LOTUS BLUE DIARY

インテリアとリビングと手作りのお話

サンラータンとクレソンのポタージュ

2010-03-20 23:54:54 | フードコーディネート
ごはんのおかずにはなり得ない、あくまでも副菜なんだけど
時々むしょうに食べたくなって作るのが
”サンラータン”です。



初めて”サンラータン”を食べたのは、出張で行った台湾の屋台でした。

暑い夏でしたが、酸っぱい辛いスープがやたらと美味しくて
それから見よう見まねで作っています。

きくらげ、豆腐、豚肉、人参、タケノコを具にして、
酢で酸味を付け、ラー油とこしょうで辛みを効かせたら
片栗粉でとろみをつけます。
パクチーを散らすと、さらにパンチが効きます。

同じく、むしょうに食べたくなるスープが”クレソンのポタージュ”です。

じゃがいもと玉ねぎをベースにしてブイヨンを入れて、よく煮えたところにクレソンを足し
色よく煮てから少しさまし、ミキサーにかけます。
そこにミルクを加えたら完成。
超かんたんで、おいしいスープです。



あるとき森のテラスに大量のクレソンが届いたのでまかない料理として作ったのがこちら。
たまたまあったクルトンを浮かべたら、なんだかごちそうに見えます。

「おかわりあるの。」としゅんけさん(息子です。)に聞かれる、
永井家の人気のスープ2種でした。


庭のハーブで草木染め

2010-03-19 20:59:02 | クラフト
「更紗」を教わり始めるちょっと前に、
同じく布を染める、「草木染め」を
手引書を片手に、まったくの独学で始めたところです。

「更紗」は、きちんと基礎から手ほどきを受けなければできませんが
草木染めはやってみると意外とかんたんです。
入手しやすい材料を使ってキッチンで手軽にできるのでおすすめです。

私の場合、染めに使う植物は主に庭にある草木を使うことにしています。




玄関口のオリーブの木が大きくなりすぎたので、刈り取って使うことにしました。

オリーブからは淡い黄色の染料が採れるというのでやってみたら、



このとうりのきれいな黄色に染められました。

オリーブのほかにも、庭のハーブやご近所の庭から頂いた草木で
かたっぱしからいろんな色に染めた布を、現在ストックしてるところです。

やがてそれらの布で何がしかの作品を作ろうとしていますが、
何を作るかは、まだ自分でもわかりません。

さてどんなものができるでしょうか。
ちょっと時間はかかりますが、完成したらまたご紹介しますね。

ブログ再開します。

2010-03-17 23:25:06 | Weblog
引っ越しをすませ、コンピューターが戻ってきて
やっとで落ち着き、ブログを再開することになりました。

4年間借りていた仕事場の引っ越しは、思っていたよりも大変でした。
置ける場所がある、ということは恐ろしいですね
置けるだけの物を、「これでもか。」というほど
ギッシリとあの狭いアパートに詰め込んでいたんだな~、と思い知りました。

実は、新たな仕事場を自宅のほど近くに確保しました。
前よりもコンパクトな3畳の部屋です。
(詳しくは、追々ご紹介します。)

近辺整理と同時に、前々からどうしてもやりたいと思っていた
「更紗」の修行を3月から始めることにしました。
51歳にして、初めての手ほどきを受ける決意をしてしまったのです。

なんと、引っ越しの次の日がお稽古の初日でした。

こちらが、私が通い始めた工房の様子です。



そして、こちらが稽古第一作目の作品の下書きです。



私が習おうとしているのは、木版の更紗です。

中野保夫先生の作品の、繊細さと美しさに心打たれ
先生の作品に出会ったその日に、師事することを決断した私です。



先生の彫った版木がこちら。
息をのむような仕事です。

先生の版木を使わせていただいて、作品を作らせていただくことができるのだと思うと
感動と恐れ多い気持ちでいっぱいです。

稽古の初日は、感激と興奮とでいっぱいいっぱいになり、
涙があふれそうになるのをなんとか先生に気づかれないようにするのが必死でした。

これから仕事と家事と同時進行で、「更紗」の道を歩んでいきたいと思います。
長い長い修行が始まります。

あせらないでゆっくり歩いていこうと思っています。