LOTUS BLUE DIARY

インテリアとリビングと手作りのお話

ファイヤーキングが入荷しました。

2012-10-31 09:50:30 | ショップ・ロータスブルー
”ayatori ぼうし展”が終了して、ゆっくりと片付けを済ませ、
久しぶりにショップのディスプレーをチェンジしたところです。

ファイヤーキングが多数入荷しました。



ショップの棚は、美しいミルクガラスでひしめいています。

実は最近、アメリカ人のお友達のお母様から、コンディションの良いファイヤーキングを
多数、譲っていただいたのです。



"Fleurette"のS&Cと、チリボウル。

"Candle Glow"のキャセロール。ラベル付きのものは、未使用です。



"Pink Swirl"のサラダボウル。



"Primrose"のC&S。



お母様のご趣味は、とても愛らしいもので、
私の好みともピッタリでした。

そして、どのミルクガラスも大切に使われていた感じがしました。

古き良き時代のアメリカの幸せな家庭で、毎日のように使われてきたこれらのテーブルウェアー。

巡り巡って、ロータスブルーにやってきたミルクガラスを、
こうして扱えることに感謝します。




脇役たち

2012-10-22 21:44:18 | ショップ・ロータスブルー
”ayatori ぼうし展”、後半になりました。
今回は、ディスプレーの脇役となっているのものたちをご紹介します。

会場でひときわ目を引いているのがこちら。



「これ、何ですか。」と聞かれるこちらは、
ayatoriさんとご主人のコラボ作品、「靴下を履いた椅子」です。

ミラーやフォトフレームなどの木工品も同じくご主人の作品。



帽子をディスプレーするためのこのスタンドも。



木工品以外にも、糸巻きや、



木箱、古い缶、古い椅子、手芸の本、古いボタンなども、
脇役となって帽子を引き立てています。



朝市で買ってきた”うめもどき”の枝。



中学生の時に、拾ってきてペイントした学校の椅子。



それから、古い駄菓子の什器。



意外に役に立ってくれたのが、この少女の頭像です。



実は、このモデルは3歳の頃の私です。



あの少女の頃から約50年後の私。
ayatoriさんの帽子をかぶって、久しぶりに三つ編みにしてみました。

はずかしいですけど・・・。





ayatori ぼうし展

2012-10-17 11:05:49 | ショップ・ロータスブルー
実務と雑務に追われて、ついアップが遅れてしまいましたが、
先週末より”ayatori ぼうし展”が開催されています。

ayatoriさんは、長野県出身、高山市在住の帽子作家さんで、
可愛い二人のお嬢ちゃんのお母様でもいらっしゃいます。



ロータスブルー2階ギャラリーの様子がこちら。



川で拾った流木を天井から吊って、帽子をぶら下げました。



ついでに「毛糸玉もぶらさげましょうか。」とayatori さん。

毛糸の帽子と玉が、たくさんぶらさがるとなんてかわいいんでしょう。

おとなとこどもの、手編みの「帽子」がいいっぱい並びました。



ayatoriさんが持ってきてくださった古い鳥かごを窓辺に飾りました。



外から見えるように、チョコンと帽子をディスプレー。
そしてここにも、毛糸玉をぶら下げました。

お部屋の中心には、タバコの什器を島にして、ひな壇を作りました。



こちらがブランドサイン。



木工の工房を経営していらっしゃるayatori さんのご主人の作です。

ご主人の作品は次回ご紹介しますので、お待ちください。

障子のところには、子供の耳あて付き帽子をぶら下げました。



空き地から採ってきた”紫式部”が秋らしさを醸し出しています。

障子の手前のガラス什器の上には、少女の頭像に帽子を被せてみました。



この頭像のモデルは誰かと申しますと・・・。 フ、フ、フ・・・。

もったいぶるようですが、次回、モデルを登場させますので、楽しみにお待ちください。


  ayatori ぼうし展

  とき  10月13日~10月26日
  10:00~18:00(火曜休み)

   10月21  作家在店予定
   最終日は 16:00まで

  ところ  LOTUS BLUE






KINOのカントリーのおうち

2012-10-04 15:56:28 | インテリア
9月半ば、”BOB DYLAN”の展示の直前に、
和歌山県の"KINO"のおうちをコーディネートして参りました。

2日間の滞在のうち、一日目はセッティングと夜の撮影、
二日目はメインの撮影というものでした。

第一日目、しつらえができる頃には、外はすっかり暗くなっていました。



シャンデリアを点灯しキャンドルに火をを灯して、ドラマチックな夜のシーンを撮ることができました。

ダイニングとキッチンは、施主様の希望で、土間になっています。
日本の住宅には珍しい、半土足で生活するスタイルのおうちです。



ダイニングからテラスを眺めた様子がこちら。



玄関へと続く土間には、薪ストーブが据えられています。

天井の梁、漆喰の壁といい、自然素材の土間といい、まるでヨーロッパの田舎のおうちのようです。

ここで靴を脱いで入る左手のお部屋は、リビングルームになっています。



ダイニングからキッチンを眺めた様子。



流木をあしらったり、瓶を並べたり、お皿を飾ったり、
見せるところがたくさんある、カントリーキッチンです。



キッチンの奥はパントリーになっています。



ダイニングの大きなミラーの下は、一見マントルピースのように見えますが蓄熱暖房機が仕込まれています。



ミラーの前は、ダイニングの中心となる恰好の飾りスペースとなっています。
ロータスブルーから、プレスガラスを持ち込んで、ディスプレーしました。

プリントの大皿に、簡単な料理をお作りしました。



ちょっと料理があると、ダイニングのシーンの生き生きした写真が撮れるので、
毎回なにを作ろうか悩みながら、簡単なものを作っています。



リビングのテーブルには、アンバーなレトロガラスを持って行きました。



琥珀色のガラスは、意外と木と相性がいいと、私は思っています。

和室はスッキリと、照明と床の飾りだけ。





利休草を一輪だけ。

"DYLAN"でも使用したフレームに、この時は古い更紗の布を入れました。



玄関には、シュガーバインを溢れるような感じにあしらいました。



"KINO"のおうちはふんだんな木の使い方が特徴です。

洗面所もこんなふうに。



おうち全体が木の香りに包まれていて、暮らしていることが日々の癒しになるおうち。

ほんとうに美しいおうちに関わる仕事が出来て、いつも幸せだと思っている私です。