LOTUS BLUE DIARY

インテリアとリビングと手作りのお話

「自然素材を身に纏う 展」コーディネート集

2015-10-22 21:50:08 | ショップ・ロータスブルー
「自然素材を身に纏う 展」を開催しています、と宣伝すると
「永井さんは何か作っているんですか?」と聞かれます。

同展に関して、私は空間を作ること、商品をディスプレーすること、商品の素晴らしさを知っていただけるようあれこれ仕掛けをすることが
仕事であり、完全な黒子に徹しています。

思い起こすと、私が大学を卒業し就職したのはディスプレー会社でした。
私の仕事のスタートはファッションディスプレーであり、アパレルに関係していなくもない世界にいたということになります。
ディスプレーするための服をコーディネートするとき、その商品がどういう意図でデザインされたのか判断し、どう見せたら商品が良く見えるのかを考え、ウィンドーやステージの構成をしなければいけません。
自分の趣味、好みではなく、職業として洋服のコーディネートするのが仕事の一つであったというわけです。

インテリア、飾り付けが三度の飯より好きな私ですが、生活にかかわること、衣食住は全てつながっているので、
食べること、装うことも仕事と同次元で侮ってはいけないと常日頃から思っています。

前置きが長くなりました。

仕事も実生活も一体となった「自然素材を身に纏う」というテーマの、実際のコーディネートをご紹介したいと思います。

「自然素材を身に纏う」の、それぞれの作家さんのファンとなりカスタマーとなってしまった私。

今年買ってしまって、早速楽しんでいるのがこちらのコーディネートです。



デニム素材のポケットワンピースと、同素材のジャムパンツのセットアップです。
鎖編みのネックレスはDecolaさんのもの。
ストイックといっていいほどワントーンでまとめてみました。

昨年買ったお気に入りのデニムのオーバーオールスカート。



maaさんのウールガーゼストールを合わせ、Gジャン他すべて紺一色でコーディネートしました。

こちらも去年買ったもの。ブルーグレーのカシュクールドレスです。



前を閉じてワンピースのように着て、首にクシュクシュとコットンレース編みのストールを巻きます。
グレーのカラータイツを履いて。

同じカシュクールドレスの前を開けて、ローブのように着ます。



ピンストライプのシャツとチノクロスのワイドパンツ、パールのチョーカーを合わせます。
チノパンと同素材のハンチングを合わせれば、同じ服がボーイッシュでキリッとした感じにガラリと変わります。

同じ形で袖丈の長い黒のカシュクール。



黒ずくめで、PECANさんの真鍮のブローチをアクセントにしたコーディネートです。

真冬には、セーターをインにし、ニットのスカートを合わせます。



模様編みのニットもまた良いもの。GiririlAさんのグローブが映えます。

このローブのようなデザインが好きで今年買ってしまったのがこちら。



素材はリネン、マッシュルームという名のデリケートなベージュです。

私は、本当にベージュが好きです。

最後にご紹介するのは、今回買うことは断念したのですが(似合わないので…。)是非どなたか似合う方がいらっしゃったら、こんな着方はどうでしょうというコーディネートです。



夏服の代表素材であるリネンに、あえてフェークファーのショートコートとファーの帽子を合わせたのですが、ダメですか?

ブランド志向ではないのですが、色と質感が合ったのでCoCoのバッグを組ませました。靴は長年愛用しているPATRICK COXのWannabeのヒールローファーです。

なんか、タンスをひっくり返した様子をお見せしているようで恥ずかしいんですが、是非ともコーディネートのご参考にしていただきたいという一心でこのようなネタをお届けした次第です。

「自然素材を身に纏う 展」、残り三日となりました。

是非手に取り、羽織ってみてほしい。そして必ず似合う一点を見つけてほしい。綺麗になって幸せな気持ちになってほしいと思っています。


どうぞよろしくお願い申し上げます。










自然素材を身に纏う 展 中日です。

2015-10-21 09:47:42 | ショップ・ロータスブルー
10月16日から始まっている「自然素材を身に纏う展」、好評のうちに中日に突入しました。



今年はどんなのがあるんだろうと楽しみに待っていたBalance+さんのリネンは、
新デザイン、新色が加わってさらに充実しています。
パターンがたくさんあって、若い方にも、年配の方にも似合うものが揃っています。



この膨大な数を縫うBalance+さんて、ほんとに男前な方。
まるで侍の様なお人柄だと思う私です。

Decolaさんのフェルトのネックレスと自前のベレー帽でコーディネートしました。



今回は、ほかにもドレスにぴったりのくさり編みのネックレスをたくさん作ってくださいました。

ショップオーナーでもいらっしゃるDecolaさんの作るものは、どこか気が利いていて
わき役のようでいて外すことのできないアイテムなのです。

GiririlAさんは、今年もたくさんのニット作品を作ってくださいました。



無地のお洋服に映える手袋や帽子、マフラーなど。
お料理で言うとスパイスのように効く存在です。

GiririlAさんは、少し前にバルト三国にニット研究旅行に行かれたところです。
さらにニットへの愛を深くされたことだと思います。

PECANさんの真鍮のアクセサリー。



今年も新作がお目見えしました。
奇をてらわない、やさしい、自然なデザイン。
どなたにでもきっと似合うものが見つかると思います。
一つ持っていても、二つめ三つめと欲しくなってしまう魅力を持っています。

