離れの座敷を、自分流の感じにするために
思い描いたインテリアのイメージは「画人の隠居部屋」です。
床の間の真ん前に、ドッカと大きな一枚板の画用机を置いて、
画材やら額を並べました。
書道家のように筆を掛けるのを、前からやってみたいと思っていました。
実はこちら、筆を掛けるためのものではなく、手拭い掛けです。
ほら、よく旅館などにある、あれです。
お客様用の手拭い掛けに、手作りのSカンで筆を掛けたらそれ風になってしまいました。
青磁の筆置きのとなりに、蔵から出てきたタイルを筆置きにして置きました。
和箪笥には、持っている布を全部収めて裂箪笥として使うことにしました。
この箪笥は、ひいおばあちゃんがお嫁入りのときに持ってきたものだったと
この度母から聞いて知りました。
箪笥の上に置いた額入りの書は、飛騨出身の文人”瀧井孝作“のものです。
”瀧井孝作”は母方の親戚筋に当たる人で、私は1度だけお会いしたことがあります。
この額を、母は嫁入りのときにおじいちゃんから持たされたんだそうです。
埃かぶっていた大切な二つのお嫁入り道具を、きれいに磨いて使うことにしました。
こちらは”椎朱”(ついしゅ)という中国の漆細工の棚です。
かなり古いものなので、細工に埃が入りこんで真っ白でしたが
磨くうちに漆の赤がいくぶんか戻りました。
飾り棚としてしか使っていなかった棚を、画材置きの棚として
時々磨いてあげながら、使わせてもらおうと思います。
書院の袋戸の脇に、小さな中国式の棚を置きました。
香合や、中国の茶器を飾りました。
私は、小さな中国製の急須を画用の水滴として使っています。
家具の配置と道具の置き場所が決まって完成した部屋の様子は、
見れば見るほど浮世離れした風情に満ちた「画人の隠居部屋」の様です。
これからちょっと落ち着いて、画人よろしく
この部屋で製作に精を出そうかな、と心に決めた私です。
思い描いたインテリアのイメージは「画人の隠居部屋」です。
床の間の真ん前に、ドッカと大きな一枚板の画用机を置いて、
画材やら額を並べました。
書道家のように筆を掛けるのを、前からやってみたいと思っていました。
実はこちら、筆を掛けるためのものではなく、手拭い掛けです。
ほら、よく旅館などにある、あれです。
お客様用の手拭い掛けに、手作りのSカンで筆を掛けたらそれ風になってしまいました。
青磁の筆置きのとなりに、蔵から出てきたタイルを筆置きにして置きました。
和箪笥には、持っている布を全部収めて裂箪笥として使うことにしました。
この箪笥は、ひいおばあちゃんがお嫁入りのときに持ってきたものだったと
この度母から聞いて知りました。
箪笥の上に置いた額入りの書は、飛騨出身の文人”瀧井孝作“のものです。
”瀧井孝作”は母方の親戚筋に当たる人で、私は1度だけお会いしたことがあります。
この額を、母は嫁入りのときにおじいちゃんから持たされたんだそうです。
埃かぶっていた大切な二つのお嫁入り道具を、きれいに磨いて使うことにしました。
こちらは”椎朱”(ついしゅ)という中国の漆細工の棚です。
かなり古いものなので、細工に埃が入りこんで真っ白でしたが
磨くうちに漆の赤がいくぶんか戻りました。
飾り棚としてしか使っていなかった棚を、画材置きの棚として
時々磨いてあげながら、使わせてもらおうと思います。
書院の袋戸の脇に、小さな中国式の棚を置きました。
香合や、中国の茶器を飾りました。
私は、小さな中国製の急須を画用の水滴として使っています。
家具の配置と道具の置き場所が決まって完成した部屋の様子は、
見れば見るほど浮世離れした風情に満ちた「画人の隠居部屋」の様です。
これからちょっと落ち着いて、画人よろしく
この部屋で製作に精を出そうかな、と心に決めた私です。