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まったり まぎぃ

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『ハンムラビ法廷~初恋はツンデレ判事!?~』完観

2019-06-29 19:17:50 | 韓国ドラマのエトセトラ
ハンムラビ法廷~初恋はツンデレ判事!?~ DVD-SET2
エル(INFINITE),Ara,ソン・ドンイル,リュ・ドクファン,イ・エリヤ
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン

レビュー一覧は、こちらから。

 

ハン部長判事がソン部長判事を殴り付けた後、首席部長判事にくってかかったのを、その場に居た者全てが凍りついたように見つめていました。

そこに、ぺ部長判事が。

慌てて割って入り、その場を収拾しようとしました。

ソン部長判事は、味方を得たように俄然気を取り直し、チャオルムだけじゃなく、ハン部長判事も懲戒委員会にかけてやると息巻きました。

 

その時、バルンが進み出ました。

「まずは僕を懲戒に。」

彼が同僚に署名を求めいていた用紙には”まずは私を懲戒せよ“と言うスローガンが掲げられていました。

「パク判事は、パワハラに対し問題提起しただけです。問題提起を力で抑えるなら僕らも力で対抗します。まずは僕を懲戒処分に。」

チョン判事も進み出ました。

チョン判事の上司であるぺ部長判事は慌てて制止しようとしました。

「部長!僕も判事です。一人の判事として決意表明をしています。他にもいます。」

そう言うと、チョン判事の左陪席であるキム判事も歩み出て来ました。同じ意見です・・・と言って。

僕も判事です。パク判事への懲戒要求は間違っています・・・と。

 

ぺ部長判事は、とにかくこの場を納めようと、首席部長判事を促して出ていきました。

 

地裁内部にこの一件は広まったようですが、皆が皆同じ考えを持っているわけじゃありません。

署名はなかなか集まりませんでした。

スローガンが負担なのかもしれないとチョン判事は言いましたが。

それでも、立ち止まっているわけにはいきません。署名を集めるために駆け回りました。

チャオルムは、自分の事で周囲までもが懲戒処分を受ける羽目になるのではないかと心配になりました。

初めて心配する側に立ったと言えます。

いつも心配させる側でしたからね。

 

あなたは人を変える能力を持っています・・・と、イ速記者は言いました。

彼女も、今、新しい事に挑戦しているのです。脚本家への道を。

 

チャオルムにとって最後になるかもしれない裁判が始まりました。

浮気した妻が暴力を振るう夫を殺してしまった事件です。

チャオルムが担当ということもあって、世間は注目していましたから、傍聴席は多くの傍聴者で埋まっていました。

この裁判は、国民参与ということで、陪審員が参加することになっています。

バルンは、その中に見たことのある人物が含まれていることに気がつきました。以前、酔っぱらって地下鉄の中で騒いでいた老人です。いかにも昔の古い考え方を持っているようにバルンは思いました。騒いでいたのを思うと、攻撃的だとも思えます。

 

裁判は、圧倒的に被告に不利な状況でした。

やはり、妻が夫を殺すなんてことはもっての他と言うのが社会通念であり、ましてやその妻が浮気していて、それを知った夫によって暴力を受けるのも当然という雰囲気が支配していました。

傍聴席の空気に陪審員が影響を受けるのではないかと、チャオルムとバルンは不安でした。

弁護士も最初から弱気でした。

検事の勢い、傍聴席の勢いに押された感じで、ろくに証人質問もしません。

そのまま終わりそうになるのを見たチャオルムは、自分が質問することにしました。

 

チャオルムは、事件に至るまでの詳細な事情、事件当日の被告の様子など、細かく証人に質問しました。

そうすると、検事が隠していた都合の悪い証言が次々と出てきたのです。

体格の良い夫が小柄な妻に常日頃から暴力を加えていたと分かりました。夫自身が浮気者で女性問題が絶えなかったことも。

そして当日、夫は妻の肋骨が折れるほどの暴行を加えていたのです。

妻は夫の服を繕っていたときで、だから傍に凶器となったハサミがあったのです。

状況が不利になっていると気づいた検事は、裁判官であるチャオルムは主観を持って裁判に介入しようとしていると異議を唱えました。

それを、ハン部長判事が遮りました。

「主任裁判官は今検察側と弁護側に代わってすべき質問をしてるのです。着席を。」

検事は黙るしかありませんでした。

 

