LOTUS BLUE DIARY

インテリアとリビングと手作りのお話

Desolation row

2012-05-28 15:42:56 | Weblog
最近、私が気に入っているBAR、"Desolation row"さんをご紹介します。

ブルーのドアと、BARのサインが目印です。



外壁のGalvanized ironのRusticさが、かっこいい。

お店の看板は、「あ、あったんだ。」というくらい目立たないのですが、
Shabbyないい味出してます。



"Desolation row"という店名は、同名のBob Dylanの曲の名から取ったのだそうです。

内装、外装ともに、オーナー自らが大工さんと二人がかりで施工されたのだとか。
分厚い天板のカウンターは、前のお店(和風の居酒屋さん)の名残だそうです。



カウンターと椅子の差丈が大きすぎるのをフォローするのに敷いているのだというクッションも、
手作りで素敵です。



こちらの年代物のベンチ、カサカサしたレンガの壁と妙に合ってます。
MilitaryなBlanketとの相性も抜群です。



Bob Dylanや、BEATLESのポスターがお店のそこここに。

こちらの奥のボックスのお部屋、居心地がよくつい長居してしまいます。



イージーチェアーにドッカと置かれた、キンキラの大名座布団。
こういうの、一体どこで見つけていらっしゃるんでしょう・・・。

お店では、LOTUS BLUEでお買い上げくださったレトロなグラスをお使いいただいてます。



今のところ、高山市内で最も多くLOTUS BLUEのグラスをお買い上げ下さったのが
"Desolation row"さんです。
(お使いいただき、ありがとうございます。)

あ、職業がら話がインテリア方向にばっか行ってますが、
こちらのお店のウリはMusicです。

一人で飲んでいてもなぜか退屈しないのは、オーナーが次々にかけてくださる音楽がいいからです。

ちなみに、この日はRollingstonesの"STICKY FINGER"と"LET IT BLEED"、
Neil Youngのライブレコードを聞かせていただきました。

ここちよい空間と、美味しいお酒、それからイカした音楽が
病みつきになってしまった、永井でございました。



"Desolation row"

place : 高山市朝日町30
time : pm8:00 ~am2:00  
tel : 090-8077-5966

   


Grande

2012-05-26 11:21:41 | インテリア
立見建設さんの"Grande"のおうちは、
以前にご紹介したことのある"Bino"シリーズが大きくなったものです。



こちらのおうちの特徴は、スキップフロアーになった間取りと、
急勾配な天井のある大きな吹き抜けの気持ちの良い空間です。



キッチンにはトップライトがあり、存分に光を取り込んでいます。



ダイニングテーブルとチェアーは"Aalto"です。
(チェアーのおはなしはこちらをご覧ください。)



キッチンのシェルフも"Aalto"のデザインで揃えられていました。

ダイニングの脇には、こんなかわいい家事コーナーがあります。



こちらのチェアーも"Aalto"のものです。

シートの赤があまりかわいいので、今回スパイスカラーを赤にして
小物を選びました。



インド製の大きな瓶に、赤と生成りの毛糸玉や糸巻きを入れました。



小さなガラスのフラワーベースはフィンランド製のアンティークです。

赤い「千日紅」がよく合いました。



キッチンのカウンターにも、アンティークのレシピボックスと
赤い鳥の絵がかわいいブリキのトレーにグラスを3個と、
赤いストローをさして、スパイスカラーを効かせています。



ダイニングテーブルには、ナプキンで男の子と女の子を折って
ちょっと遊んでみました。

ロータスブルーから、"Fire King"のカラーマグを持って行きました。



一方、リビングはナチュラルトーンのブラウン系でまとめています。



ソファー、テーブル、チェストすべて北欧のヴィンテージで揃えられています。



フレームを二つと、小さな木のトレー三つ、そしてアンティークのストーンウェアーに
ニョロッとした「アリウム」を生けました。

"Sign"のおうちとはうって変わって、
ヴィンテージの北欧家具とアンティークの小物で、
ナチュラルな北欧テイストのインテリアとなった"Grande"のおうちでした。


Sign

2012-05-25 15:28:20 | インテリア
立見建設さんの新しいシリーズ"Sign"のおうちのスタリングをして参りました。

シンプルでモダンで潔くスタイリッシュに仕上がったおうちです。



ダイニングには、持っていったパネルを飾りました。



Arne Jakobssonの"Seven chair"と、Paul Henningsenの"PH4"に、ガラス天板のテーブルという、
クールなコーディネートに、ちょっと暑い感じのテキスタイル"masai swirl"のパネルが
良いアクセントになったのではないか、と思っています。

