきます。

しばらくすると、”白山くん”がやってきました。
「ぼくも採りたーい。」

あれ、けんかのことは忘れたのかな・・・。
ふと見ると、”白山くん”のほっぺには
赤くはれ上がった三本の爪によるひっかき傷が・・・。
「はっくん、どうしたのその傷?」
「あのね、”ひなた”にやられたの。」
白山くんの目には、ジワーッと涙が浮かんできます。

「まあ、いろいろあると思うけどさ、とにかく落ち着こうよ。」
などとなだめながら実を採るうちに
白山くんは徐々に機嫌を取り直しました。



塀の上に登って、次から次と実を採って
「こんなに採れたよ。」と手を差し出します。



ネバネバとした液でベトベトになりながら
たくさん実を採ってくれました。



“ひなたちゃん”と”白山くん”と、私の三人で
採ったボールにいっぱいの“楮の実”です。

さっそくホワイトリカーに漬けてみました。



漬けてから、三日目の様子がこちらです。

三日目にしてすでに、実と同じきれいなオレンジ色になりました。
”ひなたちゃん”と”白山くん”のおかげで、
人生初の果実酒作りができました。

“ひなたちゃん”、”白山くん”ありがとうね。

それにしても、果実酒作りが
けんかの仲裁に一役買うとは・・・。
ともあれ、仲直りができてよかったよかった。

実の成る木 その4

2009-06-08 21:40:52 | ガーデニング
果物屋さんに”枇杷”が出回り始めると
ああ、もうそんな季節になったんだなあと
夏の近づくのを感じます。

うちの近くのあるお宅の庭に
枇杷の木があるのですが、その枇杷の実がすごく甘いのを知り
今年はまだかな、などとずっと実のなるのを待ち構えています。

大きい声では言えないのですが、
今までに何度も勝手に実を頂戴しちゃいました。



その木とは別の場所に、もう一か所枇杷の成るスポットを
最近見つけてしまいました。
見るところによると、あともうちょっとで食べごろとなりそうです。

枇杷というのは、実だけでなく葉も花も、薬効があるのだそうです。
なんと、ガン細胞を抑制する成分があるんだとか。
もっと調べてみたら、疲労回復、食欲不振、咳、痰、皮膚病、アトピー、打ち身、
捻挫、暑気あたり、胃腸病に効くというのですから、
これぞ万病に効く万能の薬効植物といえると思います。

病気とは一切無縁な健康体なものですから
薬効については「今のところ関係ありません。」が、
ただ食い気だけがあって、枇杷の木が気になってしょうがない私です。