LOTUS BLUE DIARY

インテリアとリビングと手作りのお話

レトロな家電 その2

2009-05-30 20:06:25 | インテリア
自宅とは別に、小さな古いアパートを借りて仕事場にしています。

仕事場で料理を作ることはほとんど無いので、
小さい冷蔵庫以外、キッチン家電は皆無です。
ですが、もし小さな炊飯器があったら欲しいなとずっと思っていました。
そして、とうとう小さなかわいい炊飯器を見つけてしまいました。



こちらが、つい最近購入した小さな炊飯器です。

昭和中期の、私好みのレトロなデザインと
コンパクトながら3合まで炊けるところが気に入りました。
そしてなんといってもキメとなったのが、”赤い色”です。
私のキッチンのスパイスカラーは“赤”なのですから。

一つだけ気になったのが、「ほんとにご飯炊けるのかな・・・。」という点です。
そこで、お店のおじさんに一週間期限付きの保証書を発行してもらいました。
「もし、炊けなかったら返品していいよ。ただし一週間以内だよ。」

そこで、うちに帰るとすぐご飯を炊いてみることにしました。
蓋は乗っけるだけの簡単なもの。
スイッチも押すだけのがただ一個です。

シュッシュと湯気をあげてご飯が炊ける間
あぶくを吹きながら、蓋はパコパコカタカタいっています。

昭和のご飯が炊ける風景が再現されているかのようです。

やがてスイッチがカチッと音を立て、なにやらご飯が炊けた様子です。
ドキドキしながら蓋を開けると、
「やったー。」見事にご飯は炊けていました。
しかも、お米は立っています。

「完璧じゃーん。うーん、またいい買い物をしたな~。」
と、私は大満足です。
時々仕事場でもご飯を炊いてみるかな~。

ただし、ご飯は保温が一切できない、炊きっきりです。
デザインが良くっても、機能が単純なのがヴィンテージな家電の玉に瑕です。
しかし、レトロで不便なところも「かわいい。」と思ってしまう私なのです。

レトロな家電 その1

2009-05-28 19:56:55 | インテリア
昭和中期の家電が好きで、
古道具屋などでかわいい家電を見つけると
つい買ってしまいます。

古い家電のデザインが好きというより、
今の家電のデザインが好きになれないのかもしれません。



こちらは、20年以上前
三軒茶屋の古道具屋さんで買った電気ストーブです。

オレンジ色よりもちょっと渋い色が、
なかなかありそうで無い、いい色だと思っています。
何といっても気に入っているのは、
上斜め向きのいい感じの角度と、
ハンドルがついていてポータブルになっているところです。

一度、ハンドルを持ち損ねて落下させ
電熱部分が一部破損したにもかかわらず、
使用には何ら支障をきたさず健全だったのには驚きました。

昔の電化製品というのは、なんて丈夫なんでしょう。
もしかしたら、永遠に壊れないんじゃないか、
私がいなくなっても、この世に残って
誰かに使われるんじゃないか、
そう思うと、いい買い物をしたと考えていいんじゃないかと思っています。

5月ももう終わりなので、そろそろ片付けます。
「また冬に会いましょう。」と声をかけながら。

若葉町にカメラ人間現る(?)

2009-05-26 19:43:23 | Weblog
自転車に乗って、夕飯の買い物をして
うちに帰ろうとしたら、
お隣りの”niwa-coya"さんの前に
なにやら面白い人物がいました。

”カメラ人間”か?
「あなたは誰?・・・。」



写真の人物は、"niwa-coya"さんの”ふみよさん”です。

「何々、おもしろーい。私にもかぶらせて~。」と
私もカメラをかぶらせてもらいました。
かぶってみたら、逆さになった風景が見えます。
メカには弱いけど、「へえ、カメラってこうなってるんだー。」と
体感できた気がしました。

実は、今日5月26日から"niwa-coya"さんにて
「ひと匙の写真」が始まったところです。



こちらは”針穴カメラ”です。

ミルキーの缶もカメラになるなんて・・・。
そして、バンドエイドにはきっと深いわけがあるんでしょうね~。



”長いカメラ”で撮った“長い写真”がこちら。
被写体は、”長い煙突”です。

なんだか素敵に掛け軸になっています。



こちらは日光写真です。
(5月31日には、日光写真のワークショップがあります。)



小さいもの好きの心をくすぐる、
小さな写真の展示。



こんな風に、さじの上に乗ったり、



極小の瓶のなかにちんまりと納まった、
小さい小さい写真です。

「へー、カメラって、写真ってこんなにいろいろ遊べるものなんだー。」と
認識した展示です。


「一匙の写真」

5月26日(火)~6月7日(日)  11:00~18:00 <月曜休み>
 
  niwa-coya  03-5315-2848


ジンジャービールを作りました

2009-05-25 11:38:55 | Weblog
お隣りの"niwa-coya"さんと、
”森のテラス”でお知り合いになった“なおみちゃん”に
”ジンジャーシロップ”のレシピを教わりました。

