LOTUS BLUE DIARY

インテリアとリビングと手作りのお話

リビングストーンの花器を買いました。

2008-06-30 09:18:52 | インテリア
日曜日はniwa-coyaさんの”リビングストーン”展が最終日だったので、
目星をつけていた花器を買いに行きました。

こちらが、私が買った三つの花器です。



いつもの”リビングストーン”らしい、素朴でシンプルな花器です。
三つ並んでいるのを見てしまうと、やはりこの花器は三つならべてこそ
それぞれの魅力を発揮するんだと思えてしまいます。

私は、デザインの同じ複数の花器を、ひとつの塊りとして花を生けるのが好きです。
ですから、”リビングストーン”の、この三つで一つの花器は、私のツボを抑えていたんだと思います。




今回の展示で目を引いたのは、なんといっても”トルソ型”の花器です。
オーナーの文代さんが、素敵に花を生けていらっしゃいました。

”リビングストーン”さんは、ご夫婦で器を作っていらっしゃいます。
トルソ型の花器などが、ご主人の笹本さんの作品、
絵付けのある方が奥様の竹内さんの作品です。

niwa-coyaさんでの次の展示は来年ですが、
私は、また来年もきっと花器を買うでしょう。

いつも素敵だけど、常に変わっていく”リビングストーン”を見るのが楽しみです。


TINY CAFE のこと

2008-06-27 10:41:09 | ミルクガラス
"TINY CAFE"は、うちと目と鼻の先にある
ご近所カフェです。

足しげく通う、まじめな常連ではないんですが、
いままで"Tin Can Collection"展や"BAG"展をやらせてもらったり、
お世話になった大好きなカフェでした。

その"TINY CAFE"の若いオーナー”セッキー”が、このたび寿引退することになりました。



”セッキー”は、私と同じ”Fire King"と"Old Pyrex"の愛好家です。
いつもここで、"Fire King"のマグでコーヒーやチャイを飲むのがわたしの楽しみでした。
オーナーは、7月から30代のナイスな男性オーナーにバトンタッチです。
仕事の都合などあって、とうとう引退のパーティーにもでられなかった私は
その後の"TINY CAFE"の事情もよく知りませんでした。
友人の林真理さんによびだされ、「あと4日だよ。」ということに気が付き
久々に"TINY CAFE"に行って来たのです。

お気に入りのチャイを注文すると、"Fire King"の”ジェード”と黄色の”カラーマグ”で、チャイを出してくれました。
「このマグでチャイが飲めるのも、あと4日なのかなあ。」なんて、
一瞬シンミリモードだったんですが、その心配には及ばないという事実がわかりました。

知らない間に"TINY CAFE"にはすてきなホームページができていました。
心配していた、"Fire King"と"Old Pyrex"その他の、ヴィンテージのカップも
そのまま(一部ですが)、引い続き使うということです。
つまり、"TINY CAFE"は、オーナーを変わっても、変わらないということなのです。

「よかったー。」そして、「セッキー、御苦労さま。」



”セッキー”がオーナーの、最後の展示は"Book Cover"展です。
いつでも好きな本が読めるなごみの空間に、
本好きの常連さんたちの自慢のブックカバーがずらりと壁に並んでいます。

ここでお茶を飲んだり、おしゃべりしたりできることが
しみじみありがたく、嬉しい私です。





どくだみの小径

2008-06-26 13:29:28 | ガーデニング
雑草引きをする前の、うちの玄関から裏の庭への通り道には、ビッシリと“どくだみ”が群生していました。

その様子はまるで、”どくだみの小径”です。



“どくだみ”の花は、茶花としてもよく使われる、意外にかわいい花です。

しかし、あんまりはびこっているとうっそうとして風通しが悪く、
ジメジメしたイメージがぬぐい去れないので、
思い切って抜き取ることにしました。
こんなにいっぱいの”どくだみ”を、どうにかできないものかと
その活用法を調べたら、いろんな使い方があるのがわかりました。

生葉の青汁は、あせもや湿疹、かぶれの他に、
水虫やアトピー皮膚炎に効果があるんだそうです。
乾燥させた葉は、利尿作用、血管強化の働きがあります。
煎じてお茶にすると、高血圧や糖尿病に効果があるといいます。

