森林ジャーナリストの裏ブログ

表ブログに書けない、書く必要もないドーデモ話をつらつらと。

里山がコンセプト

2007-05-05 13:36:33 | 森林モノローグ

昨夜飲みに入った大阪の居酒屋は、「里山をコンセプト」にしているとのことだった。

まあ、街角でもらった割引券付きチラシを見ただけだから、詳しい意図は知らない(あるのか?)が、ともかく入ると、多少インテリアが民家風で雑木を飾りつけしていたり、メニューに田舎風料理がある程度のもの。チープな感は否めなかったが、少なくても「里山風」という言葉に引かれて入ったのだから、この言葉には客を呼び寄せる力はあるようだ。

実は、昨日の昼は、生駒山の中に開店した手打ちうどんの店を訪ねていた。ハイキングコース?沿いとはいえ、決して観光地でもないところの元農家の建物を改造したうどん屋がオープンしたのだ。なんでも、大阪で修業した職人さんだとか。
訪れると、満員で、私は庭のテーブルで一人うどんをすすった。が、そこは農家の裏に隠れた棚田が見える、なかなかの特等席だった。お客も、ハイカーばかりではなく、わざわざ車でやってくる人も多そう。

その後に寄った知り合いの森の中の陶芸家のところでも、お客さんはその環境を喜んでいる。単なる陶芸教室ではなく、森の中にあるということに価値があるようだ。

かつては里山とか雑木林とか田舎には、あんまり優れたイメージはなかったように思う。しかし、今やブランドなのだ。時代の風は吹いているなあ、と思う。

でも、最後に私は、生駒の住宅街にある隠れ家的なバーに寄って、シングルモルトをなめていました。田舎や里山ばかりでは、やっぱり寂しいのよ(^o^)


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