LOTUS BLUE DIARY

インテリアとリビングと手作りのお話

ランダムなニッチ

2010-07-28 09:00:03 | インテリア
光と風設計社さんのおうちには、玄関ホールなどのスペースに
ニッチが作られています。

ニッチ(niche)とは、壁をくり抜いて造る棚のことです。
壁の厚みを利用して造ることができ、飾棚として使われます。

今回スタイリングしたおうちには、こんなランダムなニッチが造られていました。



ブルガリアの小さな壺を飾ることにしました。



ピッチャーのような形をしたもの。



極小の壺は、手で握りしめると隠れてしまうような小ささです。

注文で造る住宅には、このようなディテールが自由に組み込めます。
お引き渡し前のおうちのスタイリングをごらんになった施主様の奥様が、
「何を飾ろうかしら。悩みます。」と、おっしゃっていました。

新しいおうちの飾り付けを、あれこれ悩むのも楽しいもの。
さて、奥様は何を飾られるのでしょうか。

いろんな木目

2010-07-27 08:38:27 | インテリア
甲府の光と風設計社さんは、
良質でハイセンスな木造の注文住宅を手掛ける工務店です。

使われる素材は様々で、床の色一つ取ってみても、
ダーク調あり、ライト調あり、ミッド調ありとヴァリエーション豊かです。
導入する装飾品は、おのずと素材感の合った
ナチュラルな物を選んでいます。
今回も、自然素材の小物や家具を集めてコーディネートしました。

廃材の板の上に木の匙を並べました。
(リビングのボードの上に置きました。)



木目がひとつひとつ違っていて、
ひとつとして同じ物が無い、というのが
自然素材の良いところです。

こちらは、椅子の背の木目です。



宮崎椅子製作所の椅子で、デザインは小泉誠さんです。

こちらはセンターテーブルの木目。



サーフボードのような形をしたデザインです。

テーブルの上に置いたコンポートは
まるでマーブル模様のような、変わった木目でした。



マンゴーウッドという木から作られているらしいです。

こうしてみると、木目というのはおもしろいなあ、
オリジナルなデザインを、木が自身の中に持ってるみたいだなあ、と思いました。

ストーンジャーの行き先

2010-07-26 11:03:29 | インテリア
イギリス製のアンティークのストーンウェアーで、
ボトルの形をしたのをストーンジャーといいます。

以前のブログでご紹介した、ストーンジャーを使って
甲府の光と風設計社さんのおうちをスタイリングしました。



ダーク色のボードに、Finn Jhulの大きな額を置いて
自然素材の小物といっしょに、ストーンジャーをいくつか並べて置きます。



大きいの、小さいの、注ぎ口のあるもの、無いもの。
色や形、質感も様々です。

食事のシーンがちょっとさみしかったので、
ストーンジャーに花をあしらって置きました。



ワインボトルが一本だけだと唐突な感じになるのですが、
小さな瓶のストーンジャーが脇に寄り添うと、バランスよく収まります。

おなじように、ワークコーナーのアクセントにも置いてみました。
一つだけだったら、こんなふうに花をあしらいます。



一つだけでも、いくつかならべてもかわいい
大好きな、ストーンジャー達でした。

メキシカントート

2010-07-23 10:10:14 | 雑貨
ファッションがレトロだと、合わせる小物もそれ風じゃないと
なんだかチグハグになってしまいます。

レトロなファッションにぴったりの「メキシカントート」は、
メキシコのビニール素材をリサイクルして作られたバッグです。
(はて、何に使われていたビニールなんでしょうかね。)
柄の感じと、色の褪せた感じが相まって、どことなく懐かしい雰囲気を醸し出しています。
(真ん中の2点は「蚤の市」の商品で、400円で売ってます。)



透けたところが涼しげで夏向きであるともいえます。
バックと同じく、色あせたTシャツと合わせて持つと思い切りシャビーな感じになって、
くそ暑い真夏日にピッタリの、だらしないカジュアルなファッションになること請け合いです。

