LOTUS BLUE DIARY

インテリアとリビングと手作りのお話

私の仕事着

2008-05-30 11:02:46 | Weblog
今週、ロータスブルーのホームページがアップしました。

プロフィール写真にしようと思い、友人にお願いして
スナップを撮ってもらったのがこの写真です。



普段、こんな姿で仕事してますよ、ということを知っていただきたくて
わざわざ仕事着に着替えて、青山フラワーマーケットまで行って撮らせてもらったのです。
(結局、他の写真をつかったのでボツにしたんですがね。)

実は私は、学生の頃から”つなぎ”が大好きです。
ご存じかどうか解りませんが、昔”宇崎竜童”さんの”ダウンタウンブギウギバンド”のメンバーが、
全員白いつなぎを着ていました。
リーゼント、サングラス、つなぎの三点セットが当時すごいインパクトでした。
私も欲しいと思い、自動車整備をやっている知人に頼んで
ブルーのつなぎを手に入れて、大喜びでつなぎを着て
学校まで行ってました。
大学の寮は、キャンパスの隣だったので、万年つなぎでなんら抵抗無く
歩いて通ってました。

今持っているつなぎは、ガーデン用の黒いつなぎ、塗装用のベージュの
それとからし色の普段用と、よそ行き用のジーンズの長袖と、
写真で着ている半袖、全部で5着です。

よそ行きというのは、白状しますが、どうしてもつなぎを着て仕事していたいので
出張の現場に行くのに、飛行機に乗るんであろうが、新幹線であろうが
上にジャケットさえ着ちゃえばわかんないや、とつなぎでどこでも行っちゃてるわけなんです。

慣れというのはおそろしいですね。
息子に時々とがめられます。「あんた、まさかその格好で電車に乗るの。」
「えっ、悪いかなあ。」なんて、
かなり感覚がマヒしているのかもわかりません。

それでもどうしても、つなぎで仕事したいのが
どうにも譲れない私です。

キバナオダマキとフウロソウ

2008-05-29 06:10:30 | ガーデニング
もともとグミの木が一本だけあった庭に、もう一本ミモザの木を植えて
ワイルドなブッシュベリーと、ハーブと、山野草のような花だけを育てています。

ですから私の庭は、限りなく野性的なブッシュヤードであって
手入れのいきとどいた庭なんかじゃ全然ないんです。

雑草も3割は残していますし、勝手に生えてくる植物(侵入種というんだそうです。)
が数種類、中には名前さえ知らないものもあるぐらいです。



キバナオダマキは、4年前に植えた宿根性の花で、毎年咲きます。



ツンツンと角が出ているその姿を、私はいつもトリケラトプスみたいだなと思って見ています。



フウロソウが勝手に生えてきました。
お隣のふみよさんが、何年か前に苗を植えたとおっしゃいますから
きっと種が飛んできて根付いたんだと思います。

花の咲く時期を知った上で、カラースキームを整えなければと思いながら
どうにもまだ経験がなく計画さえ上手く立てられていないので、
私の庭はまだ発展途上であり、私自身はガーデナーとして新米です。

造園家の山田先生から言わせると、「これは庭とは言えませんな。」
ということですが、いまのところ雑草の園ではあっても、
そのうち必ずや私らしい庭にしたいと思っています。

長く遠い道のりであったとしても
庭が私自身と思えるようになるよう、
修業していきたいと思う、永井なのであります。


庭のベリー その2

2008-05-28 06:54:52 | ガーデニング
6種類のベリーのうちの、残り3種類のベリーです。



レッドカラント(房スグリ)の実が、一粒だけ赤くなっているのを見つけました。

ブルーベリーもまんまるに連なっています。

去年、友人の林真理さんが、タルト台を焼いて下さって、
3種類のベリーを乗っけたタルトを作りました。
乗っけたのは、ブルーベリー、ラズベリー、ブラックベリーです。

今年は、もう一種類レッドカラントを足したいと思っています。



グミは、去年は不作でしたが今年はどうかなと見守っています。
色づくまでに時間がかかり、熟す頃には決まって鳥に食べられてしまうので
熟したグミは一度も食べた事がありません。
熟していないと渋みが激しくて、たまったものではないんですが
完熟したグミは、甘いといいます。
さて今年こそ食べられるでしょうか。鳥と競争です。
一粒だけ赤くなり始めた実を見つけたので、写真に収めておきました。