あと、化粧水も作れます。
生葉10~15枚を100ccの消毒用アルコールに漬けて、2週間で
ローションができるというので、ちょっとやってみようかなと思ってます。
なにしろ、採っても採っても、次から次と”どくだみ”がすごいんですから。

薬草だということは知っていましたが、薬効がこんなにあるとは知りませんでした。
ところが私は健康体で、何年も医者に行ったことがない頑丈な女です。
いまのところ、”どくだみ”のお世話になる必要性がまったくないので、
ただただ持て余していて、かたっぱしから引っこ抜くしかない状態です。


朝のベリー摘み

2008-06-25 09:22:56 | ガーデニング
庭の雑草がすごいことになってきたので、昨日は久々に雑草引きをしました。

ふと見ると、”房スグリ”が完全に熟しているのに気が付きました。

「やった、ついに完熟だ。」



数日前にはまだ色付いていなかった実が、一粒残らず真赤に色付いて
艶々と、宝石みたいに輝いています。

今朝はベリーを三分の一ほど収穫してみました。



片手いっぱいにとれた”房スグリ”(レッドカラント)です。



”ラズベリー”もこのとうり食べごろとなりました。

さて、順に収穫したベリーをどうしたものか、
一旦冷凍にしておいて、まとめてからタルトにしようか、
それとも果実酒にしてみようかな、
などと、あれこれ楽しく悩んでいます。

パステル色のタピオカ

2008-06-24 10:34:51 | ミルクガラス
本来、飲んべえなので甘いものはあまり食べないんですが、
夏になると、冷たいスイーツが食べたくなったりします。

ずっと前に、友人の水彩画家で家庭料理研究家の林真理さんから、
タピオカを頂いていたのを思い出しました。
珍しいパステル色のタピオカで、食べるのがなんだかもったいないような気がして
ビンにいれてずっと飾ってあったのです。



こちらがそのタピオカです。

なんでも、横浜中華街でしか売っていない珍しいタピオカらしいです。
かわいくって、食べるのがもったいないという私の気持ちが解って頂けるでしょ。



タピオカは、ゆでたらぷっくり半透明になって、つややかです。

私はシンプルに、甘いココナツミルクといっしょに食べるのが一番好きです。
ファイヤーキングのコンポートによそってみました。
コンポートの下のデザートディッシュは、オールドパイレックスです。
半透明のミルクガラスとタピオカの質感の感じがよく似ていて、
ぴったりの組み合わせだなと思いました。

ツルンとして、プチプチしたタピオカとココナツミルクは
とってもおいしかったです。

こうして、長い間キッチンに飾ってあった、かわいいタピオカは
全部おなかの中に消えてしまいました。

国立新美術館

2008-06-23 07:10:41 | インテリア
”国立新美術館”に行ってきました。

美術館に行く目的は、絵画などの展示作品をみるためというのが普通ですが、
今回、私の場合は「椅子を見に行く。」というのが目的でした。



黒川紀章氏による設計の、すごく変わった建物です。
全面ガラス張り、縦も横も曲線という、大胆かつ贅沢な造りです。
(思わず掃除が大変そうと思ってしまうのは、私だけでしょうか。)


「わあ、かっこいいなー。」と思ったのは、ロゴデザインです。
売れっ子デザイナー”佐藤可士和”氏によるデザインです。



建物内には、逆円錐型のアイスクリームのコーンのような巨大なタワーが
二つそびえ建っています。
そのコーンの上が、二つのレストランになっています。

ここで注目してほしいのは、”椅子”です。

コーンの上のレストランにずらりならんでいるのは、レザー張りの”セブンチェアー”です。
その他のレストランの、カフェテリアの、ホールの休憩スペースの、図書室の
すべての椅子という椅子が、とにかくすごいのです。
ハンス・ウェグナー、アルネ・ヤコブセン、ポール・ケアホルム、キャスパー・サルトと、
すべて北欧のデザイナーズによるラインナップです。