リビングは、Isamu Noguchiのテーブルと、ゆったりとしたカウチ&ソファーという
ゴージャスなものでした。



カウチ&ソファーのファブリックの色に合わせ、グリーンのジャグとタンブラーに
ライムのスライスとソーダをいれてスタイリングしました。

テレビボードのボックス収納には、



ピエールカルダンのタンブラー、モノトーンのフラワーベース、ドライフルーツをあしらい、



洋書は、家具とインテリアのイメージに合わせて、ミッドセンチュリーを扱ったものを選びました。



徹底したシンプルモダンのインテリアに、オーガニックなミッドセンチュリーの名作デザイン"Noguchi Table"がキーになって、
ミッドセンチュリー的要素を加味しようと意図した今回のスタイリングでした。

明日は、立見建設さんのもう一つのおうち"Grande"をご紹介します。

ファブリックをマウントして、

2012-05-22 15:15:45 | インテリア
ピクチャーパネルを作りました。



”THE ALEXANDER HENRY FABRIC COLLECTION”の"masai swirl"というテキスタイルです。

"swirl"とは、「渦を巻いた」という意味です。

以前、日暮里の生地屋さんで買い求め、
何かに使えないかなと思っていたとっておきの布です。



ピクチャーパネルの作り方は、
パネルの厚み分プラス折りしろを取って布を裁ち、
アイロンをかけながら、布を木工ボンドでパネルに貼り付けるだけ。
簡単です。

エッジにしっかりとアイロンを当て、少し引っ張りながら貼ると、
ピンときれいに貼れます。



完成したパネルは、群馬県の立見建設さんのおうちの撮影のために制作したもの。

明日、パネルを抱えて出張に行って參ります。

23,24,25日とロータスブルーをお休みすることになります。
ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。


Timeless Design

2012-05-18 13:42:50 | インテリア
山梨県の光と風設計社さんの新ブランドのおうち"Timeless Design"の
スタイリングをして参りました。

こちらが"Timeless design"のおうちのリビングとダイニングの様子です。



反対側から見た様子がこちら。



キッチンの壁が、このようにペイントされアクセントとなっています。



反対側のあたりの壁は、一面だけ木製となっています。



ワンフロアーの壁すべてをおなじにしないで、
一部壁の色やマテリアルを変えているところが洒落ています。

こちらのおうちの周りは一面が桃畑というロケーションでした。

キッチンの窓から見える桃の木が、絵のように美しいショートカットです。



古い木箱を置いたパントリー。



どこか、外国の田舎のおうちのようです。



古い本や辞書を飾ったコーナー。

ロータスブルーから古い缶を持って行って、ニッチに入れました。



"BOVRIL"のびんには、畑の脇に咲いていた花を
ちょっと頂戴して生けました。



うちのお店ではおなじみのストーンウェアーのお皿にハンドルを付けて、



カサカサ感を出すよう、ブラウニーと枝付きレーズンを乗っけました。

玄関のボードの上には、レトロなフラワーベースに
素朴な感じのマトリカリアを生けました。



"SOGA"のアンバーな灰皿とグラスが大活躍です。



和室のテーブルには、初物のそらまめと涼しげなフラワーアレンジメントを施しました。



今回は、シャビーでラスティックなインテリアを作るのに、
ロータスブルーからブロカントな古い雑貨類を、多数導入させて頂きました。

古物商として大変ありがたく、そして楽しいお仕事でした。




soraiのおうち

2012-05-15 20:32:49 | インテリア
高陽建設さんの、"Sorai"のギャラリーと同時進行で、
"Sorai"のおうちのスタイリングのお仕事をしました。

お部屋の一部だけご紹介します。

こちらは、ダイニングです。



キッチンカウンターの背面が、浅い収納棚になっています。

ボードの装飾というのは、物をある程度入れる必要があるのですが、
スカスカにならないよう、かといってギッシリでもないよう
適度なボリューム感を持たせる、その匙加減が重要です。

さらに、予算にも限りがあるので、
100円ショップで買ったナチュラルな小物を混ぜ込んでいます。



マグカップ、籐のトレー、木製の皿立てと木製のお皿は
高感度な100円ショップ"Kitchen Kitchen"さんで、
中国製のホーローのキャニスターは"CAN DO"さんで、購入しました。

