LOTUS BLUE DIARY

インテリアとリビングと手作りのお話

缶コレクション その16

2008-12-22 06:09:21 | コレクション
先週は、悪性の風邪により本調子が出なかったんですが、
ようやく風邪から抜け出て、今週は完全体です。

このたび風邪をひいて気がついたのは、、
私はすごく丈夫なのに、喉や鼻の薬をどっさりと、
使わないのに持っている、ということです。

完全に賞味期限を過ぎて、カチカチになってしまったハーブキャンディー、
一度も使ったことのない鼻の嗅ぎ薬、薄荷の香りの塗り薬などが
家のあちこちにひしめいている状態なのです。

本日ご紹介するのは、“八掛丹”という、中国製のレトロな喉薬"Herbal Throat Soother"です。

タイガーバームを製造している”虎標永安堂”が発売している、喉のキャンディーで、
薄っぺらい缶が、缶と同じ”虎印”のプリントの袋に入っています。
最初に買ったときは、てっきり”貼り薬”だと思いました。



缶をスライドすると、小さな黒い苦くて甘い粒状のキャンディーが入っています。
フランスには"Pastille"というこれとそっくりのキャンディーがあります。
”八掛丹”は、パッケージはコテコテの中国なんですが、
味は、フランスの"pasutille"そのものです。
不思議に西洋と東洋が出会った味とでもいうべきでしょうか。



缶の裏のプリントもスライドを外してお見せしたいと思います。

なんとも”レトロカワイイ”プリントだと思いませんか。
たぶん、香港や台湾のドラッグストアーや空港なんかでも
未だに売っている、あちらではメジャーな喉飴です。

もしも香港、台湾に行かれたらぜひお土産として推薦したい”缶”です。