その頃、地裁の掲示板に一通の告発文が書き込まれました。

なんと、ホン判事です。

彼女は、この状況を黙って見ている事ができなくなったのです。チャオルムに懲戒処分を要求しているソン部長判事が自分にしたパワハラの詳細を公表しました。

皆、驚きました。

ここまでとは思っていなかったでしょう。

この書き込みを首席部長判事やぺ部長判事も読みました。

流石にスルーすることはできないと感じたようです。

ま、ぺ部長判事は、もっと騒動になることの方を心配してるようですけどね。

この書き込みによって、ソン部長判事の元陪席たちも声を上げ始めました。全員が同じようなパワハラを受けていたのです。

ホン判事は、首席部長判事に直接事情を説明しに行きました。きちんと筋を通して告発しようと考えたのでしょう。

 

首席部長判事は、結論を出しました。

チャオルムの懲戒要求は撤回する。ソン部長判事に対する懲戒手続きを始める・・・と。

そう、ソン部長判事に伝えました。

当然、ソン部長判事は信じられないし、受け入れられません。必死にすがりましたが、首席部長判事は背を向けました。

 

証人の供述が終わり、陪審員たちの話し合いが始まりました。

一人の陪審員が、規則を破って私的に事件を調べたり評議前に陪審員同士の話し合いは禁じられているにも関わらず打ち合わせをしようとしたことが分かりました。

だから、その男性陪審員はその場で解任されてしまいました。

で、補充陪審員として部屋に入って来たのが、バルンが地下鉄で見た老人だったのです。

評議は被告に不利な意見が殆どでした。

それで結論としてまとめようとなったのですが、そこで異議を唱えたのが、意外にもその老人だったのです。

老人は、被告の妻の心情にもっと寄り添った考えが出来ないだろうかと言いました。

一人の人間の人生がかかっているのだから・・・と。

評議は長時間に及びました。

そして出した結論は、無罪。

 

NJグループは福祉財団の発足式を開催していました。

足の悪い妹のために頑張って来たヨンジュンは、誇らしい気分で挨拶をしていました。

そこに、あの息子を医療ミスで失ったハルモ二が乗り込んで来て、息子を返せと叫びました。

そしてもう一人、記者となった女性も。

彼女は、ヨンジュンの義兄の暴行事件の控訴審で証言を撤回した被害者の母親がセジン大学病院のVIP室に入院中だということを確認しようとしました。母親が優先的に臓器移植を受けられることになっているとか。

母親の命と交換に事件の揉み消しを行ったのですか?!・・・と言う記者の質問で、会場は大騒ぎとなりました。マスコミも大勢駆けつけている発足式ですからね。

もう口止めするなんてこと、出来ないでしょう。

追い討ちをかけるように女性記者は質問しました。

なんと、ハルモ二の息子の手術を最初に担当したのは、ヨンジュンの義兄だったのです。手術室に最初に入った医者は、お酒を飲んだように赤い顔をしていたのに、出てきたのは別の若い医者だったとハルモ二が以前から訴えていたのです。

ヨンジュン、得意の絶頂の時に奈落の底に落とされた気分でしょう。

 

陪審員の無罪の結論を受け、44部の3人はほっとしました。

そして、ハン部長判事は辞表を提出してきたとチャオルムとバルンに伝えたのです。

思いもよらない話に、二人は驚き混乱しました。

必死に引き留めましたが、ハン部長判事の決心が変わることはありませんでした。

 

裁判が再開されました。

ハン部長判事が、被告は無罪と宣言しました。

 

そして、最後の裁判を終えて裁判官席を降りて行きました。

傍聴席、陪審員席に向かって丁寧に頭を下げて挨拶をしました。

実務官たちとも一人一人と握手をしました。

 

エピローグが笑えました。

 

期待以上に面白かったです。

くすっと笑わせてくれて、台詞に感じ入り、しみじみ泣かせてくれたり。

ハン部長判事を演じているソン・ドンイルssi、本当に上手いです。幅広い役をこなすので、毎回毎回違う表情を見せてくれます。特にコメディ演技は最高です!

