LOTUS BLUE DIARY

インテリアとリビングと手作りのお話

てぬぐいを折って作るティッシュボックス

2016-08-23 11:20:44 | クラフト
先週末”ふるさと夏祭りin国府”のクラフト展に出店しました。



1800×400のテーブル2台に、レトロな器、瓶、刷毛などと、手作りしたショッピングバッグ、エプロン、ちりとり、うちわ、手拭いで作った袋とティッシュボックス入れなどをてんこ盛りに陳列しました。

中でも、ティッシュボックス入れはお手軽で簡単に作れます。
何しろ折るだけですから。

作り方は次のとうりです。

1、てぬぐいを、中心に向かって左右対称になるように折ります。



2、中心の位置にティッシュボックスを置きます。



3、ティッシュボックスを包むような感じで折り、マスキングテープでずれないよいうに留めます。



4、角を三角になるように折ります。



5、もう一度折ります。



6、ここでスティック糊登場。めくった内側にのりを塗り、接着してしまいます。



7、接着した状態。固定できました。



8、ティッシュペーパーが取り出しやすいよう、三角の部分を内側に折ります。



9.三角を折った状態。



完成です。



ポイントは、角がぴっちりと合って折れているかだけ。

ティッシュボックスを交換するときは、てぬぐいを剥がせばいいのです。

糊は洗濯すれば落ちます。

ボックスを取り換えるたびに剥がし、また折って貼るというひと手間を、煩わしいと感じるかどうかですが、洗濯したものだってぴちっとたたむと気持ちいいように、
ひんぱんに剥がして洗えるてぬぐい、洗いたてのぴちっと折れたてぬぐいは清潔そのものでやはり気持ちいいと思います。

豆絞りのてぬぐいは一枚160円。エコノミーでもあり、ビジュアル的にかわいい。

自画自賛ですが、いい仕事をしたと思っています。



タッセルの作り方

2016-08-16 11:51:37 | クラフト
インテリアの仕事、製作の仕事、店の仕事と、同時にいくつもの仕事をする生き方を選んでしまったので、その切り替えが大変です。

手芸は私にとって息抜きの様なものです。

スーパーで食材を見ながらパッと料理がひらめくのと同じように、思いついてパッと作るのが私の手芸です。

100円ショップでかわいい糸を見つけました。



これでタッセルを作ってみました。



左の二つが手作りしたタッセルです。

タッセルの作り方は簡単です。

前置きが長くなってしまいました。

タッセルの作り方をご紹介します。

1、ボール紙でゲージを作り糸を巻きます。



2、かけひもを作ります。好きな長さのところで一つ昆布結びします。



3、巻いた糸の中心に昆布結び2回し、結び付けます。



4、ゲージから外し、かけひもを上にし、2回昆布結びした部分を芯にして、ヘッドを作ります。結んだ糸先は、房に流します。
  ネックに糸を巻きます。先がほどけないようにループを作ってから巻き、糸先をとじ針で巻いた中を通して引っ張り出します。ほどけないか確認し、糸先を切ります。



5、輪を切ります。



6、切った端をティッシュペーパーで巻き、切り揃えます。





ティッシュを外して完成したところ。



使用した糸はジュート(麻ひも)なので、多少不揃いでもラフな感じでかわいいと思います。

付けたしに、もっと簡単な素材をご紹介します。

裂いた布で作ったタッセル。



あえてタッセルの先を不揃いにしました。

糸で作るよりさらにラフで良い、というより、雑なぐらいのほうがかわいいと思います。

ぜひ作ってみてください!








30分でできる手芸をご紹介しました。

2016-08-08 22:55:20 | クラフト
"SOULEIADO et CARTONNAGE"ソレイアードとカルトナージュ、終了しました。

連日暑い日が続いたにも関わらず、多数のご来場ありがとうございました。

多くの人にソレイアードのファブリックの魅力を知っていただきたい、手作りの楽しさを味わっていただきたいと思い、
作れる限りのサンプルをひたすら作ってご紹介しました。

