キューポラロケ当時との比較写真
You Tubeで懐メロを探しているうちに、偶然に見つけた。
1962年、今から48年前の映像と現在とを比較している。
1962年だから、わたしが中学1年の頃の話だ。
田舎生れだが、不思議なことに、川口市のこの白黒の写真
には、何かしら郷愁がわきおこる。
わたしは、高校を卒業して、上京した。専門学校に入学
するために。
1967年の18歳の時だ。70年安保の賑やかさは、未だ遠い
ところにあった。
まだまだ、キューポラのロケ当時の時間が流れていた
ように思える。
60年代なんだからと、勝手に、思っている。
鹿児島から立ちっぱなしの急行?かなんかで、東京まで
来た記憶がある。
ラーメンが80円くらいかな?
時たま、食べる130円くらいの鰺フライ定食が最高の
ご馳走だった。
喫茶店で、コーヒーを飲むなんて、とんでもない
不良のような気がしたものだ。
映し出される見ず知らずの遠い昔の人達が、なぜか
親しい友人のように思えてきたりする。
懐かしい時間が流れて、満たされた気分になる。
こんな時間に出会うなんて、不思議だ。
この写真に写っている人たちは、今何をしているのかな?
なんて、問いかけたりしている。おかしな話だが。
もしかして、いい時代に生れたのかな?
情報化時代のYou Tubeがこんなアナログな時間を
共有させてくれるなんてね。
実は、わたしも故郷の30年前の写真をブログに
アップして昔の面影を残そうなんてやっている。
実際は、自分の子どもの頃のイメージに近いように
修正している。
それにしても、こんな素晴らしいアイデアの作品に出会う
なんてね。
幸せな気分になる。たまには、こんことがあっても、
いいのかも知れない。
アップしてくれた方へ、どうもありがとう。