それと、何と言っても、エルssiの魅力に気づいたことも収穫です。


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『ハンムラビ法廷~初恋はツンデレ判事!?~』TV放送版 15話まで

2019-06-29 11:13:51 | 韓国ドラマのエトセトラ

 

 

ハンムラビ法廷~初恋はツンデレ判事!?~ DVD-SET1
エル(INFINITE),Ara,ソン・ドンイル,リュ・ドクファン,イ・エリヤ
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン

レビュー一覧は、こちらから。

 

ハン部長判事は、激怒しました。

チャオルムの差し出した辞表を破り捨てました。

「判事になって何ヵ月だ!なぜ一人前に退官届を出す?!」

「性急な判断で被告人を苦しめました。責任を取ります。」

涙をこらえながらそう言ったチャオルムに、ハン部長判事は言いました。

生意気な!一人で裁判をしたのか?!裁判長の私とイム判事は飾り物か?!

済みませんでしたと頭を下げた時、こらえていた涙がこぼれ落ちました。

 

必死に止めようとするバルンに、チャオルムは言いました。

これ以上続けられません。私が続けたいと言ったところで無理なの、分かりますよね?・・・と。

 

ソン部長判事は、もう偉そうなのよ(*`Д´)ノ!!!

首席部長判事に対する態度なんて、もう同じ人間かと思うくらいに上から目線。やっぱり、首席部長判事にも恨みを持っているのです。以前は卑屈なくらいに低姿勢で接していましたからね。

誰かが責任をとらなくてはいけないでしょ・・・と、チャオルムにを追い出そうとせっつきました。

 

ハン部長判事は苛立っていました。

なので、妻が夫を殺した事件の裁判の時、傍聴席が何度注意しても騒ぐので、キツく注意しましたし、大学生による家出少女暴行事件で被告人の母親が息子をかばいたてるのを聞いたら、被害者の苦しみも考えようとせず我が子の事だけなのかと激怒。裁判長という立場を忘れて、言いたい放題。

これはマスコミにとっては美味しいニュース。

暴言常習犯だとハン部長判事を書き立てました。

 

チャオルムへの懲戒手続きが始まるようだとイ速記者がバルンに知らせてくれました。

そしてそれがソン部長判事の強引な要求によるものだということも。

助けたいのに方法が分からない・・・とチョン判事。チャオルムを愛する皆の共通の思いでした。

 

「全てを投げ出していいですか?法服は私には重すぎたようです。」

チャオルムがバルンに言いました。

「正直、もう全てにウンザリしました。全部やめて無責任に怠惰に自分勝手に生きたい。ダメかしら。」

バルンは慰める言葉が出ませんでした。

 

バルンは母親に聞きました。

「世の中はウンザリする人間やつまらない奴だらけでは?なのに、何故父さんは人助けに精を出すのかな?裏切られながらさ。誰のために。」

誰のためでも無いわ、自分が好きだからやってるのよ・・・と、バルン母。

人のためじゃなくて、そういう生き方がしたいだけ・・・と。

「人は皆、なんだかんだ言って好きなように生きてる。そういうものよ。」

母さん、時々カッコいい・・・と、バルンは言いました。

吹っ切れた?バルンやぁ。

 

「全て投げ出したいなら、好きにすればいい。それも人生だ。」

バルンは翌朝チャオルムにそう言いました。

でもその前に、1つだけ付き合ってほしいんだ・・・と。

明日すぐ、旅行に行こう、土曜日だから。

 

おしゃれして待っていたチャオルムの前に、バルンが自転車を用意して現れました。

旅行っていうのは、題して”バルンツアー“。

自分がこれまでどうやって生きて来たか、チャオルムと出会った頃、自分は何を思っていたかを、バルンは知ってほしかったのです。

 

育った町、よく通った古本屋、アイスクリーム、伝統家屋の立ち並ぶ坂道。

そのそここにバルンの思い出がありました。

考えてみれば、チャオルムは、自分の事はバルンに話したけど、バルンからはあまり話を聞いていなかったと気づきました。

随分前からピアノを習っていたことも知りました。引けるのは一曲だけ。これって、昔チャオルムが弾いた曲だよね?