ああ、こう暑いと外に買い物に行くのもかったるい感じです。

ちょいとメキシカントートをぶら下げて、ひょいと自転車に乗って
冷えた果物でも買いに出かけようかな~。

「蚤の市」の脇役

2010-07-22 09:30:47 | Weblog
売り物ではないんだけど、「蚤の市」を盛り上げてくれた
脇役的なアイテムをご紹介します。

こちらは、「蚤の市」の当日に私が身に着けていた
ワンピースとエプロンです。
(イラストレーターのnさんが、ファッションチェックなどと言いながら
 ご自身のブログにアップして下さっています。)



ワンピースは、実家の岐阜県高山市にある”マツオカ”という名の
アウトレット的な、安さとダサさが売りの衣料品店で見つけたものです。
1900円で買いました。
一緒に買い物に行った母に「そんな服を買って、どこに着ていくつもりなの。」と
止められたほどの、冒険的買い物でしたが、
「蚤の市」の雰囲気には、うってつけで結果オーライだったと思っています。

エプロンは、よく仕入れに行く”ホリデー用品問屋”さんで買いました。
上代2000円です。

テーブルクロスとして使っていたのは、インド製のワッフル織のクロスです。



こちらもかつて、”ホリデー日用問屋”さんで仕入れたものです。
薄手なのでテーブルクロスとして使えるのですが、本来はバスタオルです。

水玉とギンガムチェックのビニールクロスは、
つつじヶ丘の100円ショップ”seria”で売っています。



いろんな柄があったのですが、だんぜんこの2柄が気に入りました。

毎回、テーブルクロスにしたりデッキに敷いて商品をならべたりと
なにかとお役立ちなクロスです。

レトロで懐かしく、チープなんだけどかわいくなるように、
全体の雰囲気をより盛り上げてくれたお気に入りの脇役たちでした。

森のテラス「蚤の市」vol4無事終了しました.

2010-07-20 10:55:45 | Weblog
先週末、森のテラス「蚤の市」は
大盛況のうちに終了しました。

4回目となるこの企画。
お客様からの声を参考に、もっと寛いだり滞在できるよう、
ささやかではありますが、カフェ席を増やしてバージョンアップしてみました。

この暑さとあって、エスニックなランチや冷たいドリンクはよく売れて、ほぼ完売でした。
その様子はnさんのブログでご紹介しています。
(パラサイトしちゃってすみません。こまめな友人のブログに頼り切っている私です。)



LOTUS BLUEは、新たに仕入れたガラス器などを放出しました。
私のコレクションは、圧倒的にガラス類が多いのですが
これは、季節を意識しているからではなく、
年中ガラス類が主体で、全体の9割を占めています。
(なぜガラス類が好きなのか、それは本人にもわかりません。)

「蚤の市」が開催されている一方、
室内ではFEVEのSさんによる、韓国のお菓子のワークショップが催されました。

「ファジョン」という名の、花餅です。



左が焼く前のお菓子。右がフライパンで焼き上げた後です。

絵を描くような感覚で、ボリジやらナッツやらをお餅に乗せて焼くだけで
こんなにかわいらしいお菓子ができます。

食って、国が変わるとこんなにも珍しく楽しいものかと思いました。

さて、次の「蚤の市」のお知らせですが
来月は、物販をお休みしてカフェのみを行う予定です。
昭和の器を使った、昭和風メニューによる、昭和カフェ
というのがコンセプトです。
どんなメニューにしようか、これから練っていこうと思うます。

来月もどうかお楽しみに。





森のテラス「蚤の市」vol4

2010-07-17 20:28:59 | Weblog
明日7月18日、森のテラス「蚤の市」vol4を開催いたします。



今回で4回目になるこの企画です。
古本、古道具、古雑貨、手作り小物、ワンプレートランチと
コールドドリンクをご用意して、皆様のお越しをお待ちしています。
毎回人気のクッキーの抜き型のワークショップ以外に、
イラストレーターのnさんが、かわいいスタンプを作ってくださって
フリーに押して楽しんでいただけるようなコーナーを設けます。

