まったり まぎぃ

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『王は愛する』14話まで

2018-01-24 01:25:54 | 韓国ドラマのエトセトラ

                                

レビュー一覧は、こちらから。

 

ウォンソン公主は、リンの次に父親のワン・ヨン、そして兄のジョンも捕まえました。

ダンは、ウォンに救いを求めました。

その時、ウォンはサンを介抱していました。体調を崩してしまっていたのです。

 

ウォンはすぐさまウォンソン公主の元に急ぎました。

ジョンは仕方が無いにしても、ワン・ヨンも、リンも罪はありません。

でもね、ウォンソン公主の狙いは、最大勢力のワン家を潰してしまうことでした。ダンを世子妃にしてしまうと、勢力はもっと大きくなりますからね。

それに、リンは王位継承者の一人としてウォンより信望が篤いので、これを機に追いおとしてしまおうと言う魂胆なのです。

ウォンは、今、王権を握っています。釈放せよと言えば、それでリンを出す事も出来ます。

母の顔を潰さないために、一応根回しに来たってところです。

しかし、ウォンソン公主は許しませんでした。

 

ダンは、家門が存続できるかどうかの瀬戸際にあるというのに、一方で、ウォンとサンの仲を嫉妬していました。

そんな自分に嫌気がさしていましたが。

ダンは、リンに免じて許してほしいとサンに頼みました。

でもね、罪はダンの想像の上を行くモノです。サンは、最初、恩のあるダンを傷つけないよう、詳細を話しませんでしたが、やっぱり我慢できなくなりました。許すなんてこと、出来る筈がありません。

ダンも知っておくべきだと思ったのかもしれません。

ジョンが如何に酷い事をしたかを、ダンにぶちまけたのです。

流石に、ダンも許してくれとは言えなくなりました。

 

サンとヨンべクがウォンソン公主に呼ばれました。

ワン家の者たちを尋問するのに、被害者家族も立ちあうようにというお達しでした。そして、目撃者でもあるサンに、ジョンと殺害犯とが手を結んでいたことを証言するよう、指示されたのです。

でも、サンが見たのは、腕に蛇の入れ墨がある男・・・ムソクたちが、商団の使用人や護衛を皆殺しにし、母まで殺したと言う事。そして、ジョンはと言うと、自分を助けに来た事しか見てはいないのです。

リンが言ってた証人も、ジョンと犯人との関係までは証言してはくれませんでしたから。

それでも、やっと一味の一人ジョンを処罰することができると、サンは証言する事を約束しました。

 

ところが、尋問場に行こうとしたサンを、ウォンが引き留めました。

リンを許してくれというのです。サンの証言如何では、リンやダンにも影響が及ぶことは必至です。

必ず自分が償うから・・・とウォンは言いました。

そんな事、出来る筈がありません。

リンはともかく、ジョンをこのまま許すなんてこと、到底できないとサンはウォンの頼みを撥ねつけました。

 

ところが、いざ、尋問場でリンの前に立った時、ジョンの罪を証言することは出来ませんでした。

勿論ジョンは憎いです。

でも、リンは・・・。

いつもサンが気がつかないのに守ってくれ、庇ってくれていたわけで。

リンを振り返って見たサン。リンもサンを見つめていました。そして、小さく頷きました。

サンに証言を促す意味でした。

なのに・・・サンは、ジョンの罪を証言しませんでした。

リンのために長年の恨みを忘れることを選んだのです。

 

ウォンソン公主は計算が外れたことに気分を害し、席を立ちました。

ウォンはほっとしました。

その時、サンが倒れそうに。

ウォンが抱きかかえて、尋問場を出て行きました。

リンは縛られて身動き取れない状況にあるのに、サンに手を差し伸べようとしました。勿論、不可能でしたが。

ウォンに支えられて歩きだしたサンは、リンをもう一度振り返りました。

何とも言えない表情です。

 

