LOTUS BLUE DIARY

インテリアとリビングと手作りのお話

SOLEIADO

2013-01-31 10:45:45 | BOX
"SOLEIADO"のプリントが好きです。

プロヴァンスプリントの代表的なメーカーである"SOLEIADO"の歴史は200年以上だとか。
ずっと作り続けている、スタンダードな小紋プリントがこちら。



ロータスブルー カルトナージュ教室の、今や定番的なファブリックと言えます。

こちらは、ボーダーのプリント。



微妙な色調で多色展開しているのが、うれしい。

こちらは、ギャロンテープと言って、ボーダ柄のテープ状になった布です。



こんなふうに、クルクル巻いてディスプレーしてます。



が、飾っているだけじゃいけませんね。真面目に、カルトナージュしなきゃ。
実は最近、熱心な生徒さんにすっかり劣ったペースになっている私です。

2月は、「カルトナージュ月間にしよう!」と決意したところ。

"SOLEIADO"の布で作った、チェストをご紹介します。



木製の取っ手をウッドビーズで作って付けました。

何を入れようかなと思いながら、何も入っていないんですけど、
気に入っている箱です。



Kinoto

2013-01-22 20:35:04 | インテリア
奈良の”株式会社アーキネット”さんのギャラリー"Kinoto"の、コーディネートとスタイリングをして参りました。

設計”株式会社連合設計社”さん、デザインプロデュース"Wasavi Design"さん、コンサルティング”株式会社ジング経営”さん。
4社とも業界トップクラスの先端的な企業です。

エントランスホールは、このようにブックライブラリーになっています。

右手の壁面にあるサインのデザインは"Wasavi Design"さんによるもの。
コ-ポレートカラーは、錆びた鉄のような鈍色の、赤みがかったブラウンです。



以前、香川県のギャラリー"Sorai"にも、アートブックギャラリーを作りましたが、
今回は「すべて本ではなく、ところどころ面白いものを置きましょう。」ということになりました。



"Wasavi Design"さんの、ビジュアルコンセプトは「モダンだけれども東洋的な要素が入っている。」という一言がキーワードになって、
今回のスタイリングには意図的に古い東洋のものを導入しました。

私が選んだのは、



「中国の刷毛」と、「日本の古い軟膏瓶」。
この小さな瓶は、富山県のブロカント”スヰヘイ舎”さんで買いました。

左は木で出来た「牛の札」、右の金の道具はインド製の「罠」です。



こちらは、インドの「ウッドブロック」。更紗の木版です。



どことなく、形がおうちみたいです。

ワイヤーの「バスケット」と、「ヘンプコード」。



それから、2本の「燭台」。



モダンな洋書と、古い東洋の道具のコントラストが美しく決まったと思います。

こちらは、エントランスからの眺めです。



カウンター奥と、ミーティングスペースの壁面に、古い丸帯で作ったパネルを飾りました。



菊と牡丹と尾長鳥の、華やかな花鳥柄の帯地と、



渋いけれど決して地味ではない、格調高い松文様の帯地。



美しい2枚の帯は、地元の骨董屋”お月さん”で見つけました。
鈍色のコーポレートカラーに馴染むような、地味派手な帯が見つかって良かった~。

カウンターの裏の壁面から突き出たペニンシュラー型の大きなキッチンと、
平行に位置する長いアイランドカウンター。



キャニスターに、パスタや豆、お菓子を入れました。

カウンターは、扉のないオープン収納になっています。



もう一つのミーティングスペースの壁は、ホワイトボードになっています。



ここを白紙のままにして高山に帰ったのでは、スタイリングを完璧にやったとは言えないのではないか。
「何か書かなくちゃ・・・。」と使命感に駆られ、思わずMARVIN GAYEとTAMMI TERRELLの
"Ain't No Mountain High Enough"の歌詞を書いてしまいました。
実は、この曲は私の人生のテーマソングなのです。
驚いたことに、この曲、社長の結婚披露宴の時の入場に使われた曲でもあったそうです。