手作りの”ジンジャーシロップ”を、炭酸で割れば”ジンジャーエール”になります。
”ジンジャーシロップ”を、もしやビールで割ってみたらどうかなと思い
やってみたら、美味しい”ジンジャービール”ができました。



”ジンジャーシロップ”の作り方は、
すりおろしたショウガと、水と、お砂糖を同じ分量に
クローブ、シナモン、とうがらしなどのスパイスを入れて
20分ほど煮て濾したあと、よくさましてからレモン汁を絞るというもの。

"niwa-coya"さんの”ジンジャーエール”には、
ゴロゴロと黒コショウの粒や、スライスしたショウガと、トウガラシも
本体のまま入っていて辛味の強い大人の味で、
一度飲むとヤミツキになる美味しさです。
”niwa-coya"さんでは、冬になると”ジンジャーシロップ”を
お湯で割って”ホットジンジャー”も出していらっしゃいます。
(これも身体がポカポカ温まってなかなか良いのです。)

”なおみちゃん”に教わったレシピは、さらにクミンが入っていてスパイシーです。

スパイスは、この他にレモングラスやジュニパーベリーなども合うそうです。
お好みのスパイスで作ってみるのもいいかもしれません。

私の場合は、トウガラシを効かせて、甘味少なめで
ビールに合うようにアレンジしてみました。

いつものビールが、違った飲み物になって
なかなか新鮮な味わいです。

レトロなサイドテーブルを買いました。

2009-05-21 20:39:10 | インテリア
実は、家族が一人増えました。

今年の四月から”浪人”となった甥っ子を
預かって、三人暮らしとなったのです。

彼はコーヒー好きで、大きなコーヒーメーカーで
毎日コーヒーを淹れて飲んでいます。
キッチンに家電が増え、置き場所を考えなくてはいけなくなって
どうしようかな、と思っていました。

何か小さな台のようなものがありはしないかと
烏山の"NEWS"へと自転車を走らせました。

そして、見つけたのがこの”レトロなサイドテーブル”です。



天板のボルドーがかったダーク色の化粧合板と、
エッジの金属のフレーム、スチールの脚と、雑誌などを置けるようになったラック。
昭和の中期に製造されたと思われる、懐かしい小さなテーブルです。

古いファンタの瓶に、庭の花を生けて記念撮影しました。
このファンタの瓶は、庭の花壇のエッジにずらりと埋め込んであったものです。
庭に植えたラズベリーが拡張していったので、地面に埋めてあった瓶がじゃまになって
掘り起こしたら、古い”コーラ”と”ファンタ”の瓶でした。

瓶は、きれいに洗って大切にとってあります。
現行品ではこうはいかない、ロゴの感じやガラスのリムの感じが
捨てがたい可愛さなのですが解っていただけるでしょうか。

私の家は、おそらく築30年ぐらいの古いお家で、
仙川にあるキューピーマヨネーズの工場の、下請けの容器会社の
もと社宅だったといいます。
小さな平屋の一戸建てで、小さな濡れ縁があるレトロなお家です。

甥っ子は、このお家が気に入ったようです。

縁側で、コーヒーを飲んだり、本を読んだり、
すごくマイペースにこの家での暮らしを楽しんでいるように見えます。

私も、もう一人子供が増えたような、
そしてしゅんけさんにとっては、兄弟ができたような
ちょっとにぎやかになったのがうれしい、私の家です。

頂いたパクチーで

2009-05-19 13:14:09 | Weblog
実家の母の菜園から”パクチー”を頂きました。

さて”パクチー”を使って、何を作ろうかと考え、
”ヤムウンセン”と”坦々麺”を作りました。

タイ料理の中でも”ヤムウンセン”は、大好きな料理です。



緑豆春雨とレッドオニオンと、きゅうりにプチトマト、
セロリとセロリの葉も入れて、エビと豚のひき肉を茹でたものを
レモン汁とナンプラー、お砂糖、唐辛子のタレでサッとあえていただきます。

あるタイ料理のお店で食べた”ヤムウンセン”に、
どっさりセロリの葉が入っていたのが美味しくって
うちでもセロリの葉を具にしています。

セロリの葉を食べるために、そしてパクチーをサラダの具として
たっぷり食べるのには、このサラダしかないと思っています。

”坦々麺”の薬味にも、”パクチー”を入れるのが好きです。



うちでは、塩味のインスタントラーメンにひと手間かけて、
ゴマをすったもの、唐辛子、豆板醤などをスープに加て変身させ
肉味噌や、炒めたモヤシ、揚げネギなどを具にして、即席の”坦々麺”をよく作ります。

仕上げには、炒りゴマと”パクチー”をたっぷりと、
途中で”パクチー”を増量しながら頂く
カンタンエスニックな我が家の人気料理でした。

アリウム と ゴールデンスティック

2009-05-16 12:46:17 | フラワーアレンジメント
和歌山県の"Kino"のギャラリーに花を生けて参りました。

なるべく日持ちの良いように、枝物をいつも基本に生けています。
今回選んだ枝物は、”ドラゴン柳”です。
”ドラゴン柳”のクネクネした枝の形に合わせて、
選んだ花は”アリウム”です。