結局、ジョンは謹慎処分。ワン・ヨンの財産は没収され国庫に入りました。

そして、リンは、遠方の官職に就くことになったのです。勿論、ウォンソン公主の決定です。

ウォンソン公主は、リンとサンの想いを察しました。

あの眼差しで分かったようです。

ウォンはそれを否定しました。

実は、サンが証言する前、リンを見つめていたことに気が付いていました。でも、それは恋心ではないと思おうとしていたのでしょう。

そして、リンを信じていました。リンの忠誠心を。

「サンは、私が愛する女性です。リンもそれを知っています。私が好きな女性をリンが想うわけがない。それがリンです。私のリン。」

きっぱりとウォンソン公主の目を見ながら言うウォン。

この時の表情がねぇ・・・上手いのよ

世子としての気品とプライドがにじみ出ていて、リンへの信頼、リンの忠誠心を心から信じている表情です。

でも、一方で、リンの想いにも実は気づいているのでしょう。

それを自分の誤解だと思いたい気持ちもあるように思えます。

そして、そんな息子を、切なげに痛々しい思いを抱いて見つめるウォンソン公主の表情も上手いです

 

リンがヨンべクの屋敷に来ました。

ヨンべクの前に跪いて謝りました。無罪とはなったものの、罪を拭う事はできません・・・とリンは言いました。

ヨンべクは元々リンに対して好印象を持っていました。

こうやって謝罪に来た事で、リンに対するわだかまりは消えました。

サンに会う事を許しました。

 

リンはサンの部屋の前で部屋の中に向かって話しかけました。

許しは請いません、ただ心配です・・・とリン。

ウォンソン公主に呼ばれた事を聞き、あの証言で公主に睨まれる事になったのではないかと思ったのです。

そして、地方の官職に就くことになり、都を離れると告げました。

サンが現れました。

ショックを受けたようですが、別れの挨拶をして、そのまま行こうとしました。

リンがサンの手を取りました。

苦しまないでください・・・と、リン。

 

あなたに罪は無い・・・とサン。

むしろこれまで自分を何かと助けてくれた・・・と。

だけど、サンは、母の遺体と一緒に馬車に揺られて帰って来た時のことが忘れられないのです。

温かかった母の冷たくなってしまった身体が。

だから、サンは何事も無かったかのように、リンの傍にいる事は出来ないのです。

それは、多分ウォンに対しても同じ事が言えるのでしょうね。

 

ウォンに会いに来たリンですが、宮殿に立ちいることを禁止されているので、門の外でウォンを待っていました。

これまで物心ついた時からリンと一緒だったウォン。

リンを信じ切っていたから、自分は自由に行動できたわけで。

リンと離れる生活が、ウォンには不安だったでしょう。

でも、リンは都から離れたいと言いました。外の世界の様々な情報を仕入れて、ウォンに報告すると言いました。

 

ウォンは、ヨンべクの妻のお墓に参りました。

ヨンべクは、ウォンの気持ちが真摯なモノだと改めて気付きました。

彼は自分の命がそう長くはないと感じていました。亡き妻に会えるのは嬉しいけど、サンを一人残して行くことが不安でした。

サンを誰に託せば良いのか、まだ決心出来ないでいるのです。

 

ウォンはサンに言いました、自分の傍にいろ・・・と。

リンが去る今、サンまで居なくなったら、この世の全てに意味が無くなる・・・と言いました。

「私は待ち続ける。お前が私を見るまで。」

 

ヨンべクは、先日のリンとサンの様子を見て、二人の気持ちが分かりました。

ピヨンにも、サンの気持ちを確認しました。ウォンではなく、リンに想いは向かっていると思うと、ピヨンは答えました。

ヨンべクは決断しました。そして、すぐにワン・ヨンを訪ねました。

リンとサンを結婚させ、この国から遠く離れたところで暮らさせようと。それが一番二人にとって安全だと思われるから・・・と。

ワン・ヨンは、ヨンべクの話に納得したようですが、王族の結婚はウォンソン公主の許可がいるんだとか。

 

ヨンべクは、その足でウォンソン公主に会いに行きました。

ところが、プヨンに殺されちゃったーっ

正確に言うと、何かの薬の入った香で体調を崩したヨンべクが、持病の発作を起こしてしまうのです。その時に飲む薬も常に持ち歩いているのですが、その薬をプヨンに取りあげられてしまったのです。

ウォンが知らせを聞いて駆け付けた時、既にヨンべクの呼吸は止まっていました。

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