ソレイアードのファブリックは基本的に服地ですが、洋服を縫うことが敷居が高いと思うならばと、
簡単な手芸を考え、「30分でできる手芸」をご紹介しました。

「ぜったいできます。」「失敗なしですよ。」「30分でできるんですから。」

何を隠そう、同展の隠しテーマは「消費するより生産する生活。」です。

30分でできる手芸その1、裂いた布をクルクル巻いて作るハンガー。



小学生のお客様も参加して下さいました。

終了1時間前にいらっしゃって、あっという間にハンガーをお作りになり「もう一本いいですか?」と、
2本作られたお客様もいらっしゃいました。


30分でできる手芸その2、クルミボタンのタッセルです。



クルミボタン2個にタッセルを挟んでかがり、刺繍糸でステッチを刺します。

お作りになったお客様、みなさんかばんやキーに付けてお帰りになりました。

以上2つ、ワークショップの内容です。

30分でできる手芸その3、折って縫うティッシュケース。



生地とギャロンテープのセットを買っていただいたお客様に作り方をお渡ししました。

その作り方は以下のとうりです。

1、ギャロンテープと布(ピース1)を縫い合わせます。



2、作り方に従って、折ります。



3、布(ピース2)を重ねて折ります。



4、コの字に縫います。



5、返し口から、表に返したところ。



6、この中心を縫います。

完成したところ。



折って、2回縫うだけです。

縫い代は全部かくれます。

縫い代の始末いらず。

材料費はわずか250円です。

ふりかえればこの数か月間、無駄を省いた簡単な作り方のパターンを次々に作りました。

数々のサンプルを作り「これならだれでもできる。」という簡単手芸を開発しました。

そしてこれからも、簡単でかわいい手芸を追求します。

ですので、どうかソレイアードとカルトナージュをお試しください!

そしてどうか、ロータスブルーをごひいきに!


"SOULEIADO et CARTONNAGE”始まっています。

2016-08-06 22:49:49 | クラフト
昨日、8月5日より"SOULEIADO et CARTONNAGE" ソレイアードとカルトナージュを開催しています。



かんたんに縫えるギャザースカート、エプロン、プチスカーフ、あずま袋、ペタンコバッグ、シュシュなどをご紹介しています。



こちらは、キッチンクロスで作るエプロン、前割れのラップエプロンなど。



30反のソレイアードのファブリックとカットクロスをズラリ展示販売。



タッセル付きのキーホルダーや、



少しの布でできるティッシュケース。



カットした布を買っていただければ、作り方を差し上げています。

こちらは、ヴィンテージコットンで作ったカルトナージュのコーナー。



古いボタンとともに、レトロポップな雰囲気です。

小さなカルトナージュの箱、フォトフレームなどを展示したコーナー。

30年ほど前に作ったものもあります。



私のソレイアード好き、カルトナージュ熱が会場全体に満ち溢れ、ジリジリと暑い夏をさらに熱くするするような催しといってもいいかもしれません。

取りあえずご報告。

会場の様子は、また明日ご紹介しますね。


"SOULEIADO et CARTONNAGE" ソレイアードとカルトナージュ


2016年 8月5日(金)~7日(日)

   10:00~18:00

   at.てしごと舎

よろしくお願いします。





1,4mの生地で、4点作りました。

2016-07-24 11:34:14 | クラフト
8月5日から開催する"SOULEIADO et CARTONNAGE"(ソレイアード と カルトナージュ)のために、簡単な夏服を作っています。

ソレイアードのファブリックを買っていただくお客様に、洋服を縫うことが大それたことではなくて、
「これならできる。」「楽しい」と思ってもらえないか、と考えながらサンプルを作っています。

サンプルを作りながら、普通の人に洋服を作ることが「面倒。」「難しい。」と思わせてしまう理由が何なのかを考えてみました。

その理由は次のとうりです。

1、型紙を使ってパターンを裁つのがスゴく面倒に感じる。

2、ファスナー付け、ボタンホールがあると思っただけで、やる気を消失する。

3、裁った布の端の始末ができない。なにせ、ロックミシンなんて専門的な物、普通の人は持っていませんから。

4、パターンを裁ったあまり布のロスを考えると、既製品を買ったほうが良いと思ってしまう。

そこで、型紙の必要のないパターンで、直線裁ちのスカートを縫いました。

まっすぐに縫って、ウエストにゴムを通すだけ。ファスナー、ボタンホールなどはありません。

問題の裁った布の端の処理ですが、”袋縫い”という縫い代がすっかり隠れてしまう縫い方で仕立てていますので、ロックミシン、ジグザクミシンで端を始末する必要がありません。

こちらが、袋縫いしたスカート脇のアップです。




袋縫いと三つ折り縫いでスカートを、あずま袋ももちろん袋縫いと三つ折り縫い、プチスカーフは三つ折り縫いで縫っただけ、シュシュは縫い代が全部中に隠れます。

1,4mの生地で計4点できます。あまり布はほとんどありません。



縫物をすることを、本格敵な洋裁と考えないで、小中学校で習った家庭科の技術でできる簡単なものと思い直してほしいです。

炊事、洗濯、裁縫、どれもが家事の一つであると思ってほしいのです。

既成のドレッシングは美味しいけれど、自分で作ったらもっと美味しいはずです。

主婦は、素材を無駄にせず、残り野菜や野菜の皮を使って一品作ることなんて当たり前に思っています。

その感覚で、なにか縫ってみませんか。

既成のものより、愛着が持てることはもちろん、きっとあなたに似合うはずだと、私は思います。

SOULEIADO et CARTONNAGE

2016-07-23 11:04:06 | クラフト
ソレイアードのファブリックがロータスブルーに入荷して、一か月経ちました。

夏服やら、小物、カルトナージュで小さなものをせっせと作りため、
この度お披露目のイベントを開催することとなりましたので、お知らせします。



ファブリック(¥1645/m)の販売を中心に、ファブリックを使った簡単な洋服のリフォーム、エプロン、小物のご紹介。
そして、この機会に生地を買ってくださったお客様に、作り方のリーフレットを差し上げます。