チャオルムは鬱々としていた気分が徐々に軽くなっていました。

生意気で常に強気のバルンにも、弱いところ隠して来たところがあると知りましたから。

そして、自分への想いの深さも。

 

最後にバルンが案内したのは、一番大事な場所。

チャオルムと知り合って短い時間を一緒に過ごしたベンチのある場所。

そこで、バルンは心に残っているシーンの話をしました。大人しくて引っ込み思案だったチャオルムが、規則を守らない男性に拳を握りしめてぶるぶる震えながらも、断固として抗議したシーン。

最近、あの時のチャオルムを思い出す・・・と、バルンが言いました。勇気を出して不当な圧力に立ち向かう姿を見て。

渡す物があると、バルンが差し出したのは、一通の封筒。

中には、バルンの辞職願が入っていました。

「諦めないで頑張ってほしいけど、どうしても辛くて耐えられないなら、辞めてやればいい。判事なんてさ。僕も一緒に行くよ。どこへだって。右陪席が必要だろ?問題児の左陪席には。」

チャオルム、涙がぽろぽろ。

私も、じんわりと泣けましたわ。

あのバルンが判事を辞めて一緒に行くと言うんですよ!あのバルンが!

泣けるでしょ。

 

バルンが差し出すハンカチを拒否し、チャオルムはkissしました。

バルン。驚いて固まってますよ( *´艸`)

このシーンが綺麗!

 

ハン部長判事は、拘置所にいるカム元部長判事の面会に行きました。

拘置所の中で冷静になったカム元部長判事は、意図せずにではあるけれど、してしまった自分の罪を認識できるようになっていました。

判事と呼ばれていい気になっていた自分を反省していました。法服を着ていなければ、ただの人なのに・・・とね。

私にも判事の資格があるかどうか・・・と、ハン部長判事。

カム元部長判事は、拘置所の中でも、チャオルムの事よりハン部長判事の暴言事件の方が話題になってると言いました。

え?もしかしたら、いつもに増しての暴言は、チャオルムから世間の目を逸らすためだったの?

もしかしたら・・・と一瞬思ったのよね。でも、深読み過ぎるかと。

カム元部長判事、ハン部長判事の様子に何か感じるところがあったようです。まさか、辞めるつもり?

 

祖母の家で、バルンとチャオルムを、44部の皆とアジュンマたちが待っていました。

チャオルムの表情が以前の明るさを取り戻しているのを見て、皆、二人をからかいました。

 

教会で世話されてる子供たちとガオンもやって来ました。

あれ以来、チャオルムは彼らの援助をして来たようです。

そこに、祖母が帰って来ました。チャオルムの母と一緒です。

なんと、チャオルム母は、状態が良くなっていて、娘の事が分かるようになっていました。

チャオルムは抱きついて泣きました。

皆、泣きました。

 

チョン判事は、相変わらずチャオルムに対する世間の風は冷たいままだと心を痛めています。何か、方法は無いのかと。

イ速記者がある本に書かれていた一節を話しました。

”どしゃ降りを止められない時は共に打たれるべきだ“

 

チャオルムに味方の風が吹いて来ました。

以前、チャオルムが担当したハルモニと、インターンへのセクハラ事件と不当解雇の一件で記者に転職した女性です。

ハルモ二は裁判所の前で抗議デモを行ってる人たちに反対に猛抗議しましたし、記者はそんなハルモ二から事情を聞いて、記事にアップしたのです。

小さな事かもしれませんが、チャオルムの応援になるでしょう。

小さな麦が地に落ちて、新しく芽を出すように。

 

チャオルムに、懲戒委員会への出席を命じる通達が来ました。

皆、どうなるか不安でたまりません。

でも、チャオルムは堂々と自分の意見を述べて来ると言いました。自分に非はないと。

 

バルンとチョン判事は、反対の署名を集め始めました。

かなりの人が、チャオルム懲戒に反対の立場を示しているようです。

 

そんなとき、食堂に行ったチャオルムたちは、ソン部長判事が首席部長判事に懲戒委員会をとっとと開けば良いのにと、大声で訴える場面に遭遇。

何も言わないままの首席部長判事に激怒したハン部長判事、ソン部長判事に食って掛かり、殴り付けちゃった!

そして、首席部長判事に向きました。

「見損なった!恥ずかしくないのか?組織のためだからと若い判事を犠牲に?保身に走りやがって。司法府のためにお偉い先輩方は何か犠牲を払ったか?高い所に座って上品ぶりやがって。それが君らの役目なのか?」

食堂にいる全員がこの言葉を聞いていました。

バルンもチャオルムも、涙をためて見つめていました。

感動したのでしょう。


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