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リタイアーのよもやま話

人生に目的はない

2010-12-07 23:59:20 | 人生

森博嗣氏の本にあった言葉である。

 


人生に目的はない


人生に目的はない。目的がないということが重要な
ことだと思います。

明らかな目的があったら、きっとつまらない。


なんとも、複雑な気分になる。

悪魔的な言葉である。

この言葉、そう簡単に真に受けるわけにはいかない。
なんせ、彼は、一生不自由しないほどの金を儲けた
と言っている。

たいがいの人間は、金に不自由しないほどの資産が
ほしいものだ?

(わたしは、10億円ほどの金が欲しい。
勿論、これは、不可能なことだが。)

そして、なんらかの社会的認知がほしいものだ。

(残念ながら、わたしには、その才能は、まったく
なかったようだ。最大の欠陥は、社交性の欠如
である。この点だけは、父親のDNAを受け継ぎ
そこねたようだ。これでは、いかに野心があって
も、成就することはできない。)

だから、そのために、あくせくしている。

そのあくせくのために、たいがいの人は、何らかの
目的をもって、日々足掻いているのだろう。

だから、自分の生活の中に、目的や目標がないという
ことは、恐ろしいことである。


社会的な名声もそして、資産も十分にある森博嗣氏
は、「明らかな目的があったら、きっとつまらない。」
と言っているが、

行き当たりばったり出会ったサプライズに、何かしら、
自分の人生を豊かにしてくれるものがあるなんて、
考えることができることは、なんという贅沢であろうか。


「人生に目的はない。目的がないということが重要な
ことだと思います。」

こう言い切っていながら、社会的な名声も一生涯不自由
しない資産も獲得できるのだから、選ばれし人なんだろう。

 


人生に目的はない。目的がないということが重要な
ことだと思います。

明らかな目的があったら、きっとつまらない。

これって、能力ある選ばれし人となれば、成立
する話であろう。


極めて悪魔的な言葉であり、真実であると思う。

生まれ変わって、言ってみたいものだ。

 


健康若返りの鍵を握るミトコンドリア

2010-12-07 12:09:04 | 健康

今朝の新聞にあった話である。


以下、新聞より。


健康若返りの鍵を握るミトコンドリア

強めの有酸素運動で増加


われわれの体の細胞の中でエネルギーをつくっている
ミトコンドリア。

細胞内小器官とも呼ばれる、この小さなミトコンドリ
アが健康や若返りに密接な関わりを持っていることが、
専門家による最新の研究で明らかになってきた。

「老いとは、体が持っている、エネルギーをつくる能力
が低下すること。

その点で、若返りの鍵を握っているのがミトコンドリア。

認知症もミトコンドリアが生み出すエネルギーの低下が
原因の一つと分かってきた」と太田成男日本医大教授
(日本ミトコンドリア学会理事長)は指摘する。

最近「体が若くなる技術」 (サンマーク出版)という
本を出版、ミトコンドリアの重要さをアピールしている。


ミトコンドリアは、人では一つの細胞に100~数千個も
あり、取り込んだブドウ糖や脂質を酸素で分解してエネル
ギーをつくり出している。

体の衰えがエネルギーをつくる能力の低下であることを
示す分かりやすい例が「中年太り」。

これはエネルギーをつくる能力が衰えたために、食事で
取り込んだエネルギーの原料を使い切れずに余らせてし
まうからだ。

また、パーキンソン病は、脳の黒質と呼ばれる細胞が死
んでしまうことで起きる病気だが、最近、古くなった
ミトコンドリアを除くことができなくなって起こる病気と
分かってきたという。

古いミトコンドリアぱかりになると、効率よくエネルギーが
つくれなくなり、体に害を及ぼす活性酸素が発生しやすくなる。

そのために神経細胞が殺されてしまう。

「エネルギーをつくる能力をアップさせることができれば、
体力がアップする上、若々しく、太りにくい体になる。

このエネルギーをつくる能力のアップこそ、体を若々しく
する機能の正体で、それはミトコンドリアの量を増やすこと」
(太田教授)

最近は、ミトコンドリアの数が割合簡単に増えることが分か
ってきた。

自転車こぎやジョギングなど、やや強めの有酸素運動を行う
だけでミトコンドリアが増える。

1日2時間自転車に乗る運動をI週間続けると30%もミトコン
ドリアが増える実験結果が出ている。

運動してハアハアしなくなるのは、体に取り込んだ酸素をミト
コンドリアが有効に使えるようになったということ。

ミトコンドリアの量が増えると、質もよくなり、効率よくエネ
ルギーをつくれるようになる」
(同)

太田教授によると、ミトコンドリアを増やすには①やや強めの
有酸素運動をする②背筋を伸ぱす③寒さを感じる④空腹を感じ
る-の四つ。

いずれも最新の論文に裏付けられている。

神経細胞のミトコンドリアを増やすには、脳の血流を増やす。

運動は間接的に脳の血流を増やすことになるのでお勧めという。

また新しいことに興味を持つことも脳の血流を増やすことになる。

太田教授は「ミトコンドリアの量が増えれば、エネルギー生産時
の活性酸素の発生も抑えることが分かってきた。

生命の根源であるミトコンドリアを増やせば、10年ぐらいは簡単に
若くなるはず」と話している。

 


ミトコンドリアを増やす
   四つの方法


1 やや強めの有酸素運動をする
2 背筋を伸ばす
3 寒さを感じる
4 空腹を感じる


以上。

 


エイジレスについて、このような科学的な発見があると、
取り組む意欲の向上につながる。

結局、まずは、適度の運動と筋力の維持が要のようだ。

いい時代に生まれたかも知れない。