パントリーにもある程度食品が入って、
ほど良く充実しています。



ベッドルームは、ファブリックの可愛さに助けられて
元気な感じの女の子のお部屋になりました。



ベッドカバーのいいのを探すのは、実は至難の業なんですが、
今回はマルチカバーを2枚使って、なんとかかわいいベッドメイクができました。



クロスの一枚をスローにして、フットブランケットのように掛けるのが
最近私がよくやる方法です。

自宅のベッドもこのメソッドで最近模様替えしたところです。
その様子は、またの機会にご紹介しますね。



Sorai

2012-05-13 13:11:34 | インテリア
今週は、先月と今月に手掛けたインテリアのお仕事を
順番にご紹介したいと思います。

最初にご紹介するのは、香川県の高陽建設さんの"Sorai"のギャラリーです。



もともとあった社屋を、リフォームし
一階にギャラリーとキッチン、それからショップコーナーを設けました。

ギャラリーのリビングには大きなモニターを設置するほか



25冊のインテリア書を並べて、アートブックギャラリーにしました。



(今回納品した椅子のお話はこちらをご覧ください。)
ギャラリーのボードとテーブル、2か所に施したフラワーアレンジメントがこちら、



今が旬の“コデマリ”と
グリーンがさわやかな”ヒペリカム”です。



キッチンは、"Sorai"のコーポレートカラーである
ターコイズブルーでカラースキームを整えました。



いろんなターコイズブルーを探して回るのが楽しいお仕事でした。



ディチェコのパスタ、バンビーニ、ペルーシュシュガー
ヒルドンスティルのミネラルウォーター、タラのメジャーカップ。



キャンドル、クロス、タンブラー。



タラのキャニスター4個組は、大きさがニッチにピッタリでした。

キッチンの隣のショップコーナーがこちら。



シンプルだけど、インパクトのあるフラワーベースや、



自然素材のテーブルウェアー、インテリア小物、



ガラスベース、バンブーバスケット、焼き物など、



"Sorai"のおうちにふさわしく、なおかつニュートラルなイメージの雑貨だけを
厳選して揃えました。



明日は、"Sorai"のおうちをご紹介しますので、お楽しみに。



ボタン成金

2012-05-07 00:07:15 | ショップ・ロータスブルー
3日ほどかかって、ボタンの整理をしました。



すべてのボタンをカードにつけて、
糸棚に陳列することができました。

ロータスブルー手芸部は、どんどん充実しています。



プラスチックの質感と色がなんともかわいい古ボタンたち。

大量のボタンを眺めながら、毎日ニマニマしています。



在庫のト-タル額が一体いくらになるんだろうと考えると、
いきなりボタン成金になったかのように思えてきます。

が、勘違いしないようにします。



とにかく連休中にひと仕事できました。

ご報告ですが、本日7日から6日間、出張に行ってきます。

ショップとブログをその間お休みしますので、
よろしくお願いします。


古い糸棚と、網棚

2012-05-02 14:30:50 | ショップ・ロータスブルー
50年ぐらいたっていると思われる、
木製の古い糸棚を入手しました。



棚に入っていた絹糸を下半分に圧縮して
上半分をカラにして、ここにボタンを入れようと計画しています、

糸棚と一緒に、大量の古ボタンも入手したものですから。



JUNKなアイアンの網棚も同時に入手しました。



ショップフロントに設置したら、店頭がにぎやかな感じになりました。



これらの什器とボタンは、近所の商店が閉店する際に譲ってもらったものです。

道具商になって初の買い付けです。

市内の古い商店が、一軒また一軒と無くなっていくのは淋しいですが、
せめて捨てられそうな古い什器だけでもちょっと磨いてあげて
もうひと働きしてもらおうと思い、拾い上げたのです。

古い糸棚と、網棚に第二の人生を、
ここロータスブルーでもういちど生きてもらおうと思います。


ハラヘリーヌ、終わりました。

2012-05-01 09:53:04 | ショップ・ロータスブルー
「ハラヘリーヌの憂鬱」が終わりました。



公私ともに忙しく、
長かったような短かったような2週間でした。

たくさんの方に来ていただき、
嬉しく思っています。

ありがとうございました。

お客様が、「ハラヘリーヌ」のマッチを作って下さいました。



文昭堂で買ったノートには、沢山の方のお名前を頂戴しました。



ここでの沢山の出会いは、私の宝物になりました。

東京と高山を結んで、人と人を結んでくれた「ハラヘリーヌ」です。