全部の実が色づくのには、まだだいぶ時間がかかります。
毎日庭に出ては、まだかなまだかなと思いながら、実の食べられるのを
楽しみに楽しみに待ち構えている私です。


庭のベリー その1

2008-05-27 04:32:07 | ガーデニング
夏のような陽気が続いています。

庭の、6種類のブッシュベリーは元気です。
チラホラと花が咲き、実も徐々に実り始めています。



ワイルドストロベリーは、去年と比べ、葉っぱが格段に大きくなっています。
ランナーで増えた株にも、白い小さなかわいい花が咲きました。
葉っぱをはぐると、小さい実が数粒成っていました。ほら、かわいいでしょ。



薄桃色のブラックベリーの花と、白いボサッとしたラズベリーの花が咲きました。

ブラックベリーは2年目で、去年の倍の花の数です。
ラズベリーは、今年で7年目になります。
去年は、豊作でしたが今年は少なめです。
今からでもちょっと肥料をあげなくっちゃ、と思っているところです。

ワイルドなベリーは、ほんのりとした甘味と酸味があって
私は、生で食べるのが好きです。

というより、ジャムにするほどは収穫できないから
少しずつのベリーをタルトに乗っけて、
量より種類を楽しみたいと思っているのです。

今日ご紹介したのは、6種のうちの3種類です。
残り三種類は、明日のブログでご紹介しますね。

ロータスブルーのホームページが完成しました

2008-05-26 07:08:59 | Weblog
いつもブログを見て下さっている皆様へ、
ロータスブルーより大ニュースです。

ようやく、ロータスブルーのホームページが完成したのでございます。



こちらは、草稿のシートです。

トップページは、”りょうぶ”と”とくさ”のフラワーアレンジメント写真です。
花を生けた写真のなかで、最も気に入ったものを選びました。

ロゴは、このたびデザインしていただいたものです。
"LOTUS BLUE"というアルファベットと“青蓮”という漢字を組合わせたのは、
西洋と東洋の、両方の美を融合するような仕事がしたいと思ったからです。

”椅子のソムリエ”というのは、椅子のことだけを綴るブログです。
ここで頑張って、もう一個ブログをやっていこうと思ってます。
バックに流れる音楽は、息子のしゅんけさんの作曲によるものです。

このホームページをつくるためには、たくさんの方々からの応援と協力をいただきました。

デザイン、制作をしてくださったイデアトープさん。
臆病だった私の背中を押して下さったり、写真データを提供してくださったり、
工務店さんからのコメント原稿を書いて下さった、紀州木の家協同組合さん。
たくさんの写真データを下さった、イングランドカントリーハウスさん、
友紀建築工房さん。
そのほかにも、これまでお仕事をご依頼下さったOne-by-oneさん、朝田木材さん、
カフェしえとさん。

ほんとうにありがとうございました。

これからも、どうぞよろしくお願い申し上げます。

いきなりシャリンバイが咲きました

2008-05-23 09:36:37 | ガーデニング
うちの庭には、勝手に咲いている植物が数多くあります。

おそらく鳥がやってきて実をついばみ、そのときにフンをお土産に
落っことしてくれるんだと思います。
裏の庭にあるグミの木が、鳥たちを呼び寄せているにちがいありません。

