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サンマンが瀕死の状態になり、ヒウも大きなショックを受けました。
しかし、ここで停まるわけには行きません。計画通り進めると、チョン検事長に宣言しました。
チョンハグループがサンマンが代表を務める建設会社を買収しました。
これはサンマンも承知の上の計画でした。
この報告を受け、チョ・テソプはこれもまたヒウの仕業だと気付きました。
で、突然、ヒウへアメリカへの研修命令を下しました。
ヒウは、その命令をチョン検事長から聞かされた時、あっさりと承知しました。
「行く前に、チョ・テソプの右腕を切り落とします。」
キム補佐官のことですね。
ヒウはチョン検事長名でキム補佐官を呼び出しました。
そして言いました、検事を辞めるつもりだと。
「辞める覚悟をした検事は誰でも捕まえられる。だが、チョ・テソプを捕まえるには無理がある。だから・・・。」
と、キム補佐官を指差しました。
彼の背後にあるビルのディスプレイに映っていたのは、キム補佐官とチョン・セヨンの姿。
武器ロビイストとの違法な取引の証拠です。
ヒウはその他の罪も羅列して聞かせました。
チョ・テソプは流石に動揺しました。
ニュースでは、既に検察はキム補佐官に対して逮捕状を請求していると言っていましたし。
マスコミの口をふさぐには、遅きに失したと言う感じです。
しかし、キム補佐官のチョ・テソプへの忠誠心はヒウの予想を超えたモノでした。
チョ・テソプを守るためなら、自分の命も惜しくないと常々思って来たのです。
キム補佐官、自殺してしまいました。
武器ブローカーとの違法な取引の罪を、一人で被ったのです。
チョ・テソプ、大きな痛手です。
信頼しきっていた人物ですからね。
ヒウは、辞表を提出しました。
そして、ファン議員の党の公認候補となり、国会議員を目指したのです。
それも、チョ・テソプと同じ選挙区の。
議員になるためではなく、チョ・テソプを倒すためです。
ふざけるのはやめろと、チョ・テソプはヒウに言いました。
そして、何故自分を狙うのか、理由を知りたいと。
「あなたが犯罪者だからです。」
と、ヒウ。
チョ・テソプにも分かりました。ヒウの狙いが自分だと。それ以外に理由は無いと。
ハン・ジヒョンがヒウに忠告しました。
チョ・テソプに勝つ方法は無いと。
ヒウは反対に聞きました。
「チョ・テソプを失脚させようとあなたも準備を?」
驚きました、ハン・ジヒョン。今までそんな事を言われた事は無かったでしょうからね。
「止めてください。とても危険なことです。心配なんです。これ以上誰かが死ぬのは嫌だから。」
前世でハン・ジヒョンも死んだからこそ、自分を生き返らせることが出来たわけですからね。
「見守ってください。僕が必ず捕まえます。それが僕たちの約束でした。覚えてませんよね。僕を信じる気になったら連絡をください。」
ヒウの言葉の本当の意味を、ハン・ジヒョンは絶対に分りませんよね。
選挙戦が始まりました。
誰がどう見ても、チョ・テソプ有利で、ヒウに勝ち目は全くありません。
ある日、イ・ミンスがヒウの弱点を調べ上げ、資料を持って来ました。
校内暴力、強姦、不動産の競売等々、ホントにぃと言うような内容です。
チョ・テソプはそれらをマスコミに流布。
徹底的に悪魔に仕立て上げようとしました。
そんなある日、ハン・ジヒョンから連絡が入りました。
何故分かったんですか?私が準備していることを・・・と、ハン・ジヒョン。
「検事だから。」
そんな答え、納得できませんよね、ハン・ジヒョン。
「信じてください。僕を信じてこそあなたは生きられます。分かっている筈です。チョ・テソプに対抗できるのは僕しかいないと。」
この世にも地獄があることを知らしめます・・・とヒウは言いました。
まず最初の対抗策は、結婚ですとヒウ。
なんと、突然、ヒアとの結婚が公表されましたよ
両親すらニュースで知る始末です。
ギュリは驚きで思わず立ち上がりましたよ。
それを、ク検事とオ事務官が興味深げに見てます
ヒウとヒアの結婚会見には、大勢のマスコミが押しかけました。
ところが、質問は最近話題に上がっているヒウのスキャンダルに関するモノばかり。
ヒウは、チョ・テソプに呼びかけました。
「裏で攻撃したりせず、正々堂々と有権者の前で僕と話しましょう。」
公開討論をしようと言う事です。
挑発に乗る必要は無いのでは?とハン・ジヒョンは言いました。
しかし、余裕綽々のチョ・テソプは、TVカメラの前でヒウを潰す絶好の機会だと思ったようです。
受けて立ちました。
公開討論会が開かれました。
チョ・テソプは今話題になっているヒウのスキャンダルを追求。
ヒウは、これまで調査してきた様々な不正について追及しました。
まぁ、泥仕合の様相を呈してはいましたね。
討論会が終わった時、別の生放送が始まっていました。
ハンミが司会でゲストはハン・ジヒョン。
チョンハグループが広告料を出している番組でした。
ハン・ジヒョンは、長年チョ・テソプの最側近として仕えてきたことで見聞きしてきた不正の数々を公表。
その都度の会話等の音声ファイルも公表しました。
ハン・ジヒョンの身の危険を十分予測していたヒウたちは、ヨンソクに保護を頼んでいました。
しかし、殺し屋が
ジヒョンが妹だという記憶も失っている男は、ジヒョンまでも殺そうとしました。
が、寸前でヒウが到着。
激しい格闘の末、ヒウとヨンソクが何とか勝ちました。
男は、チョ・テソプの忠実な殺し屋として生きて来ました。
倒れた時、男はチョ・テソプに連絡しました。
「済みません。失敗しました。」
ヒウに電話を代わりました。
「私は捕まらない。私に罪があるなら、弱いこの国を変えられなかったことだ。この罪はお前ではなく私自身が自分を罰する。」
チョ・テソプの姿が消えました。
そして、彼に従って来た大勢の権力者たちが、捕まりました。
ハン・ジヒョンもです。
イ・ミンスがヒウを倒すと言ったこと、あれはやはりチョ・テソプに食い込む作戦だったようですね。
ヒウの周囲には、そうやって自分を犠牲にしてもヒウに協力しようとする人たちが集まっていました。
ちょっと出来すぎの感はありますが、気持ち良いので、ヨシとしましょう。
チョ・テソプの遺体が発見されました。
これで全てが終わったようではありますが、世の中の悪は、チョ・テソプだけではありません。
彼の作り上げた世界を引き継ぐ者が既に現れています。
ヒウとヒアの結婚は、発表した段階では作戦でしたが、結局、真実になりました。
めでたし、めでたしです
立ち向かう権力があまりにも巨大なので、とても複雑で細かい展開でしたが、それらを省いて見ると、分かりやすいストーリーではありましたね。
とにかく、イ・ジュンギssiの若さが凄いと思ってしまいました。
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