LOTUS BLUE DIARY

インテリアとリビングと手作りのお話

緑のはっぱの秘密展

2008-07-31 07:29:40 | インテリア
お隣りのniwa-coyaさんで開催されていた
”緑のはっぱの秘密展”は8月3日まで、
残すところあと3日となりました。

浅井裕介さんと蠣崎誓さんによるネイチャーアートと
遊び心にあふれたインスタレーションなどが、
楽しく見ていて飽きないので、何度か見に通いました。

展示日が後半にかかると、壁画が拡張しているのに気がつきました。



マスキングテープをペタペタ貼って書いたウォールペインティングはグングン伸びていって・・・。



まだ伸びます。どこまでいくんでしょうか。



反対側も、ほらこんなところまでペタペタと。

初日から2週間の展示中に、絵がどんどん変っていくという
ちょっと面白い展示でした。

終ってしまうのが寂しいな、と思ってしまいました。

まだまだ巨大化するセージ

2008-07-30 04:26:36 | ガーデニング
以前に”巨大化するメドウセージ”という記事を書きました。
一年にして倍の丈になったメドウセージにびっくりしていたんですが、
今や、「いや、そんなになまやさしいもんじゃない。」というくらい
その後もグングンメドウセージは育っています。

ますます巨大化するメドウセージの様子です。



ある日出張からかえってきて裏の庭に足を踏み入れたとたん、
「えっ。」と叫んでしまいました。
「いつのまにやら、また大きくなったのね。」
花の数は倍以上、丈はさらに伸びて、この先どこまで大きくなるのやら・・・。

セージというのは大体にしてすごい繁殖率です。

こちらはお隣のniwa-coyaさんのお庭のセージです。



なんという名のセージかは知りません。(あまりみかけないタイプです。)
「おたくのセージもすごいねえ。」
うちのと負けず劣らずです。

ずっと前,”花博”を見に行った時、ハーブガーデンのセージの種類のあまりの多さに
びっくりしたことをおぼえています。
ハーブのなかでもセージというのは群を抜いて種類が多いように思います。
食用だけでなく、花を楽しめるのもセージの楽しいところです。
チェリーセージ、パイナップルセージ、メドウセージなど色も様々です。

もうちょっとセージについて勉強しようかな、と思ってしまうぐらい
研究の余地が多い、かなり奥の深いハーブであることはたしかです。

さてうちのセージはどこまで巨大化するんでしょうかね・・・。

ブラックベリーとブルーベりー

2008-07-29 08:53:53 | ガーデニング
庭のブラックベリーがようやく色付いてきました。

私の庭には、5種類のベリーが育っていますが、
熟す順番は、一番がラズベリーとワイルドストベリー、その次にレッドカラント、
後を追って盛夏に熟すのが、ブラックベリーとブルーベリーです。



ブラックベリーは、全部熟してしまうちょっと前の、グラデーションなベリーの色の時が
ヴィジュアル的には一番好きです。



収穫したブラックベリーは粒が大きくて、ラズベリーの倍ほどの大きさです。
取るなり一粒食べてみました。
すごく大人っぽい味です。
甘みのなかに酸味があり、芳醇なブドウに近いような味です。
まだまだ全部色付いていないので、これから順に毎朝収穫していきます。



ブルーベリーは鉢で育てていて、ほんのすこしだけ収穫できます。

5種類のベリーを私は全部生で食べています。
数粒取ってヨーグルトに入れて毎朝食べるのが楽しみです。

なかでもブルーベリーは目のつかれに効果があるんだそうです。
まとめてたくさんの量を食べるのではなく、毎日少しずつ摂るのが
目にいいんだそうですよ。

まだまだ当分、朝のベリー摘みが楽しめそうなわたしの庭です。

並んだネギ坊主

2008-07-28 08:53:49 | フラワーアレンジメント
”アリューム”という花が好きで、よく生けています。

過去の記事でご紹介したのは、クネクネ曲った”アリューム”です。
人工的に曲げられた”アリューム”の格好が面白いアレンジを作るのに役立ちます。
今回選んだのは、素直なストレートな枝です。



あらかじめ用意していた花器は、五本のストレートな白い筒型の花器です。
大きさの違う5本のシリンダーに7本の”アリューム”を好きな長さにいろいろ切って
あれこれの方向に傾ぐように生けました。
”アリューム”はネギ坊主の仲間なので、切るとプーンとネギの香りがします。