2年ほど前、勝手に生えてきてその樹形が気になったので坪庭に植えていた低木に、
いきなり花が咲きました。



こちらがその花の様子です。

2年間、咲きそうで咲かないし、花が咲かないので名前もわからなかった樹木です。
つぼみの段階で、「この花なんだろう。」と思い、どうしても花の名が知りたくて、お隣のふみよさんに聞きました。
「なんだろうねえ。」ふみよさんでさえ解らないとおっしゃいます。
“家庭用園芸図鑑”を取り出してもらい、調べてみました。

「もしかして、トベラかな。」「いや、トベラとも違うよ。」

そこで、私の庭の師匠でいらっしゃる山田茂雄先生を、
うちの庭まで引っ張ってきて見てもらいました。

「これは、マルバシャリンバイですね。」

さすが山田先生、「ありがとうございました。」



というわけで、名前が明らかになった”マルバシャリンバイ”の
こちらが花のアップです。

枝が放射状に伸びて”車輪”のようになっていて、葉の先は丸みを持った形をしています。
花は、五弁の梅に似た形でバラ科の低木です。
生垣などに適しているといいますから、私が植えた坪庭の端の植え位置は
偶然にも、まんざら悪い場所でもなかったようです。

おこぼれのように頂戴した花は、上品な姿で慎ましく
坪庭の垣根から顔を出し、ご近所さんから
「きれいな花だね。」と褒められるのを、
恥じらっているかのような、シャイな女性のような風体です。

ニゲラとniwa-coyaさん

2008-05-22 08:13:56 | ガーデニング
"niwa-coya"さんのお店の入口に、”ニゲラ”がたくさん咲いています。



青い花というのは、何と清楚で涼しげなのでしょう。

"niwa-coya"さんの”ふみよさん”は、ガーデニングの達人で、
庭や植物について、解らないことをいつでも聞ける
たよりになるお隣りさんです。

以前、"niwa-coya"さんのリーフレットに庭について彼女の思いを綴った文がありました。
「庭というのは、自分自身のような気がします。」
と書いていらっしゃるのです。

彼女こそ“緑の指”の持ち主、とお呼びするのに値する方、
常に庭をいつくしんでいらっしゃる方だと思います。

庭をふと見ると、抜き取ったニゲラがバケツいっぱいに挿してあります。
聞くと、ご主人が気を利かせて(?)、増えすぎたニゲラを
抜き採ったのだとおっしゃいます。
「いつも触っている人でなければ、庭は手出ししちゃだめ。」
「私もう一度植え直したんだから。」
と、小さなもめごとがあったことを話してくれました。

なんだか微笑ましくもおかしい、お隣さんの庭の一件でした。



花の咲く前のニゲラは、シュワシュワした細い葉とつぼみの感じが
かわいくて大好きです。
刈り取ったつぼみだけを、お店に生けさせてもらいました。

元気よく咲き乱れていた様子を、しばしここにとどめておきたくて・・・。

やつでの葉っぱの利用法

2008-05-21 07:55:46 | ガーデニング
庭の植物がやたらに元気です。

やつでの葉っぱは、明らかに去年よりも二周りくらい大きくなって、
裏庭への行く手を阻んでいます。

「ちょっと刈っちゃおうかな。」と思っていましたら
先日「ちょうどいい使い道がある。」とひらめいたので”森のテラス”まで持って行きました。



その日、森のテラスではフィルムの上映会があり、たくさんのお客様です。
お昼ごはんに、200個以上のおむすびを作るというのです。
用意された大きなザルに、おむすびを並べるのに、
おむすびがくっつかないように、そして美味しく見えますようにと
家から、やつでの葉っぱを刈り取って行きました。
やつで意外にも、ご近所で大きい葉っぱをいただいてザルに敷きます。




海苔をグルグルに巻いた梅干し入りおむすびと、塩むすびを盛りました。

どうです、葉っぱを敷いたらおいしそうでしょ。

こちらのお米は天手子米”(てんてこまい)という名の青森のお米です。
塩むすびにして食べると、お米の美味しさが歴然と違うのには驚きでした。
白いご飯を「銀しゃり」とはよく言ったものだと、こうゆうお米を口にすると
納得させられます。