その様子はロータスブルーのホームページの”椅子のソムリエ”でご紹介していきたいと思います。
合せて見てやって下さい。

メドウセージ と ガウラ

2008-06-20 09:04:46 | ガーデニング
私の庭で、ぐんぐん成長してしまった、
メドウセージとガウラです。

裏の庭に去年植えたメドウセージは、背丈が去年の倍の高さになりました。



周りのハーブを見下ろすように、青い花がそよそよと風に揺れています。
セージのたぐいは、大体が背丈が高いものですが、
その成長の早さにも驚くものがあります。



近寄ってみると、茎までこんなに濃い青い色をしています。
私はもっぱら観賞用として、花を楽しんでいます。

同じく宿根性の花、ガウラもまた、買ったときの倍の背丈になってしまいました。



花は、4枚の花びらが、ちょうちょにそっくりです。
風にそよぐと、ちょうちょが飛んでいるように、
帰宅する私を玄関脇でむかえてくれます。

まだ背が大きくなる種だというのですから、玄関脇に植えたのを一瞬失敗だったかな
と思ったんですが、健気な姿を見ると、「この場所で、まいいか。」と思ってしまうのです。


ワイルドベリー あれこれ

2008-06-19 05:44:10 | ガーデニング
ご近所に、気になる木があります。



こちらが、その木です。
葉っぱの間から、実が成っているのがチラチラと見えるのです。
もしかして”くわ”(マルベリー)じゃないかなあ、と思いながら熟すのを待ち構えていました。
黒く色付いてきたので、やっぱり”くわ”の実だと確信しました。



小さな黒っぽい実が、お解りになるでしょうか。

ご存じのように、私はべりーに卑しい女でございます。
熟した実のおこぼれを頂戴しに、毎日”くわの木”へと通いました。

ここだけの話ですが、毎日通って、落っこちた実をごっそり頂戴してしまいました。(いいでしょ、落っこちてたんだから。)



家の庭のベリーも、徐々に実り、熟してきてます。

”房すぐり”(レッドカラント)は、だいぶ色づいてきました。
花の終わった”ブラックベリー”は、実がどっさりです。

「ふふ、楽しみ楽しみ。」
 


収穫したベリーを、途中報告します。

”くわの実”(マルベリー)、”ラズベリー”、”ワイルドストベリー”、”グミ”、”房スグリ”(レッドカラント)です。

甘いのやら、酸っぱいのやら、渋いのやら、いろいろな味わいの
ワイルドなベリーでございました。

つるえんどうの種

2008-06-18 08:55:57 | ガーデニング
コンパニオンプランツだったかどうだかは知りませんが、
ワイルドポピーと同時進行で、いっぱい庭に咲いていた、つるえんどうもまたかわいい種となりました。



こちらが種の入ったさやの様子です。

かわいいので、さやから取り出さない蔓のまま飾っておこうかと思います。



さて、どこに飾ろうかなと考えて、
玄関先にぶらさげてある、小さなバケツ型のプランターに
たねの空き袋と一緒に飾ってみました。

しばらく、ニョロッとした姿を楽しんで、
それからまた種をまきます。

来年も、ピンクの花と小さなさやが庭に現れますように。


ポピーシードの小包み

2008-06-17 09:14:06 | ガーデニング
庭に群生していた、ワイルドポピーが終わりました。



ツンツンとまっすぐな茎の様子です。
いよいよ刈り取って、種を採取しなければなりません。



こちらが、採れた種です。
さやにギッシリと、種がつまっています。

黒くて、ごまのような”けしの種”、いわゆる”けしつぶ”です。

”けしの種”(ポピーシード)は、あんぱんの上にのせて焼いたり、
ベーグルやクッキーの上にのせて焼いたりすると、
その食感と風味が美味しい、スパイスなのです。

お菓子を焼くのが好きなお友達と、園芸好きのお友達に
種をお分けするのを約束していました。



そこで、こんな”ポピーの小包”を作りました。
地方の友人に、送る物があったので、荷物にいっしょに入れて送ってみたのです。

種が透かして見えるように、トレーシングペーパーで封筒を作りました。

さて、小包は無事手元に届いたでしょうか。
彼の庭から来年あたり、「ポピーが咲きました。」という返信が来るのが、
今から楽しみな私です。