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リタイアーのよもやま話

塩分と健康

2010-12-19 23:35:43 | 健康

新聞にあった記事である。

 


日本人の食塩摂取の現状は。

「日本人は世界的に見て最も摂取量の多い集団に位置
します。

厚生労働省の2008年のデータでは、1日当たり
10.9グラム。

1970年代は13グラムを超えており、近年は確かに
少しずつ減少してはいますが、世界的な位置に変わり
はありません。

生命や活力の維持に必要な塩分はこく微量で、素材
そのものに合まれている塩分で十分なのですが、食塩の
味に慣れて過剰に摂取する結果、高血圧などのリスクが
増加しているのです」

ー食塩は、日本人の食生活と切り離せないのでは。
  
「確かに、みそやしょうゆなどは日本食と縁が深く、
こうした食品には塩分が含まれていますが、一般
家庭で料理に使う塩は1日の摂取量の20~30%にすぎ
ないといわれています。

残りの大部分、つまり塩分の主な摂取源は、加工食品や
さまざまな飲料、外食です」

 -具体的には。

「2006年の英国の研究者の発表によれば、食塩
の売り上げの40%は食品業界です。

食塩の含有量を増やせば素材の味は消え、また塩分
の多い食事を食べたくなります。

肉や魚肉を使った製品の多くにも思っている以上の塩分
が含まれています。

塩をたくさん使うことで水分音量を増やすことがてき、
逆に素材の使用量を減らすこともてきるのです。

最近の加工食品では、昔のように保存を主目的に食塩を
使用する頻度は少なくなっていると思います」


「飲料も同様で、多くのソフトドリンク類には塩分が入って
います。

糖分は少なくても塩分が多ければ、のどの渇きが癒やされる
のはその時だけて、また次を飲みたくなってしまいます」

ー1日の摂取量をどれくらいに減らせばいいのか。
  

「厚生労働省が4月に改定した食事摂取基準ては、1日当
たりの食塩摂取の目標量は男性で9グラム未満、女性で7.5グラム
未満です。

5年前の数値から男性で1グラム、女性で0.5グラム、ともに厳しく
なりました。

しかし、血圧を上昇させない食塩摂取量はこれよりかなり
少ないと考えられています」


以上。


塩分に関する新しい知見で、大変参考になる。

 

「飲料も同様で、多くのソフトドリンク類には塩分が入って
います。

糖分は少なくても塩分が多ければ、のどの渇きが癒やされる
のはその時だけて、また次を飲みたくなってしまいます」


これなんて、まさかと思ったのだが、不思議な話である。