ワークショップも催します。

順を追って、ブログでご紹介していきますので、宜しくお願いします。

まずは、告知まで。


SOULEADO et CARTONNAGE
ソレイアード と カルトナージュ

日時:8月5日(金)~7日(日) 10:00~18:00

場所:てしごと舎
   岐阜県高山市緑ヶ丘1-129  tel:0577-33-0446


詳細のお問い合わせはこちらまでお願いします。

  ロータスブルー 永井美奈子  tel 0577-62-9611



エプロン365日

2016-03-21 23:24:40 | クラフト
2日間開催された”クチュール Mottainai”さん主催の「ハタ楽展」が、好評のうちに終了しました。

私がゲットした、かっぽう着をご紹介します。



実はこれ、ご主人のワイシャツをリフォームしたもので、商品ではないということでした。
「だって、いやでしょ?主人のワイシャツだったんだから・・・。」と、山崎さん。
「でも、これが一番好きです。いいじゃない、ご主人のワイシャツだったからって、別にご主人と浮気するわけじゃないんだから・・・。」と、私。
で、試着させていただいたら、「永井さんに似合うので、是非着てほしい。」と言っていただき、特別にお分けしていただくことになりました。

なんか小学校の時、こんな感じの形のエプロン、給食当番の時に着たような気がします。

かっぽう着を着るなんて、何年ぶりでしょう。

うれしい。

山崎さんに触発されて、私もエプロンを縫ってみました。



100円ショップで、キッチンクロスを3枚買って、つなぎ合わせて作りました。

いい考えでしょ。

エプロンを作って、少し余った布で、手拭きを作って腰ひもにかけて使います。

これで、エプロンで手をぬぐうことはしなくてよくなりそう。

まだ余った布で、鍋つかみ2枚作れました。

3点セットです。

私は、エプロンが好きで、身につけない日は無いと言っていいくらいです。

今も、身につけています。

出かけるときも、エプロンを着た上にジージャンを羽織ってます。

エプロンを付けて、自転車に乗ったり、大ちゃんとお散歩に行ったり。

あるとき、お気に入りのエプロンドレスを着てカラオケに行ったら、「なんでエプロン着てるの?」と言われたこともありました。

なんでこんなにエプロン好きなのでしょう。

くつろいでビールを飲んでいる時も、エプロンさえつけていれば、怠けてる感じがしないからですかね?

一日が終わったら、エプロンを外します。

あしたもまた、エプロンをつけて、一日が始まります。


「ハタ楽展」開催中です。

2016-03-19 22:08:48 | クラフト
3月19日、20日の二日間、高山市「てしごと舎」において「ハタ楽展」が開催中です。

”クチュール Mottainai”が主催する、仕事着の展示と販売。
働くのが楽しくなるような、とっておきのエプロン、かっぽう着などが展示されています。



”クチュール Mottainai”の山崎さんいわく「昔、母が着ていたような、かっぽう着をすたれさせたくない。後世に残したいと思うんです。」

ああ、好きですその考え方。



今だから、かっぽう着が新しく思えるのです。



お鍋をすっぽり包む布の道具、名前はなんていうんだか聞き忘れましたが、エコであり、今の時代に合っています。

やはり、中に、横に、鍋を置かなきゃと思い、ロータスブルーからレトロなお鍋をゴッソリ持っていきました。

エプロンといえば、シンプルなデザイン、無地、と決まったものと思っていましたが、こんな鮮やかな色や柄のがあって楽しいです。

左のピンドットのエプロンは、前と後ろ、このように別の布を使っています。

う~ん、おしゃれ。



様々な布使い、大柄と無地の組み合わせだったり、ダーク調だったり、パッチワークプリントだったり。



エプロンと同じ柄のこんなお道具入れも。



親子でペアのものもありました。

手作りだから、こんなこともできるんですね。



あったか素材のエプロン。



季節ごとにエプロンを楽しめるなんて。

それにこれ、ほとんどお洋服ですから、お出かけにもオッケーですよね。

こちらの大人っぽいかっぽう着は、茶事用なんだとか。



ありそうで無いものは、作ってしまいましょう。

実は、山崎さんの作るかっぽう着、映画に使われました。



会場では、DVDが流れています。

そして、こちらのボリュームゾーンは、販売用のものがズラリ。



私も、欲しいものを見つけました。

山崎さんのかっぽう着を着て、「ハタ楽」のが楽しみです。


「ハタ楽展」

3月19日20日   10:00~17:00

 場所  :  てしごと舎









white on WHITE 終了しました。

2015-11-16 02:04:45 | クラフト
WHITE on WHITE とは、ヨーロッパのホワイトワーク(白い布に白い刺繍を施したもの)を主体とする伝統手工芸に代表される、トラディショナルで普遍的なテーマです。