ちいさなサイズのおむすびは、子供が持って食べるのにちょうどいい大きさです。

あらあら、口のところにご飯粒かなんかつけちゃって。
ちいさいぼくは、食べ出したら一心不乱です。
おむすびを平らげたお姉ちゃんたちは、小麦粉粘土遊びで大喜びです。
私も一緒になって、粘土で遊びました。

いっしょにおむすびを食べたり、粘土で遊んだり、
幼稚園の先生になったというよりは、幼稚園児になったというほうがふさわしい
先週末の永井でございました。




豆料理あれこれ・その2

2008-05-20 07:35:14 | フードコーディネート
前回に引き続き、豆料理をご紹介します。

おかず以外にも、豆料理があるんです。
”貝とひよこ豆のカレースープ”、”豆の辛子味噌あえ”、
”黒豆の水羊羹”、”黒豆と大豆のかりんとう”です。

  

        

貝と豆とカレーって、すごく合うんです。それに具だくさんっていうのがうれしいですよね。
”豆の辛子味噌あえ”は、ビールにもよく合うことうけあい です。
おやつまで、豆づくしっていうのが、すごいと思ってしまったのが
豆の水羊羹とかりんとうです。
なるほど、あんこの原料だから豆が合わないわけはない、
なんら不自然でない味です。
かりんとうは、「へーっ、これいいねーっ。」というぐらい
後を引くおいしさなんですよ。

なんか、とことん料理をほめちぎっているようなんですが
全部食べておいしかったんで、ただコメント してるだけのつもりです。

美味しいものを貪欲に追及して、その上でオリジナルのレシピを作る
ということは、すごくエネルギーのいる創造的なことだと思います。

なにより、「美味しいものを食べさせたい。」という
愛情がなくては、料理に魂が入らないと思うのです。

仕事というのは、どんな種類のものであれ
自分自身がまず感動し 、その感動をどうしても人に伝えたい
という情熱を持っていなくてはならないんじゃないかと思っています。

そういった意味で、自分とジャンルの違うプロフェッショナルでいらっしゃる
真理さんとのお仕事は、すごい刺激的なコラボレーションでした。

真理さんのお料理が、私のコーディネートで、
より美味しく見えたのだとしたら、とても幸せです。





豆料理あれこれ・その1

2008-05-19 07:54:26 | フードコーディネート
私の友人で、家庭料理研究家であり、水彩画家でいらっしゃる林真理さんの
豆料理のためのスタイリングを、このたびやらせていただきました。

真理さんは、驚くほどたくさんの豆料理のレシピをお持ちです。
著書豆蔵”には、60品の豆料理が紹介されているというのです。

今回は、その中から豆料理10品を、作って撮影しました。(某女性雑誌のために)

   

        

時計回りに、”豆とシーフードのグラタン”、”ミックスビーンズと春雨のサラダ”、
お次は、麻婆豆腐ならぬ”麻婆豆”です。

真理さんのお料理は、どれもほんとにおいしいのですが
作り方も”カンタン”なのがうれしいのです。

豆料理って、「なんか、馴染みが無い。」とか「バリエーションが無さそう。」だとか、
「戻すのが大変で、なんだか面倒くさそう。」とか思われるかもしれません。
ところが、今回の料理は、缶入りのビーンズを使ったり、
なるたけ手間暇のかからないよう工夫されたレシピだったり、
手軽に作れる豆料理の数々なのです。

美味しい料理が、より美味しく見えるよう、お皿やクロスや、
草あしらいなどをするのが、とっても楽しいお仕事でした。

真理さんの豆料理は、いずれ真理さんのホームページでご紹介されます。
料理好きには必見だと思います。
ぜひぜひ、チェック&トライしてみて下さいませ。