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リタイアーのよもやま話

若い時の夢を叶えられなかったことよりも悲しいのは

2013-06-21 20:05:56 | 読書

とある本に次のような言葉があった。

 

若い時の夢を叶えられなかったことよりも
悲しいのは、
若い時に夢を持たなかったことである。

ジャン・ジャネ(フランスの小説家)


このようなことは、若い時には、なかなか
理解できないからやっかいだ。

夢はなくても、面白おかしく遊んでいるだけ
でも毎日が楽しい年頃だから。

夢は叶わなくても、夢中になっていたほうが
あがいた分、振り返るものがあるというのは
事実だ。

夢も希望もなく、無為に過ごして、空虚な過去
を振り返る恐ろしい未来はあってほしくないもの
だ。



夢について、ランディ・パウシェは「最後の
授業」で、次のように語った。


僕はフットボールが大好きだ。
タックルフットボールだ。

9歳のときに始めて、フットボールが僕を成長
させた。
いまの僕があるのはフットボールのおかげでも
ある。

NFL(全米プロフットボール・リーグ)でプレー
することはかなわなかったけれど、その夢を追
いかけたことを通して、そして実現できなかった
ことを通して、実現したさまざまな夢よりも多く
のことを学んだと思うときがある。

と語っている。

また、次のような言葉もあった。

人生とは、何かを計画している時起きてしまう
別の出来事のこと。
以上。

ぱっとしない人生を送った者として、何かしら
救われる言葉である。


若い時の夢を叶えられなかったこと
よりも悲しいのは、
若い時に夢を持たなかったことである。


90歳になった時に、このようなことにならない
ようにしたいのだが。

はたして、どんな夢が持てるのだろう。