内情をお話ししますと、今回の展示に際し手芸、クラフト作家、愛好家の皆様に、ぜひ「白に白でお願いします。」とお声かけしたところ、
戸惑われる方が多くいらっしゃいました。
「白に白だけでいいんですか?」と。

”Natural Heart” 主催の小川先生は、ベテランのパッチクキルターでいらっしやいます。
展示の趣旨をいち早く理解してくださって、「ぜひホワイトキルトを作ってください。」というリクエストをすんなり引き受けてくださいました。

アメリカンパッチワークキルトの源となった、イングリッシュホワイトキルト。
なんと小川先生は、ホワイトキルトの中でもより格式の高い、”トラプントキルト”(ポイントに裏から綿を詰めた)のクッションを作ってくださいました。



同じくフェザー文様のホワイトキルトのティーマットとコースター。



”LOTUS BLUE”としては、ホワイトワークのモノグラムの刺繍に挑みました。



Mは、アンティークの「肉」(モノグラム刺繍のベース芯)の上に刺しました。

アンティークのタッセル使いのジョーゼッタフタのバッグとシルクにビーズ刺繍を施したオーナメント。



普段自分用にしか作ったことの無いアクセサリーですが、リクエストに応じて淡水パールのピアスなどを数点作りました。



トールペインター、”Apple Bee”主催の富田先生には、ホワイトワークのガラスをお願いしました。



メディシンボトルに、ランプシェードに、美しいステンシルと筆のタッチを施してくださいました。



ステンドグラス製作 ”小鳥浩子”さんの、ウィンドーミルとフレーム。



光を受け、窓辺に映えます。

”お伽草子”さんの陶器と、”絢工房”さんの刺し子。



コンビネーションが美しいです。



イラストレーターの”西田美奈子”さんのカレンダーとカード。



さわやかな絵と言葉でまとめ上げてくださいました。

”nonaca bakery"さん、ホワイトチョコレート入りのグラノーラ。



人気でした。

”House f”さんの洋服と、”Cocoru”さんのバスケット。



”ちっち”さんと”シロクロ”さん。




映画「ヴェニスに死す。」を思い出すような、みごとな白、オフホワイト、アイボリーです。

PECANさんは、いつもの真鍮にパールと貝をアレンジしたアクセサリーを作ってくださいました。



真鍮とパール、貝は抜群のコンビネーションです。

”ケシゴムハンコのヨシダヤ”の吉田藍さん。



ケシゴムハンコですが、お菓子のようです。なんでも、吉田さん、元パティシエでいらっしゃんだとか。
どうりでです。

3日間にわたり、ワークショップが催されました。

こちらが完成作品。







こんなオリジナルハンコができちゃうんですね。

みなさん、大満足のご様子でした。

多くのお客様にご来場いただき、忙しくあっという間の3日間でした。

さて、来年はどんなテーマにしようか、すでにアイデアが飛び交います。

というわけで、また来年のこの時期に、またテーマ展示を催す予定でおります。

これからも、どうぞよろしくお願い申し上げます。

















WHITE on WHITE

2015-11-13 23:59:16 | クラフト
WHITE on WHITEが、始まりました。



同展は、今年で三回目になる”てしごと舎”の恒例のイベントで、クラフト作家の手作りの品を販売するコンセプト展示です。

白、オフホワイト、生成り、アイボリーを含め"WHITE"一色となった会場全体の様子を、くまなくぐるりとご覧いただきたいと思います。



布、ガラス、パール、ポストカード(消しゴムハンコ)などの小物の数々。



こちらはリネン、コットン、ウールの衣類と、バスケット、小物家具(木製の抽斗)をディスプレーしたコーナーです。



テーブルウェアーとクロス類で構成したテーブル。



そして、おなじみの真鍮にパールと貝で白を添えたアレンジのアクセサリーのコーナー。



イラストカード、消しゴムハンコ。コンフェクショナリーはホワイトチョコの入ったグラノーラを作っていただきました。



ざっと会場の様子をお届けしましたが、明日はそれぞれの作家さんの商品をフォーカスしてお届けする予定です。

  
WHITE on WHITE

2015.11.13(金)~11.15(日)
  
 10:00~18:00

 at てしごと舎

どうぞよろしくお願いします!