七本のネギ坊主が楽しそうに並びました。

高台 と 片口 と 花留め と

2008-07-25 07:46:30 | フラワーアレンジメント
今週は、”ゆめホーム”さんのインテリアのショートカッツをずっとご紹介していましたが、
こちらは、玄関花の様子です。



アカシアの”高台”に、“片口”を花器として使い、花を生けました。
蔓の草は”スマイラックス”、グリーンのヒョロヒョロした花は”ブプレリウム”といいます。

蔓が這って流れる感じに生けたいと思ったものですから、高さを作るために”高台”が必要であり、
花器は逆に高さを抑えて器からこぼれるようにしたいと思いました。



このように花を浅く生ける時には”花留め”が必要になります。
器の中を覗いて見て下さい、穴のあいた小さな焼き物が”花留め”です。

この“花留め”は、今回のアレンジに無くてはならない名脇役です。
”花留め”が無いと、蔓の長い枝は滑って器の外に落ちてしまいますが、
”花留め”を使えばうまく花が留まります。
ちょうど片口から注がれるように、蔓の枝が流れた生け方ができるのです。

涼しげで、動きのある蔓草の挿花は、”高台“、”片口”、”花留め”の
三種の神器によって完成しました。

ローゼンタールのキャニスター

2008-07-24 08:09:31 | インテリア
"ゆめホーム”さんのキッチンに、キャニスターを並べました。。
ドイツ製のローゼンタール社のキャニスターです。



キッチンのベースキャビネットの上のワークスペースに空きのスペースがある場合や、
オープンシェルフに何かを置く場合、私はよくキャニスターを並べています。
陶製の白いキャニスターや、ステンレス製のもの、ガラス製で中身が見えるものもあります。
カントリーのお家には、アンティークのホウロウのキャニスターを奮発して飾ったりもします。
(FLOUR,SUGERなどと文字の入ったアンティークのキャニスターはとても高額で、今やレアなのです。)

今回は、ひよこ豆、レンズ豆、ムング豆(緑豆)を入れましたが、豆以外に
コーヒーや、紅茶のリーフを入れたり、マカロニや、小麦粉を入れたり、
袋からキャニスターに入れ替えてならべるだけで、キッチンがグンとおしゃれで
垢ぬけて見えるので不思議です。



話はそれますが、数日前、歯が激痛で苦しんでました。
固形物が食べられないので、スープを作って流動食のみで三日間過ごしました。
その時作った”豆入りのミネストローネ”です。
飾ってかわいいとビジュアル優先で仕事用に買っておいた豆が
(手前のキャニスターに入っている平たいレンズ豆です)、非常食として
思わず役立ってくれました。

ガラスのベース

2008-07-23 05:54:46 | インテリア
”ゆめホーム”さんのお家のキッチンで、
”ガラスのベース”をフルーツボールとして、オレンジを入れるのに使いました。



このガラスベースは、昨日の記事ではワインクーラーとして使っています。

たっぷりと大きなサイズなので、ゴロゴロと果物を入れるフルーツボールに使ってみたり、
余裕でボトル1~2本入れてワインクーラーとして使ったり、
またある時は贅沢に花を投げ入れて花器としても使えるガラスベースです。

よく「大は小を兼ねる。」と言いますが、この場合は
「大は用を兼ねる。」(大きいからこそ、いくつかの使用目的を兼ねることができる。)
と思っています。

私は、こういった大ぶりなガラスベースやシリンダーをメーカーから直接
卸価格で買っています。
なるべく安く入手し、お安い価格で工務店さんにご提供できるようにして、
かかるコストを抑えて差し上げられるよう“企業努力”しているのです。

あ、ちなみにガラスベースの後ろに並べたプランツは、
ベースもプランツも¥100ですから、合計¥600で上げています。

「かかる費用は最少に、もたらす効果は最大に。」をモットーとして、
より安くいい仕事ができるよう、いつも物を探しまわっているロータスブルーでございます。

オリーブボート

2008-07-22 08:01:52 | インテリア
"ゆめホーム”さんのお家のリビングのテーブルに、ワインのシーンを作りました。

いいワイングラスと、タンブラーに冷やしたワインのボトルと、お皿にオリーブを盛って。
このオリーブを盛るための専用のお皿は”オリーブボート”といいます。
(CONRAN ショップで¥1500で買いました。)



ブラックとグリーンのオリーブをミックスで、オリーブボートに並べました。
オリーブボートには、普通の大きさのオリーブがずらり18個ほど並べられます。
ワインを飲みながら2~3人だったらちょうどいいオリーブの分量が乗っけられます。