”アリウム”はまっすぐのものと、人工的に曲げたものとがありますが
私はどちらも好きで、よく生けています。
前にも書いていますが、”アリウム”はネギの一種で、
茎を切るとプーンとネギの香りがします。

”ドラゴン柳”と”アリウム”でクネクネ同志のアレンジになりました。
枝や長い切り花を生けるのに、口の広い花器だと
四方八方に枝がバラけてしまいますが、
そんな時は花器の口に三又の枝をカットしたものをかまして
枝が倒れないようにします。
(”こうぞ”の晒した枝をカットしたのを何本か仕込んであるのがお解りでしょうか。)

もうひとつの花は、口の細い花器に
”ゴールデンスティック”と”スチールグラス”を生けたものです。



まっすぐの草とスティック状の花は、口の細い花器に単純に生けるのが
もっとも自然で無理のない感じだと思っています。

今回は、「クネクネ」と「まっすぐ」の二つの花あしらいとなりました。

今年もシャリンバイが咲きました。

2009-05-11 22:08:39 | ガーデニング
うちの庭には、勝手に生えてしまったいろんな植物が、やたら元気です。
それらはなんでも”侵入種”と呼ばれる種だそうです。

”南天””やつで”“ユキノシタ””水引き”などなど。
おそらく、庭にやってくる鳥の”ふん”から、次々にいろんなものが根付くのだと思います。

その中で「侵入種とは考えにくい、一体なぜ勝手に生えたのか”謎”。」の植物が
”マルバシャリンバイ”です。



”マルバシャリンバイ”は勝手に生えてきたものの、一向に花が咲かずに
最初の二年が過ぎました。
その”マルバシャリンバイ”が、いきなり花を咲かせたのは去年のことでした。
”マルバシャリンバイ”は、そもそも大島などに咲く花で、
”ツバキ”とならんで南国特産の植物だといいます。

何年も花が咲かないので、名前さえ分からなかった”マルバシャリンバイ”の名が
判明したのも、去年のことです。
「一体、何の花だかわからない花が突然咲きました。この花は何の花ですか?」と
疑問に思い、造園家の“山田茂雄“先生を、うちの庭まで引っ張ってきたのは、
たしか去年の今頃でした。

その”マルバシャリンバイ”がまた今年も咲きました。
そして、その花の数は去年の3倍です。

南国の花がこのように咲く様子から考えて、
もしかして「今年の夏って、暑くなるのかな・・・。」
なんて思いが、スッと頭をかすめてしまうのです。


庭のハーブで

2009-05-07 13:33:36 | ガーデニング
庭のハーブは、今年も元気です。

”チェリーセージ”は今年で三年目になりました。
木質化してぐんぐん大きくなり、塀から顔をのぞかせています。



赤も可愛いけど、白の”チェリーセージ”の可愛さも捨てがたく
あとから白いのを追加して植えました。
こちらは赤の”チェリーセージ”と対照的に
低く匍匐して咲いています。



裏の庭の”レモンバーム”は増えてこのとうり。
ミントの一種とは思えないほど、葉っぱが大きくなりました。



”森のテラス”に庭で採れた”チェリーセージ”と”レモンバーム”を
持っていくことにしました。

連休中”森のテラス”では“三十日鳥”さんの公演「お引越し」が
開催されていたのです。
その”ふるまい料理”のデザートの飾りとして使っていただこうと思ったのです。



ふるまい料理の締めくくりのデザート”かりん酒ゼリー”に
ハーブをあしらったら、ちょっと華やかになりました。

チェリーセージは、製氷皿で氷を作るのにちょっと入れると
かわいいアイスキューブができます。



洋酒を入れるとこんな感じ。



”ミント”はもちろん、”チェリーセージ”もこんなふうに
うちではアイスドリンクの飾りとしてよく使っています。

夏には欠かせない、重宝な庭のハーブなのです。






ハゴロモジャスミンの壁

2009-05-02 07:59:32 | ガーデニング
ハゴロモジャスミンがすごい勢いになりました。

2年ほど前、トイレの外壁に100円ショップで買ったラティスを取り付け
ハゴロモジャスミンの蔓を這わせようと考えました。
最初はチラホラと白い花が控え目に咲いていたのですが
蔓の勢いは2年目に入っていよいよすごくなり、
こんもりと分厚い、おばけのようなジャスミンの壁ができてしまいました。



トイレの窓にいいにおいの花がチラリと覗けばいいな
ぐらいに考えていたのに、今や窓はびっしりと蔓に覆われ
こころなしかトイレが薄暗くなったような気さえします。
まあ、夏にはいい日除けになると考えれば
まんざら失敗でもなかったのでしょうがね・・・。



花が咲く前のつぼみは、ピンク色でかわいい形をしています。
つぼみがまだ2割ぐらいあるということは、
満開になったらもっとすごくなるということなのでしょうか。

どこかですこし刈ったほうがいいのでしょうが
もう少しこのまま成長を見守ってみようと思います。