今回初参加のKokohanaさん。



リース、ガーランドなどに加え、身に纏うものを作ってくださいました。



小さなリースのブローチ、髪留め、靴クリップなど。
可愛らしいお人柄そのものの作品です。

maaさんは、去年人気だったストールに加えスヌードを作ってくださいました。

そして今回は、得意の動物シリーズ、うさぎのブローチが登場です。



感動したのは、LOTUS BLUEのために作ってくださった青い屋根のおうち。
隣のきのこはワークショップ作品で、ピンクッションになっています。



こちらは、ワークショップの様子です。



maaさんのフェルトときのことおさかなの看板。
ツンツンとニードルでフェルトを突いて、1時間ほどで可愛いきのこができました。



Kokohanaさんの用意してくださったドライフラワーと、私がせっせとひろい集めた実が並んだ様子。

特別にリース作りを教えていただきました。
ご一緒に作ったリースがこちら。



真ん中の小さいの二つが私の作ったリースのブローチです。

さて、本邦初公開の記念写真をご覧ください。



左から、Decolaさん、私、GiririlAさん、maaさん、Kokohanaさん、Balance+さんです。
(あ、写真を撮ってくれたPECANさんだけ映っていません。美人ぶりを見ていただけなくて残念です。)

この装いで、7人並んで歩くと凄いインパクトです。
まるで宗教団体のようだね、といって豪快に笑い合いました。

作家さんたちがいてくださった3日間は、楽しくてあっという間に過ぎました。

「また来年も会おうね。」と固く手を握りあって別れを惜しみました。

「自然素材を身に纏う展」、25日まで開催しています。

まだまだ魅力的な在庫がございますので、ぜひぜひよろしくお願い申し上げます。











キッチンの道具いろいろ

2015-10-09 21:45:44 | インテリア
料理好き=キッチン好き=キッチンツールマニアを自負しています。

キッチンツールというのは「雑貨」ではなく「道具」だと思っています。

デザインが美しいのはもちろん、機能的にどうなのか、本当に使い易いかどうかが重要で
それにはまず、自らで使ってシミュレーションしてみなくてはならないと思っています。

蓋を外す動作が必要なく、片手で持ってサッと中身を注ぐことができる、オイル、ヴィネガー用のボトル。
大、中、小とあります。



私は毎日使っています。

ストレートな形で、ホールのスパイスを入れておくのに適した瓶。
それから、スパイスを潰すのに必要な乳鉢の大と小。



生姜や大蒜をすり下ろすのに適したな陶製のおろし器と、おろした具材を無駄なく集め取るのに必要な竹製の刷毛。
おろしの最強コンビと呼んでいます。



木製のレードル各種と、それらを立てるためのユーテンシルホルダー。



どこにでもありそうで、なかなかないので、大量に仕入れていつでもお出しできるようにしています。

ピクルスやジャムを自家製する時、瓶を煮沸消毒するのに必要な道具です。



これがあれば火傷の心配もありません。

バターが少なくなってきたら、小さめの器に入れ替えることにしています。
このままテーブルにも出せるかわいいポットです。



薬味をつまむ専用の竹製のトングです。



トングはそれぞれの用途に合わせ、パスタ用、アイス用、ケーキ―用、サラダ用、焼肉用とズラッ
と揃えるのが理想です。

中華鍋、フライパンを洗うのにはスポンジではなくこのような道具が適しているかと思います。



メディシンボトル各種。



使う頻度の高いものを入れておくのに適しています。

大きなジャー。



お米などかさの大きい物を入れるのにぴったりです。

ザッとご紹介したものは、これまでさんざん仕事で使い、個人的にも使ってみて「良い」と思ったものばかり。

おなじみの「雑貨」、いえ「道具」達です。



”自然素材を身に纏う 展” お知らせ。

2015-10-04 10:56:08 | ショップ・ロータスブルー
自然素材を身に纏う 展 のフライヤーができました。




自然素材を身に纏う

・10月16日(金)~10月25日(日)
・10:00~18:00 ※火曜定休
・at LOTUS BLUE
(店舗専用の駐車場はありません。)

ワークショップのお知らせです。

*フェルトのmaaさん  http://craftmaa.blogspot.com
 きのこの針山をお好きな色で。
 作業時間は1時間強。
 参加費は1800円。

*フラワーアレンジメントのkokohanaさん  http://ameblo.jp/kokohana1011/
 木の実のオーナメント。
 作業時間は1時間弱。
 参加費は2500円。

いずれの場合もご予約の必要はありません。

ご参加お待ちしています。