オリーブを盛って撮影し終わったあと、ちょっと花を生けてみました。
オリーブだけ、というのはもったいないと思ったものですから。

私はいつも撮影の時、撮影本番用の飾り付けと、撮影終了後のレギュラーの飾り付けの
2つの飾り付けをご用意しています。

「おもしろい花器ですね。」といわれたら、
「これ、花器じゃなくオリーブボートなんですよ。」と説明してくださいね、とコメントを添えて。


白い書斎

2008-07-21 08:53:46 | インテリア
長崎は佐世保の”ゆめホーム”さんのお家に、白いデスクとチェアーを入れて
白い書斎を作りました。



”マウイ”というチェアーのキャスター付きのタイプと、
”マウイタボロ”という同じシリーズのデスクです。
(ロータスブルーのホームページ内の椅子のソムリエ
別のタイプもご紹介していますので、ぜひ見て下さい。)

”ゆめホーム”さんのお家の壁は、きもちのいい真白な壁です。
この白い壁に合わせ、白い部屋を一部屋作りたいと考えていました。
そこで四畳半の書斎を“白い書斎”にしようと思ったのです。

デスクのうえに置いたファイルケースも白、マゴカップも白、
アクセントで置いた大小のノートは黒にしました。
窓のシェードはオフホワイトに決めました。

良質な木の家のメインのダイニングには、良い木の椅子とテーブルを置くことが多いのですが、
書斎には、このようなメラミンの天板のデスクや、ポリプロピレンのシェルのチェアーも
時にはいいんじゃないか、と思っています。

白という色の醸し出すさわやかな印象の、カジュアルでニュートラルな部屋になったと
気に入っているコーディネートです。

デッキの撮影いろいろ

2008-07-18 08:42:15 | インテリア
毎月のように、全国あちこちの工務店さんに呼ばれて撮影に行ってます。

昨日は一泊して長崎まで行って参りました。
あちらは、3度ほど気温が高い気がします。
大汗をかきながらの撮影でございました。
(この撮影がダイエットになってくれればいいのに、と思う私。)

最近のお家には、100%といっていいほど素敵なデッキが造られています。
室内だけでなく、デッキにも家具を置いて楽しんでいただけるよう
外の椅子も何パターンかご用意して、それぞれのお家に合わせていく必要があります。
工務店さんの個性あるお家に、それぞれちがう3種類の椅子を導入しましたのでご紹介します。

こちらは、”紀州木の家協同組合 Kino”のお家のデッキチェアーです。



ディレクターズチェアーのタイプで折りたたみが可能です。
キャンバス地の色は何種類かありますが、だんぜんこの”生成り”の張布が爽やかで、
椅子のデザインに合っているように思います。
背も布なので、当たりが優しくラクチンで、アームがあるのも嬉しいところです。
こちらのデッキは板塀が高く、囲われたいい感じの小さな部屋のようになった
かわいいデッキスペースです。
白いメラミン天板の小さなサイドテーブルをいっしょに置きました。



お次は、”友紀建築工房”さんのお家のデッキの様子です。
ヒナ段になった長いデッキで、抜群の日当たりです。
やはりここでビールを飲みたい、というわけでここにピッタリのデッキテーブル&チェアーはこれしかない、
と導入した家具です。
材質は、”アイアンウッド”という名の木で、長い外での使用にも耐えるような
硬くて丈夫な材質の家具です。
デッキの塗色と家具の色がよく合っていて、無理なく収まってくれました。



昨日設置してきた、長崎の”ゆめホーム”さんのお家のデッキチェアーです。
本当は室内にソファーともう一つイージーチェアーを置きたいというご要望だったんですが、
「それは(スペース的に)ちょっと無理ですね。」
それならば、ということでデッキに贅沢なイージーチェアーを置きましょうよ、
ということでこの椅子に決まったというわけです。

こちらは、"Ny Chair"(ニーチェアー)いって、室内と外どちらでも使用が可能の椅子です。
ロータスブルーのホームページ内の”椅子のソムリエ”の過去の記事(6月16日)で紹介しています。
詳細をお知りになりたい方は、遡って見てやって下さい。

それにしても、「やあほんと、ビールが美味いねー。」という季節になってきました。
(あれ、一年中そんなこと言ってない、なんて言われそうですが。)
こんなデッキでオフに昼間からビールを飲める施主さんを、つくづくうらやましいと思ってしまう永井です。