偶然にも、社長と奥様、そしてこの私もR&B好きという共通点があったのでした。



人生って、こうゆう偶然があるから楽しいです。

ミーティングルームの壁はホワイトボード、そしてキッズルームの壁はブラックボード(黒板)になっています。



こちらにも、素直に落書きしました。
よっし、スタイリングはやるだけやったので、ほぼ完璧だあ。

最後に、今回、キッチンのハイテク度におどろきましたのでご紹介しますね。

こちら、"GAGGENAU"の最新のIH。



なんと、スイッチがマグネットで着脱できるのです。



う~ん、「最先端」というか、「近未来的」というか・・・。

日常が、「昭和のまま」「ダサかわいい」「ローテック」な生活をしている私ですが、
仕事となると、じつは先端的なところにいるんだな、と自覚した今回のお仕事でした。


















桐箪笥、こたつ、裁縫台。

2013-01-16 21:49:43 | インテリア
古いおうちの片付けを手伝った時にいただいた桐箪笥を、3階の客間に置きました。



引き戸に桜があしらわれた、クラシカルな箪笥です。
持っている着物を、全て収納することが叶いました。

衣桁にかかっているのは、更紗の布です。

炬燵がけに使っているのも、更紗です。



更紗の中でも、大きい柄のものは布団更紗と言います。
こちらの布団更紗、正方形だったので炬燵がけにピッタリでした。

置床のように使っているこちらの台は、古いおうちから出てきた裁縫台です。



ランナーのように敷いているのは、3枚の布団更紗を接ぎ合わせて作ったものです。
古い家具と更紗のおかげで、客間は追い討ちをかけるように、レトロさを増しています。

告白しますと、この桐箪笥と裁縫台、3階まで一人で運びました。
桐箪笥は、三つに別れるのと意外に軽いので楽勝だったんですが、
裁縫台は結構重かったです。
なんせ分厚い無垢材ですから。

一人暮らしなので、力仕事も全て自分でやらなければなりません。
運搬作業、現場作業、版画彫りと、このところの私の仕事は結構力が要る作業ばかりです。

めっきり筋肉質で、ますます男らしくなっていく永井なのであります。

ところで、17日から22日まで、東京と奈良に出張して参ります。
その間、LOTUS BLUEをお休みさていただきますので、
よろしくお願い申し上げます。



最近のキッチンの様子。

2013-01-10 16:10:32 | インテリア
去年の12月に、古いおうちの片付けを買って出て、
古い家具や調度品をことごとく引っ張り出すお手伝いをさせていただきました。

その際、手に入れた2脚の椅子が加わった、キッチンの様子がこちら。



暖かくなったら、ここで食事するのも良いな、と思っています。

このキッチンを使い始めてから一年とちょっと、
だんだんとこなれ、やっと落ち着いたと言えると思います。



一人暮らし用に、小さな古い鍋をいくつか買い足しました。

アメリカ製の無地の鍋と、日本製のダサいプリントの鍋、
どちらもよく使うお鍋です。

いろんなニュアンスのグリーン色のものが増えて、賑やかになりました。

古いおうちから出てきた有孔ボードを取り付けました。



”Current Hunger Board カレントハンガーボード”という製品名です。
60年代には、こんな既製品の有孔ボードが存在していたんですね。



キッチンツールをぶら下げておくと、サッと取って、サッと片付けられるので
便利なことこの上なしです。

鍋敷きやトレーは、このようにエンボスのバーを渡して収納することにしました。



どうです、なかなかニートでしょ。

料理好きでもあるけど、それより増してキッチン好きな私です。

高山に戻ってきて最初にしたことが、母のキッチンのリフォームでした。
そしてようやく自分のキッチンもコンプリートしたので、
次は誰かのキッチンを可愛くするお手伝いをしたい、と思っています。

もしそんなお仕事のオファーがあれば、ぜひとも「やらせてください。」

よっし、今年は業務拡大といこうかな~、な~んて思っています。

元旦

2013-01-01 12:05:33 | ショップ・ロータスブルー
新年、あけましておめでとうございます。



ロータスブルー、オープン以来、二度目の新年を迎えることができました。

店頭に、小さなしめ縄を飾りました。



南天と糸巻きを付けました。
「難を転ずるように。」赤い糸が「人と人の縁を結んでくれますように。」祈りをこめて。

家の入口には、松飾りを飾りました。



鏡餅も定位置にお供えしました。



手芸の上達を願って、針山を添えてみました。

大晦日の夜、御屠蘇を仕込みました。



お客様に、一献差し上げたいと思います。(お車でなければ是非。)

正月を寿ぐよう、和の器を並べています。



本日、火曜日ですが営業することにしました。

相変わらず気まぐれ営業ですが、どうぞ今年もよろしくお願い申し上げます。