物販以外に、寛いだり、お茶を楽しんでいただいたり
より長く滞在していただけるよう工夫していますので、
どうか、ふらっと立ち寄っていただきたいと思っています。

雨天の場合も室内にて開催いたします。

皆様のお越しを心よりお待ちしております。

那須のアンティークショップ

2010-07-14 18:02:35 | Weblog
仕事の用で寄った那須で、
素敵なアンティークショップ"HaUS Living"を見つけました。

古い建具がズラーッと立てかけられたお店の外観。
可愛い三輪車が目を引きました。



お店の外のデッキには、他にも
古いアルコールランプや、ブリキのバケツなどが並んでいました。
カサカサとしたラスティックな感じが素敵です。



スクールチェアーや、自転車もありました。



お店の中に入ってすぐ、目を引いたのは
イギリス製のウォータータンクです。



わたしが大好きな、ストーンウェアーと同じ素材で、
それを大きくしたものが、ウォータータンクです。
蓋の形と、印刷された字の感じがなんともいい感じです。

「何かに使えないかなあ。」

私はアンティークでも、飾っておくだけのものには興味がなく、
ちゃんと使える実用的な道具が好きなのです。

私のコレクションとほぼリンクするような
ガラス器のコーナーがこちら。



値段を見ながら、「へえ。こうゆう値段なんだ~。」などと、
同業者の目線で、じっくり商品を見定める私。

持っていない感じのグラスを見つけて、
2個自分用に買いました。



スモークな色と、リムの感じが洒落ています。

私の古道具は、「個人用」と「蚤の市用」
両方、どんどん増えて、今や大変なことになっています。

イギリス製のストーンウェアー

2010-07-06 23:34:01 | 雑貨
アンティークを扱う問屋さんで、
イギリス製のストーンウェアーをいくつか仕入れました。

ストーンウェアーは、マーマレードの瓶だったものとか、
栄養剤の瓶だったものなど、かつて使われていた用途の
様々な古い瓶です。

こちらが、ストーンウェアーと呼ばれる瓶。
かつて、インク瓶として使われていました。



注ぎ口があるところをみると、
なるほどインクが注ぎやすい形に作られています。



ブランド名も何もない、簡素なデザインです。

ちょこっと花を生けるのに適した、
何にでも合いそうなシンプルで美しい形です。



こちらの瓶には、ブランド名が印刷されています。

これらの瓶を扱っている問屋さんの話によると、
なんでもインドでイギリスのアンティークを買い付けていらっしゃるのだとか。
イギリス領だったインドは、イギリスの古いものを
未だたくさん持っているのかもしれません。

これらの古い瓶を持って、明日
甲府の工務店さん“光と風設計社”さんに行ってこようと思います。

さて、古い瓶をどんなふうに使おうかなあ。

デッドストックの調味料入れ

2010-07-04 20:49:27 | 雑貨
一昨日、用があって久しぶりに合羽橋道具屋街に行きました。

目的のものを調達しながら、レトロな台所雑貨のいいのはないかと
キョロキョロ見まわしておりましたところ、
ニイミ洋食器店で、デッドストックの調味料セットを見つけました。



右が、ゲットした調味料セットです。
プラスチックがペカペカにうすっぺらで、
安っぽいけど、古カワイイ感じが気に入りました。
左のステンレス製の調味料ホルダーも
同じお店で見つけました。
赤と黒の蓋の調味料入れを乗せると、
セットになりました。
安っぽさの中にも高級感が漂います。



右は色違いの調味料入れ。
左は、ソルト用です。
縦のリムも、横のリムも
どちらもレトロで甲乙付けがたい、かわいさです。



こちらのソース入れも、ニイミ洋食器店で買ったもの。
ヒマワリの絵が、なんとも安カワイイ感じです。

これらの調味料入れは、すべてデッドストックの未使用品です。

時代おくれになって、売るタイミングを完全に失ってしまい、
放出価格で、投げ売り状態だったのを、
その安さも嬉しいんだけど、
よくぞ売れ残ってくれました、と
嬉々として買い漁った私です。

7月18日の、森のテラス「蚤の市」に、
愛煙家コーナーのほかに、
調味料コーナーも作っちゃおうかな、ともくろんでいます。